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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

「episode12:ふしぎな少年」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年12月号)感想

2022年11月02日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode12:ふしぎな少年」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年12月号)感想


なかよし 2022年12月号 [2022年11月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

イズールと会敵。星羅と交戦。ローランの急襲。
激動の一夜を過ごしたるきあさん。締めは謎の少年に、浜辺でお姫様抱っこでした。

るちあさんによれば、この少年が許嫁のナムさんだそうです。北太平洋のマーマンプリンス。「マーマン国なんてのがあったのか…?」はもう横に置こう。
あと、前回ローランに吹っ飛ばされたはずですが、るちあさん達は無傷でした。強い。
あと、波音さんたちがマメプリだと明言されました。判明するまで長かった。そうかマメプリだったのか。じゃあマメプリの自覚とか誇りとかはどうなってんだ。

るちあさん曰く、ナムとの結婚は海の掟であり、従うのが当然とのこと。
そういうのに反発しそうな波音さんですら、ナムへの好感度が極めて高いです。

彼女たちからすれば、ナムはぽっと出の見知らぬ人ではなく、おそらくは前々から知っているんでしょう。
親戚・幼馴染の子供たちの初々しい恋の応援、ぐらいのスタンスなのかもしれない。

るきあ:
「…じぶんの人生はじぶんで決める」
「運命だって動かしてみせるから…!」
るちあ:
「……」
「やってごらんなさい」
「できるものならね」

るちあさんが!すごく良い目をしていらっしゃる!!

前作からは別人のようだ…と思ったのですが、よくよく考えれば、むしろ前作の流れに沿っています。

「ピュア」において、みかるは「海斗への恋心は自由意志ではなく、同じパンタラッサだから遺伝子が引き合った」のだと知って絶望しました。病気や兄の制約を振り切って自分の気持ちでようやく一歩を踏み出したと思っていたのに、それすらも遺伝子の呪縛に過ぎなかった。

一方のるちあさんも、海斗に恋したのは「マーメイドとパンタラッサ」だからです。もちろんパンタラッサだったら誰でも良いのではないけれど、「パンタラッサだから」も効いている。我々が原則として同族のホモサピエンスを恋愛対象にするように、自由意志と言っても遺伝子に縛られています。

るちあはみかると違い、これを受け入れています。
その流れでいえば「同族(とは断言はされていませんが)のマーマン」を恋愛対象として指定するのは、おかしくはない。
海斗との恋は「海の掟」に実は反していなかったわけで、そういう意味では「るちあは掟に屈した」とも言える。故に「できるものなら、やってみろ」。

ガイト(ガクト)と沙羅も、パンタラッサとマーメイド。
浜崎さんは(これも断言はされていませんが)マーメイドの血を引いている。
太郎ちゃんは何か謎の対マーメイド限定魅了音楽の使い手。
いずれも遺伝子の呪縛に従っています。

じゃあ渚くんはどうなんだ、は地味に重要なので、その辺のところを波音さんにははっきりさせていただきたい。呑気にナムくんの応援とかしてないで。

敵サイドも同様の問題を抱えていそうです。
転生したイズールはそのまんま前世を引き継いでいます。「ガクト様とは違う相手に仕えている」の面では呪縛から逃れていますが、上司に懸想する構図は以前と同じですから難しいところ。ジョークのような転生も、何気に深い意味がある…のかもしれない。
(それはそうと、前回のマメプリ6匹+アクアレジーナVS星羅とかいう地獄絵図を生き延びたようです。頑張った)

ローランも先代をかなり意識している。意識しすぎて「先代のガクトの想い人の沙羅の後継者の星羅」に執着するという謎の沼にはまりこんでいます。ていうか星羅ってそんなに安いのか。手に入れたものの価値を分かっていなさ過ぎて腹立たしい。

更には黒砂くんもパンタラッサだかオレンジ人魚だかと関係があるようです。
仮にパンタラッサだとしたら、るきあさんが彼に惹かれたのはやはり遺伝子のなせる業となってしまう。るちあさんがそうだったように「結果的にパンタラッサだったから黒砂くんとの恋はOK」となってしまうと、「運命だって動かせる」が何を指しているのか曖昧です。ぴっちのキャッチコピーのひとつであり、aqua第1話のサブタイトルにもある「運命の恋」は、言い換えれば呪縛です。
るちあさんの「できるものなら、やってみろ」がここまで見据えての発言だとしたら底知れぬ恐ろしさですね。これがぴちぴちボイスの果て…。

ご本人もおっしゃっているように「昔のるちあ」と状況は似てはいるのですけど、「似ている」が指しているのは何なのか。

『海の掟(とかマメプリの自覚とか)に反して人間に恋』
『反発して貫いた恋の相手が、実は海の一族。結果的に波風なく着地してしまう』

どちらなのかで受け取り方がかなり変わります。

そこに加えて、前作にはいなかった「ナム」ですよ。るちあさんたちの様子を見るに悪玉ではなさそうですから、話がかなりややこしい。
ネタ抜きで先が読めない、真っ当なカオス状態です。どう料理なさる気なんだ、花森先生は。

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「SPショート:愛という名のもとに♡」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年9月号)感想

2022年10月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「SPショート:愛という名のもとに♡」(なかよし2022年9月号)


なかよし 2020年11月号 [2020年10月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

単行本作業のため(?)今月はショート掲載。

るきあさんは疑問に思われました。
何故に私は「七海るきあ」なのか。

たぶん前作ファンの皆々様もずっと気にしていたはず。何故に「るちあ」と「るきあ」なんて紛らわしい名前を…。
「Lucia」または「Lukia」のどちらとも「ルキア」「ルチア」と発音できるそうですが、海外版はどうなってるんだろう?ローマ字読みの感覚で「るちあ=Lucia」「るきあ=Lukia」?

