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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

「episode6:めざめる時」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年4月号)感想

2022年03月04日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode6:めざめる時」(なかよし2022年4月号)


なかよし 2022年4月号 [2022年3月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

るきあさんが遂に変身なされました。決め台詞は「アクア・シャワーピッチ」。そして母譲りの「アンコールはいかが?」。

すこぶる格好いいです。そして大変に怖い。基本は母ベースの衣装なれど全体的にシンプルに。それもあって母るちあの三段変身だとか、高校生版るちあの変身姿のような雰囲気も漂います。何より目が怖い。これ絶対「ぴちぴち」してない。物凄く冷徹な声で「アンコールはいかが?」と宣告されてる気がする。怖い。

変身したるきあさんを見て、深海の王・ローランは大喜び。気持ちは分かる。自分のフィアンセがコレだったら、そりゃあ喜ぶしかない。

何か敵っぽく描かれてますけど、現時点では「悪い奴」かははっきりしないんですよね。客観的にいうなら、自分の想い人のために、自分を崇拝する娘さんたちを死地に送り込み、自分は薔薇風呂を堪能していたガイト様より紳士な気がしてならない。初っ端から自分で動くのは偉い。
その辺を汲み取って、るきあさんはもうちょっと優しく接して上げて欲しい。いやローランの趣味的にはこの対応が適切かもしれないけど。

とりあえずローランは(至近距離からお歌を浴びせられたのに)致命傷はおわなかったらしく、ニコニコと帰っていきました。遅れてやってきた母一同は、るきあさんの初変身を知って大喜び。るきあさん的には「わたしはマーメイドな上に魔法少女だったのか…」と衝撃展開ですが、母たちからすれば標準装備扱い。温度差が辛い。

そのショックもあってか、変身に必要な真珠を即行で紛失。級友に盗られました。争奪戦で苦労したダークラヴァーズたちが知ったら涙しそう。真珠の重要性とかろくに説明してないから、るきあさんの真珠の扱いが雑すぎる。

翌日。犯人の白浜くんを問い詰めたら、プールサイドに呼び出された。水だと!こいつ、脅す気か…!
そこに黒砂くんもやってきた。何か誤解してるっぽい。いっそプールに飛び込んで尾びれを見せつけてやろうか。
ストレスが限界を超えたのか、るきあさんの思考がだいぶ破滅的になってる気がする。

逡巡してる内に黒砂くんがプールに飛び込みました。そして白浜くんが蹴り倒されるのを背景に、黒砂くんがいきなり告白してきました。
めでたいことではありますが、るきあさんのメンタルが心配です。もうこれ常人が抱えられる情報量じゃないだろう…。

【生物種の宿命】

ローランが「同種だ」と明言しました。
同種だから人間態のるきあと人魚態のるきあを同一人物と特定できたのかしら。人魚の皆さんは、人間態を正しく識別できてるものな。

ここでいう「同種」はどこまでを指すんだろう?
るきあさんにはパンタラッサの血も混じっている(とは断言されていないですが、海斗くんが生物的にも父であるならば)ので、「ローランはパンタラッサ」の可能性も一応は残ります。パンタラッサはマーメイド大好き一族ですから、ローランがるきあに懸想するのも分かる。

そうではなくマーマンとして同種ならば「マーメイド」って何なんだろう?
ヒトでいうアマゾネスみたいな特殊な一族なのかしら。

そんなややこしい話ではなく、「同種だ」発言の直前の台詞は「ホーラ、やっぱりお魚だった」ですから、下半身がサカナなら何でも「同種」扱いなのかもしれない。雑だ。
それにしてもこの「ホーラ、やっぱりお魚だった」は良いですね。名言。今後るきあさんが何か悩んだりご高説を宣ったりしても、とりあえず水をぶっかけて尾びれをぴちぴちさせ「ホーラやっぱり」とおちょくってみたい。というか今月号の後半からして若干その方向ですね。るきあさんはマーメイドの誇り的な物を持っておらず、主観は「私はヒト」ですから前作とのギャップが絶妙に面白いです。(参考:以前に書いた記事

【なないろメモリー】

新イメージソングコンテストの最優秀賞が「なないろメモリー」に決まりました。応援していたので、とても嬉しいです。(公式サイト

詳細な受賞理由はまだ公表されていませんが、個人的には「海」「アイドル」「前作の続編」といった要素を、「ぴちぴちピッチ」の文法で表現していて、「ぴっち」のイメージソング(「人魚」や「恋物語」のイメージソングではなく)として胸に響くのがとても好きです。「なないろ」というワードから「海」や「マーメイド」を連想させるのは「ぴっち」特有の特殊スキルだと思う。

今月号でも「真珠の記憶」が蘇るシーンがあり、言及はされていないものの、るきあさんが歌ったのは「なないろメモリー」だったんじゃないかと思ってる。
これだけ絶賛していて何ですが、他のぴっちソングと同様、これからは「なないろメモリー」も「物理攻撃力」「戦闘力」の文脈でも語られるようになるんでしょうね…。

