麻生首相は現在の世界経済の状況を見て、臨時国会途中から「今解散をしている場合ではない、政局より政策優先」だと云い、選挙対策なのか景気対策なのか分からぬ、中途半端な「新総合経済対策」を打ち出した。
しかしその後裏付けとなる第二次補正予算案が一向に臨時国会へ出される様子がない。これに業を煮やした民主党の小沢代表は、「解散より景気対策だと言いながら、予算案を国会に提出せず臨時国会を閉じるとは何事だ」と先日麻生首相に直接抗議したが、首相は現在検討中といい、提出するともしないとも言わずにペルーでのAPEC首脳会議へ出発した。
ところが今日のNHKニュースによれば、自民党中堅議員からも今国会に第二次補正予算案を提出すべしとの要請が、主のいない首相官邸に提出されたとのことである。一方現地での記者会見で麻生首相は、第二次補正予算案を臨時国会へ提出しない理由を小沢代表に責任転嫁して、自ら「政策より政局」に走っているのである。どうも麻生首相の言う事なす事、チグハグで国民には理解できない。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015532771000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015546631000.html
その上、道路特定財源の一般財源化に伴う地方への1兆円の交付方法や、国交省地方整備局、農水省地方農政局等の廃止についても各省庁の反発で迷走し、朝令暮改が多すぎ、今やダッチロール状態である。そもそもこれらは選挙目当てに民主党の政策を真似たものであり、これまでの自民党の政官業の利権構造にそぐうはずがないのである。
その結果、政策作りでは官僚にソッポを向かれ、族議員には反発され、麻生首相が何をしようとしているのか、国民にはさっぱり分からない。その上、踏襲・頻繁・未曾有等の漢字の読み間違い、医師への誹謗発言、幼稚園のPTA会合での親を批判する不用意な発言まで飛び出している。これでは自民党の総裁選で麻生総裁を選んだ自民党議員のレベルが疑われる。あるいは、落選した他の候補者は麻生首相よりも劣ると云うことだろうか。
「護憲+BBS」「行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
しかしその後裏付けとなる第二次補正予算案が一向に臨時国会へ出される様子がない。これに業を煮やした民主党の小沢代表は、「解散より景気対策だと言いながら、予算案を国会に提出せず臨時国会を閉じるとは何事だ」と先日麻生首相に直接抗議したが、首相は現在検討中といい、提出するともしないとも言わずにペルーでのAPEC首脳会議へ出発した。
ところが今日のNHKニュースによれば、自民党中堅議員からも今国会に第二次補正予算案を提出すべしとの要請が、主のいない首相官邸に提出されたとのことである。一方現地での記者会見で麻生首相は、第二次補正予算案を臨時国会へ提出しない理由を小沢代表に責任転嫁して、自ら「政策より政局」に走っているのである。どうも麻生首相の言う事なす事、チグハグで国民には理解できない。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015532771000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015546631000.html
その上、道路特定財源の一般財源化に伴う地方への1兆円の交付方法や、国交省地方整備局、農水省地方農政局等の廃止についても各省庁の反発で迷走し、朝令暮改が多すぎ、今やダッチロール状態である。そもそもこれらは選挙目当てに民主党の政策を真似たものであり、これまでの自民党の政官業の利権構造にそぐうはずがないのである。
その結果、政策作りでは官僚にソッポを向かれ、族議員には反発され、麻生首相が何をしようとしているのか、国民にはさっぱり分からない。その上、踏襲・頻繁・未曾有等の漢字の読み間違い、医師への誹謗発言、幼稚園のPTA会合での親を批判する不用意な発言まで飛び出している。これでは自民党の総裁選で麻生総裁を選んだ自民党議員のレベルが疑われる。あるいは、落選した他の候補者は麻生首相よりも劣ると云うことだろうか。
「護憲+BBS」「行政ウォッチング」より
厚顔の美少年