…と思ったら、「堂本るきあ」ではないのが不思議だったようで。

るちあさんとしては「堂本るちあ」に超強烈に憧れを抱いていたようですが、憧れすぎて死にかけたので「七海るちあ」にしたそうです。
あまりに本末転倒すぎるものの、そもそも論として婚姻届を出しているとは思い難いので、名乗ったもの勝ちですね。
(るきあさんの戸籍がどうなってるんだとか、どうやって入学したんだろうとかは横に置こう。役所の担当者の至近距離で歌ったりして洗脳したんだ)

ラストのヒッポの一言「正しくは七海堂本るきあ」も、その辺が関わってそう。日本国(が舞台だと明言されていたかは定かではないですが)ではなく、海の国ルールなのかもしれない。
ただ、だとすると「七海」にはそれなりに由緒があったんでしょうか。適当な偽名ではなく。
ココにも何か名字があるのかしら。

海斗くんは「堂本」姓に、「俺はパンタラッサの末裔ではなく、堂本海斗だ」的な意味で思い入れがありそうな気がするのですが、強くは拘らなかったらしい。
「ピュア」を経て、パンタラッサ一族としての自分も受け入れたのだとしたら、さりげなく大きな成長が見えて興味深いです。
まぁそれ以前に人魚フェチをこじらせすぎて、「七海」姓にトキメキまくっただけかもしれませんけれど。何か物凄い勢いで惚気ていらっしゃいます。るちあさんも、最初と最後で「海斗ぉ…♡」と蕩けていらっしゃる。このセリフ、完全に中田あすみさんの声で聞こえますね…。そりゃるきあさんも真顔で沈黙し、ヒッポ連れてどっか行きますよ。

あと結婚したのは18年前だそうです。るきあさんが如何なる方法で出生したのかは不明なれど、とりあえずヒトと同じだとしたら辻褄はあいます。
アニメ版が終わったのが2004年12月なので、それに合わせた年数でしょうか。劇中時間も同じ流れだとすると、あの子ら中学生で結婚ですね…。やっぱり日本国ルールは適用されてない。

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「Beautiful Wish」と星羅の裏切り:マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

2022年09月07日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
星羅が敵に回るという極めてヤバい状況を踏まえつつ、改めて以前のお歌を振り返ってみました。
※「aqua」第11話時点での記事です。

●Beautiful Wish

(「マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア」第18話より)

星羅のソロソングその1。ピュア第18話「星の迷宮」でお馴染みの奇跡ソング。

このお歌は当然ながら、第三期での裏切りなんか想定して作られていません。
歌詞も、崩壊したインド洋に沙羅の後継者として生まれ、るちあさんらに導かれて目を覚まして愛の奇跡をもたらすといった内容です。

ですが、改めて今聞くとかなり不安定で危険な香りがします。

【歌詞引用】
『この海のどこかで今 争う声がする』
『哭いてる心から愛は生まれない 悲しみだけがあふれてしまう』

『美しい海の 願いの欠片から 生まれてゆきたい 闇をひらいて』
『夕焼けに染まる オレンジの海には 世界の涙が眠ってる』
【引用終】

このお歌は、現状が悲しみに満ちていることを前提にしています。奇しくも「なないろメモリー」と同じく、争いがあることを憂いている。
ちょっと心配になるほど能天気な他のマメプリたちと違い、世界の平和にかなりの使命感を持っているのが伝わってきます。

そしてお歌の終盤。

【歌詞引用】
『深い海の底で 声は聴こえていた どんなに暗くつらい場所でも』
『誰かが優しく 名前を呼んでいた わたしの願いを知っていたように』
【引用終わり】

呼んでいたのはもちろん沙羅やるちあなんですが、今を踏まえるとローランでも筋が通ってしまいます。
「Beautiful Wish」を聞くと、確かにローランに篭絡されて裏切った今の展開は納得がいってしまう。

●Birth of Love

(「マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア」第36話より)

星羅のソロソングその2。ミケルに浴びせかける不意打ちアタック曲。

【歌詞引用】
『愛と夢が一つになり 悲しい今を星屑にしてくれるから』
『生まれたこと 誇りにして 強く光る天使のような 眼差しを曇らせないで』

『この力 夢のために貸せるなら 誕まれてゆきたいの』
『この力 夢のために果てるなら 誕まれてゆきたいの 愛になりたい‥』
【引用終】

歌詞中の「天使のような」とは素直に聴くならミケルのことでしょう。悩み苦しんでいたミケルを支えるお歌です。実際にやっていたことは、至近距離からの不意打ちですが。

しかし「Beautiful Wish」同様に、今聞くと「ローランに力を貸す」ようにも聞こえてしまいます。
ピュア当時は気にしていなかったのですけど、こうして歌詞を振り返ると、星羅は我が身を犠牲にしてでも愛や平和に尽くしてしまう、非常に不安定な性格をなさっていたようです。甘い言葉を囁かれたら、ホイホイと世界破滅クラスの力を貸したり果てたりしてしまうらしい。だから沙羅も、るちあさんに保護を依頼したのか。

