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老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

翁長知事の覚悟:身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!

2015-04-18 14:04:45 | 沖縄
翁長知事と安倍首相との会談が行われた。冒頭5分は公開されるという約束だったのに、翁長知事の話の途中3分少々で打ち切られた。こう言う所に、この政権の陰険で姑息でファッショ的な性格が浮き彫りになっている。

自分たちの進めている政策が本当に沖縄県民のためになると胸を張れるなら、翁長知事には思いのたけを十分述べてもらい、それを全国民に公開し、政府の主張と堂々と比較してもらえば良い。その判断は、国民が下す。その自信がないから、早々と公開を打ち切る。何とも情けない政権である。

菅官房長官との会談の時も書いたが、翁長知事の覚悟は生半可のものではない。彼は【辺野古移転は無理だという沖縄の声をオバマ大統領に伝えてほしいと直訴した】と会談後語っていたが、安倍首相にとってこれは相当なプレッシャーである。今回の訪米目的の一つに、辺野古移設は順調に推移している。沖縄県とも十分に話し合って理解してもらっているという事を米国に報告し、理解してもらうという事がある。今回の翁長知事との会談もその為のアリバイ作り。それを『辺野古移設は無理』という沖縄の声を届けるなど、臆病者でええ格好しいの安倍首相にできるわけがない。 

しかし、それを正直に伝えないのも大変なリスクがある。オバマ大統領にとっても沖縄県挙げての【辺野古移設に反対】を押し切って強権的に基地建設を行えば、沖縄や日本の反米感情に火をつける可能性がある。それを正直に伝えない安倍首相に対してどういう感情を抱くか。火を見るより明らかであろう。翁長知事はこれを読み切って強かに注文をつけたのであろう。

翁長知事の本音はどこにあるのだろう。
・・・翁長「振興策を利益誘導だというなら、お互い覚悟を決めましょうよ。沖縄に経済援助なんかいらない。税制の優遇措置もなくしてください。そのかわり、基地は返してください。沖縄で在日米軍基地の74%を引き受ける必要は、さらさらない」
翁長「よく聞かれるよ。自民党政権になっても辺野古移設に反対ですかって。反対に決まっている。オール日本が示す基地政策に、オール沖縄が最大公約数の部分でまとまり、対抗していく。これは自民政権だろうが何だろうが変わりませんね」
翁長「沖縄にすべて押しつけておいて、一人前の顔をするなと言いたい。これはもうイデオロギーではなく、民族の問題じゃないかな。ぼくは分かった。ヤマトンチュになろうとしても、本土が寄せ付けないんだ」
翁長「寄せ付けないのに、自分たちの枠から外れると『中国のスパイだ』とかレッテルを貼る。日本の47分の1として認めないんだったら、日本というくびきから外してちょうだいという気持ちだよね」 ≫( 以上翁長知事Twitter抜粋 ) ・・・・

「日本と言うくびきから外してちょうだいという気持ちだよね」という呟きは重い。翁長氏は痩せても枯れても沖縄県の知事。その知事が、【日本と言うくびきから外してくれ』と言わざるを得ないほどの仕打ちを安倍政権は行っているという事。それを批判しない本土メディア・民衆に対する怒りの声が「沖縄にすべて押しつけておいて、一人前の顔をするなと言いたい。これはもうイデオロギーではなく、民族の問題じゃないかな。ぼくは分かった。ヤマトンチュになろうとしても、本土が寄せ付けないんだ」である。

前回にも書いたが、翁長知事は、訪中・台湾訪問・訪米計画など独自の外交を展開し始めている。もはや、国の外交では何も解決できないと覚悟している。翁長知事は、「日本」と言うくびきを外してもらって結構という覚悟で、辺野古移設反対をしている。

ただ翁長知事は、政治家。一足飛びに沖縄独立など出来るはずがない、という事をよく知っている。その前に沖縄県民の辺野古移設反対の覚悟を米国にも中国にもヨーロッパにも広げようとしている。