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「黒の協奏曲」「闇のBAROQUE」:マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

2022年03月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
フル☆アニメTV様で「ぴちぴちピッチ」および「ピュア」の無料配信中。2022年5月9日まで】

●黒の協奏曲~concerto~ / 闇のBAROQUE -バロック-

追加敵・ブラックビューティーシスターズ(以下BBS)のお歌。演じる土屋実紀さん、下屋則子さんらによる非公式ライブの名前「Voice in the Live」はこのお歌の歌詞が元ネタ。

「強い新キャラ」は数あれど、ここまで説得力と衝撃を伴ったケースは珍しいのでは。調子にのりまくり暴虐の限りを尽くしていた人魚さんのお歌が効かない。それどころか反撃で歌いだした。しかも上手い!
当時の実況で「因果応報」「やられて嫌なことはやめましょう」との投稿が相次いだのは懐かしい思い出。

「ぴっち」は生物種レベルの孤独と愛をテーマにしていると思っているのですが、BBSもその例にもれず、行動原理が切なく矛盾に満ちています。

彼女らはオニアンコウの水妖。深海に棲む彼女たちは、光を否定すると同時に切望しています。「暗い深海に戻るのは嫌」と言いつつも「傷ついたら深海で癒す。ここが一番落ち着くから」と矛盾した言動を繰り返します。

アンコウの有名な生態「発光して餌をおびき寄せる」は、「光に焦がれたものの哀れな末路」として嘲笑の対象ともいえますが、それでもBBS自身も光を求める本能を捨てきれない。この葛藤は「黒の協奏曲」「闇のバロック」の歌詞にも表れています。

【黒の協奏曲】
『愛に守られている シアワセナモノタチ』
『伝わると信じている 瞳がまぶしい』

【闇のバロック】
『変わり果てた世界で 運命の脆さを知る』
『あてのない悲しみが 心を砕く前に』
『黒い罠のささやく 未来を目指し 共に行こう』

全否定しているのにそれを求め、求めているのに進化した果てはそれは受け付けない。

「もしも第三部があったならBBSが仲間になっていたのでは」は願望も込めて当時妄想されました。が、実際のところBBSは地上に適応できず、悲劇的な結果になっていたようにも思います。
そして当時の切実なる願いが叶い、めでたく第三部が始まったのですがBBSは復活なさるんだろうか。原作版ではアニメ版ほどの存在感はないとはいえ、何らかの展開があったらどうしよう。

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「Star Jewel」vsエリル(第10話):マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

2022年02月23日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
フル☆アニメTV様で「ぴちぴちピッチ」および「ピュア」の無料配信中。2022年5月9日まで】

●Star Jewel

第10話「過去の面影」(配信中のリンク)のエリル戦が大好きなので語りたい。

まず背景として、リナの親友はノエルです。
視聴者視点では「るちあ・波音・リナの3人組」に見てしまいますが、この3人は最近であったばかりでリナにとっての「一番」はノエル。

過去の恋人の面影をリナに重ねるゲストキャラは、リナそのもの。るちあや波音に友情を感じるのは、「ノエルの代用品扱いではないか」の想いが浮かぶ。
リナとしては「ノエルを見捨てた」の罪の意識もありますから、どうしても抵抗がある。同様の指摘は、後にかれんからもされます。

過去は過去であり、あの人とこの人は違う。リナが語った言葉は、自分自身に向けてのもの。

そういった葛藤を経て始まるエリル戦。エリルが放った「マーメイドを苦しめるノイズ」は、過去に苦しむリナの迷いとも言えます。その迷いを振り切って、粉砕すべく歌うは「Star Jewel」。かき消されるノイズが過去の克服として熱い。

『流れ星に願いをかけた 7つの真珠見つけ出して』
『離れ離れになった ジュエリースター 運命という絆を信じてる』
『生まれ変わる朝が来るなら 同じ命をまた生きたい』
『巡り合えるすべての物が 宝石になる奇跡を信じてる』

7つの真珠のマメプリと合流し、ノエルを救う(7つの内、2つは自分とノエルなので探さないといけないのは5つですが、それはともかく)。
1番ではせつなく一人で『緑の雨に包まれて歌い続ける』のが、2番では心を開いたことで『大事なものに気づいた』ので歌い続ける。

爆裂するエリルの妨害機器(悩みを振り切ったリナ)に続き、るちあや波音が合流するのも熱いです。二人とも上記のような背景は全くご存じなく、本能的に歌っているだけなんですけど、それはそれとして熱い。
本来ならリナのソロソングを、単独パート付きで歌うこの展開。ストーリーや歌詞の「迷うリナが巡り合った仲間」そのものです。

歌・背景・ストーリーがかみ合い、お歌そのものの格好良さも相まってバトルとしても素晴らしい。最後の締めのいつもの決め台詞も、いつも以上に気合が入って見えます。ラブシャワーピッチ!!