いまだにマメプリの後継者システムがよく分かりませんが、沙羅の深い後悔と反省を背景に生まれたのであれば、星羅の自虐的なまでの平和思想は分からないでもない。そこをローランに突かれたのか。ローランの眼差しを曇らせないために、夢のために力を貸してしまっている。

こうやって2曲を振り返ってみると、「第三期で星羅が裏切る」のは必然だったのかも。さすがに17年前から仕込んでいたとは思えませんが、新作にあたり当時から回収してきての今のストーリーだとしたら凄く丁寧でうれしいです。まぁ同時に、「るちあさん達は何やってたんだ」感が増して、大変にぴっち感も増しますけど。

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「episode11:ライバル」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年9月号)感想

2022年08月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode11:ライバル」(なかよし2022年9月号)


なかよし 2022年9月号 [2022年8月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

サブタイトルがちょっと珍しい。ぴっちのサブタイの基本は「〇〇の△△」で、一単語のみのサブタイは「KODOU」や「KIZUNA」、「さよなら」のような印象的な物ばかり…と思ったのですが、調べてみたら「マエストロ」があった。カタカナ一単語はOKだったのか。

星羅と会敵したマメプリ一同、大ピンチに。そこにアクアレジーナ様ことるちあさんがご降臨なされました。そして新しい歌を授けてくださいました。必殺の「なないろメモリー」。ついに炸裂。

マメプリ:
『争いは いまもつづいているの?』
『あきらめない 進むよ 始まりの合図』
『凍えそうなときは 愛の輪を広げよう 七色のsea!』
[MV]『ぴちぴちピッチ』イメージソング最優秀賞「なないろメモリー」/優莉 [full ver.]

唄っているのは何気に2番です。
多分フルコーラスでぶちかましたんですね。まぁ相手は星羅です。マメプリ6匹総動員+アクアレジーナ様による新曲フル攻撃。手加減してる余裕なんてない。

なりふり構わぬ全力アタックが功を奏し、星羅は動きを停止。「なないろメモリー」に、「星羅を撃退した」とかいきなり物凄い称号がついてしまった。
果ては沙羅まで呼び覚まされ、星羅さん絶体絶命。

混濁する意識の中、星羅の回想によれば幼き頃にお散歩していたところをローランに篭絡されたようです。
ローランの脅威度が一気に上がりました。恐るべき懐柔能力。ミケル様の苦労は何だったんだ…。

なお、回想シーンの星羅はかなり幼いです。
ということは数年もローランの傀儡のまま放置されてたんですかね。マメプリのお姉さま方は何をやってたんだ。

悩み苦しみ抵抗する星羅に、るきあさんはついお歌をストップ。
常識的なヒトの感覚では、悶える相手に笑顔で歌唱攻撃を続けるなんてできないのです。

リナ、波音:
「るきあ!歌を止めるな!」
「そうよ!でないと…」

が、マメプリの皆様は違う。チャンスなのに何故に歌をやめるのか。
猛獣相手に発砲を躊躇うな的悲鳴が響く。目の前にいるのはたった一匹で地上を薙ぎ払い、海の国々を崩壊させかけたモンスターの後継です。
せっかくの名曲「なないろメモリー」も、こうなっては兵器。歌え!歌うんだ!あ、こら歌うのをやめたりしたら…!

プツッ…

星羅さんだか彼女の周囲の何かだかが嫌な音をたてて引きちぎれる。
どこから湧いて出てきたのか、ローランが降臨しました。「なないろメモリー」を警戒して、歌ってる間は近づかなかったのは賢明ですね。お歌は範囲攻撃なので、近づいたら巻き込まれてしまう。

ローラン:
「星羅…」
「おまえのココロも体も」
「このオレにあずけてしまえば楽になる…」
星羅:
「ローランさま…」

嗚呼ここにきてようやくというか、ローランの悪役度が良い感じに上がってきた。
囚われのヒロインを抱きしめて顎クイは、よく見る構図ではありますが、星羅さん相手にそれされるとふつふつとヘイトが沸きますね。
お前ちょっとその至近距離から「Birth of Love」食らってみろ。

星羅も星羅もです。代名詞ともいえる不意打ちアタックはどうしたんでしょうか。
そんな様で、本当に当時の新曲「KODOU」を余裕で破ったオレンジ人魚の後継者か。

読者やるきあさんの悲鳴は届かず、戦闘はローランの謎の技で終結しました。技名「シャングリラ・シャンデリア」。リナさんもおっしゃっていますが、実にふざけた名前です。察するに、ローランも内心ではいっぱいいっぱいで、とにかく何でもいいから仕切り直したかったんでしょう。
相手はマメプリ6匹+アクアレジーナ様+新曲で、下手をすれば星羅も敵陣に回りかねない状況です。絶体絶命なのはローランの方だ。

一行はバラバラに吹き飛ばされ、るきあさんは砂浜で涙。
そこに謎の青年が現れて、颯爽とお姫様だっこしてきました。そしてそれを黒砂くんに見られた。

状況が劇的に動いているのですが、全く持って収束する気配がありません。
アニメシリーズでいえば、1クールが終了したあたり(るちあさんの誕生日イベントで帰省し、ガイト様と交戦したころ)でしょうか。
無茶苦茶に贅沢な話運びでテンション上がります。今後、BBS枠で星羅が襲ってくるんでしょうか。超怖い。そして徐々にポンコツ化していくんでしょうか。超見たい。

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「episode10:海のちから」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年8月号)感想

2022年07月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode10:海のちから」(なかよし2022年8月号)


なかよし 2022年8月号 [2022年7月1日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

ついに、るきあ+5人のマーメイドが揃った!