昨日、翁長知事と首相との会談があった時、英国BBCクルーが、辺野古の海上保安庁の暴力的取締りの現状を取材に訪れた。BBCクルーが乗船しているとも知らず海保が、当該抗議船に乗り込んできた状況が、つぶさにビデオ撮りされたようだ。当然、このビデオは放映されるだろう。辺野古基地移設反対運動に対する権力の暴力が外国メデイアに報道される事の影響は過小評価できない。

翁長知事の戦略がどのようなものなのかは定かではないが、彼の捨て身の反撃は相当なインパクトをもたらす可能性が高い。今や本土メデイアは死んだようなものだが、沖縄だけは生きている。好むと好まざるとに関わらず、安倍ファッショ政権に対する抵抗の先兵に沖縄はならざるを得ない。

権力の暴力的本質は、最も弱いところで顕在化する。沖縄の戦いを見殺しにする事は結局日本のファッショ化を容認する事でしかない。翁長知事の【身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ】の覚悟が本土のヤマトンチュウに求められる。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
流水

「沖縄の声無視に憤り」 辺野古阻止へ基金設立(4/10東京新聞)

2015-04-12 11:47:52 | 沖縄
「辺野古基金」については、地元の琉球新報は勿論のこと、NHKを含む多くのメディアが既に報じていますが、東京新聞も記者会見が行われた翌日10日の朝刊で、1面、2面を使って詳しく報じています。

『米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う名護市辺野古(へのこ)への新基地建設に反対するための「辺野古基金」の創設を九日、地元経済人らが那覇市で記者会見し、発表した。相談役に就任する翁長雄志(おながたけし)県知事も同席した。 

沖縄で建設会社などを運営する「金秀グループ」会長で、基金の共同代表の呉屋守将(ごやもりまさ)氏は記者会見で「建設に反対する沖縄の民意が明確なのに耳を貸さない安倍政権には憤りを覚える。米国政府に直接、訴えて、日本政府を動かすことが重要だ」と強調した。

基金の振込先は次の通り(店番号-口座番号)。送金先はいずれも「辺野古基金」
▽沖縄県労働金庫県庁出張所 953-3406481
▽琉球銀行県庁出張所 251-185920
▽沖縄銀行県庁出張所 012-1292772
▽沖縄海邦銀行県庁内出張所 102-0082175。

問い合わせは、基金事務局の金秀本社=電098(868)6611。』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041002000130.html

2面では、「辺野古基金」という名称に「反対」の文字を入れなかった理由について、基金の共同代表でホテル「かりゆしグループ」の平良朝敬最高経営責任者(CEO)の「辺野古基金と言えば、美しい海を守ろうということだと分かる。民意ははっきりしていて、言わずもがなだ」という言葉を紹介し、「基金は寄付を募って資金を確保。米政府関係者や上下両院の議員らにロビー活動で反対を伝え、国内では新聞への意見広告掲載などで在沖縄米軍基地問題への理解を深めてもらう狙い。」と基金の趣旨を説明しています。

趣旨に賛同される方は、是非寄付をして、私たちの応援の気持ちを形にましょう!

それにしても、経済人を含む沖縄の人たちの本気度と、そういう沖縄の人たちとしっかり手を組んだ翁長さんの政治力、素晴らしい!

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子

翁長知事 訪中の意向!

2015-04-10 17:46:03 | 沖縄
≪ 河野元衆院議長、翁長知事と訪中へ 要人との会談も
 
河野洋平元衆院議長が12~17日の日程で中国を訪問することが7日、分かった。自らが会長を務める日本国際貿易促進協会の関係者約65人が同行 し、中国共産党政治局常務委員のいずれかと会談したい考え。北京を訪れる12~14日は沖縄県の翁長(おなが)雄志(たけし)知事も加わる予定で、中国人 観光客の誘致につなげる狙いがある。
 翁長氏が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対していることから、会談で米軍基地問題が話題になる可能性がある。安倍晋三首相が夏に発表する戦後70年談話も取り上げられそうだ。 ≫(産経新聞)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この記事は、記者の思惑よりはるかに重大な内容をはらんでいる。現在、沖縄県知事の置かれている状況を考えれば、米国訪問を考えるのが通常だろう。現に翁長知事は、米国政府と話し合いのための布石を打っている。