またついでにいえばオチの「再び失恋」も、ぴっちの世界観「望みが叶うとは限らない」に通じます。
リナの歌う『運命という絆を信じている』は、絆の存在を信じているだけで、仮に絆があったとしても願いが叶うかには言及していません。でも、それでもだからこそ歌い続ける。

放送当時はあまり意識できていませんでしたが、この回は本当に素晴らしい。戦闘パートだけでも何度見返したことか。
今回の配信で、「ぴっち」の良さが少しでも広まると嬉しいです。

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「恋はなんだろう」と無効化される二択:マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

2022年02月14日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
フル☆アニメTV様で「ぴちぴちピッチ」および「ピュア」の無料配信が始まりました。2022年5月9日まで。素晴らしい。ありがたい。

これまで配信サービスと縁がなく、レンタルや購入も困難と「どうやって視聴すればいいんだ」と新規参入者を拒んできた「ぴっち」が、遂に世間の目に晒されることに。この機会に多くの人に見てもらい、第三期アニメ化に弾みをつけて欲しいところ。

新章「aqua」の連載、コラボカフェやグッズの数々、新イメージソングの決定(推してた「なないろメモリー」が最優秀賞に!おめでとうございます!)と、「ぴっち」熱が盛り上がりまくっているので、改めて感想を書いてみる。

(以下、最終話までのネタバレを含みます)

■「恋はなんだろう」

初戦闘は第5話「冷たいキス」。「聴いて胸の はじけてとびちる なんだろう」というスプラッタな歌詞と、直撃をくらったイズールが胸を押さえて悶えるので有名なお歌。歌詞に「人魚」が入っている数少ないお歌の一つだったりもする。
リアルタイム当時はサントラに収録。ボーナストラック枠の特殊ソングです。

第5話で「一般人の前に平気で人魚姿をさらし、そのまま変身、お歌」をやったおかげで、ここから先の「何でもあり」具合に制限がなくなったように思えます。普通なら躊躇するハードルを、あっさりと乗り越えてきた。この時モブが発した「アイドルのコンサートだったのか!」は「ぴっち」を象徴する台詞の一つですね。今後何か変な描写があったとしても「アイドルのコンサートだったのか」で解決。

と、ネタに振り切ってはいるのですが、このシーンは意外に重要な要素もはらんでいます。

るちあさん達はマーメイドです。人間がマーメイドに変身しているのではなく、マーメイドが人間に化けている。
彼女たちの視点では人間・七海るちあこそが仮初の変身姿で、本来の自分はマーメイドです。そのため、マーメイド姿(および地続きのアイドル態)で何かをするのに、彼女たちは抵抗を持っていません。

彼女らの主観は「マーメイド」にある。

視聴者の我々はヒトなので、これが随所でミスリードになっています。
最大のものはおなじみの「初恋の男の子は海斗だったの!」「言いたいけど言えない」の前説。るちあさんは人魚なので、わざわざ人間・七海るちあで恋仲になる必要がありません。実は全く無意味な葛藤だったりする。

肝心のるちあさん自身が混乱しているという酷い誘導っぷりなので紛らわしいのですが、「ぴっち」の基本構成かのようなモドカシイ恋愛ネタは、そもそも成立していません。
「人魚姫」の定番の二択も、このせいで踏み越えられてしまっています。

アンデルセンの「人魚姫」は、「声か足か」「王子を殺すか自分が泡になるか」の二択を迫られました。
「ぴっち」もセオリー通りに二択は出てきます。「地上に残るか海に戻るか」「人魚るちあと人間るちあのどちらを選ぶか」などなど。

しかしながらこの二択、「本性は人魚であり、陸や人間全般には興味がない」という身も蓋もない形で潰されます。
アンデルセンの「人魚姫」でいうなら、「なぜ声を差し出して足を貰わねばならないのか。尾びれで会いに行けばいい」「なぜ王子と陸上生活にこだわるのか。海に連れて行こう」のような感じでしょうか。

二択が成立するのは、我々がヒトの主観で見ているから。マーメイドの視点で見れば、結論は明白です。

人間るちあか人魚るちあかの二択は「本性は人魚なんだから人魚。区別する意味もない」で解決。
地上か海かの二択は「迷いはするものの早々に結論を出して海へ」「海斗くんはパンタラッサなので海で生活して問題ない(るちあの本性は人魚、と同様の身も蓋もない解決)」。
波音やリナも「地上に残り続ける(海を捨てる)」選択肢は持っていません。

太郎ちゃんと沙羅の悲劇は、太郎ちゃんが人間の価値観で勝手に二択だと思い込んでしまったからとも言えます。
沙羅が最終的に「地上に戻る太郎」ではなく「海底に沈んでいくガイト」を選んだのも、テーマ的には「アイデンティが海だから」の面もあったのかもしれない。

「海」はすべての生き物の源流ですから、「海」を基準にする方が自然です。少なくともマメプリたちはそう認識している。私たちの遺伝子には「海」が流れている。

そしてその遺伝子レベルの記憶の問題が、「ぴっち」では二択問題より重要視されているように思えます。
海斗くんは「人間るちあと人魚るちあ」の迷いは断ち切れた。なぜなら、るちあは人魚だから。
では、なぜ人魚のるちあに惹かれたのか。それは彼がパンタラッサだったから。