…と感動のシーンから始まった今回。感動と共に、相も変わらず不可解さに拍車がかかります。

・「ついに」と言ったものの、別に全員集合しなきゃいけない特段の理由はないです。前作と違い捕まってもいないので、集合にあたって障害もない。
・るきあさん的には初対面の方が2匹ほどいらっしゃいます。あのお姉さん、誰?
・母るちあさんがいません。いない理由は読者は知っていますが、るきあさんとしては気にならなかったんだろうか。
・肩書が全員「〇〇海のマーメイド」。マーメイドプリンセスではない…のか?

そしてマーメイドが揃ったのを見て、謎の影が不敵に笑いながら姿を現しました。星羅です。

星羅:
「…ほんとあまいんだね」
「またそんなきれいごとばかりいってるの?ばっかじゃない?」
「そんなだから6人そろっても海の平和を守れないんだよ」

完全にグレていらっしゃった。
何せ、何がどう甘いのかよく分かりません。
彼女の言う「そんなきれいごと」とは、直前の「わたしたちがついているから もうだいじょうぶだよ」のことだと思うのですが、この発言は「綺麗ごと」とは言わないような…?「るきあさんが実は敵」とかでない限り。

「6人そろっても」ももはや言いがかりです。昨日今日目覚めたばかりのるきあさんに何を期待してるのか分かりませんし、そもそも7人目のあなたが敵対しているのが致命的な問題なのでは…。

波音:
「あのピュアだった星羅はどこへいったの!?」

まぁ原因は明らかですけどね…。

 

 

お姉さま方に弄ばれたせいで、こんなに歪んでしまった。
まぁ故国は壊滅してるし、各国からは白い目で見られてたんでしょうし、やさぐれても仕方ありません。
「わたしたちが付いているから大丈夫」なんて言われても、トロピカルフルーツサンデーな日々を思い返すと「綺麗ごとを抜かすな」とも言いたくなります。あんたらが付いてるから厄介なんだ。

こうしてピュアピュアだった星羅は「恋なんて知らない!くだらない!」とか何とか、かつてのマリアみたいなこと言いながら急襲。
お姉さま方をものともせず、るきあさんの真珠を奪取しました。本当につくづくお姉さま方は役に立たない…。

が、その時。突如光が満ち満ちると、神々しい何かがご降臨なされた。

アクア・レジーナ様:
「…あきらめないでプリンセスるきあたち」
「あなたたちのあきらめないココロこそが」
「このわたしを呼びさますのです」

アクア・レジーナ様!!というか、るちあさんですね。漫画版の最終設定は生きていたようで。
るきあさんのテンションの持って行き所の困惑具合が面白い。「諦めない心」がどうのも何も、ぶっちゃけ諦めモードでしたし。
「呼び覚ますのです…!」ともおっしゃってますけど、るちあさん、ずっと傍にいましたよね。。せっせとお着替えなさってたんでしょうか。
私たちが知らないだけで、先代のアクア・レジーナ様も普段は普通にのほほんと生活していて、呼ばれた時だけ慌てて馳せ参じてたのかしら。

「マメプリ7人揃うと召喚される」という意味では、一応は条件を満たしていますが、だとすると波音たちはマメプリなのか何なのか。

今回、お話がかなり動いた気はするのですが、よくよく考えて見ると第三勢力・星羅が現れただけのような気がしてきた。
彼女は何かから力を得ているとのことなので、ローランかナムの配下?なんでしょうか。
単体でミケルを追い込んでいた娘さんですから、正直いってわざわざ力をもらわなくても、ローランぐらいは薙ぎ払えそうに思えるのですが…。

星羅は「海の平和」を旗印にしてはいるので、沙羅とは状況が違うっぽい。

前作第1期は、海の底に追いやられた深海魚の復讐のお話でした。「追いやられた」とはいえ、深海に適応しているので今更戻っては来れない。だけどどうしようもない孤独がある。そんな戦い。

ローランの事情はさっぱり分からない。描写を見るに何か楽しくやっていて、純粋に覇権狙いに見える。
「海の平和」をキーワードにして星羅が肩入れする状況とは思えません。イズールとも連携していないようだし。

だとするとナム側なんでしょうか。ナムはローラン以上に何を考えてるんだか分かりません。
なんでこう謎ばっかりが無尽蔵に拡大していくんだ…!

いくらお姉さま方が頼りにならないとはいえ、わざわざ諍いを起こすのも不可解です。トロピカルフルーツサンデーの恨みは深いのか。あいつらがいるから海の平和が乱れるんだ…!いまいち反論できないのが辛い。

あの5人が現役マメプリかも頑なに秘匿されたまま。案外、新しい若いマメプリたち(るきあ除く)で徒党を組んでたりしないかしら。
ピュアピュアな新生マメプリ VS 旧マメプリの戦い。見たい。

あとすっかり忘れてましたけど、前回ラストで戦闘になったイズールは、即座に瞬殺されていたようです。
マメプリ6匹+星羅+背後にアクアレジーナ様だものな…。オーバーキルにも程がある。

