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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

一言感想:週刊少年サンデー 「猫VS犬」

2009年07月01日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
応援していた「魔王」が終わってしまいました。
おかげで感想を手短にできるかと思ったのですが、逆に書きづらくなってしまった。悲しき虚脱感。
まぁ元々「サンデー」さんの感想記事は、「一言」だけ書き捨てて定期更新で楽するためだったので、あまり考えないことにしよう。

■ハヤテのごとく! 第230話「そういう風にできている」

「ハヤテ」では桂さん派です。もちろん姉の方。

したがって薫先生のことは大変応援したい。
学生時代の何がしかに挑むなんて格好いい。
このアグレッシブさを私も見習いたいものです。

■神のみぞ知るセカイ FLAG58「変身」

「神知る」ではハクア姉さん派です。

だけど今回の話を読んで、えせ幼馴染に鞍替えしたくなってきた。
見るからに頭のおかしそうな娘です。
そして不用意に強そうです。頑張れ、えせ幼馴染。

■絶対可憐チルドレン 179th.「ライフ・セイバーズ(2)」

言うまでもなく女帝派です。

しかし今週号の色気のかけらもない女帝は何なのだろう。
水着を着てるのに全く色香がなさすぎて、逆にエロスを感じます。
おかしいな。別にスタイルが悪いわけでもないのに、何故。

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週刊少年「マガジン」さんのQUOカード

2009年06月30日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
暢気に家に帰ったところ、講談社様から封筒が届いていました。
差出人は週刊誌「マガジン」さん。
なんだこれは。

不思議に思いつつ開けてみたら、QUOカードが入ってた。





計8枚。金額で言うと500円×8枚で4,000円。
何気に大盤振る舞いです。
私は「マガジン」様から謝礼を贈られるようなことをした覚えはないのに。

見てのとおり、弊ブログは「サンデー」派です。
まぁその屋台骨を支えていた変態蜂娘主演の漫画が終わってしまったので、今後どうなるか不明ですが、とにかく「サンデー」派です。
ただ思い返せば一度だけ、「マガジン」支持を表明したことがありました。

 一言感想:週刊少年サンデー &マガジン 「波打際のむろみさん」(2009年2月18日)

「波打ち際のむろみさん」。
素晴らしき人魚漫画でした。
それなのに短期集中連載という理不尽極まりない扱いでしたので、思わずアンケートを送ってしまったくらい。

察するに、その時に送った葉書が当たったっぽい。案内文も何も入っていないので確証はないものの、他に当てはないからきっとそうだ。
全く何も期待してなかったので調べもしてませんでしたが、懸賞付きだったのか。
初めて送ったアンケートで当たるとは縁起が良いです。さすが、人魚さん。

ちなみに今だに「波打際のむろみさん」で検索してやってこられる方がいらっしゃいます。
「マガジン」さんはこの事実をもっと厳粛に受け止めるべきなんですよ。人魚さん大人気。
連載したら私も買うみんなも買う。だから今からでも復活させるべきなんだ。

…試しにGoogleさんで「波打際のむろみさん」で検索してみたら、今日時点で弊記事が最トップだった。さすが、人魚さん。
コメント (2)
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一言感想:週刊少年サンデー 「魔王 最終回」

2009年06月24日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 178th sense.「ライフ・セイバーズ(1)」

私は長らく、強くて黒い女帝のことを崇拝申し上げてきました。
それはそれは敬愛し、慕っておりました。
何故なら女帝は強くて黒いからです。

ですが最近、女帝の何かがおかしいことに気が付きました。

ナレーション:
 「作者不詳のこのかわいい犬は『プルプル犬』の愛称で親しまれ…」
女帝:
 「うがーっ!」

女帝が安くなっておられる。
ここのところの彼女は吠えてるシーンばかりで「もしかしたら女帝とは名ばかりで、実態はただの小悪党なのでは?」と危惧していたのですが、いよいよ現実味を帯びてきました。
なんてことだ。安い女帝。凄く可愛い。

女帝:
 「やーね。当たってるんじゃないわよ。これはね…」

このシーンでのアップは、野上さんではなく女帝なんですね。
そりゃあもう、だって女帝ですから。
ここのところ気持ちが揺らいでいましたが、やっぱり女帝を崇拝していこうと再決意した今週号でした。