ガイト様が突き付けた「恋と感じているものは、パンタラッサの血のなせることだ」は、「ピュア」のみかるを狂わさせた直接の原因です。
人魚-パンタラッサに限らず、私らの「愛」も突き詰めれば本能や遺伝子によるもの。では「愛」に意味はないのか。
男女間の恋愛に限らず、「光を求める」や「孤独が辛い」等も同様です。

胸の中から「はじけてとびちる」何だかよく分からない本能的な何かをめぐる物語、それが「ぴっち」だと思ってみる。

また、上記の事情は新章「aqua」では覆ってるのにも注目したい。
母・るちあは自分をマーメイドだと思っていますが、娘・るきあは自分をヒトだと認識している。故に「地上か海か」「マーメイドか七海るきあか」の二択が成立します。これに関連してか、るきあさんは「変身後の姿(つまりは人間態)」を敵に知られてもいます。

表面的には前作「ぴっち」をなぞっているかのように見える「aqua」ですが、根底の認識が全く異なり、この違いがどう作用するかは今後とても楽しみです。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「ももいろSP」(なかよし2022年3月号)感想

2022年02月06日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「ももいろSP」(なかよし2022年3月号)


なかよし 2022年3月号 [2022年2月3日発売]【電子書籍】[ 雨川透子 ]

今月もショート掲載。
るちあ母の素晴らしきセーラー服コスプレを拝めます。母とその友人の痴態に、無言で立ち去る るきあさんの心境やいかに。

しかもただのセーラー服ではなく、あくまで「アイドル」と言い張ってマイクを握ってるのが良いです。
「ぴっち」は人魚ものであると同時にアイドルもの。人魚ジャンルからすればアイドル要素が、アイドルジャンルからすれば人魚要素が特異的だったわけで、マイクは大変に重要です。

「るちあはアイドル態への変身能力を保持しているのか」がいまだ謎のままですが、いざ変身したらるきあさんはどう思うんでしょうね…。
30台半ばと思われる母の、スーパーアイドル姿。娘的には相当にきつそうです。それも含めて第三者としてはとても見たいです。がんばれ、るちあ&るきあさん。

巻頭の特集ページに掲載の「前作「ぴっち」を娘に勧めるるちあさん」の図も良いですね。ウザ痛い母キャラは数多くあれど、るちあさんは前作のヒロイン様なので破壊力が違う。

2月上旬にイメージソングコンテストの結果が発表されるとのことで、次回はいよいよ変身およびお歌のお披露目でしょうか。
個人的には「なないろメモリー(視聴サイト)」を推しています。(以前に書いた記事:「「なないろメモリー」(優莉)に投票した理由」

他の応募曲は「人魚」や「恋物語」を中心に据えたものが多かった印象ですが、この曲は「アイドル」を組み込んでくれていました。
直接的に「マーメイド」のような単語を用いずとも、ぴっち脳の我々は「なないろ」と言われたら人魚を連想できる、だからその分を他の要素の描写に使える。そんな境地を上手くお歌にしてくれていてとても好き。

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「なないろメモリー」(優莉)に投票した理由:マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 公式イメージソングコンテスト

2022年01月05日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
ぴちぴちピッチの新イメージソングのリスナー投票開催中です。
コンテスト公式サイト】(1月17日まで)

悩んだ末に、「なないろメモリー」(優莉)に投票することにしました。
参考:[ご本人様による曲の記事]

投票数はもちろんとしても、「なぜその曲に投票したのか」は最終審査の前に大事な気がするので、今の素直な気持ちを残してみる。

最初に聞いたとき直感的に「一番ぴっちらしいな」と感じました。
仮に「aqua」のアニメ化がされたとして、OPの映像が目に浮かんだ。特に二回目のサビのところ。るちあさん(もしくは、るきあさん)が歌う映像が凄くイメージできる。

理由を考えてみたのですけど、多分「ぴっち」のイメージソングになっているからだと思う。
アンデルセンの「人魚姫」や一般的な恋物語ではなく、あくまで「ぴっち」。この差は力説したい。

例えば歌詞の『七色のSea! 伝えるのステージで』。
意外に盲点だったのか、アイドル要素を織り込んだ曲は他にほとんど無かったように思えます。
「小さいころから大好きで、作曲にあたりアニメも見返した」そうで、確かにそれが効いています。表面的にしか「ぴっち」を知らなかったら、この歌詞は出てこない。逆に力が入りすぎていても(ある意味、格好つけづらい要素なので)抜け落ちてしまいそう。

曲名の「なないろ」も上手いです。一般には「なないろ」といえば「虹」ですが、私らにとっては「海」や「真珠」。
今まで意識しませんでしたが、「なないろ」って地味に「ぴっち」専門用語なんですね…。そういえば「Rainbow Notes♪」も同じギミックを使ってます。