【お魚】
星羅:
「るきあ…あなた恋と海どっちが大事なのよ?」
「プリンセスやめて ただのお魚にもどったら!?」

いいですね、この啖呵の切り方。ただのお魚に戻れ!
波音やココの反応を見るに、マーメイド的にはかなりの侮蔑表現のようです。ヒトでいえばサル呼ばわりみたいなものか?
以前ローランが「ホーラやっぱりお魚だった」と言っていたのは、るきあさんを舐めてかかった侮辱だったのか。

ただ肝心のるきあさん的には、種自認はヒトでしょうからいまいち刺さってないような。
魚に戻れと言われても、私ヒトなんだけど…。

【追記】
「星羅」の漢字をずっと間違って表記していました…!
指摘してくださった方、ありがとうございました。

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「episode9:星羅の秘密」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年7月号)感想

2022年06月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode9:星羅の秘密」(なかよし2022年7月号)


なかよし 2021年7月号 [2021年6月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

前回からの続き。意中の彼・黒砂くんが謎の転校生・星羅とキスしてるっぽいところを目撃したるきあさん、完全硬直。

星羅:
「あ、るきあ…」
「…キスしてると思った?」
「全部顔に出てるよ」
「よゆうないんだぁ」(クス)

邪悪の権化でした。
第一声の「るきあ…」は旧作サービスですよね(決めつけ)。散々繰り返された「るちあ…」のお約束。キタエリボイスで完全再生された。
その内「~って想いなのね」もやってくれるかしら。

無論のこと、るきあさんは即座に激高。カッ!
ピンク人魚と橙色の血みどろの戦いが始まる…かと思いましたが、るきあさんはブンむくれて帰宅なされました。

星羅:
「…使命もわすれて…」(ボソッ)

今の今で何を言うんでしょうか、このサカナ。
じゃあ何か。今の謎ムーブは使命に従ってのことなのか。

帰宅したるきあさんは、星羅との戦力差に絶望していました。
あんなかわいいコに積極的にされたら黒砂くんだって…。

相談されたさんごさん(性別未定)は「いいこと教えてあげる!」と夏祭りデートを提案。
動きが完全に波音の立ち位置です。

そしてそれを母連中に立ち聞きされた。

波音:
「ほんとうにそのカレのことが好きなら」
「どんな女の子がライバルでも関係ないんじゃないの…?」
「わたしもむかし 今のるきあみたいにライバルで悩んだわよ」

かつてオレンジと殴り合った先輩からのアドバイスが重い。
というか、その「どんな女の子」が星羅だと分かって言ってるんでしょうか。

こうして母世代やらマーマンやらに背中を押され、るきあさんは夏祭りへ。
そもそも黒砂くんが夏祭りに来るかは定かではないんですが(誘ったりはしていません)、まぁ来てくれました。
そして星羅の襲撃を受けた。

星羅:
「こんばんは♡」(フフン)
「ここで会えるなんて運命みた~い!」
「ね!もっとちかくで海が見たぁ~い♡」

邪悪の権化だ。
これが行動制約のない星羅のポテンシャルか…。

こうして黒砂くんは意味深に海岸近くに連れ込まれました。
そこに仇敵・イズールが襲い掛かってきた。

さんご:
「るきあ!助けにいくの!?あんなコを…!」

多分、放置しても余裕じゃないかな、あの最強生物。

そんなことは露知らず、飛び出したるきあさんはイズールの攻撃にあっさりと窮地に。
考えてもみれば、初陣のローラン戦はあちらには敵意はありません。
これが初めての戦い。るきあさん大ピンチ。

だけどそこに母世代が助けに来てくれました。
るちあ(※)、波音、リナ、かれん、ノエル、ココそろい踏み。
イズール一人相手にオーバーキルにも程がある。
ついに生存が確認されたココ、超かっこいい…!

そしてそれを物陰が見つめる影ひとつ。

星羅:
「6人そろったなら話がはやいカナ♪」

邪悪。
イズールどころか母世代6匹+るきあさんをまとめて薙ぎ払える生物が何かをほくそ笑む。

もはや「狂っている」としか言いようがない魔境が繰り広げられてる…。
謎と恐怖が見境なく拡大していくんですが、これどうやって話をまとめるんでしょうか。テレビシリーズと違って残り話数の見通しすらないので、本当に混沌としまくってます。嗚呼、「ぴっち」を見てるなという妙な感慨がある。「ぴっち」全盛期は今と言っていいんじゃなかろうか。

※【追記】
読み直したら、るちあさんが居なかった。
るちあ抜きで「6人揃った」発言なら、波音たちは代替わりしていないのかしら。

【イズール】
登場早々、旧マメプリ5匹+現マメプリ1匹+橙色と会敵。せっかく転生したのに、いきなり生死が危ぶまれます。

転生の経緯が全くの不明ですが、今のイズールは現深海王・ローランに仕えているようです。
イズールがガイト様とは別の人に懸想しているのはちょっとショック。まぁいつまでも引きずるのも良くないか。転生してるんですし。

ローランの目的はマメプリ7匹を手中に収め、アクアレジーナ様も掌握することだそうで。
とりあえず、るきあさん以外にあと6匹いる…のだろうか。未知の新キャラが6匹いるとか贅沢すぎないか。
母世代が代理を務めるとか、るちあさん以外は代替わりしていないのかもしれませんけど、最悪の場合、母世代6匹+星羅+現マメプリ7匹を相手取る可能性もあるんですよね。絶望しかない。

目的がそれなら、るきあさんの許嫁はローランではないんでしょうか。
あとローランにはイズール以外に配下が2匹いるっぽい。イズールが出たからには、エリル・ユーリ・マリアにも期待は沸きますが、シルエットを見るに違いそう。
特に転生ユーリは色々と厄介なことになるものな。