あと、劇中に高橋留美子さんの洗脳効果が見え始めてるのは気のせいでしょうか。だばだば。だばだばだばばばっ。

■電脳遊戯クラブ LV[2]自分に都合のいい約束しか覚えてらんない

プログラムを解析してゲーム攻略というのは良い話だと思った。
そして「分かってはいても出来るとは限らない」というのも良い話だと思った。
直接関係ない話ですけど、バグを把握して戦略に組み込むというのはよく聞く話です。
「初期化処理が抜けてるせいで何故かキャンセルがかかる」とか「先行入力の処理をミスってるせいで溜めを省略できる」とか「打ち込みをタイプミスしてガード硬直のフレームがおかしな数字になってる」とか。
ソースコードが手に入るのなら、確かに効率よく攻略が進むなぁと思ってみた。

■月光条例 第16条[フランダースの犬プラスうらしま太郎]3 逃走

大義のために死ぬのは本人にとっても幸せだ。
というのはよく漫画世界で批判されるテーマですが。
「フランダースの犬」のネロ少年が言うと、「まぁそりゃ貴方に比べれば幸せだよなぁ」と納得してしまうのは如何なものか。

■魔王 最終話「兄弟」

犬養さんは首相になりました。
そして憲法改正案を提出しました。
今日はそのための演説集会。

グラスホッパーさん:
 「国民は皆、あなたに期待しあなたを信じていますよ」

しかしそれはただの思考停止。
強大な能力を持つ誰かを信じること自体は別に悪くはない。
自分に分からないことを、専門家に頼るのは当たり前のことです。
でも、それならそうすると、考えて決断しないといけない。
考えたつもりで流されてはいけないのです。

犬養さん:
 「諸君に、勇気はあるか?」
 「思いつきやムードに流されてはいけない!」
 「自分の投票に対する意味と責任を理解する必要がある!」

安藤弟さん:
 「………。」
 「理解なんてできやしないよ」
 「みんな、考えた気になって流されてる」
 「犬養、あんたはいい政治家だよ。必要なことはすべて言う」
 「たとえ、その言葉が届かないとわかっていても」

犬養さん:
 「私を信用するな!」
 「よく考えろ!そして選択しろ!」

安藤弟さん:
 「10年前、兄貴が見た光景と何も変わっちゃいない」
 「洪水だ」

いくら犬養さんが「自分を信用するな」と言っても、流されてる人は理解しない。
「考えて決めろ」という言葉の意味も分からず、憲法改正が善か悪かでしか考えられない。
そしてあっさりとムードに流されていく。

世の中、意外なほど嘘が満ちてるものです。
当たり前のように流布してるけど、知ってる人間からしたら失笑モノだったりとか。
ネットもマスコミも個人の雑談や豆知識も自分自身の記憶さえも、悪意や演出というわけでもなく素で嘘つくし間違う。
だから立ち止って考えなきゃいけないと思う。特に、一見もっともらしい数字や根拠を示された時には要注意。
考えた末の選択が、結果的に是か否かは、ここでは大した問題ではない。

そういったことを、どんなムードや流れの中でも確固としてできる人間がいたならば、確かにそれは「魔王」と呼ぶにふさわしいのかもしれない。


元々変態蜂娘に惹かれて連載を読み始め、原作小説→既刊コミックと読んできました。
話自体のテーマも好きです。それとは別に、これを漫画化した大須賀さんが凄いと思う。
小説の方は正直言って結構ヘボいのですが、テーマを活かしつつ少年漫画としても絵になる展開にアレンジした大須賀さんには脱帽。「グラスホッパー」や「モダンタイムス」ではなく、「魔王」をメインに据えたのも切れてます。
強いて言えば、小説版の蝉さんのラストバトルも漫画で読みたかったのですが、まぁ残念です。
それと変態蜂娘の大逆転劇とか。洗脳・籠絡された振りして敵の親玉を殺るんですよ、あの娘。小説では変態じゃないですけれど。

色々と希望はつきないですけれど、とても楽しかったです。大須賀さんの次の連載にも期待大。

…そして、最終回なのに全く姿を見せない詩織さんは、最後の最後までヒロイン様の自覚に欠けてたなと思いました。

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一言感想:週刊少年サンデー 「絶チルは休載」

2009年06月17日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■電脳遊戯クラブ LV[1]「見つめていたいって気持ちに正直なだけじゃん」

