Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ホアキン・ソローリャ展@カイシャ・フォーラム/Caixa Forum

2014-08-04 23:55:50 | 旅:バルセロナ紀行(2)
恥ずかしながらそれまで私はルミニスモ(光彩主義)の画家と呼ばれるホアキン・ソローリャ/Joaquín SOROLLAを知りませんでした。
今回、スペイン広場のすぐ近くの美術館カイシャ・フォーラムで”SOROLLA:海の色”という彼の展覧会が開催されているので見に行きませんか、と誘われて出かけました。
会場の賑わいから彼の作品がどれほど支持されているか、人気があるかが伝わってきました。
パンフレットと記念に買った栞。
  
日本では長崎県美術館が彼の作品を収蔵していることを検索していて知りました。
ホアキン・ソローリャ(ソローリャ・イ・バスティーダ ):Joaquín SOROLLA Y BASTIDA(1863~1923年)
とにかく海の風景、その波の色、特に光の美しさ!!移ろいゆく光の表情が時間とともにカンバスに閉じ込められているような・・・。
大作から小品まで、何室にもわたって繰り広げられる波と光の世界。
展示室の中の一室ではかれの作品の紹介・解説映像をマドリッドにある彼のアトリエとともに映し出していましたが、部屋は満員でみな熱心に映像と説明に聞き入っていました。
長崎県美術館コレクション⇒ホアキン・ソローリャ・イ・バスティーダ

ところで会場となったカイシャ・フォーラム/Caixa Forumは
「この美術館では入れかわりで有名な画家やデザイナー、写真家の展覧会が行われています。この建物はかつて繊維工場だったモデルニスモ風の建物を改築し、新しく建てられた入り口部分は日本の建築家、磯崎新氏によるものです。」(「とっておきバルセロナ」より)だそうです。
 
この建物自体を眺めているだけでも楽しいです。同行のカタルーニャの方が色々細かな説明をして下さったので余計興味深く見ることができました。
余談ですが、この美術館を運営しているLa caixaラカイシャはスペインのカタルーニャから興った大きな銀行で、ここの銀行カードを持っている人は入場料が無料です。いいなあ。
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