・・「 沖縄県の翁長雄志知事は7日、マグルビー駐沖縄米総領事と在沖縄米軍トップのウィスラー沖縄地域調整官と、米海兵隊キャンプ・コートニーで3者会談した。米総領事館と県幹部が明らかにした。ケネディ駐日米大使との早期会談や自身の訪米に向けた調整を要請したとみられる。 」・・・
(沖縄タイムス)http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=110727

だから、まず米国訪問を先にするだろう、という大方の予想を覆して、中国訪問をする、というのだから、驚きである。田中角栄ばりの電撃訪問である。
中国訪問の表向きの理由は、中国観光客の誘致、投資の呼び込みなど経済目的であろうが、それだけで済まないのが国際政治=外交というものである。産経新聞が心配している問題も当然触れられるに違いない。安倍官邸や米国も神経をとがらせるに違いない。

・「昨年の沖縄の収入は観光収入が10%と顕著な伸びを示し、米軍基地関連収入は5%前後となり、今後も減少傾向にある。翁長知事は就任時、「アメリカ軍基地こそが沖縄発展の最大の阻害要因」と言い切ったが、事実的に裏付けされている。軍基地を返還された跡地には、ショッピングセンター、ヒルトン、フォーシーズンズホテルと、雨後の筍状態なのである。USJの進出も、アジアの観光客を見込んでの話であり、何も政府の後押しがあってもなくても関係ない話である。
香港、台湾、中国‥等の資本は、沖縄を目指せ状態になっており、雇用も劇的変化を現実化している。なぜこれ程までに、目端の利く資本が沖縄に上陸するのか、そこを徹底的に考えるべきだ。そのような観点に立てば、世界有数のサンゴ礁があり、ジュゴンが泳ぐ海を、ランボーのような乱暴者や日米安保マフィア共の草刈り場にしてはならないくらい、小学生でもわかる。わざわざ官僚に聞く必要などないじゃないか。やっぱり……なのだな。」 ・・
(世相を斬るーあいば達也)http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya

つまり、沖縄経済の発展の展望は、中国・台湾・香港などアジア諸国と密接な関係を築く事により開かれる、と翁長知事は考えても不思議はない。というより、沖縄県知事としては、そう考えるのが当然。中国を仮想敵国と想定した辺野古基地など百害あって一利なし、と考えても不思議はない。この考え方の延長線上には、沖縄の自立・独立も確実に視野に入っていると考えていい。

安倍官邸が沖縄の民意を無視し、翁長知事を冷遇し、辺野古沖の工事を強行したつけは、彼らが考えるよりはるかに深刻なものになるに違いない。翁長知事の訪中はその第一歩である。

翁長知事は、明らかに地方政府という姿勢で沖縄の民意を米政府に直接伝えようとしていると考えた方が良い。安倍政権はこのような沖縄の動きをなめているかもしれないが、実は米軍占領下の沖縄では米国との交渉は日常業務であり、それなりの経験がある。中国と米国と言う二大大国を相手に強かな外交を行おうという翁長知事の気宇壮大な意気込みを軽視すると、痛い目にあう可能性が高い。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
流水

信念と屁理屈の相違(菅官房長官と翁長知事の会談)

2015-04-06 21:24:28 | 沖縄
4月5日に行われた翁長知事と菅長官の会談。どちらが政治家として信頼に足りるかは一目瞭然だった。

『キャラウエイ高等弁務官を思い出す。』選挙で示された沖縄県民の意思を無視し、問答無用で辺野古移設を強行している安倍政権の対応を、翁長知事はこう厳しく批判した。日本復帰後の沖縄知事で、これほど厳しい政府批判をした知事は初めてである。

キャラウエイ弁務官は、1961年に就任。・・・「(沖縄住民の)自治は神話でしかなく、存在しないものだ」と語り、強権を振るった。・・
ポール・W・キャラウェイ(ウイキペデイア)