新連載。
どなたかと思ったら「兄ふんじゃった!」の方でした。
予想外の方向転換。いや転換してるのかどうかはよく分かりませんが。
初回からおまけコーナーつきで気合いを入れられていますが、「サンデー」さんとしてはどういう戦略を想定してるんだろう?
いわゆる漫画講座的な位置づけ(「バクマン」のような)で考えてるんでしょうか。

■月光条例 第16条[フランダースの犬プラスうらしま太郎] 2 「月打」の治療薬

狂った乙姫に追いかけられて、這う這うの体で逃げ回っているうらしま太郎も狂ってる、というの新しいパターンだと思った。
まぁ不幸になると分かっているのに、わざわざ玉手箱を開けなきゃいけない運命なんてやってられません。
逃げたくなる気持ちは分かりますが、正気を保ってるキャラクターの方が少ないというのはいかがなものか。
見た目的にも言動的にも、まともに見えるネロ少年でさえ狂ってる有様。

「幸せから絶望のどん底に落ちると、月打の特効薬ができる」とのこと。
それで「フランダースの犬」を持ち出したとなると、「絵を見たけどやっぱり不幸」とそういう展開に持ち込むんでしょうか。
ネロ少年もやってられません。

…普通に物語の悪役から薬を精製すれば、何の問題もなさそうに見えるのですが、何かあるんだろうか。

■魔王 JUVENILE REMIX 第96話「定点観測」

次回、最終回。
これ以上どうする気なんだと思っていたら、残念ながら終わってしまうようです。
潮時といえば潮時。でも残念は残念です。
蝉さんVS鯨さんとか、岩西さんの最後のエールとか、見たかったんだけどな。
これで来週、変態蜂娘の一撃で犬養首相が沈む展開になったら泡吹きます。原作を鑑みるに、ないとは言えないのが怖い。

余計な補足をすると、安藤弟くんの主張は「憲法改正反対」ではないです。
ただ単に、流され続ける人たちの行動パターンを語ってるだけ。
「魔王」の根幹に流れるテーマ、「考えろ」。

安藤弟くん:
 「この国の人間はさ、怒り続けたり、反対し続けるのが苦手なんだ」
 「初回は大騒ぎでも二度目以降は興味なしってことだよ」
 「次からは途端にトーンが下がる」
 「飽きたとも、白けたとも違う」
 「『もういいじゃないか。そのお祭りはすでにやったじゃないか』っていう、疲労交じりに軽蔑が漂うんだ」

ちょうど先日のインフルエンザ騒ぎでも経験済みのお話。
もはや流行しようが新たな感染者が出ようが、誰も大騒ぎしない。
判明している危険度そのものは、当時からさして変わっていないのに。

安藤弟くん:
 「でも一般大衆は考えていない。ただ委ねるだけ」
 「犬養はすごいけど群がる人たちが怖いっていう気持ちは、最近俺にもわかってきたよ」
 「だから兄貴は、クラレッタのスカートを直すような人間になろうとしたんだ」

このテーマを表現するために「腹話術」を考えた作者さんは見事だと思う。
一見自分の意志で話しているように見えるけど、実際は他人に言わされ流されてるだけ。
更にはその操られてるだけの言葉でも、民衆はあっさり乗せられ誘導される。

犬養さんの思想や、弟くんの行動が正しいかどうかは別問題。
「どちらが正しいかとは関係なく、とにかく『考えろ』」というのは個人的には好きなテーマでした。
そして原作小説をここまで上手く昇華した漫画版は凄まじい。
「魔王」が終わった後も、大須賀さんの連載が読んでみたいです。

あと、詩織さんは何をちゃっかり弟さんと暮らしてますかね。
正ヒロイン様の自覚のない言動が目立った彼女でしたが、最後の最後はちゃんとポジションをキープしてました。
そしてこの数十年後、一言予言のおばさんと一緒に、妻に怯えるシステムエンジニアと面会することになるんだ。

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一言感想:週刊少年サンデー 「トラウマイスタ 最終回」

2009年06月10日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 177th sense.「試験に出る超能力(7)」

無意識レベルで高度な計算ができるのだけど、相手がそのルールに乗っかってくれないと対応できないというそんな話。
男女逆パターンもある。深読みしすぎて無意味とか。
皆本さんは公式設定で「女性経験あり」な方なので、今回のエピソードは朴念仁な彼、というより性格の不一致で野上さんが脱落しただけな気配もします。不憫な。

