老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

官房長官と総理の関係

2007-09-06 11:55:10 | 安倍内閣
厚顔の美少年さんが、「連座制」に関する与謝野発言の記事の中で、「首相と女房役の官房長官とで疑う余地のない基本的問題についてこれほど認識が違うとは驚きである」と書いていますが、どうも与謝野氏は女房役をやる気はサラサラなさそうです。

昨日(9/5)の東京新聞『こちら特報部』は、『自民に吹き荒れる「安倍退陣論」』のタイトルで、宮城・古川支部の「安倍退陣を求める申し入れ書」のことや、永田町の「安倍降ろし」の動きを追っています。

その中で、「反安倍勉強会」について、後藤田正純議員のインタビューがあって、以下のようなくだりがあります。
===
記者:内閣と党役員の改造の評価は。
後藤田:(勉強会の発起人である)与謝野肇氏が官房長官になったのは、安倍政権が引き継いだ(小泉構造改革路線)の政策転換の象徴であり、評価している。与謝野官房長官は実質的な総理。首相も私たちの考えに近い人を起用しないと、政権運営がもたなくなっていることの表れだ」
====

一国のリーダーたる安倍総理は、自民党議員たちから完全に見放され、あるいは舐められています。総理と党役員の間に信頼関係はなく、内なる権力争いが側近の不規則発言として現れ、厳重注意もないまま放置される状態のようです。

これではまともな国会運営ができるわけがありません。なんとも心もとなく、不健全極まりない安倍内閣。安倍氏はなぜそうまでして総理の座にしがみつくのでしょうか?

「護憲+BBS」「安倍自民党政権を検証する」より
笹井明子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山口母子殺人事件弁護団対橋下弁護士

2007-09-06 06:36:07 | 民主主義・人権
弁護のやり方で批判が続出している弁護団であるが、橋下徹弁護士の「懲戒請求」は馬鹿げているし違法である。

弁護の内容と方法には弁護として法を逸脱したものでない限り自由であり、たとえ妥当性のない弁護であったとしても、懲戒請求をテレビで叫ぶのは違法な扇動であり、こちらの方がおかしい。

前にも指摘したが、「母子殺人事件の被告人が強姦目的ではなく母性を求めての犯行だった」というのは荒唐無稽なストーリーであり、刑事訴訟の構造を逸脱している。

だが、例えそうだとしても、そういう弁護も有効であり違法ではない。従って、橋下弁護士の「懲戒請求云々」は、明らかに「違法な表現」であろう。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
名無しの探偵
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐藤正久議員発言

2007-09-06 06:20:10 | 安全・外交
http://blog.goo.ne.jp/okunagairi_2007/e/53ed377072fa8efe67ac2aaaa01b6044
杉浦 ひとみの瞳: ・佐藤正久氏問題報告 ~  回答に関する記者会見と今後

>小泉氏については、既に質問状郵送自体を受け取り拒否され、返送されてきています。安倍氏は回答なし。また佐藤氏に対して何らかの表だった勧告や要請はされていないようです。よって、要求拒否、と理解できます。佐藤氏は、回答なし。 >そこで、9月19日にこの件に関する抗議集会を開くことになりました。
  9月19日(水)
  12時~13時
  参議院議員会館第1会議室

どうやら、未だ回答がないようです。まさか(軍隊たる者)仕掛けておいて、直ちに尻尾を巻くとも考えがたい筈なので、様子を引き続き注視したいと思います。

それにしても、現在の安倍政権には荷が重い、とも見えますが。態度は如何に?このままでは、テロ特措法による洋上の自衛隊艦船による“(200億円分供給の)ガソリンスタンド”、実は大半がイラク戦争用と判明し、イラク派兵・自衛隊隊長が実は戦端をつけるつもりだったなど、リンクしては、小泉・安倍政権の危険性が浮き彫りになり、更に反戦の国民に又ソッポを向かれると思案したりしているのか、とも思ったりします。特措法延長にも、国民は反対しています。

いずれにせよ、仕掛けた佐藤参院議員(関係防衛省を含む)には、公人として、きちんとした説明なり、釈明なりを求めます。仮に、頬かむり(或いは同然に)し、何もしないのであれば、議員辞職を求めます。

http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/2a571dcbdba5d3da5b07abccad84f6f7
ヤメ記者弁護士: 佐藤正久「駆け付け警護」問題で前首相回答できず~そりゃ、15年前からやってりゃねぇ…
>[東京新聞から]「駆けつけ警護」の問題点
  参院選挙で当選した「ヒゲの隊長」こと、元自衛官の佐藤正久参議院議員による「駆けつけ警護」容認発言。この問題は、陸上自衛隊最初の海外派遣となった1992年のカンボジア国連平和維持活動(PKO)参加の当時からくすぶっている。
 
東京新聞は、引き続き取材し、記事にして情報提供に努めている。こうしていただけると、地方の者にも読みやすい。ありがたいことだ。

ところで本筋、憲法や特措法に抵触どころか、違反ではいただけない。まるで、戦争の導火線を派兵した一隊員に委ねているようではないか。政府の態度、極めて、遺憾。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする