穴にハマったアリスたち

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「episode8:謎の少女」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年6月号)

2022年05月02日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode8:謎の少女」(なかよし2022年6月号)


なかよし 2022年6月号 [2022年5月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

サブタイトル「謎の少女」です。というか全てが謎です。話数を重ねれば重ねるほど謎が増えていくこの謎仕様。

前回からの続きで、さんごさんがマーマンだと判明しました。マーマンとは何なのか、マーメイドとは何なのか。前作からの設定が覆されましたが、まぁ仕方がない。現実を受け入れよう。るきあさんも、キャッキャウフフと戯れていらっしゃいますし。

さんごさんを派遣したのはマーマンの偉い人…ということでローランかと思ったのですが、「ナムさま」なる正体不明の新マーマンが登場しました。誰だこの魚。
所在地は「北太平洋のあの海岸」だそうです。「あの海岸」ってどこだ。例によって「ある海岸」の誤植だろうか。
長らく不明だった許嫁とはナムのことだったようです。完全新キャラでなければ白浜くんでしょうか。許嫁だからって余裕をかましすぎです。もっと最初からガツガツ攻めてればややこしい話にならなかったかもしれないのに。

許嫁殿が呑気にしている間に、るきあさんはせっせと黒砂君と逢瀬を重ねていました。会ったらごく自然に接吻なさる仲にまで発展してしまった。ここまでやっておいて、この子ら交際している感覚なさそうなのが怖い。母るちあさんもそうだったし。

ただでさえ不穏な謎に満ち満ちているところに、転校生がやってきました。星羅です。しかも「天城」姓を名乗っています。挙句には引率した担任教師はイズールの転生体です。何をどうツッコめばいいんだ!

素直に考えるなら(果たして「ぴっち」において「素直に考える」ことにどれほどの意味があるかは疑問ですが)星羅は天城リヒトさんのお宅に世話になってるんでしょうか。
ミケルとの戦い時点で星羅ゼロ歳だったとすると、みかると一緒に何となく生活していても、それほど変ではないのかもしれない。いや変ですけど。星羅とリヒトさんって、特には接点ないもの。太郎ちゃんの元に駆け込む方がまだ理解はできる。「海月星羅」。やめよう、波音さんと不毛なモヤモヤを抱えかねない。

当時ゼロ歳だったから、現在17歳でるきあさんとクラスメイト…は理解はできる。マーメイドは赤ちゃん形態がなく、途中で肉体の成長が停滞する生き物のようです。

イズール転生体はどうすればいいんでしょうか。
星羅とは面識はない…とも言い切れない。最終回のドタバタは除外するとしても、アニメ18話「星の迷宮」ではぴちぴちボイスを披露していますから、マメプリと推測はできそう。まぁ「アニメ版とは別」もしくは「人魚態は見せてないから『歌の上手い妙な人間』としか認識していなかった」でどうにかならなくはないか。

この世界に「転生」の概念があることも判明しました。みかるが似たことはやっていましたが、どうやら割と普遍的に起きる現象らしい。
そして転生したということは「死亡」したんですよね。

他のダークラヴァーズやガイト様の安否が心配ですが、「今度こそ(マメプリを)つかまえてあのお方にほめていいただくのだ…!」と勢い込んでいます。「あのお方」はさすがにガイト様だと思いたい。ご存命なのか、転生イズールが主の死を認識できていないだけなのか。
そもそも何のためにマメプリを確保したいんでしょうね…。もはやガイト様はそんなことは望んでいないはず。イズールの言うマメプリがどのサカナのことなのかもよく分からない。というかもう全部分からん。

もはや脳がパンク状態なのに、星羅さんは容赦ないムーブに出ました。黒砂君に意味深に囁きかけ色仕掛けをなさったのです。何を考えてるんだこのオレンジ!

人魚フェチの黒砂君、生臭い色香にあっさり惑わされ、何かオレンジ色っぽい人魚の幻影が脳をちらちら。彼の読んでいた人魚の専門書も、そこはかとなくオレンジっぽい。
え、じゃあ黒砂君の前世はガイト様だったりするんですか。るきあさんと星羅の色恋沙汰を巡る激突とか、海斗くんが兄ガイトの義理の父になったりするんですか。星羅が沙羅の性質を継承しているんでしたら、太郎ちゃんも連れてきましょうか。波音さんもいますしね。地獄絵図だ。

イズールが連れてこようとしているマメプリが、るきあさんなのか星羅なのかるちあさんなのかで、また色々と厄介なことになりますね。どうすればいいんだ、これ。
続編物といえば「前作の知識がなくても楽しめる」とか「前作の知識があるともっと楽しい」とかそういうのを目指すと思うんですけど、「前作知識なしだと話が順調に進んでいるように見えるが、知識ありだと不可解な超絶カオスになる」って何かがおかしい。「ぴっち」の「ぴっち」たる所以というか真骨頂を見せつけられてる気分。「ぴっち」の続編として、あまりにも完璧すぎる…。

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