ところでここ最近、明石さんの仕草が女の子女の子してて忌々しいです。「皆本のおかげだよ。」のところのコマとか。
野上さん曰く「パンドラで影響を受けたのでは」とのことですが、確かに扉絵の清らかなカズラさんは激清純派です。
ていうか、基本的にパンドラの娘さんの方が清らかなのは如何なものか。パティお嬢さんとかさ。

危うく明石さんに心揺らぐところでしたが、P.326の「親友のデートの行き先」を推理する女帝を拝んで心が癒されました。
この女帝様は何を考えて、具体的な「行き先」ではなく「履いてる下着の柄」なんか透視してますか。それともアレは透視ではなく、物理的な覗き見ですか。
計算高いように見えて、無駄に遠回りをなさってる。女帝は黒いんだか小物なんだか、最近分からなくなってきた。

…ああ、でも今週の野上さんのとった戦略って、前に女帝が実践して見せた奴の応用ですね。女帝、分かってて罠にハメたのだとしたら恐ろしい。

■境界のRINNE 第7話「契約黒猫」

伏線?そんなものに価値はない。
そうとでも言いたげなやる気のない高速展開が楽しすぎます。
高速なのに、特に何も話は進んでないところもおかしすぎる。

■トラウマイスタ 最終話「和らぎへ…」

いわゆる能力バトル漫画。
但し特徴的だったのが、能力の根源が「トラウマ」だったこと。
人はトラウマを乗り越えた時に強くなる。それを具体的に「能力」としてバトルしてたのが本漫画でした。

で、必然的な結果として「主人公が強くなる」=「より強いトラウマを乗り越える」というエグイ展開に。
修行シーンは地獄でした。嗚呼、幼い日のトラウマよ再び。
心の傷をえぐり、更なる傷を生み出して、ボタボタ吐きながら強くなる。酷い。

バトルものの敵役でよくいる「主人公を好敵手に育てたがる」「主人公が覚醒するために窮地に追い込む」キャラクターも出てきましたが、この漫画に限っては嫌がらせの数々は極めて正当でした。
普通なら「いや追い込んでも弱くなるだけでは?」と思うところですが、トラウマを乗り越えると強くなる設定なのだから、あらん限りのトラウマを与えて乗り越えさせるのは理に叶ってる。
おかげで主人公のピカソくんは何かもうどうしようもないことに。彼は本当にトラウマを乗り越えてるんだろうか。壊れただけな気もする。

ピカソくん:
 「トラウマは逃げるためにあるのじゃなく」
 「乗り越えるためにある!」
 「乗り越えるための力こそ勇気なんだ!!」

しかしながら彼は乗り越えようとしていた。
第1話とはもはや別人です。泣いてる子供に手を差し伸べちゃったりもします。
おそらくは「泣いてる子を助けようとする」行為そのものがスジャータさんを想起し、トラウマのスイッチになってるんじゃないかと思いますが、それを乗り越えることも込みでの上記の言葉なんだろうと思う。

終わってしまったのは残念でしたが、テーマからしてこれくらいの長さが丁度だったのかもしれません。
これ以上続くと、本気でピカソくんが壊れかねない。
そして読んだ読者の方もトラウマと戦わないといけなくなる。鬼ごっこ、怖い…。

■魔王 JUVENILE REMIX 第95話「夢」

非合法企業「令嬢」さんの虐殺が完了しました。宴は、終わった。
なんというか、「やっちまった」感が漂いますが、やっちゃたものは仕方がない。
一方、「令嬢」さんに抱きこまれていた政治家さんも大ピンチです。

蜂娘:
 「見ぃ、ちゃっ、た♥」

変態にバレました。よりにもよって。

蜂娘:
 「不潔……」
 「王様への裏切り…償ってもらうわ」
 「あなたのその安い命でね」

この小娘に「不潔…」とか言われるのは実に屈辱的です。
あんたにだけは言われたくない。
しかしながらこの変態は性質の悪いことに、ガチで暗殺者です。変態ですけれど。

そんな彼女に抱きつかれ、政治家さんの命は風前の灯。
が、そこにグラスホッパーの親衛隊さんがやってきてくれました。
密室で変態小娘と抱き合ってるところなんか見られたら、違う意味で政治生命が終わりそうなものです。
ですがそこはざっくりスルーするグラスホッパーさんはさすがだと思いました。
まぁ相手はあの変態ですし。もう一々突っ込んでもいられないんでしょう。