あと狙ったのかどうか分かりませんが、「七色のSea」は音で聞くと「七色の詩」にも聞こえる。その後に続くのが「伝えるのステージで」なので、「詩」ではなく「Sea」だとむしろ一般論で言えば意味不明。ですが一般論では意味不明でも、私らは違和感なく納得できてしまう。海は七色です。風も七色。それをステージで伝えることの何に疑問が?
無論「七色の詩」でも全く問題なく意味が通じるので、ダブルミーニングになってる気がする。

海要素が「Sea」と「波」しかないのも思い切ってます。
しかも「Sea」は前述のとおり「詩」にも聞こえるので上手くボカされ、「波」は文脈から必ずしも海のそれとは繋がっていません。
それでいてちゃんと「ぴっち」になっている。実際、前作の曲も海要素がダイレクトに入っている曲って意外に少ないんですよね。

「ぴっち」要素を突き詰めていくと、「人魚」や「海」に関連するワードが抜けていく不思議。それでいて確かに「人魚」や「海」を連想できる。病的な境地。でも大事だと思う。
特徴的なワードばかりだと「ぴっち」を知らない人には取っつきにくくなり、間口が狭まってしまう。あまりに汎用的すぎると「ぴっち」ファンには物足りなくなる。
この両立です。「ぴっち」を知ってる人も知らない人も楽しめるのは、イメージソングとして重要です。

端々にある「再会」「未来」要素も嬉しいです。『また出逢おうステージで』『未来の私、伝えたいステージで』とか。
歌詞に合わせて、ステージで熱唱するるちあさん(もしくは、るきあさん)の映像が目に浮かぶ…。

『ずっと歌い続ける』等も、前作でも何度か出てきたフレーズですが、今こうして新イメージソング候補として聞くと違う重みがありますね…。るちあさんたちには歌い続けていて欲しい、本当に。

また上記のような昔ながらのファンの視点を除外し、新規ファンの視点および掲載済の「aqua」のみで考えても成立しているお歌だと思います。
懐古的に前作をなぞっているのではなく、るきあや黒砂くんの今後の「旅」、あるいはるきあとるちあの母娘の「旅」とイメージが広がります(別記事でも少し触れました)。

まぁ悪く言うなら今後の「aqua」の予想外の展開予測的なものは入っていないとも言えるのですが、「aqua」がまだ始まったばかりなのでこれはもうどうしようもないような…。
もしもこのコンテストが「ピュア」の直後の2005年に開催されていたなら、「新展開を期待したい」の意味で別の曲を選んでいたかもしれない。
ただ空白の17年を経て、全くの新規読者もいる中での「第三期」ですから、まずは「ぴっち」の根底イメージを描いて欲しい。

これまでの「ぴっち」をリスペクトしつつ、再会と未来を歌っているのがとても好きです。17年ぶりの再会と、そして第三期、願わくば第四期へと続く広がり。
1曲にあんまり前のめりになりすぎると、他の曲に決まった時に頭の切り替えに迷ってしまいそうですけど、今は素直に応援したいです。

なないろメモリー(投票ページ)


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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 公式イメージソングコンテスト(感想)

2022年01月02日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
「ぴちぴちピッチ」の新しいイメージソングのリスナー投票が開催中です。
このあと最終選考があるようなので、投票数だけでなく「なぜそれを推すのか」を意思表示するのも大事かと思い、ちょっと書いてみる。

コンテスト公式サイト

私の「ぴっち」観としては「生物種レベルの愛と孤独、それを受け止める母なる海」。
沙羅やガイト、ミケルやミカル、BBSやDLやみつかいたち、かれんやノエル、他皆々様の根底に孤独とそれ故に求める愛がある。男女間の愛ではなく、もっと広い生物としての物。場合によっては男女間の愛が報われないこともあるが、それを超えた生物としての愛。その象徴としての歌。
進化の過程で海を旅立ち孤独と戦う私たちと、それを見守ってくれる海。それが「ぴっち」だと思ってる。

過去のお歌の歌詞から引用すると…

●「太陽の楽園~Promised Land~」
『大きな旅に出よう 太陽と風の彼方へ きっと地図にはない 楽園のドアを開いて』
『悲しみの雨が続く そんな日も泳ぎ続ける ずっと胸の奥で信じてきたんだ 自分を』

●「Rainbow Notes♪」
『虹色の朝が来たら 光の地図を広げよう』
『はじめての別れは涙が止まらなかった』
『服を着替えて 君をむかえにいくよ 地球は愛と希望の歌があふれるワンダーランド』

●「Before the Moment」
『わたしはわたしのままの強さを信じていたい。大丈夫、間違ってない』
『いちばん好きだから いちばんの勇気になろう。旅立つ朝の静寂 自分とのあの約束』

●「Legend of Mermaid」
『誰もがいつかはここを旅立つ日が来ても 私は忘れない』

意外にも「人魚」のような特徴的なワードは使われず、「旅」「自分を信じる」等がキーフレーズになっています。
これらを念頭に、特に気になった4曲の感想を書いてみる。それぞれを勝手に一言でいうなら「ぴっちのイメージ」「17年後の視聴者」「aquaの今後の展開」「令和のぴっち」を感じます。
※応募者様に失礼な表現をしていたら申し訳ありません。

