Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ロッシーニ

2005-06-11 00:06:08 | 音楽
このところ主に弾いている作曲家は(鍵盤)ロッシーニ、トスティ、プッチーニ(イタリア)カバニリェス(スペイン)、み~んなラテン系の方々の作品
明日はロッシーニの3つの合唱曲から信仰(La Fede)、希望(La Speranza)のピアノを弾く。私はいつもロッシーニは、自身すごくピアノが弾けた人なんじゃないかと思っていた。とにかく、彼の歌曲のピアノ部分は、彼が鍵盤について深く知って愛して書かれていると感じるのだ。鍵盤に寄せる情熱をひしひしと、ね。

標準音楽辞典(音楽の友社)で調べてみた。
学んだ楽器についての項を読むと、ロッシーニ(Gioacchino Antonio Rossini 1792・2・29-1868・11・13)はチェンバロと歌、作曲を勉強しヴァイオリンを弾き、チェロとピアノを音楽学校で学んだそうである。やっぱりなあ!!ピアノとチェンバロという二つの鍵盤を弾きこなしていたんだ、すごく納得

*参考までに・・・Wikipediaのロッシーニについての記載はこちら
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海外に荷物を送る@郵便局

2005-06-09 00:23:39 | 海外に荷物を送る&受け取る@郵便局
そうだ、新茶をスペインに送ろう!と思い立って荷物を作った。重さが送料の決め手になるので慎重に測ってみた。5kgをちょっとオーバーしている。(新茶だけで5kgじゃないですよ!色々詰めたんです)でも何とか5kgにおさめて郵便局に持っていった。でほんとによかった!

SAL便で送るつもりで(船便を除くとこれが一番、安い)郵便局の窓口に出したら窓口の女性は親切にどれが一番安く送れるかを先ず調べてくれた。やはり思ったとおりSAL便、でも「8,350円です」
5kg以内なら7,300円のハズとする私。

「何gでしょうか?」「5,030gですね」・・・「さ、30g
「30gここで減らしてもいいですか?それで、こちらにガムテープはありますか?」と藁をもつかむ思いで聞く私。
「ええ、いいですよ。ガムテープならこれお使いください」「た、助かりますっ!」

バリバリ開けて、う~ん30g・・・とにかく軽そうな上にのっていた物を取り出した。
「封をする前に測っておきましょう」今度はOK・・・4,925g!
結局、当初の見込み通り7,300円で無事出す事が出来ました。郵便局の窓口のお姉さん、ありがとう!
それでも、送料は海外だと高いねえ。はああぁぁぁ・・・。
抜いた荷物というのは、こちらですっ・・・まっ、これがいうなれば、1,050円の値のラーメンということになりますかあははっ。
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キーウィフルーツ

2005-06-08 00:27:31 | 自然
この花をご存知ですか?



いつも通る道沿いのフェンスに巻きついているキーウィフルーツ。その木に、花が咲いているのを初めて見ました。その実とは似ても似つかぬきれいな花にしばし見とれました。雌花と雄花があるようですが、私が見たのは、さてどちらなんでしょうね?
*キーウィフルーツについてはこちら

なるほど、マタタビ科 マタタビ属ねえ~。じゃあ、猫がすり寄ってくるのだろうか?なんちゃって、ね。
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風味絶佳

2005-06-06 00:30:11 | 
山田詠美氏の新作短編集ということで珍しく単行本で購入してきた。肉体労働の男たちを主人公にした6つの物語。


帯もとっても凝ってるのですが、・・・読めますか?

いっぺんに読んでしまうのが勿体なくて、一粒ずつ(一編ずつ)楽しみつつ続きはまた明日、という読み方をしている。ほんとにキャラメルを大事になめるように文章を楽しんでいる。

山田詠美氏の作品に出会ったのは新潮社の「Yondaキャンペーン」でとにかく手当たり次第に文庫を買って読んで、シールを集めていた時。出会ってもうすぐにすっかり彼女の世界にひき込まれてしまっていた。(このキャンペーンでは他にも今まで読んだ事のなかった作家に随分巡り会えた。村上春樹氏もその一人・・)

間食、夕餉と読み終えた。あと4粒、大切に読もうっと
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♪音楽会のお知らせ♪

2005-06-05 16:14:40 | 音楽会
来る6月15日(水)、午後2時より狭山市富士見の社会福祉法人・誠由会「ハピネス狭山」に於いて富士見コーラスによるサロン・コンサートが開催されます。

        プログラム

*故郷の人々/フォスター:津川主一編曲
夏は来ぬ~「ふるさとの四季」/源田俊一郎編曲
夏の思い出/中田喜直
さびしいカシの木・海と涙と私と/木下牧子

*皆さんと歌いましょう、のステージ

*テナー独唱(三村卓也)
この道・庭の千草

*銀色の道/宮川泰
見上げてごらん夜の星を/いずみたく:源田俊一郎編曲

合唱:富士見コーラス
指揮・独唱:三村卓也
ピアノ:守谷としえ

富士見コーラスでは年に何回か依頼を受けてこちらで音楽会をしております。「ハピネス狭山」にいらっしゃる方は勿論、訪ねてみえた方、こちらで介護に携わる方など、楽しみにしていただいております。
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NHK文化センター 八王子「やさしい声楽」発表会

