Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

クラッシュ

2006-02-24 00:01:58 | 映画 か行
         
中央線沿線で仕事だったのでその帰りに「クラッシュ」を立川シネマ・ツーで観てきた。ここ何年もそういえば立川で下車した事はなかったのだが、随分賑やかで活気のある、人の大勢歩いている街だった。シネマ・ツーは駅から歩いて5分ほどの距離のきれいなシネコン。指定席になっていたけれど結構空いていた。驚いたのは上映前にスクリーン横で館の方が「ただ今から上映いたします。」と挨拶が入ったこと、まあ、ご丁寧に!

「クラッシュ」は上映館が限られていてたのでほぼ観るのは諦めていた作品だったので、ここで観られたのは幸運だったそして、いい映画だった~
主人公は・・・誰なんだろう?様々な人種、職種の人間がそれぞれに暮らす街ロスアンゼルス。そのそれぞれがみな自分の人生を生きて、そして交錯する。寒気がするほどの人種差別もある、だけど同じ人間の全く別の面も同時に映像は映し出す。まるきりの悪人もいないが、まるきり善人もいない。(あっ、一人だけ天使がいた)それが人間、全部含めて一個の人間、そこに映されていたのは人間でありまた翻って自分自身なのではなかろうか。全ての断片がつながっていった時に感じたのはほのかな希望と愛だった。まさか、と思うでしょうが本当ですこの映画観て実は泣きました

2005年/アメリカ/112分
監督・脚本:ポール・ハギス
出演:サンドラ・ブロック/ドン・チードル/マット・ディロン/ジェニファー・エスポジト/ウィリアム・フィットナー *公式サイト
コメント (10)
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