何かもう、どこまでもニヤニヤとワクワクが止まらないですね。しかも毎号それを超えていく。17年待った想いが報われまくっててもはや怖い。

【星の迷宮】
よく考えてみたら「星の迷宮」と似た状況です。
謎の星羅がいて、謎な行動をし、理屈に合わない不可解な環境が当たり前に提示される…。
そういえば「星の迷宮」は近未来が舞台でした。意外にかみ合ってる。

ここまで来て夢オチとは思い難いですが、星羅さんが謎すぎて疑心暗鬼が止まりません。

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「水色の旋律」vs暗黒の翼(第9話):マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

2022年05月14日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
Locipo(ロキポ)様にて「ぴちぴちピッチ」および「ピュア」の無料配信中!2022年8月9日まで

●水色の旋律
波音さんの第2のソロソング。

水色人魚の彼女は、頭のおかしいマメプリ陣にあっても一際ネジがぶっ飛んでおり、「太郎ちゃん大好き」が存在意義の根底をなしていたわけですが、その彼女が第2期では別の男性キャラと仲睦まじくなるという大転換を迎えます。もはやキャラ崩壊というかともすれば冒涜とすら言える、かなり危険な展開です。
付け加えるなら、当時の成人ファンの大半が波音目当てで参入しています。アニメ誌の表紙を、るちあ・波音の2名で飾ったのも当時話題になりました(リナの姐さんの立場…)。

そういったわけで大ブーイングが起きてもおかしくなかったのに、「水色の旋律」の説得力が凄まじすぎて疑念が全くわきません。
そのおかげか、渚くんも叩かれるどころか物凄く応援されていた印象が残っています。

内容的には失恋ソングですが、物凄く前向きで美しい。本来なら悲しい経験であるそれを胸に秘めて歌う。太郎ちゃんに「昨日の最後の波音」の想いを送り、渚君に「明日の最初の波音」を伝える。

初戦闘は対「暗黒の翼」。レディバットの「愛」に晒され、悲しいことの忘却と永遠の闇に沈みそうになる中、聞こえてくる太郎ちゃんの曲。そして繰り出される「水色の旋律」。
歌詞的にも「暗黒の翼」とちょうど対になっていて、カウンターの刺さり具合が素晴らしいです。攻撃エフェクトの「結界的なものを何かよく分からないものが侵食して攻撃」も、歌の雰囲気にすごくあってる。頑なな気持ちに染みこんでいく、有無を言わせぬ説得力。

この時「水色の旋律」を弾いていたのは記憶を失い中の海斗くん。「記憶(思い出)」に関わる曲なだけあって、彼の記憶も何か刺激されたりしました。あんまり直接的には関わらなかったけれど。

中の人である寺門仁美さんも、イベントで頻繁に歌ってくれていたそうです。現役時代には残念ながら聴けなかったのだけど、ありがたいことに奇跡のライブで一度だけ生で聴けました。いやもう本当に魂を抜かれて恍惚とした後、新鮮な気持ちで明日を生きようと思える名曲でした。素晴らしいとしか言いようがない。

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「episode8:謎の少女」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年6月号)

2022年05月02日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode8:謎の少女」(なかよし2022年6月号)


なかよし 2022年6月号 [2022年5月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

サブタイトル「謎の少女」です。というか全てが謎です。話数を重ねれば重ねるほど謎が増えていくこの謎仕様。

前回からの続きで、さんごさんがマーマンだと判明しました。マーマンとは何なのか、マーメイドとは何なのか。前作からの設定が覆されましたが、まぁ仕方がない。現実を受け入れよう。るきあさんも、キャッキャウフフと戯れていらっしゃいますし。

さんごさんを派遣したのはマーマンの偉い人…ということでローランかと思ったのですが、「ナムさま」なる正体不明の新マーマンが登場しました。誰だこの魚。
所在地は「北太平洋のあの海岸」だそうです。「あの海岸」ってどこだ。例によって「ある海岸」の誤植だろうか。
長らく不明だった許嫁とはナムのことだったようです。完全新キャラでなければ白浜くんでしょうか。許嫁だからって余裕をかましすぎです。もっと最初からガツガツ攻めてればややこしい話にならなかったかもしれないのに。

許嫁殿が呑気にしている間に、るきあさんはせっせと黒砂君と逢瀬を重ねていました。会ったらごく自然に接吻なさる仲にまで発展してしまった。ここまでやっておいて、この子ら交際している感覚なさそうなのが怖い。母るちあさんもそうだったし。

ただでさえ不穏な謎に満ち満ちているところに、転校生がやってきました。星羅です。しかも「天城」姓を名乗っています。挙句には引率した担任教師はイズールの転生体です。何をどうツッコめばいいんだ!