2005-06-04 22:31:33 | 音楽会
6月4日(土)、午後1時より八王子市文化センター「いちょうホール」に於いて開催されました<NHK文化センター八王子「やさしい声楽」講座>受講生によります第6回発表会は雨にも関わらず、たくさんのお客様にお越しいただき終了いたしました。ありがとうございました。

21名の受講生の方々がそれぞれ、1部:「日本の歌」、2部:「世界の歌」の2つのステージで各1曲ずつ計2曲を心を込めて歌いました。やさしい日本の歌から、現代歌曲、イタリア古典歌曲、カンツォーネ、オペラのアリアまでその選曲は幅広く、お客様もたいそう楽しまれたようでした。 詳しくはこちら

また、来年をお楽しみに~

いちょうホールはまだ新しいホールのようで、建物全体が明るく感じられました。今日は小ホールを使用し、ピアノはスタインウェイでした。
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実りの時

2005-06-03 14:29:27 | 自然
気分転換に散歩に出てみたら、美味しそうな実をつけている木々に出会いました。
この辺りは養蚕業が盛んだったと聞いていますが、その名残の桑の木になっている、誰も手をつけないで熟れるにまかせている桑の実。

木苺が赤いのと                                     
黄色いものの二種類ありました。

秋が実りの季節とはよく言われることですが、鳥たちが元気に飛び交う今のこの時季に合わせて身近な樹木が実りの時を迎えているのですね。私が食べたかどうかですか?さすがに本番前日では大事をとって食べませんでしたよ。目にご馳走、ということにしました。
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靴に恋して

2005-06-03 00:19:18 | 映画 か行
去年、公開されて見たかったのだが劇場で見損ねた作品。水曜日にTSUTAYAで「NEW」というシールを貼られていたので早速借りてみた。スペイン映画。

監督はラモン・サラサール、これが長編映画としては初めての監督作品だそうだ。

物語は5人の年齢も境遇も全く違う女性たちが「靴」をキーワードとして交錯する。
アニータ(モニカ・セルベラ):スニーカーを履く女
イザベル(アンヘラ・モリーサ):小さな靴を履く女
アデラ(アントニア・サンファン):偏平足の女
レイレ(ナイワ・ニムリ):盗んだ靴を履く女
マリカルメン(ビッキー・ペニャ):スリッパを履く女
そしてもう一つ重要な「靴」~シャルル・ジョルダン、グッチ、プラダなど、ゴージャスな靴が300足登場。(私は、どれがどれやら全然わからなかったけれども)

5人ともそれぞれの悩みを抱えてでも懸命に生きている。恋をし、懸命に仕事をし、泣き、そして自分の夢を生きてゆく。別々に関わりなく生きているように見えた登場人物たちが、いつの間にか互いに交錯していることに気付かされる。「夢を言い訳にして人は生きてゆく。・・・でも夢を捨ててはいけない。忘れてしまった夢はどこへ。どこかで待っているはず」晴れ晴れと自分の足で忘れていた夢をとりもどし歩いていく彼女たちの前向きな姿に励まされる。何がそう思わせるのか定かではないのだが、なんともいえない独特の色調と言うか雰囲気が全編に漂っているのが心地よかった。

ところでアントニア・サンファンを見たとき、あれ?女性だったの?と思ってしまった。「オール アバウト マイ マザー」の時のゲイの役の印象が強烈で・・・ということは彼女は凄い役者だ、ってことか。
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深草アキ「秦琴の世界」

2005-06-01 00:29:01 | 音楽
5月29日(日)、午後2時、桐朋学園ポロニアホールにおいて開催された
<深草アキ「秦琴の世界」>を聴く。

プログラムは下記の通り。

沙羅の糸/月の砂漠
お話「秦琴と胡弓は実は遠い親戚なのです。」
        <休憩>
烈/晴れのち晴れ/山百合一輪川に流せば/
五木の子守唄/三世の旅人/星の大地
           (ゲスト/二胡:ジャー・パンファン)

パンフレットによると、秦琴とはインターネットで検索すると深草氏の名と共に「2000年以上の歴史を持つ、馬上で奏でられる事を主とした楽器。現在、中国では専門に演奏する人は少なく・・・」と出ているそうだ。
その形態は6弁の花のような桐の板が張られている胴にまっすぐなフレットのある棹がついた3弦の楽器である。

(シルクロードを旅する馬上で嫋嫋と響いている様を想像すると、何か広々した心持ちになってくるではないか)

深草アキ氏は「ファー・イースト・ファミリーバンド」のベーシストとして活躍し、「もっとストレートに自分の音楽を表現できないかと模索していて、町の古民具市で天啓のように秦琴と出会った」そうだ。それ以来、日本でもまた世界においても、ただ一人の秦琴奏者として活躍しているとのことである。

初めて聴いた音色だったが、秦琴とは時に激しく、時に囁くようにと自在に響く楽器であった。それは勿論、深草氏が演奏したからこそ、なのだけれど。そこには彼自身の言葉で直に語られる独自の世界が繰り広げられていて、それを堪能することができた。私が心に思い描いた情景は・・・。
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