老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

住基ネット「同意なければ違憲」裁判長が自殺

2006-12-03 21:12:53 | 社会問題
http://www.asahi.com/national/update/1130/OSK200611300070.html
住基ネット「同意なければ違憲」 大阪高裁が削除命令(11/30)
http://alcyone.seesaa.net/article/28826810.html
低気温のエクスタシーbyはなゆー:3日前に住基ネットに違憲判断を下した大阪高裁の裁判長が「自殺」した 

なぜ? 今日、一番納得できにくい事件。…上司筋その他の圧力は、想定内のはずだったろうに。一命に替えた判決だったのか、抗議のためだったのかどうか、そうしたことも明らかではない…。

何故?無論、彼を非難する意味合いではないが、やはり、ともあれ、生きていてほしかった。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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B層の人達について

2006-12-03 15:33:00 | マスコミ報道
昨夜(12/2)地元の「週間金曜日読者会」に参加した。その時出た話題が小泉政権を支えた「B層の人達」について。

今は郵政問題で反対だつた議員の復党が決まった事により、安倍政権の支持率も下がっているが、来年の国政選挙の頃は皆忘れて又支持に走るかも知れない。何故、日本のB層というのは、こんな酷い状態でも現政権を支持するのだろう?という話題になった。

私はそのB層と言われる人達(自分も含めて)の情報源がテレビであるという事も含めて考えた方がいいと思う。これは小泉政権になってから顕著に表れて来たことだが、テレビ情報は:
・分かりやすい(本当に分かってなくても)
・面白い
・すぐ忘れる
・但し北朝鮮は恐ろしい国、日本は公務員天国(小泉前総理も公務員なのに)と言う情報はしっかりインプットされる。

みなさま、一度昼日中に放送されている主婦向けのワイドショーをじっくり、ご覧になったら如何でしょうか。お仕事で見られない方はビデオにでも取って。日本の社会のB層(私自身も含めて)と言われる人達、ある意味庶民の最大公約数の人達に、毎日どんな情報がどんな形で伝えられているかお分かりになると思います。

本当に腹の立つ放送ばかりなのですが、そういった問題も含めて広告というのは何をするにも、とても大切なものだと思います。広告だけで中味がなかったら問題外ですが、中味がよければ皆に伝わる筈、という時代は過ぎたと私は思います。広告屋さんからのアドバイスなど護憲勢力の方は聞かれては如何でしょうか。

教育基本法、防衛庁→防衛省への昇格、共謀罪も取りざたされている。そして来年の国政選挙の結果によっては、憲法改定の国民投票も日程に上るかもしれない。「国民投票」という大イベントの主催をあちら側の手に渡してはいけません。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ
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タウンミーティング問題をめぐるマスコミ報道最大のタブー

2006-12-03 12:22:35 | マスコミ報道
タウンミーティングをめぐるヤラセ、経費の水増し問題が連日、マスコミ報道でも報じられています。

タウンミーティングは小泉政権が誕生した2001年、首相就任直後の6月からスタートし、これまで延べ174ヶ所で開催されており、安倍政権へと引き継がれた後も、教育基本法改正を含む教育改革に関した内容で行われ続けてきたものです。

ところが質疑応答の中で、一般参加者による質問の多数が「さくら」を動員したヤラセによるものであることが発覚し、更にタウンミーティングに掛かった費用の項目に、通常あり得ない内容の経費が含まれていることも分かって、タウンミーティングの目的そのものが極めていかがわしいものであるのかが次第に明らかになりつつあります。

一言で言えば、「国民との対話」をスローガンに掲げ行なわれてきたタウンミーティングが、実は小泉改革と称する新自由主義政策を円滑に導入するための世論誘導のひとつの道具に過ぎなかったということです。

さすがに国会での政府に対する野党の追及を受けて国民の関心も高いため、マスコミ各社はこの問題を取り上げざるを得ないのか、新しい事実が明らかになる毎に一応の報道はしています。

しかしながら、これまでの報道では伝えられていない重要な問題があるのです。それは、政府がこのイベントの取り仕切りを依頼しているとされる広告代理店の存在です。これまでのマスコミ報道では政府がイベント開催にあたり広告代理店に依頼しているという点を報じているのみで、肝心の広告代理店の社名は一切報道されていないのです(注1)。

特に経費の水増し請求問題に関して言えば、政府がイベントの運営をほぼ丸投げしているという実態からすれば、その実行当事者である広告代理店に焦点が当てられるべきはずです。ところがこの点について、マスコミは当初報じていた広告代理店の存在すらまるでなかったかのように、この事実について無視(沈黙)を決め込み無理な報道を続けているのです。

