老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

コロナの前で無力さを曝け出す自公と東京都政に引導を渡す、今が好機と捉えよう

2021-08-11 10:31:59 | 政治
最大多数に最大幸福を。ここは字句通りに捉えてみたい。“最大多数”を“全てを含むまでに最大化した多数”と捉え、“最大幸福を”を“全ての人に最大の幸福を目指す”と捉えたい。限定された範囲のなかでの“幸福”でなく、全てに亘るまで範囲を拡大する努力付きでの“幸福”を目指したいということだ。

翻って今の現実はどうか。選挙で名目上は最大多数になっている自公と、それを支持する階層の行っている政治とは。

彼らは自分らで張った縄の内側にいるお仲間内だけを対象とした、極めて限定される(1.2億人の20%位の精々2千万人程の人達だ)人達のみの幸福を考えることに特徴がある。それに含まれない(主義や信念から敢えて含まれたくない人もいるだろうし、現状多数派が無視するか拒絶する階層もあるだろう)人達を排除して、今だけ金だけ自分だけの信念?(妄念妄想だろう)を共有する、お仲間内で立法・行政を進めているのが今の問題点の本質であろう。

では、どうしたら現状のこの理不尽・不合理なお仲間内だけが最大の幸福を享受する世の中を変えていけるのか。これが護憲+の皆さんの狙いであり願いでしょう。

無視され、弾き飛ばされている権力側に与しない人達は、現状多数派の問題個所を非難し批判している。正当であり合理的な非難批判は当然で、しかも意義がある。行う権利があると信じます。

ここでパンデミック発生以来の1年半の期間の一つの見方を提示したい。

コロナ禍のパンデミックは、自公・都知事はおろか霞が関の自称行政プロも含めて現在の権力側の人間の能力をはるかに超える難題であった、と考えます。またこれからも彼らにとっては完全に対応できない対処困難な事態が続くと認識することが、我々にとって大切であると考えます。

日本人は良き特質はもちろんあります。別に卑下する必要は無いのですが、根本的に能力不足の部分も抱えています。それは全体を漏れなく網羅して対応策を打っていくという点で、欧米人にどうしても先を越されてしまうという特徴です。

例えは悪いが原爆開発然り、コンピュータの基本言語・システム作り然り、月到達競争然り、暗号が解読され裸状態で突き進んでいた対欧米戦争然り、真似イズムの日本では今回のコロナ禍も中途半端で立ち遅れている状況は、ある意味当然の帰結と思っています。

よって今は自公政治・都行政含めて、多数側行政はある部分お手上げ状態なのが本当の所であり、そう捉えるのが正しい見方であり、今はコロナ禍で権力を持つが故に自公・都知事が土つぼにはまらざるを得ない状況と捉えるべきでしょう。無能さゆえに、そして無気力も加わっての不手際をさらけ出している最中である、と捉えるのが正しい現状の見方です。

敵失は望むまでもなく絶えず相手は失策を繰り返すのです。今後も繰り返すでしょう。例えば中等症状以下は基本自宅で自助で!とかオリンピックは市中の感染拡大に関係なかった!とか、お盆は故郷の親とか同級生には会うな!とか相変わらず意味不明なことしか言えないのです。合理的な科学的知見にのっとった判断からの発言は土台無理なのです。

権力側に与しない我々にとっては、これ以上の好機は望めないほどの環境に今我々はいるのだという認識を持つことが、先ずは重要だと考えます。

権力に与しない側は、ボロボロ出てくる、またこれからも出てくる敵失を声大きく非難批判すれば良いのです。しかも平易な言葉で、市民に広く届く言葉で訴えればよいのです。

そして智恵ある我々非権力側は、一年半の経験をもとにした賢く科学的知見に沿ったパンデミックの対処法を、これまた平易な言葉で受け入れやすい言葉で市民に訴えれば良いのです。

例えば、根本策は水際対策です、強化しますとか、検査を拡大しますとか、陽性者は隔離し、そのための病床数や隔離部屋数の拡大確保を行いますとか、重篤な感染者に対しても見捨てる様な考えはありませんし、このようにしますとか、ワクチンも自前を含めて供給に支障のないよう、このような対応を考えていますとか、基本的な対策の視点を平易な言葉で市民に訴えれば良いのです。

