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現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

11月9日10日のコロナ関連記事

2021-11-11 16:03:25 | 社会問題
○Merck社:経口抗ウイルス薬Molnupiravirの供給が、富裕国と貧困国とでほぼ同時になるだろうと声明。世界広報担当責任者のSchaper氏は、2021年10月にRidgeback Biotherapeutics社と協同して有効性を発表した以前の、2020年7月から世界販売戦略を検討していたと言っている。
 ”サプライチェーン構築を早い段階から開始。Merck社は2021年末までに1000万回分を、2022年には少なくとも2倍の2000万回分を供給する予定"としている。価格は世界銀行のデータを参考に各国が支払えるよう階層的枠組みで決めるとしている。
○パキスタン:Sindh州新規感染者数396人、死者0人。
○英国:新規感染者数39329人、死者214人。前日はそれぞれ33117人と262人。
○ウクライナ:ワクチン不信が国を覆っていると言う。Lyashko保健大臣はコロナ入院患者の92%はワクチン未接種者。EU並みの接種率ならば、死者数は3分の1程だっただろうと言っている。ウクライナはここ数週間、連日新規感染者、死者数共に記録を更新している。政府はロックダウン策とワクチン接種運動に取り組んでいる。
○中国:ミャンマーとの国境を封鎖している。これにより錫濃縮物の入手性が更に悪化が懸念されると中国の製錬業者が言っている。中国は世界最大の精製錫の生産国であり、2019年段階で94%の錫濃縮物をミャンマーに依存している。2020年には91.7%へ低下し、今年の1月から9月の期間では82%以下に低下している。国際錫協会中国代表のLin氏は、陸路の拠点のMengaが最近のミャンマーのWa州でのコロナ流行で一時的に封鎖されていると話している。
○フランス:ワクチン証の有効性を維持するにはブースター接種が必要とするマクロン大統領の声明に触発されて、ブースター接種の予約が増大しているという。
○タイ:移民労働者へのワクチン接種を要請するという。50万回分程度をその為にとってあるとChomklin労働大臣が声明。政府はミャンマー、カンボジア、ラオスからの労働者を来月初めから受け入れる予定。労働者には2週間の隔離とワクチン接種が求められると大臣は言っている。
○ドイツ:ワクチン問題アドバイザー委員会が、30才以下の人々への接種はPfizer-BioNTechワクチンのみにするように要請している。Modernaワクチンに比べて若い人の心疾患発生率が低いことを理由としている。同委は妊婦にも年齢関係なくPfizer-BioNTechを推奨している。同委はPaul Ehrlich研究所からの最新の安全性データをもとに推奨しているという。
○ロシア:1239人の死者を数え記録を更新。新規感染者数もモスクワの3927人を含む38058人を記録。Murashko保健大臣は、ロシアの12の地区の病院で酸素備蓄が、補給されなければ、あと2日も持たないと言っている。
○スロバキア:人口550万人のスロバキアで最高となる新規感染者数7055人を記録。
○チェコ:3月以来最高となる新規感染者数14539人を記録。
○憂鬱感や不安感をCovid-19が高めるという研究が出されている。十万人当たりの不安感を感じる人の数を男女別に年齢層別にグラフ化している。それによると女性の場合パンデミック前が5000人から6000人だったのがパンデミック期間には6500人から8000人弱までと20〜30%増えている。一方男性はパンデミック前が3500人から3800人だったのが、パンデミック期間には4000人から4200人へと10%程上昇している。
○ネパール:全ての成人に対しワクチン接種を来年4月中旬迄に行う予定。同時期迄にワクチンが入手出来る予定で、それに合わせて会場の設定や作業員の確保を行うとKhatiwada保健大臣が言っている。
○韓国:重症患者数が10月の300人台半ばから460人へと高まっており、政府はブースター接種を要請している。重症患者の82%以上が60歳以上の高齢者という。保健省高官のYoung-rae氏は医療体制に支障が出る段階ではなく、空きのICUは500ほどあるとしている。
○ベトナム:インドのBharatBiotech社製Covaxinワクチンを承認。9番目の承認ワクチンとなる。
○ニュージーランド:最大都市のAucklandのロックダウンが3ヶ月ぶりに緩和され、Auckland市民が商店やモールに戻って来ているという。図書館、博物館、動物園も再開されている。
○Moderna社:若年層への接種の承認をEUに求める計画という。
○ルーマニア:主要病院の遺体安置所が満杯になっている。ここ2ヶ月間毎日数百人が死亡している。人口1900万人のルーマニアはEU内で最高の死亡率の国の一つになっている。
○英国:病院関係者に対し4月1 日までにワクチン接種を必ず受けるようにとJavid保健大臣が声明。3月末まで期間をとっているのは、病院の過度の逼迫を避ける為と見られる。
○WHO:ワクチン接種用注射器が2022年に10億から20億本不足すると警告している。ワクチン接種計画と衛生面についての懸念を表明している。
○パキスタン:Sindh州新規感染者305人、死者1人。検査数15574人、陽性率2.0%。
○米国、Inovio製薬:Inovio社は昨年FDAから同社ワクチンの最終段階の治験の停止措置を受けていた。FDAはその措置を解除するという。
○オランダ:南部の複数の病院が政府に対し、コロナ規制を強化し、コロナ抑制を強めてほしい旨の要請を行っている。病院の医療体制の逼迫が要因。
○バングラデシュ:Beximco社がMerck社のMolnupiravirのジェネリック薬の販売を始めるという。国内販売を先行させる。政府はBeximco社の経口抗ウイルス薬を承認している。
○タイ:海外からの労働者の受け入れ規制を緩和し、製造業部門や観光業部門の人手不足解消を目指すという。
○中国:ロシアと国境を接する北部の都市Heiheで新たな感染源の追跡に役立つ情報提供者に10万yuan,15500ドルを、提供するという。感染ルート解明に、報奨制は必要としている。
○フランス:ModernaのSpikevaxの代わりに、可能な限りPfizerのComirnatyワクチンを使うよう要請している。Modernaワクチンが心筋炎を若干高く発症させるリスク回避の為。
○シンガポール:12月8日から、ワクチンを故意に受けていない人からのコロナ感染治療代の請求に対して、支払いを停止するという。
○パキスタン:英国がSinopharmワクチンとSinovacワクチンを承認ワクチンリストに11月22日から加える予定であり、数千人のパキスタン人旅行者の追い風になっているという。中国のワクチン2種に加えてインドのCovaxinもリストに加わる予定。
○ベネズエラ:2才の子供に対してキューバワクチンの接種開始の予定という。
○デンマーク:コロナの第3波の流行に入ったとしてデンマークではデジタルコロナパスの利用を再開する予定。バーやレストランへの入店時に求められることになる。9月中旬頃が200人を若干越すレベルだったのが最近は2300人程に上昇している。陽性率も9月中旬の1.2%から2.3%に上昇している。200人以上の人が集まる映画館や博物館等も規制される。
○オーストラリア:ワクチン未接種者の重症化率や死亡率が16倍高くなるという報告がNew South Wales州から出されている。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan

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