■「なないろメモリー」(優莉)
「ぴっちのイメージソング」として一番ストレートだと思う。

『約束は今も覚えているの』『絡み合うふたりの旅路』『大丈夫、絶対届けるから』
『争いは今も続いているの』『未来の私、伝えたいステージで。この思い、希望を忘れないように」

「ぴっち」の基本イメージをそのままに、あの最終回の後を想起します。
前作OPで象徴的だった歌詞『悲しみの雨が続く そんな日も泳ぎ続ける』は一人で泳いでいたイメージですが、このお歌だと『ふたり』になっている。
花森ぴんくさんもインタビューで「母と娘の物語」と語っていたことから、この広げ方はかなりしっくりきます。

あと何気に「アイドル」要素を織り込んだ数少ない曲でした。
「人魚姫」(特にアンデルセンの)ではなく「ぴっち」なので、確かにその要素がないと寂しい気がする。

その意味だと曲名にもなっている「なないろ」もそうです。一般には七色といえば「虹」ですが、ぴっち脳の我々は「七色の真珠や人魚」と「七つの海」を連想します。以前のOP「Rainbow Notes♪」と同じ手法。直接に「人魚」や「海」と歌わなくても、「なないろ」と聞けばそれらを思い起こす。
聴く人が聴くと「ぴっち」色が増す…というのはポイント高いと思う。

[追記] 詳細を別記事に書きました。

■「HOLY MERMAID」(ゆきね)
あれから17年がたった、にフォーカスを当てるならこの曲だと思う。

『大きな旅に出たの』『潮風に吹かれて思い出す。懐かしい歌声』
『大人になっても追い続けていたい』『ずっと憧れていた大人になれたのかな』
『あの日の彼女たちがいう。大好きを諦めないでと』『私たちがヒロイン』

「ぴちぴちピッチ」というより「それを見ていた私たち」のお歌。
募集要項にも「世界観を広げる」「元々の読者が今はオトナ女子になっている」ことを意識して欲しいとあり、条件に合います。
歌詞選びも前作へのリスペクトを感じます。

■「The Island」(マイケストラ)
上二つとは少し雰囲気が違い、「これまでのぴっち」というより「これからのぴっち」の印象。

『僕らは20歳になって何もかもすべて捨て去って 切ない気持ちの思い出 少し残して 僕らだけのアイランド』
『知らない日々に飛び込んで いつかどこかで会った君の元まで』

海から離れて旅に出て、また海に戻ってくる…のが前回までの話だとして、そこからまた違うどこかに行くイメージです。
「僕らだけの」をそのまま受け止めるなら、るきあさんが黒砂くんと共に海を離れていく。
これまでの「ぴっち」では起こりづらい展開ですが、生物はそうやって進化してきたのですから新時代の「ぴっち」としてありえるのかもしれない。
ただ元々「ぴっち」を意識して作られたのではない(?)のか、「僕」等の歌詞や雰囲気が「ぴっち」からずれているのは残念。

■「Blue Resonance」(水湊いづき)
この曲を「ぴっち」のイメージソングとして提出したのは相当に思い切ってると思う。
歌手の方は「Before the Moment」のカバー曲も出されているそうですから、「ぴっち」を知らなかったのでもない。

『奇跡のように絡み合う時を回した歯車』『打ち砕かれた粉々な幻想』
『真珠のように小さな輝きが はかなく淡い波に溶けるなら』
『歌声は闇をくじくように』『凍てつく心にささやかな祈りを届けて』『張り詰めたままの孤独が怖くて』

歌詞から想起される展開は、何らかの現実に直面してかつての幻想を捨てざるをえなかった るちあさん、とかでしょうか。もはや真珠すら切り札ではない。でもそんな絶望的な孤独の中でもお歌は響く、といったような。かつての「ぴちぴちピッチ」を良い意味で壊し、新しい時代に進むという意味では気になります。

「大人になった今、幻想が通じない」は「プリキュア」や「どれみ」などでも扱われており、悪く言えばパターン。「ぴっち」でそれを見たいのかどうかは自分でもよく分かりません。「母なる海」としてどっしりと構えていて欲しいとも思うし、でも「ピュア」も当初は連戦連敗の展開から始まったなとか悩みます。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「バレンタインSP」(なかよし2022年2月号)感想

2021年12月31日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「バレンタインSP」(なかよし2022年2月号)


なかよし 2022年2月号 [2021年12月28日発売]【電子書籍】[ CLAMP ]

コミックス作業のため今月はバレンタインネタのショート掲載。るちあさんの魚脳ぶりが相変わらずで微笑ましいです。
ところでるきあさんは「全裸を披露」「数度の接吻」「手作りチョコ」を経てもなお、「特別な関係ではない」体裁なんでしょうか。さすがはるちあさんの娘。

