ＢＳ世界のドキュメンタリー『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』

眠たい目をこすりながら深夜番組「ＢＳ世界のドキュメンタリー『オリバー・ストーンが語る　もうひとつのアメリカ史：第6回　Ｊ．Ｆ．ケネディ　～全面核戦争の瀬戸際～』をみました。

ベトナム戦争の実態や米国内の反戦運動の弾圧など、オリバー・ストーンがかつての米国の恥部を的確に捉えたドキュメンタリー番組で、ベトナム戦争の軍需で潤ったのは軍需産業の多いテキサス州であることも報じられていました。

ベトナム戦争に深入りを始めたジョンソン大統領、拡大したニクソン大統領、アフガン・イラク戦争を開始したブッシュ大統領の出身地を調べてみたところ、いずれも軍需産業の多いテキサス州、カリフォルニア州出身で、軍需産業の多い州から大統領が誕生するとアメリカ主導の何らかの戦争が発生しているのも、軍産複合体のうごめきと何か因果関係がありそうです。　

このシリーズが深夜放送になった真相は分かりませんが、過去のこととは言え、米国の恥部を映し出したドキュメンタリーなだけに、ＮＨＫもゴールデンタイムには放送できなかったことが分かるような気がしました。外部の圧力が無かったのであればよいのですが・・。

これは４回連続の番組のようです。

ＢＳ世界のドキュメンタリー　シリーズ『オリバー・ストーンが語る　もうひとつのアメリカ史』
http://www.nhk.or.jp/wdoc/

「護憲＋ＢＢＳ」「新聞記事などの紹介」より
厚顔の美少年