戦後、米国の軍事植民地として忍従の日々を過ごした沖縄の歴史の中でも最悪とされた強権的圧政の代表とされたキャラウエイ弁務官と、安倍政権の対応を同質と断じたのである。

翁長知事の言葉には、沖縄の歩んだ苦難の道のりを県民の代表として背負い続ける事を決意した信念と重みがあった。県民の誰もが納得できる説得力があった。知事は、さらにこうも語った。

「日米安保体制の重要性は認識している」とした上で「基地建設のために土地を強制接収され、県民は大変な苦しみを今日まで与えられてきた。そして普天間飛行場は世界一危険になったから『危険性除去のために沖縄が負担しろ』と言う。(反対すると)『日本の安全保障はどう考えているんだ』と言う。こんな話が出ること自体、日本の政治の堕落ではないか」と批判した。
 
さらに「(辺野古新基地)建設途中で頓挫することで起こり得る事態は全て政府の責任だ。辺野古(移設)ができなければ、官房長官もラムズフェルド元国防長官も世界一危険だと言う普天間飛行場が固定化されるのか聞かせてもらいたい」と突き付けた。」
・・・琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241467-storytopic-53.html

太平洋戦争では、日本で唯一の地上戦を強いられ、多くの悲劇と多数の犠牲者を出し、戦後は米国の軍事基地のために土地を強制収容され、多くの苦難と圧政に苦しみできた沖縄県民の想いを背負った翁長知事の言葉「普天間飛行場は世界一危険になったから『危険性除去のために沖縄が負担しろ』と言う。(反対すると)『日本の安全保障はどう考えているんだ』と言う。こんな話が出ること自体、日本の政治の堕落ではないか」は限りなく重い。

菅長官の壊れたスピーカーのような「粛々」という言葉と比較すると、彼我の落差に愕然とする。おまけに、菅長官がUSJの誘致を口にした。札束で頬をひっぱたくいつものやり方だが、「米軍基地そのものが沖縄振興の最大の敵」と断じる知事には全く効き目がない。

今回の会談で明らかになったのは、自らの信念と民衆の支持が重なった政治家は強い、という事である。自らの言葉で語り、その結果を自らが背負う覚悟をした政治家は強いという事である。自分たちの家族・兄弟・身内・近所の人々が経験した悲惨な経験や事実を直視し、それを普遍化し、歴史の教訓を自らの血肉とした人間の言葉は重い、という事である。

翁長知事の言葉には、歴史と真摯に向き合い、その教訓を自らの信念とした人間のほとばしる思いに溢れていた。

それに比べて菅官房長官の言葉の軽い事、まるで風に漂う羽毛のようなものである。権力におもねる人間にはその言葉は届いても、自らの信念に忠実に生きる事を選択した人間にとっては、官房長官の真実味のない言葉は、ただの騒音にしか聞こえないだろう。

安倍首相の言葉もそうだし、今回の菅官房長官の言葉もそう。籾井や百田、曽野綾子など、安倍周辺の‘歴史修正主義者’たちの言葉の軽さは聞くに堪えない。何故そうなのか。

それは彼らが実は歴史修正主義者ですらない、と言うところにその要因がある。歴史修正主義者ならまだ歴史的事実そのものを否定できないが、彼らは歴史的事実そのものもないものにするという一種の妄想に囚われているとしか言いようがない。

たとえば、戦犯の歴史的事実すら現実世界から消去しようとしている。荻生田光一(総裁特別補佐)は「すべての戦犯は国会決議で名誉回復した」と述べ、「(今年は)日本の名誉回復元年にししょう」と述べている。2015.2.15sankei.com、http://goo.gl/ZS4Ckv
ここまでくると、もはや自らの願望(妄想)に従って歴史を書き換えるという一種のカルトとしか評しようがない。