とりあえず変態の魔の手から逃れて政治家さんは一安心、と思った矢先に毒を盛られ、哀れ他界なされてしまいました。
蜂娘は変態だけど、仕事はできる娘。かっちりきっかり毒殺して見せました。
もっとも、この変態が毒使いであることは周知のはず。
政治家さんはあからさまに毒を盛られた様子で倒れてます。背後には変態。それを目撃してる大量のグラスホッパーの人々。
もはや「暗殺」ではなく「衆人環視の前で撲殺した」に等しい行動ですが、グラスホッパーさんはこれもスルーなさりました。
まぁ相手はあの変態ですし。もう一々突っ込んでもいられないんでしょう。ダメだこの娘。

ダメといえば。

詩織さん:
 「……大丈夫?潤也君」

誰がどう見ても大丈夫ではありません。
深い信頼関係の裏打ちがあるのかもしれませんが、そこで心配しなくてどこで心配する。
詩織さんの正ヒロインの自覚に欠ける言動も、大分見過ごせないレベルに入ってきた。

■来週のサンデーさん

予告の新連載、サンデーさんは「ゲーム」というテーマに何か入れ込んでるんでしょうか。
そして随分とまたお胸に気合いの入った主人公様だと思いました。
あと久々の「SWEET SUNDAY」は島本さん。

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一言感想:週刊少年サンデー 「アラビアンナイト」

2009年06月03日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 176th sense.「試験に出る超能力(6)」

あぁ…カズラ姐さんは純だなぁ…。

最近ヘタレつつある女帝と違い、非常に初々しいです。素晴らしい。
そんな彼女も、今回のエピソードのせいで薄汚れてしまいました。
ダメだ、出番が増えると、その途端に娘さんは薄汚れなさる。椎名さんめ…。

■魔王 JUVENILE RIMIX 第94話「大空」

弟さん:
 「これで『令嬢』は…」
 「壊滅だ。」

非合法企業「令嬢」さんは、極めてプロなる仕事によって一掃されました。
そして残るは諸々の清算です。
さあお金を払おう。

プロの皆様:
 「依頼は完了した」
 「場内の清掃は全て終わったわ」
 「いい腕だろ、あいつは。ひひっ」
 「伝言だ『今後ともご贔屓に』だとさ」

さすがプロの集まり。
今行われた残虐行為に対し、誰も良いとか悪いとかは口にしない。
仕事だからやる。また仕事があるなら呼んでくれ。善悪も好き嫌いも関係ない世界。

唯一責任を感じてるのは、トリガーを引いた弟さんだけ。
既に覚悟は決めた。大事なものを守るためには、流れに抗わないといけない。
だけど、こんな自分を見たら兄貴はなんて言うのだろう…。

安藤兄さん:
 「見放すものか…俺が…たかだか死んだくらいで…」
 「大丈夫、心配いらない。どこにもいかない」
 「約束しよう」
 「賭けてもいい」

突然に降ってきたあの世からの「腹話術」。
お兄さんからの言葉で、弟さんも救われる。
兄貴は決して見捨てない。だから大丈夫。心配は、いらない。

…のはいいのですが、兄さん、止めなくていいんでしょうか。
このまま焚きつけると、この弟さん、変態政治家や変態蜂娘にまで金満戦略で挑んじゃいますよ。
確かに何の考えもなしに流れに身を任せっぱなしなのは良くないと思いますが、何事にも限度ってものが…。

あと詩織さんは腹話術師の人形役でいいんですか。一応、正ヒロイン様なのに。

■蛇足:今週の「ジャンプ」さん

今週号の「めだかボックス」さんにて白っぽいプリキュアさんのリスペクトがなされています。
あの方のパロディは非常に多いですけれど、劇中で「『初代』プリキュアの白い方」と書かれていたのが印象的でした。
「初代」ですよ「初代」。単に「プリキュアの白い方」ではなくて。足かけ6年の歳月と、シリーズコンテンツの名は伊達じゃない。

あと更に蛇足ですが、フレデリカ様を信奉してきた私は間違ってなかったと確信した今週号。

そして全く同じ所を読んで、全く同じ感想を抱いた方の記事を拝見し、「嗚呼、もうこの人たちはダメなんだな。そして私も」と悟った今週号。
コメント (2)
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一言感想:週刊少年サンデー 「ラムのウェディングベル」

