老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

冷静に公権力の暴挙を暴くべし!

2017-08-23 17:18:57 | 沖縄
Yahoo!ニュースに「8/18、社民党の福島瑞穂副党首が沖縄県・辺野古のゲート前に座り込み、機動隊員らが強制排除」とあった。

野党の存在感を示すため、党首自らが現地で反対派住民と共に抵抗し、沖縄の現状把握をしたという事になるのだろう・・・が、私には違和感が残った。何かが、違う。

あるサイトでは国会議員が道交法違反(公道上の通行妨害?)を先導した、と書かれている。報道写真を見ると、住民と同様に抱えられて排除された福島氏が満足げな顔をしているように見える。

しかし・・・たしか、彼女は弁護士である。「野党の党首が住民目線で抵抗した」と誇れなくもないが、黙々と機動隊員に排除される姿は何なのだろうか。

米軍ヘリパッドの建設現場は、陸上でも海上でも警察・海上保安庁の強引な規制や排除が続いている。微罪での逮捕、「行為が危険」「危ないから保護する」という名目で反対派住民に馬乗りになったり、ロープで縛ったり。あげくは座り込むおじー、おばーの日よけ(作業シート)を強制排除する。

一方で工事作業車や警察車両が道交法違反状態でも特例?とばかり、許されてしまう。海底の埋め立ても環境破壊のグレーゾーンにある。

弁護士資格を持つ野党の党首である福島瑞穂氏が現地入りしたのであれば、なぜ現場で見過ごされている不法行為や公権力の横暴を冷静に視認・記録し、国会で告発しないのだろうか。

沖縄の現地での悲鳴を国会に届けるのが野党党首の役目だと思う。国会閉会中ならば、記者会見を開いてメディアに訴え、機関誌でもネットでも「オキナワの声」を伝えるべきではないか。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
猫家五六助

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