そしてこう言えば良いのです。このパンデミックはあなたがた自公・都知事では役不足であり、解決は土台無理で出来ません、と。我々ならこうやって乗り越えて見せます。自信があります、と平易な言葉で差別され無視され困窮に苦労している市民に訴えかければ良いのです。

目標は権力側に与しない、入っていない階層にファンになってもらう事です。味方を増やすことを意識した意見広告や投稿が、そしてアンチ自民の投票に繋がるファンの獲得になる具体的運動が今一番必要と考えます。選挙は遠い先ではありません。今を活かしたいものです。

流水さんの記事を拝見し、19期期初の笹井さんの記事にも触発されての投稿です。まとまりに欠けると思いますが、先ずは皆さんから意見を付け加えていくことが大切だと思い手を挙げてみた所です。

皆さんからのワイワイガヤガヤが先ずは必要と思います。そしてそれをここの場だけでなく別の場(例えば新聞の声欄へ)も利用して考えを広められたらと思っています。更に別の場があればそこへも広げられたらと思います。

最後になりますが、現在の権力側の力は侮れないし、悪知恵の働く役者が揃っています。電通など広告業界は音頭をとるのが上手です。アドバルーン打ち上げも上手です。ネットやテレビ新聞はそれを囃したてるのが上手です。

経団連は行けそうなアドバルーン策の道をならしていくのが上手いのです。霞が関はお仲間企業を取り込んで予算化するのに長けています、そして政治屋は利権の臭いに群がり予算成立させ実現化するのが上手いのです。

この間お座なりの公聴会でガス抜きはされるだろうが、チェック機能が崩壊している現状では正にガス抜きのみの意義があるだけ。こんな構図がいつまでもダラダラと続いて、中間搾取で水膨れになったそもそも必要性も不明な無駄な事業が蔓延っているのが現状です。オリンピックが然りでした。本当に役者が多く悪智恵は働く権力も持った相手なのです。

例えば最近こんなアドバルーンが上がっていました。いわく世界陸連は日本に世界陸上大会を要請したい。こんな塩梅です。こんな形でまた水膨れの中間搾取まみれの利権まみれ大会が実現へ向かって動き出すのです。こんなことはもう御免です。

求められるのは非権力側が排除の論理でなくまとまっていくことと、そもそも権力側からはもちろん、非権力側からの手も充分には届いていない階層(例えば老人層、非正規労働者、シングル親家庭等)をも巻き込んで、投票数増という実を結ぶまでに繋がる運動を考えて、実現化実施化していくことが求められる所です。

敵失による風頼みに期待しすぎることはやめましょう。

やることをやって権力側の無力さ加減を浮き彫りにして、非権力者側のファンを増やしていくことを意識した行動を真剣に考える、今はその最適の機会であると覚悟を決める時です。

幸い権力側は合理的な判断が出来ずに失策の発言を重ねています。マスコミもウイルスの真の問題の前では無能無力ゆえに自身適切に判断出来ず、そのまま失策発言を垂れ流しているのみなのです。今は好機です。

運動の拡大には平易なスローガンが大切です。例えば中島聡氏の意見や東京新聞望月記者のアイデアも取り入れて作ってみました。

【最大悪は自公の議会独占!選挙に行って自公政治にNOを!】
【選挙に行って、今だけ金だけ自分だけ、の利権政治利権行政にNOを!】
【主人は市民だ!】 【NO!棄民政策!】 【自民の悪事を暴いて牢屋へ入れよう!】
【政権交代で膿を出そう!】【能力なき人間は去れ!プラン提示できる人間に席を空けろ!】
【自助だけ市民は感染しても自助が頼り! 公助漬け選民はICUベッドが待っている!】
【電通パソナを税金事業からけっとばせ!】

護憲+を注目して下さる方々の意見投稿を期待いたします。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 9日コロナ関連記事 | トップ | 10日コロナ関連記事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事