2009年05月27日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 175th sense「試験に出る超能力(5)」

三宮の姐さんの出番が著しく少なくて悲しいです。
今週は扉絵だけで私にとっての本編が終わってしまった。
あの女帝さんは、こんな危機的状況に何やってんですかね。
勉強してる場合じゃないですよ。小さな場面でポイント稼いで黒ぶってる場合じゃないですよ。
黒い彼女を敬愛していたはずなのに、段々ダメな娘臭がぷんぷんと…。

その分というかなんというか、カヅラの姐さんに癒されました。
サイコメトラー能力を保有してるのに、この姐さんは汚れてない。奇跡です。
今まで、サイコメトラーの娘さんとお近づきになった日には、あらぬ妄想をどばどば垂れ流しにしてモノを見るような冷たい目を向けられるのがベストだと思っていましたが、カヅラ姐さん的反応もアリですね。
そしてそんなプレイを強要してく内に、姐さんも薄汚れていくんだ。女帝みたいに。

■境界のRINNE 第5話「お・ね・え・さ・ん」

理不尽に面白いです。
しかし感想の書きようがないのがまた不思議。
何せ重大な出来事が取り立てて問題にもならずに長閑に解決していくので、突っ込んだら負けというか、突っ込む自分が間違ってるような気がしてくる。

とりあえず、真宮さんが今まさに普通にドーナッツ食ってるんですが、そのことは劇中の誰もがスルーですか。
高橋留美子さんは頭がおかしい。
こんな展開、真面目に考えても不真面目に考えても、そうそう思いつくもんじゃない。

あと今週のサンデーさんは「テレビゲームの裏技特集」。
随分と微妙な企画です。
あまりに外しすぎてる感のするテーマですが、一発目に紹介されてるのが「ラムのウェディングベル」。1986年発売。
突っ込んだ私の負けだった。これはそういう企画だった。この有無を言わせぬ暴力は何。

■魔王 JUVENILE REMIX 第93話「魔王」

サブタイトル:「魔王」。

副題に主題が採用されてると最終回見たいです。
事実、最終回といってもいいのかもしれない。
安藤弟さんは何かもう最強戦力を容易に揃えてしまった。
唸るほどの金の力で各方面のプロを揃え、自分自身は「10%の確率に100%勝利する」の超能力。
そして何より、流れに抗う凄まじいまでの決意を固めてしまった。

そんな弟さんにより、非合法企業「令嬢」の御子息さんは無残に虐殺されました。
因果応報です。誰も彼を可哀想とは思わない。
駆け付けた社長さんは息子の変わり果てた姿にショックを受けておられましたが、そもそも彼らが非常に悪い。

とはいえ。

安藤弟さん:
 「あんた…。『令嬢』の社長だろ?」
 「俺はあんたの敵なんだ。俺のこと、殺したいならかかってきなよ」
 「戦おう」
安藤弟さん:
 「ほら立ち上がって銃を握れよ。次の一手を見せてみろ」
 「ぐずぐずしてたら全部失うよ?」
 「立てよ」
 「立て」
 「…立て」

弟さんの脳裏によぎるのは、最愛の兄を殺され途方にくれていた自分。
敵がいるなら戦わないといけない。さもなくば大事なものを失ってしまう。
そのためにはもてる戦力の全てを使う。あらゆる覚悟と決意でもって。

安藤弟さん:
 「立て!!!」

弟さんの言葉に戦意を取り戻した社長さんは、報復の準備のために一時撤退。
が、弟さんは完璧に覚悟を決めてます。
逃がすつもりもないし、正々堂々戦いたいわけでもない。目的は単純明快。敵は殺す。

安藤弟さん:
 「逃げられやしないよ。俺からは」

こうして社長さんも暗殺されました。ざっくりと。弟さんが金で雇った暗殺者「押し屋」のお兄さんによって。

ていうかですね。
絶対的な金銭力と、絶対に確率勝負を外さない能力と、金で雇える一流の人たちが揃ってる上に、覚悟を決めきってしまってる主人公はもはや終わってます。色々な意味で。
純粋に金の力なところがまたどうしようもないです。
これが友情や仲間意識なら亀裂が走る余地もありますが、金銭契約による繋がりは壊れようがない。何せ全員プロだから、そこは絶対裏切らない。
あるとすればより高い金を出すとかでしょうけど、弟さんの金銭力は無尽蔵。

