Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ゾラン・ドゥキッチ ギター・リサイタル

2006-02-26 00:13:37 | 音楽
チラシに「天才か!怪物か!噂の男が遂に初来日」とある(すごいコピーだゾラン・ドゥキッチギター・リサイタルを武蔵野市民文化会館(小ホール)で聴く。
初めて聞く名前で一体どこの国のギタリストかも知らなかった。プロフィールには1969年にクロアチアのザグレブに生まれ、6歳からギターを学び始める、とある。クロアチア・・・赤と白のチェックの旗が思い出される。
<プログラム>
第一部)A.ホセ:ソナタ/V.イヴァノヴィチ:ソナタ
第二部)M.リョベート:ロマンス、スケルツォ-ワルツ/M.アーノルド:幻想曲/A.ピアソラ:2つの小品/武満徹:ミュアー・ウッズ/D.ボグダノビッチ:6つのバルカンの細密画

初めて聞く曲のオン・パレードだったが、魅力的な曲・響きが次々繰り出されてきた。改めてギターという楽器の音の繊細さ、力強さを併せ持つ多彩な音色、音量のレンジの幅広さに驚かされた。身体にぴったりくっつけて奏されるギターは奏者の意のままに繰られ歌っているという感じだった。最後の「6つのバルカンの細密画」は構成、踊りの曲、曲数でバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」をふと連想してしまった。
アンコールは↓
         
でした。たまたまカメラ持っていたので横着してしまいましたが、2曲目はタルレガのRosite(名前?)、3曲目はリョベートのアメリアの遺言、でも1曲目の作曲者が何と読むのか・・・曲名はどうもヴェネズエラの踊り、と読めるのですが・・・。ご存知の方いらしたら、教えてください~
コメント (2)
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