本来、経費の水増し請求が行なわれていたのであれば、それを実際に行なっていた広告代理店へ取材攻勢をかけるのは当然のことです。ところが今回の件に関しては、野党から提供される情報を咀嚼して差しさわりのない部分のみを報道しているのがせいぜいといったところです。

イベントを指揮・監督していたのは役所・役人であり、この点については第一義的な責任の所在が政府にあることは当然のこととしても、実質的な運営を任されていた広告代理店との関係性を抜きにして、今回の問題の全体像を捉えることなど到底できないのです。

インターネット情報も含め一部では既に明らかになっていますが、小泉政権発足当初、タウンミーティングを仕切っていたのは日本最大の広告代理店、電通です。翌年から3年間は電通と朝日広告社が一般競争入札で、2社が交互に請け負っています。最近の3年間はなぜか朝日広告社のみが独占受注状態です。

注目すべきは最初のタウンミーティング受注で随意契約を交わした電通の介在でしょう。電通はタウンミーティング開催のみならず小泉内閣のメディア対策に深くかかわっており、当時社内にプロジェクトチームを作ってスピーチの仕方など細かなアドバイスをしたり、選挙でも相当な影響力を行使したと言われています。

タウンミーティングの経費水増し問題は、そうした政府自民党と密計・癒着の中で起こった事件であり、税金を食い物にした実態が隠されているのです。事実、タウンミーティング開催の発注がなぜ電通と朝日広告社の2社のみなのか、そこには他の例に漏れず談合が行なわれていたのではないかという疑惑も否定できません。

マスコミが電通の名を実名をあげて報道し、政府と広告代理店とが組んで密かに行ってきたメディア戦略の実態を明らかにしない限りは、この問題の本質に迫ることはできません。朝日広告社と密な系列関係にある朝日新聞社が躊躇するのは致し方ないとしても(それだけでも恥ずべきことなのですが)、マスコミ全般でそれが未だにできないでいるのは、やはり電通批判がマスコミ報道にとって最大のタブーのひとつであるからでしょうか。

(注1) 実に興味深い事例があります。
今日(12月2日)、産経新聞がウェブ速報(3時17分)で、タウンミーティングで事務局担当者である電通社員に最高で日当10万円が支払われていたと報じていたのです。社民党が内閣府に対して資料請求したことから明らかになったもので、産経新聞社の独自取材によるものではないにせよ、今回の問題で電通の社名を明らかにしたのはおそらくマスコミでは初めてではないかと思われます。

ところが2日の夕方には、記事そのものがなくなり1日に発信された「大手広告代理店」とした記事のみになっています。2日の記事自体が産経新聞社の公式ウェブ本体にはどこにも載っていないという実に不可思議な現象です。

まだ確認はしていませんが、おそらく2日の記事は新聞紙上に掲載されることもなく、幻の記事になってしまうでしょう。この間も他の新聞社では相変わらず「大手広告代理店」と社名を伏せるか、全く取り上げていないところがほとんどです。新聞社の今後の動向に注目したいと思います。

産経が電通の件を報じた記事がヤフー、グーなどのサイトで見ることができます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000001-san-pol

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
平和の鉄人
コメント (2)
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「船橋・九条の会」結成集会

2006-12-03 12:11:33 | イベント情報
「船橋・九条の会」結成集会に行ってきました。参加したのは400名ほどでした。この種の集会の例に漏れず、参加者はほとんど年配の人たちでした。

発起人の挨拶に私の知り合いが出てきたのでちょっと驚きました。その後人形劇団ひとみ座による人形劇「9条君の運命」(といっても出てくる人形は1体だけでこれが「九条君」というロボットという設定で、このロボットが仲間とつくった紙芝居をはやらない紙芝居屋のオジサンに上演してもらうという話です。紙芝居屋のオジサンは人がそのまま演じていました。)

日本(ヒモトと読む架空の国)の戦争と戦後、そして「九条君」の誕生と忘れ去られていった結果、権力者が「九条君」を戦争ロボットに改造させる話などが、スクリーンを使った「紙芝居」として演じられました。(内容は日本における戦争と敗戦、憲法九条の扱われ方そのものです。)なかなか説得力のある劇でした。これがメインで、その後の「ふなばし憲法九条の会」結成の「挨拶」や「提案」はさっと進み、時間通りに閉会しました。

この会は個人会員で構成されることになっていますが、市内の地域9条の会(すでに13あるようです。)の連合体やさらに地域9条の会を拡げる働きもしていくようです。

>12月2日(土)午後6時半~ 於:船橋市民文化ホール
   「船橋・九条の会」結成集会
> ・問合先:047―466-7547
>・主催:船橋九条の会準備会

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
千葉の菊
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