この後、いよいよ本命の犬養さんを狙うんでしょうか。
犬養さんの周辺には金ではなく、変態のカリスマによって集まった人たちがいます。
例えば変態蜂娘とか。彼女はきっと、金の力で裏切らせたりはできないはずです。

…変態蜂娘だけで、この金満オールスターと戦うんですか。に、逃げてお嬢さん。
唯一の希望は、原作小説では彼女は金星を獲ってるので「もしかしたら」があるかもしれないことですが…。
原作の蜂娘は変態じゃないからなぁ…。漫画の蜂娘は色んな資産を全て変態行為に浪費してるからなぁ…。

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一言感想:週刊少年サンデー 「藤木先生特集」

2009年05月20日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 174th sense.「試験に出る超能力(4)」

 も゛。

 カカカカカカッ


以上、今回のまとめ。

■魔王 JUVENILE REMIX 第92話「清算」

安藤弟くんは金の力にものを言わせ、非合法組織「令嬢」を蹂躙することにしました。
蹂躙することに決めたのだから、お金を大量に払って実行しました。
蝉さん、劇団。片っぱしから雇ってみた。狂ってる。

弟さん:
 「イカレてる?」
 「なんでかな、犬養にもそんなこと言われたっけ?」
 「俺は全然普通だよ。」

弟さんは完全に狂ってた。
狂ってるのだから、彼には躊躇も節度も何もない。
蝉さん、劇団だけでなく、鯨さんまで雇ってやがった。金にものを言わせて。狂ってる。

こうして悪事の限りを尽くした「令嬢」の社長息子は虐殺されてしまいました。
カラー扉の「金を握りしめて狂気の笑みを浮かべる弟さん」が怖いです。
どうしよう。この漫画の着地点が全く見えない。

【蛇足】

ジャンプさんの「PSYREN」のマリーお姉さんがエロティックすぎてイライラします。そうやってナチュラルに人を誘惑して!
今まで雨宮さんの媚態にもめげることなく、熱心にフレデリカ様を崇拝申し上げてきた私ですが、心が折れてしまいそうです。
フレデリカ様もあの服を着ればいんだ。そして残酷な何かを浮き彫りにすればいんだ。

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一言感想:週刊少年サンデー 「高橋留美子展」

2009年05月13日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 173rd sense.「試験に出る超能力(3)」

女帝は大変寝相が悪いそうです。良いことですね。
ぜひ寝ているところをつぶさに観察してニヤニヤしたいものです。
そして駄々漏れの妄想を読み取られて、軽蔑すらされないモノを見るような目で見られたいものです。

その女帝のライバルキャラ・笹目さん。
姉二人のコードネームがリドル・ウィメンなのがよくわかりません。
「リトル」じゃなくて「リドル」。おまけに四姉妹じゃない。何故なんだろう。

あとカヅラさんがちょっと活躍しそうで嬉しいです。
私の考える最高の「ザ・チルドレン」は、女帝・パティ・カヅラ姐さんの3人編成なので、どうにかして女帝をパンドラに送り込めないものだろうか。

■境界のRINNE 第3話「体育館裏4時」

登場人物全員がボケてるのに、登場人物全員が物事を深く考えないせいで、登場人物全員が異常な状況の中、滞りなく日常を送っている。
意味が分かりません。
どうしてこれで、ちゃんと話が始まって、ちゃんと終わっていくのだろう。

■魔王 JUVENILE RIMIX 第91話「裏切り者」

安藤弟さんが帰ってきた。その手に力を携え帰ってきた。
半年に渡る『修行』の末に手にしたその力は、世界の全てを従える。
すなわち、圧倒的な、金。

とあるボウリング場を舞台に、かくして殺戮の幕が上がる。
弟さんの関係者を狙っていた快楽殺人者の方々を、突然現れた暗殺者さんが殺戮しまくりです。
単なる快楽者とは戦闘力の格が違う。奴は、プロだ。

寺原Jrさん:
 「安藤…潤也…!」
 「あのウサギは何モンだ!?てめえの仲間か!?」
弟さん:
 「仲間じゃないよ」

そう、仲間なんかじゃない。
そんなぬるい関係じゃない。
彼との繋がりはたったひとつ。

弟さん:
 「お金で雇ったんだ」

酷いです。アマチュア相手にプロです。
『金を払わせて』集めた寺原Jrの手駒と、
『金を払って』集めた弟さんの戦力では、勝負になりません。

狩られる殺人者さん:
 「誰か助けてくれ!!けっ、警察を…!!」

もはや体面もなく助けを求めるしかない。
幸いここはボウリング場。周囲には一般人のお客さんがいっぱいいます。
そんなところで大量殺戮なんてやったら、すぐに警察が来てくれ…