●1月13日に前作「ぴちぴちピッチ」の新装版および「aqua」のコミックス化。書き下ろしもあるとのこと。
●漫画アプリ「パルシィ」(公式サイト)さんで「aqua」が読めます。12月31日現在、旧作は配信されていないのは残念。
●1月17日まで公式イメージソングの投票受付中(公式サイト
●サンキューマートさんでグッズ販売(公式サイト
●FRIDAYデジタルさんにインタビュー記事が掲載

1年前なら予想だにしなかった勢いです。ここまでくると欲を出して「アニメ化」に期待したい。
土曜朝の戦友の「東京ミュウミュウ」さんはアニメ化されますし、正直かなり期待しています。引退されている方もいるのでオリジナル声優は厳しそうですが、世代交代でもそれはそれで盛り上がる。どちらであってもぜひ見たい聞きたい。

「aqua」本編はいまだ全容が分からないまま。前作(というかアニメ版)の最大特徴の「歌」も「変身」も伏せたまま半年がたちました。イメージソングコンテストで決まった曲を熱唱する流れかしら。

「ぴっち」の歌は、歌として素晴らしいのはもちろん、イメージソングに求められる「本編では明確には語られていない背景や心情」を反映しているのが好きです。
BBSの歌からは彼女たちの生物種レベルの孤独が伝わってくるし、みつかいたちも「自分は作り物である」と自覚している故の諦観や虚無が漂ってる。

その歌の中で「ぴっち」全体のイメージソングはと言われたら、やっぱり「Legend of Mermaid」だと思う。「ぴっち」特有のワード(例えば「マーメイドプリンセス」とか「人魚」とか)を使っておらず、せいぜい「七つの海」ぐらいしか出てこないのに、見事に「ぴっち」の曲です。
歌詞『誰もがいつかはここを 旅立つ日が来ても私は忘れない』は素晴らしいとしか言いようがない。「母なる海」と「地上」、その境界線たる「波打ち際」。それらを舞台にした非常に大きな視点での「愛」。

今回のコンテストで選ばれるのは「LoM」の正当後継でしょうから、とても楽しみです。

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Pearl Piari Cafe in Tree Village(「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」コラボカフェ&ショップ)

2021年12月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
遅ればせながら行ってきたのでご報告。

開催日:2021年11月27日(土)~12月16日(木)
場所:東京ソラマチ・ウエストヤード 4階「テレビ局公式ショップ ~ツリービレッジ~」


メニュー:
・るちあのピンクバーガーセット
・ヒッポのブルーカレー
・星羅のオレンジナポリタン
・波音とクラちゃんパンケーキ
・ブラックビューティーシスターズパフェ
・リナのグリーン抹茶パフェ
・るちあのピンクピーチソーダ
・波音のソーダフロート
・リナのメロンソーダ
・かれんのブルーベリースムージー
・ノエルのブルーエルダーティー
・ココのレモンサイダー
・沙羅のタピオカオレンジ
・ホットドリンク

おまけのコースターは私が行ったときには既に品切れでした。
残念ではありますが、売れ残るよりずっと良い。次のイベントに繋がって欲しいです。

コースターが貰えなかったので、せめてもの抵抗で全絵柄を注文してみた。

 

 

ホットドリンクの絵柄は選べなかったのですが、2つ頼んだらシェシェとミミにしてくれました。スタッフ様が分かってらっしゃる。2個ならこの二人か、かれん・ノエルですね。

 

思えば公式イベントに参加したのはこれが初めてです。
本放送当時に行けず、もうそんな機会は来ないだろうと諦めていたのにこうして実現するとは、つくづくありがたい限り。

ただいざ行ってみたら「まさか令和のこの時代に『ぴっち』があるなんて!」的な感動は意外にも薄かった。
理由の第一は、我が家では「ぴっち」が現役で稼働していてそこら中にグッズも散らばっています。「令和のこの時代に!」も何も、普通に日常です。
「aqua」も始まった今、「ぴっち」は現在進行形。懐古的感動はなくても当然だった。

もう一つ、私はガチ目に「ぴっち」に救われた経験があるせいで、テンションが上がるというより「サカナだ。サカナがあらせられるぞ」な気分に陥り、テンションが上がるどころか神妙な心地になってしまった。いやもちろん楽しいし嬉しいのですけど、クソ神妙な顔をしてコラボメニューをすする中年。不穏な絵面だ。

意外性という意味では、グッズ売り場で流れていた「ぴっち」映像の方が高鳴るものがありました。なんか平然と、るちあさんのぴちぴちボイスが店内を流れてるのが愉快だった。

日を変えて、お子様とも一緒に行ってみました。「子供とぴっちイベントに行く」は、現実味がなさすぎてこれまた奇妙な心地に。つくづく厄介なファンだ。
それはともかく、肝心のお子様は大喜びしてくれました。「なぜ他に子供がいないのか」と首を傾げてはいましたが。
ちなみにうちの子は、リナ推しでユーリ推しです。「お姉さんキャラ」が好きらしく一時期はノエルを推していましたが、リナに落ち着いたらしい。多分、夏休み回のせいだと思う。