現在の安倍政権が一体どのような国家像を目指しているか、おそらくこれに正確に答えられる人はあまりいないだろう。

評論家岩上安身氏は、安倍政権の構想を~「セキュリティ・ダイヤモンド構想」という幻の安倍論文~で紹介している。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/93824
この構想から、岩上氏は、安倍政権の本質を、怨恨、ルサンチマンであると断じる。どう見てもこのダイヤモンド構想なるものは、かっての大東亜共栄圏なる構想にそっくり。要するに、かつての大日本帝国の中国侵略の野望が潰え去ったその復讐をしたくてたまらないのだ。 彼らの執拗な反中国の論陣もこの視点で見れば、納得できる。

しかし、今回のアジアインフラ投資銀行の参加騒ぎを見れば一目瞭然だが、安倍政権の反中国包囲網外交の敗北は明らかである。
http://news.livedoor.com/article/detail/9972972/
この事実は、彼らの浅薄な歴史認識、哲学なき妄想的歴史観が、現実の世界では全く通用しない事を示している。戦前の日本もそうであったように、安倍政権は、世界の孤児の道を確実に歩んでいる。

今回の菅官房長官と翁長沖縄県知事の会談で、翁長県知事の言葉のみがわたしたちの胸に沁み入るのも、この文脈で考えれば納得できる。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
流水

今、沖縄・辺野古で何が起きているのか(「サロン・ド・朔」例会報告)

2015-03-28 16:47:36 | 沖縄
3月26日の「護憲+」月例会(「サロン・ド・朔」)で、辺野古のカヌーチーム・メンバー水沢澄江さんに「今、沖縄・辺野古で何が起こっているのか」について、お話をしていただきました。

お話に先立って、現在のゲート前の座り込みの人々や海上のカヌー隊が、アルソックや機動隊や海上保安官に暴力的に排除される生々しい様子や、それでも非暴力・不服従を貫いて頑張り続ける様子をビデオで見せていただき、沖縄の闘いが生易しいものではないことを、改めて実感させられました。

お話によると、本土ではほとんど報道されていないので、私達は詳しく知ることがありませんが、今年に入ってから、ゲート前で7名、海上で6名が打撲、捻挫、骨折などで救急搬送されるなど、怪我人が続出しているそうです。

また、ゴムボートに海保艇を追突させたり、ゴムボートで女性に馬乗りになったり、カヌー隊のパドルを投げ捨てたり、カヌーから海に飛び込んだ女性を海中に沈めるなど、海保による想像以上に荒っぽい対応が続いていて、もっと重大事態がいつか起きても不思議は無い状況だとのことでした。

こちらでも報道されているように、去年の県知事選で「辺野古基地反対」を掲げて立候補し当選した翁長さんは、今年1月には知事検証委を設置して検証終了までの作業中止を要請し、2月には初の知事権限行使によってブロック設置停止を指示しましたが、国は翁長さんのこうした要請・指示への当て付けのように、直後に新たな大掛かりな作業を進めているといいます。

3月23日、沖縄県として「海上作業停止」指示を出すと、国は行政不服審査の申し立てをして、その間現在も作業は継続、辺野古の海の自然破壊も続いています。

また、手続き上の大きな問題は、不服申し立ての審理・決済をするのは農水省ということで、東京新聞(3/25)の「Q&A」コーナーの表現によれば、「裁判に例えれば、原告と裁判長が同じ側だ」ということ。県側指示に対する執行停止の可能性が極めて高いようです。

更に、日本政府だけでなく、嘗ては曲がりなりにも「公正」「民主主義」「住民尊重」の原則を守る姿勢を見せていた米軍・アメリカ政府も、最近は硬直状態に痺れを切らせたのか、なりふり構わない力づくの対応に変わってきていて、例えば、翁長さんがアメリカの正義に訴えにいっても効果は期待できないだろう、ということでした。

こうして、暴力と不条理が吹き荒れる世界と日本の政治・社会状況の中、沖縄はその最前線にあるという現実を、つくづく認識させられます。

そんな状況下、本土の人間としては、「私たちは沖縄のために何ができるのか」と自問するわけですが、水沢さんは、沖縄で闘う人には、「安易に沖縄に同情したり応援したりすることで、自分たちを免罪させてほしくない」という本音があるようだ、と言います。