素直に考えるなら(果たして「ぴっち」において「素直に考える」ことにどれほどの意味があるかは疑問ですが)星羅は天城リヒトさんのお宅に世話になってるんでしょうか。
ミケルとの戦い時点で星羅ゼロ歳だったとすると、みかると一緒に何となく生活していても、それほど変ではないのかもしれない。いや変ですけど。星羅とリヒトさんって、特には接点ないもの。太郎ちゃんの元に駆け込む方がまだ理解はできる。「海月星羅」。やめよう、波音さんと不毛なモヤモヤを抱えかねない。

当時ゼロ歳だったから、現在17歳でるきあさんとクラスメイト…は理解はできる。マーメイドは赤ちゃん形態がなく、途中で肉体の成長が停滞する生き物のようです。

イズール転生体はどうすればいいんでしょうか。
星羅とは面識はない…とも言い切れない。最終回のドタバタは除外するとしても、アニメ18話「星の迷宮」ではぴちぴちボイスを披露していますから、マメプリと推測はできそう。まぁ「アニメ版とは別」もしくは「人魚態は見せてないから『歌の上手い妙な人間』としか認識していなかった」でどうにかならなくはないか。

この世界に「転生」の概念があることも判明しました。みかるが似たことはやっていましたが、どうやら割と普遍的に起きる現象らしい。
そして転生したということは「死亡」したんですよね。

他のダークラヴァーズやガイト様の安否が心配ですが、「今度こそ(マメプリを)つかまえてあのお方にほめていいただくのだ…!」と勢い込んでいます。「あのお方」はさすがにガイト様だと思いたい。ご存命なのか、転生イズールが主の死を認識できていないだけなのか。
そもそも何のためにマメプリを確保したいんでしょうね…。もはやガイト様はそんなことは望んでいないはず。イズールの言うマメプリがどのサカナのことなのかもよく分からない。というかもう全部分からん。

もはや脳がパンク状態なのに、星羅さんは容赦ないムーブに出ました。黒砂君に意味深に囁きかけ色仕掛けをなさったのです。何を考えてるんだこのオレンジ!

人魚フェチの黒砂君、生臭い色香にあっさり惑わされ、何かオレンジ色っぽい人魚の幻影が脳をちらちら。彼の読んでいた人魚の専門書も、そこはかとなくオレンジっぽい。
え、じゃあ黒砂君の前世はガイト様だったりするんですか。るきあさんと星羅の色恋沙汰を巡る激突とか、海斗くんが兄ガイトの義理の父になったりするんですか。星羅が沙羅の性質を継承しているんでしたら、太郎ちゃんも連れてきましょうか。波音さんもいますしね。地獄絵図だ。

イズールが連れてこようとしているマメプリが、るきあさんなのか星羅なのかるちあさんなのかで、また色々と厄介なことになりますね。どうすればいいんだ、これ。
続編物といえば「前作の知識がなくても楽しめる」とか「前作の知識があるともっと楽しい」とかそういうのを目指すと思うんですけど、「前作知識なしだと話が順調に進んでいるように見えるが、知識ありだと不可解な超絶カオスになる」って何かがおかしい。「ぴっち」の「ぴっち」たる所以というか真骨頂を見せつけられてる気分。「ぴっち」の続編として、あまりにも完璧すぎる…。

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「episode7:伝えたい想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年5月号)感想

2022年04月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「伝えたい想い」(なかよし2022年5月号)感想


なかよし 2022年5月号 [2022年4月1日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

黒砂くんがるきあさんに告白しました。
るきあさんも告白し返しました。「マーメイドとわたし、どっちが好き?」とか残酷な問いを投げかけたりもしましたが、それはそれとして告白しました。

これである意味お話は終わりな気がしないでもないのですが、相も変わらず事態は混沌としたままです。

(1) 聖羅さんが登場しました。
さすがは前作にて「最年少のくせに一番艶めかしい」と言われただけあります。正統派美少女様にご成長なされていました。
何せ、るちあさんや波音さんを見慣れている るきあさんが「すっごい美少女…!」と唖然とするほど。年齢の問題なんだろうか…というところで「年齢」が皆目不明です。

前作の聖羅が何歳なのか分かりません。というか0歳なんですけど、何歳相当なのか不明。中学校の制服を着たりもしていたので10歳前後だったかと思うのですが、それだと「aqua」の年齢(おそらくは高校生?)とかみ合いません。
それともやっぱり「0歳」だったんでしょうか。現在17歳とすれば一致します。マメプリは幼少形態で数年を過ごす種族なのか…。

もしくは「前作から17年後」が間違いで、るきあさんの実年齢が違うんだろうか?

(2) マメプリの自覚が少しは出てきた るきあさんに、波音さんから一言。

波音さん:
「でも…ほんとうにいいの?」
「人間の男の子との恋はあきらめなきゃいけないんだよ?」

どの口でほざくんでしょうか、この魚は。
新装版コミックスのオマケ漫画を読むに、渚くんとの仲は継続しているように見えます。「私には許嫁いないから関係ない」のか「私はもうマメプリ辞めた」なのか。

渚くんは「aqua」本編には出ていないので、前作を知らなければどうということもない台詞ですが、物凄くモヤモヤします。
あとよくよく考えれば、るちあと結婚している海斗くんの正体が「人間ではない」と微かにネタバレしてるんですね。

(3) さんごさんの正体はマーマンでした。
マーマンは幼少時は性別が決まらず、オスメスどちらもありえるそうです。薄い本で頻繁に見かけた設定が、(マーメイドではなくマーマンにですが)公式採用されてしまった。

それはまぁ良いとして、彼女(彼)は「マーマンの従者」だそうです。派遣元はローランなんだろうか。今のところローランは「悪い奴」ではないです。従者も派遣してくれていたなら、普通に良い婚約者じゃなかろうか。冷たくするのが可哀そうになってきた。

あと、さんごさんも真珠を持っているそうです。真珠を持ってるのはマメプリだけじゃなかったのか…?いや「真珠を持っていないマーメイドは音痴」とか言っていたから、真珠はデフォルト装備で、マメプリのが特別性…?