しーん…

狩られる殺人者さん:
 「誰か!早く!」

くすくす…
あはは…

狩られる殺人者さん:
 「…な………」
 「どうして…」
 「どうして誰も…っっ!!!」

弟さん:
 「彼らは劇団。依頼したらどんな役も演じてくれるグループなんだ」
 「残念だけど」
 「今、このボウリング場にいる人間…全員…劇団だ」

金が。金が無駄に唸りを上げる。
どんなことだってできるんです。お金さえあれば。
次回は『戦慄のカラー』だそうです。
『殺しのオールスター』だの意味の分からない煽りまでされてます。
これ以上、何する気だ弟さん…。

そういえば弟さんは、槿さん家で出会った家族の正体を知ったのですね。
多分、金にもの言わせて知ったんだ。
金に上限がないのであれば、その道の最高のプロを雇えるし、最高の情報も仕入れられる。
金は、力だ。
普通なら安っぽい小悪党が吐きそうな台詞なのに、狂気に染まった弟さんが言うと怖すぎる。
コメント (2)
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一言感想:週刊少年サンデー 「高橋留美子さん健在」

2009年05月03日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 172nd sense.「試験に出る超能力(2)」

なんかもう毎回同じこと書いてるようで恐縮なんですが、女帝が非常に可憐で大変可愛いです。
303頁の一コマ目とか特に。
こんな中学生に迫られて耐えてる皆本さんは何か病気でも持ってるんじゃなかろうか。

それに引き換え明石さん。
着々と女王としての道を歩み始め、心の芯がとろけかかってます。
もうこの娘はダメだ…。

■はじめてのあく 第17話「ブラックシノノメ」

あの「担当編集から君はまじめ過ぎると言われた」と落ち込んでた作者さんが!
でも、まだ微妙に照れを感じるところが奥ゆかしいです。
一番の萌えキャラが作者というのがこの漫画の売り。

あとコスプレは正義ですし、私も踏まれたい。

■MAJOR 第693話「つないでくれ」

 『全国の小学生女子も夢中!』

同僚の「ちゃお」さんの広告にそんな宣伝文句で紹介されてました。
本当なんでしょうか。
全国の小学生女子の間で、今メジャーが大流行。

■KING GOLF 第36話「道具」

嫌われ役さんの言ってる「金を使った方が強い」は極めて正論。
身体能力等々が同じならば、使ってる道具の性能が明暗を分けるのは当たり前だと思うのです。
更には余計な雑事を避けて集中するにも金がいる。
そして別段、金を使うのは悪いことじゃない。
持って生まれた才能のみで勝負しろと言う方が、よほど救いがないし傲慢だと思う。それは「体がでかい奴が偉い」という動物並みの発想です。

ただ蛇足で書くなら、そこまでシビアになるのは世界レベルの勝負してる場合であって、「まずまずの実力者」レベルなら「金がないから無理だ」というのは言い訳。
そもそも金や時間、健康や才能、周囲の環境や理解等々が全て揃ってること自体が稀なわけで。
更に蛇足で書くなら、もっとも金のかからない「競技」は「受験」だと思う。
甲子園なんて目じゃない勢いで全国の学生が集まって勝負する、国内最高峰の場なのに、参加費用・準備費用ともに「教科書があれば十分」とかそんな感じだもの。

ついでにジャンプの「バクマン」でも似たような話が出てますけど(声優志望の娘がルックスを武器にするかどうかで悩んでる)、使えるものは使えばいいのに。
「本質」だけで勝負するのが正なんて言いだしたら、世の大半の商品は消滅してしまう。
使えるものは使えばいいし、それがないならないで違う手段を探せばいいと思うのだけどな。

■巻末のQAコーナー

読者からの問:
 「復活してほしいテレビ番組があれば教えてください」

鈴木央さん(「金剛番長」):
 「『8時だヨ!全員集合』。あとなんといっても『ハウス名作劇場』!!」

鈴木さんのお家にはBSフジが入らないということが判明しました。
名作劇場は復活済みです。
現在「こんにちはアン」を放送中。

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