老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

今の歴史教育に不安

2022-06-01 09:49:30 | 社会問題
東京新聞5/31付、発言欄から。男性(76歳、東京都在住)の投稿を転載します。

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 上映中のドキュメンタリー映画「教育と愛国」を見た。現在、中高生に正しい歴史教育をしているのだろうか、と疑問を持たざるを得なかった。同じように感じた方は多いと思う。

 政府は昨年4月、「従軍慰安婦」「強制連行」の文言は誤解を招くから使用しないと閣議決定。中学・高校の歴史教科書の修正を求めた。いったい誰の誤解を招くというのか。1993年の河野談話には、従軍慰安婦の言葉が入っていた。河野談話は間違っていたというのだろうか。

 政府に都合の悪いことのみを記載させているように思えるが、子供たちには真実を包み隠さず伝えるのが大人の役目ではないのか。歴史から学ぶことは多く、歴史を知ることは大切だ。今の政府のやり方は非常に恐ろしい。
+++++++++ ここまで ++++++++++

安倍政権以降、閣議決定の重要度・信頼度は地に落ちた。
「安倍内閣総理大臣は、ポツダム宣言については、当然、読んでいる」
「同大臣(島尻安伊子・元沖縄北方相)が「歯舞」の読み方を知らないという事実はない」
「首相夫人(安倍昭恵)は公人ではなく私人である」
こんな幼稚な閣議決定を連発した政府を率いた安倍晋三が政治家として、まだ生き残っている。

※安倍首相が乱発する閣議決定、無知の突破力がもたらす異常事態(NEWSポストセブン、web)
https://www.news-postseven.com/archives/20200201_1534054.html?DETAIL

閣議決定は「政府の意思」として重要な指針になるが、時の政権が従来のルール・経緯・意義を曲解したり無視したりして勝手に決め、それが「正しいこと」として批判を封じる道具に使われるのは間違っている。

内閣の、最高権力者の職権乱用として重罪に問うべきではないだろうか。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
猫家五六助

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