しかも「性別が決まってないから無色透明」とか言い出した。もはやマメプリの持つ真珠とは全くの別物にしか思えないのだけど、どうなってるんだ。
てっきり南太平洋あたりの現マメプリかと思ったのに、謎の方向に突き進まれてしまった。


(1)(2)(3)すべて「前作を知らなければそのまま受け入れて終わるが、知ってると混乱をきたす」ものばかり。回が進むごとに水面下の謎が膨らんでいきます。
ヒロイン様が意中の相手と両想いになったのに、話がむしろ後退している気がするのは何なんだろう。
るちあさんたちの魚脳ぶりは今に始まったことではないとはいえ、そろそろ詳細を娘に説明してあげて欲しい。

【なないろメモリー】
新イメージソング「なないろメモリー」のMVが公開されました。

「『ぴちぴちピッチ』公式イメージソングコンテスト大賞受賞曲 「なないろメモリー」漫画コラボミュージックビデオ公開&配信開始!」
YouTube
各種配信一覧

「全世界へ配信!」と銘打たれていたその通りに、大々的に展開されています。これはもう語るより、実際に見て聴くのが一番。多くの人に触れて欲しいです。

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「KIZUNA」vs黒の協奏曲(第32話):マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

2022年03月09日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
フル☆アニメTV様で「ぴちぴちピッチ」および「ピュア」の無料配信中。2022年5月9日まで】

●KIZUNA

「ぴっち」屈指の戦闘曲。伝説として知られる32話「恋は夢色」を語りたい。

歌で戦うという無茶なコンセプトなれど、「ぴっち」の戦闘シーンは意外に熱い。
この当時(無印後期)のBBSとの戦力バランスを見ると、「お互いに攻撃力が防御力を上回っている」状態で、基本的には歌いだしたら勝ちが決まります。
お歌はあらゆる防御を貫通するため、射程に捉えられたら終わり。射撃や格闘と違い、避けることもできません。範囲攻撃が音速で襲い掛かる恐怖。

但しBBS側には「三匹揃わないと攻撃が通らない」アドバンテージがあります。
そのためBBS側の基本戦略は各個撃破。一匹でも捉えればマメプリ側は瓦解しますから、単独行動を狙い打ちます。

32話もそんな経緯から始まる。呑気におまじないアイテムを探していた波音・リナを強襲。逃げようとする彼女たちを、無慈悲にお歌が捉えます。本当に範囲攻撃怖い。

そこにるちあさんが駆けつけ、畳みかけるような二段変身。どういう理屈か変身すると体力が全回復、一方のBBSは「お歌は連射できない」ため攻守逆転。
普段ならこれで勝負は決まるのですが、今回は別動隊のマリアが霧笛で妨害を試みます。射程外からの音響攻撃。つくづく怖い。

これでしばらく時間を稼がれ、準備が整ったBBSに歌いだされたら詰み…だったのですが、通りがかった かれん様がマリアを撲殺。かれん様が「様」の尊称で呼ばれることになった由来の一つを経て、るちあさんらはお歌を再開。BBSを屠ります。

BBSが歌う「黒の協奏曲」は絆を否定するお歌。そのBBSがマリアと共同作戦をとってるわけで、歌に反して絆に頼っています。
そもそもシェシェとミミは極めて固い絆で結ばれています。

それに対し「KIZUNA」を歌うるちあさんらは、ぶっちゃけ露骨な仲良しさんではありません。特にるちあと波音は友情より愛情の娘さんらで、この種のアニメなら定番の百合展開とか全く想像できません。というか友情すら怪しいもので、割と普通に殴り合ってる。
今回のかれんも偶然の助力です。かれん様としては影から見守っていたのかもしれませんが、るちあさんらは気づいていません。

それぞれの持ち歌と表面的には行動が逆。ただだからこそ「絆」の意味が染みます。友情や愛情とはまた違う、もっと根底を流れる何らかのもの。

そしてこれだけ熱いバトルをしながら起きる作画ミス。今や語り草の「るちあを助けに行くるちあ」が最高に熱いです。
テレビ放送版では「BBSに襲われる波音らを助けるために飛び出するちあ、その直後のシーンで三人まとめて悶絶」という何とも絶妙な作画ミスをやらかしています。
展開的に矛盾がなく、「いきなり、るちあがやられた」でも話が通じてしまうだけに、ミスと気づくのに一瞬の間があるのも上手いです。
DVD版では修正されてしまったのが、つくづく残念です。事故は「ぴっち」の華なのに。

「KIZUNA」「戦闘シーン」「修正」といえば、33話「遊園地騒動」も良いです。
ロングバージョンを猛然と歌い上げるマメプリさんが大変に格好いい。バンクが足りなくて、「夢のその先へ」のとかも総動員して唸りを上げる!そしてDVD版では修正された!
連打を畳みかけるかのような泥臭い「KIZUNA」のパワフルさが、物凄く伝わってくるんですよね。純戦闘曲、ここに極まれり。

それでいて、最終話で人魚さんたちの迷いとそれを断ち切るきっかけにもなったお歌なわけで、つくづく名曲だと思います。
「ぴっち」とは全く関係ない『とあるライブ』で歌われたときには、会場内に悲鳴が沸き上がり、謎の連帯感でバックコーラスが響き渡るといった有様で、凄まじいことになっていました。またいつか生で聴きたいです。

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