Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

草間彌生「No.8,3」

2005-06-23 00:02:57 | 展覧会・建築・器
22日の朝日新聞朝刊「文化」欄に<世界の「クサマ」、評価うなぎ上り>という記事が掲載された。
それによると・・・現代美術家の草間彌生さんの作品が、先月のクリスティーズのオークションで国際市場における現役の日本人現代美術家の作品としては過去最高の落札額で米国画商に落札されたそうである。落札額は119万2千ドル(約1億2600万円、手数料含む)、落札された作品は平面の「No.8,3」(62年)
草間彌生展は去年10月から東京国立近代美術館を皮切りに1年をかけて全国を巡回している。現在は7月3日まで熊本市現代美術館で、その後は7月30日~10月10日まで松本市美術館。
私は去年東京展に行ったのだが、とにかく圧倒された何といっても彼女は進化し続け、変貌し続ける作家だということに圧倒されたのである。どこからあのエネルギーが湧き出てくるの?たゆむことなく創作し続けるその意志の強さ(私はねえ、連続する模様に音楽を感じちゃったよ)
年譜を見ると草間彌生は1929年松本市生まれ。1957年11月渡米しニューヨークを中心に活躍。1973年帰国。現在76歳、現役の美術家である。とにかく凄い人!

参考までに・・・東京展のチラシ表(写真はホンマタカシ)、チラシ裏の作品紹介の部分はこんな風になっている。
コメント
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