結局私たちは、沖縄の人たちと同じように本気で政治と向き合い、大らかにしかし不屈の精神で闘う沖縄の人たちに学びながら、自分の足場で、自らの安全や自由や環境を守るための闘いを続けていくことが、沖縄と本当の意味で繋がることではないか、水沢さんのお話を聞きながら、そんな感想を持ちました。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

沖縄県知事の主張に理あり

2015-03-24 08:54:04 | 沖縄
沖縄県知事の主張は、辺野古沖の基地工事で指定区域外でコンクリートブロックが沈められ、岩礁が破壊されている蓋然性があるので、県として実態を調査したいという、政府(沖縄防衛局)への要望のようで、期限内に政府が県の申し出を受け入れない場合は、仲井真前沖縄県知事が許可した埋め立て工事を取り消すとの趣旨内容である。これに対して官房長官と防衛大臣は日本は法治国家ゆえこの期に及んでの知事の言動は疑問とし、一方で粛々と工事を進めるとの趣旨を記者会見で述べている。
(URLはNHKニュース)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150323/k10010025161000.html

「法治国家」と述べ、法を遵守しているならば、指定区域外にコンクリートブロックを沈めて岩礁を破壊していないことを沖縄県に調査させ、「白」と判定されてから「法治国家」と言って欲しいものである。

余談になるが、昨年の沖縄県の衆議院選、県知事選、辺野古のある地元市長選で自民党は全敗である。その沖縄県民の民意を受けた翁長沖縄県知事が上京して安倍首相、管官房長官、防衛長官に再三面談を申し込んでいるらしいが、これまで応じたという報道はない。民主国家としてあるまじきことであり、これでは民主国家としての法治も危うい。一党独裁国家の統治になりかねない。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔

沖縄県へのふるさと納税急増(沖縄タイムス3/13)

2015-03-14 11:23:50 | 沖縄
『沖縄県の県外からのふるさと納税制度「美ら島ゆいまーる寄付金」が翁長雄志知事の就任後に急増し、昨年12月から3カ月で前県政の年間最高額の約893万円を上回る約1473万円となっていることが12日、分かった。県議会総務企画委員会(山内末子委員長)で佐次田薫税務課長が明らかにした。1日当たりの寄付額は前県政の約8倍の約16万円となっている。』

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=106900

過去の県知事の同意を根拠に、沖縄県民の総意を無視して、力ずくで辺野古埋め立てに邁進する日本政府。12日からは、昨年9月から中断させていた海底ボーリング調査を再開させたといいます。

そういえば、昨年12月に反対派知事が誕生したという理由で、沖縄振興費を大幅減額するという話は、どうなったのでしょうか。(辺野古埋め立ては強行するは、補助金は減らすは、、、ですか?まさか???)いずれにしても、税金を私物化し自分達に従わせるために好きなように使うという安倍政権の発想は、沖縄県民のみならず、全国の納税者の気持ちを逆撫でし続けています。

今回の「ふるさと納税急増」の話は、現政権のこうした「アメとムチ」の露骨な手法を良しとせず、自分にできる方法で沖縄の民意に寄り添い、応援しようと行動する人たちが日本各地にいることの証と考えられ、久々に心が明るくなるニュースでした。

ちなみに、沖縄へのふるさと納税制度「美ら島ゆいまーる寄付金」のHPが下記サイトにあります。オンラインでの寄付申請も可能ですので、関心のある方は一度アクセスしてみてください。

http://www.pref.okinawa.jp/zeimu/furusato/

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子

1.25「辺野古基地NO!」国会包囲ヒューマンチェーン参加報告

2015-01-26 11:49:08 | 沖縄
昨日は2時から3時半まで行われた「辺野古に基地はつくらせない!」国会包囲ヒューマンチェーンに、数人の「護憲+」の仲間と一緒に参加しました。先週の華やかな赤い装いに続き、今週は沖縄の海と空に思いを馳せた青を身につけた人たちが、国会周辺に続々と集ってきます。

                

沖縄から来た議員さんや、鎌田慧さんらの挨拶の後、ヒューマンチェーン。皆で手を繋いで、コールをしました。

辺野古に基地をつくるな!
埋め立てをするな!
機動隊は暴力をやめろ!
海上保安庁は暴力をやめろ!
日本政府は沖縄の声を聴け!

