Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

実りの時

2005-06-03 14:29:27 | 自然
気分転換に散歩に出てみたら、美味しそうな実をつけている木々に出会いました。
この辺りは養蚕業が盛んだったと聞いていますが、その名残の桑の木になっている、誰も手をつけないで熟れるにまかせている桑の実。

木苺が赤いのと                                     
黄色いものの二種類ありました。

秋が実りの季節とはよく言われることですが、鳥たちが元気に飛び交う今のこの時季に合わせて身近な樹木が実りの時を迎えているのですね。私が食べたかどうかですか?さすがに本番前日では大事をとって食べませんでしたよ。目にご馳走、ということにしました。
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靴に恋して

2005-06-03 00:19:18 | 映画 か行
去年、公開されて見たかったのだが劇場で見損ねた作品。水曜日にTSUTAYAで「NEW」というシールを貼られていたので早速借りてみた。スペイン映画。

監督はラモン・サラサール、これが長編映画としては初めての監督作品だそうだ。

物語は5人の年齢も境遇も全く違う女性たちが「靴」をキーワードとして交錯する。
アニータ(モニカ・セルベラ):スニーカーを履く女
イザベル(アンヘラ・モリーサ):小さな靴を履く女
アデラ(アントニア・サンファン):偏平足の女
レイレ(ナイワ・ニムリ):盗んだ靴を履く女
マリカルメン(ビッキー・ペニャ):スリッパを履く女
そしてもう一つ重要な「靴」~シャルル・ジョルダン、グッチ、プラダなど、ゴージャスな靴が300足登場。(私は、どれがどれやら全然わからなかったけれども)

5人ともそれぞれの悩みを抱えてでも懸命に生きている。恋をし、懸命に仕事をし、泣き、そして自分の夢を生きてゆく。別々に関わりなく生きているように見えた登場人物たちが、いつの間にか互いに交錯していることに気付かされる。「夢を言い訳にして人は生きてゆく。・・・でも夢を捨ててはいけない。忘れてしまった夢はどこへ。どこかで待っているはず」晴れ晴れと自分の足で忘れていた夢をとりもどし歩いていく彼女たちの前向きな姿に励まされる。何がそう思わせるのか定かではないのだが、なんともいえない独特の色調と言うか雰囲気が全編に漂っているのが心地よかった。

ところでアントニア・サンファンを見たとき、あれ?女性だったの?と思ってしまった。「オール アバウト マイ マザー」の時のゲイの役の印象が強烈で・・・ということは彼女は凄い役者だ、ってことか。
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