Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

靴に恋して

2005-06-03 00:19:18 | 映画 か行
去年、公開されて見たかったのだが劇場で見損ねた作品。水曜日にTSUTAYAで「NEW」というシールを貼られていたので早速借りてみた。スペイン映画。

監督はラモン・サラサール、これが長編映画としては初めての監督作品だそうだ。

物語は5人の年齢も境遇も全く違う女性たちが「靴」をキーワードとして交錯する。
アニータ(モニカ・セルベラ):スニーカーを履く女
イザベル(アンヘラ・モリーサ):小さな靴を履く女
アデラ(アントニア・サンファン):偏平足の女
レイレ(ナイワ・ニムリ):盗んだ靴を履く女
マリカルメン(ビッキー・ペニャ):スリッパを履く女
そしてもう一つ重要な「靴」~シャルル・ジョルダン、グッチ、プラダなど、ゴージャスな靴が300足登場。(私は、どれがどれやら全然わからなかったけれども)

5人ともそれぞれの悩みを抱えてでも懸命に生きている。恋をし、懸命に仕事をし、泣き、そして自分の夢を生きてゆく。別々に関わりなく生きているように見えた登場人物たちが、いつの間にか互いに交錯していることに気付かされる。「夢を言い訳にして人は生きてゆく。・・・でも夢を捨ててはいけない。忘れてしまった夢はどこへ。どこかで待っているはず」晴れ晴れと自分の足で忘れていた夢をとりもどし歩いていく彼女たちの前向きな姿に励まされる。何がそう思わせるのか定かではないのだが、なんともいえない独特の色調と言うか雰囲気が全編に漂っているのが心地よかった。

ところでアントニア・サンファンを見たとき、あれ?女性だったの?と思ってしまった。「オール アバウト マイ マザー」の時のゲイの役の印象が強烈で・・・ということは彼女は凄い役者だ、ってことか。
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4 コメント

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Unknown (satormy)
2005-06-05 18:11:54
TBありがとうございました。

送ったのに、うまく記事がでないので2回送らせてもらってます。。

古い方、消していただけるとうれしいです
返信する
Unknown (satormy)
2005-06-05 18:17:13
記事へのトラックバックURL、

あってるはずなのにうまく靴に恋しての記事が表示されません





なぜでしょう

返信する
ありがとう! (rubicone)
2005-06-05 21:31:17
satormyさま、TB&コメントありがとうございました。私はsatormyさまの記事をとても面白く読ませていただいてTBはできたのですが、コメントが書けなくてでした。でも、この映画、励まされるっていうか、女性の力を感ずるというか、でしたよね!

また、遊びに行きますね。
返信する
Unknown (satormy)
2005-06-09 01:40:56
お返事ありがとうございました



実は上のHOMEってとこにBBSをはりつけてるんでコメントは書けるようにはなってるんですよ。

もし次回機会があれば書いてくださいな



靴に恋してってイケメン多かったですよね。

ホモも多かったですけど。

お国柄ですよね

そーゆうのもおもしろいですよね。

私もまた遊びにきますね!
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