               

国会を取り巻くチェーンは繋がり、選挙で明確に示された民意を力づくでねじ伏せようとする政府のやり方に怒り、「辺野古基地NO!」の意志を沖縄と共有する人たちが本土にも大勢いることを、7000人の参加者で形にすることができました。

国会前の道にはビニール製のジュゴンを乗せた車が走ったり、「あおい海」「あおい空」「すむ島」などの幟と共に三線と太鼓の音に乗ってエイサーを踊る人たちの練り歩きもあって、沖縄の人々の、本気の怒りにも関わらず、長い歴史に裏打ちされた包容力を感じさせる雰囲気がありました。

          

この沖縄の温かさ、善意にこれ以上甘えているわけには行かない。その思いを新たにしつつ、これだけの人が集っても安倍政権には届かない。一体どうしたら今の暴政を止めることができるのか。解けない課題を抱えたままである現実も噛み締めた、昨日の国会包囲行動でした。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子

1.25「辺野古に基地はつくらせない!」国会包囲ヒューマンチェーン

2015-01-19 17:50:21 | 沖縄
「1.17国会ヒューマンチェーン・女の平和」寒い中ご参加はお疲れさまでした。
18日の東京新聞では25日に 辺野古「NO」を突きつける 青い鎖で「国会包囲ヒューマンチェーン」が午後2時開始予定で行われるとのことです。
(問い合わせは実行委事務局=電090-3910-4140へ)

「女の平和」デモは遠慮しましたが、これには是非とも参加したいと考えます。実行委が「辺野古の問題は沖縄のみならず、日本の民主主義を揺るがす問題」と言うのは全く同感です。都合のつく男女の皆さん是非ご一緒しましょう!!

〔詳細情報〕
+++
2015/01/25 1.25国会包囲ヒューマンチェーン 沖縄の民意を無視するな!辺野古に基地はつくらせない!
※シンボルカラーは青です。青い服、青い布、何でもいいので美しい海の青い色で国会を囲みましょう。

14時〜リレートーク、
15時〜ヒューマンチェーン
   終了見込み時刻は15時半です。

場所:国会周辺
 (国会正門向かいの通りから集まり、国会包囲を目指します)
  
最寄り駅(国会議事堂前、永田町、霞ヶ関)
 
主催:「1.25国会包囲ヒューマンチェーン」実行委員会
(呼び掛け人、団体多数)
+++
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2015/01/125-human-chain-action-to-surround.html

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
tetsujinn

「沖縄戦」の現実

2015-01-04 17:36:46 | 沖縄
今日のニュースで、沖縄出身の45年生まれの人が43年などと比較して半数以下という報告があった。沖縄戦の只中で乳飲み子が命を保つことが困難であったことを物語る。沖縄戦は記録フィルムでいつも8.15前後に放映されていたが、5歳前後の子供たちが戦場でふるえているシーンなどが記憶に残っている。だから、乳飲み子ばかりが少ないわけではない。

私には沖縄出身の45年生まれの知り合いがいた。彼は離島の出身であるが、戦後5、6歳のときに若い米兵からライフルの的にされそうになったと語っていた。なぜ助かったのかと聞くと、「米兵の同僚がやめろと言ってくれたからだ」と。

彼は職場の同僚だったが、自衛隊に34年も勤務(コンピューターの技師として)していた経歴の人だった。私と気があったのでいろいろ自衛隊のときの経験談を語ってくれた。僕は自衛隊に長いこと勤務したが、戦争は嫌いであり、「平和主義者」なんだよ、と言っていた。自衛隊もいろいろあったので好きではないとも。

彼の話を聞いて、やまとんちゅうの我々も沖縄戦の真実をもっと知る必要があるとも思っている。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
名無しの探偵