開催してくださった方々、ありがとうございました。そして次も切望しています。
「ぴっちイベントに子供と一緒に参加する」という見果てぬ夢が叶ってしまったので、さらに夢のその先を見てみたいです。

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「episode5:海のおきて」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年1月号)

2021年12月05日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode5:海のおきて」(なかよし2022年1月号)


なかよし 2022年1月号 [2021年12月1日発売]【電子書籍】[ 天樹征丸 ]

突如謎の生き物に襲われたるきあさんでしたが、南極海のマーメイド・かれんさんが助けてくれました。物理攻撃で。

かれんさんが言うには、北極海のノエルに会いに行く途中だったとのこと。南極海から北極海。相変わらず無茶な機動をなされます。
ここにきてようやく、るきあさんも事態の深刻さに気付きました。
「南極から北極を目指しているのに、なぜ日本近郊の海を泳いでいたのか。飛行機は…?」と考えないあたり、思考がだいぶマーメイド寄りに染まってきています。

そうこうする内に、るちあさんらも駆けつけてくれました。ピンクイルカのももちゃんが呼んでくれたそうです。ご存命だったのか、ももちゃん…。新章になっても優秀な伝令役は変わらないらしい。
かれん様が撲殺なさるのがもう少し遅ければ、るちあさんらのお歌を拝めたのかしら。それとも昨今のるちあさんは、物理で戦われるのだろうか。連載が始まってそろそろ半年になるのに、最大の特徴たる「お歌」がどうなったのか分からないとはどういうことだ。

一行はなし崩しで「ちかいの泉」とやらに。人魚が集う場所とのことです。そこにいた、おばばさまとやらに、るきあさんは「マーマンと結婚するように」と改めて釘を刺されました。
以前までの彼女なら即座に反発して殴りかかるぐらいはしそうでしたが、さすがに命の危機に晒された直後なだけに、ようやく飲み込んでくれました。何だか分からないが、マーマンと結婚しないとヤバイらしい。

これで黒砂くんともお別れ。傷心のるきあさんは、土砂降りの雨の中を、傘もささずにトボトボと。「土砂降りの雨の中」を不用意に歩かないで欲しい。
案の定、雨に濡れた体は徐々にマーメイド化。「徐々に」ってどういうことだ。描写は髪の毛のみですが、下半身も微妙に鱗が生えたり結合したりしかけてたんだろうか…。

雨宿りできる場所を探している内に、謎のカフェを発見。ふらふらと近づいたところ、謎の店員さんに抱きすくめられました。そこに黒砂くんが襲来。

るきあさん:「…どうしてここに?」
黒砂君:「おまえのようすが気になって…」

土砂降りの中、体のシルエットが微妙に変化しながらボンヤリ歩いていたら、まぁ心配はされます。マーメイド臭を感じ取っただけかもしれませんが。
二人してとりあえずカフェに入ると、黒砂くんは今度のサーフィン大会に応援に来て欲しいと切り出しました。
揺れるるきあさん。ですが「もう会わない」と拒否なされた。マメプリの自覚が芽生えたようです。

が、間髪入れずに黒砂君は接吻をぶちかましました。容赦ない。そして一言「オレはお前に会いたい」。さすが高校生様はやることが大胆だ…。

その夜。
るきあ邸には、るちあ・波音・リナの3名が待機。海斗くんは出張で不在。「プロサーファーの出張」って何か妙な響きですね…。いやそのご職業の詳細を知らないので失礼だったら申し訳ないのですが、「遠征」の方がしっくりくるような。契約先との事務手続きとか記者会見的なものに出かけてるんだろうか。

それはともかく、不在の海斗くんの分もと気合を入れるるちあさんでしたが、あっさりと出し抜かれ、謎のマーマンがるきあさんの寝室においでなさった。
普通に考えれば先ほどの謎のカフェ店員です。何か凄く悪そうな顔をして現れましたが、先ほどの店員さんとしての出会いは、それなりに運命的というか恋愛に発展してもおかしくないような良さげな雰囲気。

この彼が「マーマンの許嫁」なのかは定かではない(ミスリードな気がする)のですが、マーマンなりに頑張って雰囲気づくりをしたんだとしたらちょっと気の毒です。第一印象を良くしようとわざわざカフェを作ってセッティングしたのに、どこぞの男と目の前でいちゃつかれたら、許嫁としてはキレても仕方ないと思う。
もしかして波打ち際で襲ってきた化け物も、本来の予定では「キャー助けてー!」→「マーマンが助けに入る」→「るきあさんメロメロ」みたいな演出を狙ったのかしら。通りすがりのかれん様に撲殺された化け物、かわいそう。。

「深海の王=悪い奴」でもないので、案外真面目に王様を頑張りたいだけなのかもしれない。彼からはどうにも不憫な匂いがしてならないです。

【蛇足】
・今月号はマーメイドの下半身の描き方がいつもの雰囲気が違った気がする。
・ノエルが出てきた(名前だけですが)ので、残る不明者はココ、聖羅。ココの出番の薄さは相変わらずか…。原作版ココは格好よくて、アニメ版とはまた違った感じで好き。

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