世相を斬る あいば達也

世の中を動かしているのは誰なのか?政治家、官僚、資本家、マスコミ、国民??

米倉爺の妄言、時事通信の小沢憶測記事 トドメは産経世論調査、岡田首相!

2012年02月14日 | 日記
新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか (PHP新書)
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米倉爺の妄言、時事通信の小沢憶測記事 トドメは産経世論調査、岡田首相!


■ 経団連米倉会長の妄言
≪東電国有化「とんでもない」=枝野経産相を批判−米倉経団連会長
 経団連の米倉弘昌会長は13日の記者会見で、枝野幸男経済産業相が東京電力を実質国有化する意向を示していることに関して「国有化とはとんでもない。勘違いしている」と痛烈に批判した。本来は政府が負うべき福島第1原発事故の賠償責任を、東電が負うことで経営が悪化し、1兆円規模の公的資金の資本注入に追い込まれたとの持論を踏まえた発言だ。
 また、米倉会長は「国有化して、きちんとした経営になった企業を見たことがない」と指摘。公的資本注入を実施するにしても「過半数より3分の1がいいのではないか」と述べ、国の議決権取得は、拒否権発動に限定される3分の1にとどめるべきだとの考えを示した。その上で「東電ができるだけ早く通常の企業に戻るのが一番重要だ」と強調した。≫(時事通信)

 米倉の「本来は政府が負うべき福島第1原発事故の賠償責任を、東電が負うことで経営が悪化し、1兆円規模の公的資金の資本注入に追い込まれた」と云う主張には一理ある。つまり国策で原発をやらされ、発電を代行し利益をタダ乗りで美味い飯を食っていたという事の裏返しだ。国策なのだから、原発の責任は国家にあり。ただ、そこで得る利益は代行企業のもである、と盗人の論理を展開している。

 上等ではないか、東電にそんなに迷惑をかけているのなら、電気料金の総括原価方式も排除しよう。送電網所有の権限も召し上げようではないか。国策で今度は全面原発廃炉を決定する。でなければ、誰が原発再稼働に舵を切る?国策で原発はすべて廃炉だ。こんな危なくて賠償に金が掛かるか判らんもの、稼働なんてしていられる筈もない。年金による破綻どころの話ではない。文句があるなら、米倉が大好きな中曽根康弘とナベツネと正力松太郎、及びGHQ米国政府に文句を言え。

 そもそも、この経団連、経団連と日経連が合併した頃からおかしくなってしまった。旧経団連の大所高所観から、日常的経営感覚が入りこむ日経連の参加により、哲学や矜持を失い“銭ゲバ集団”と化したのである。初代は製造業派遣労働を支持したトヨタの奥田碩であり、二代目がゴロツキキャノン御手洗冨士夫、三代目に至っては意味不明のオネダリ爺さんモンサント米倉だ。明らかに“銭ゲバ集団”である。旧経団連は格好いい事言い過ぎるほど孤高を保っていたが、今の経団連は物乞いかゴロツキだ。さっさと、小沢が考えている第二経団連を立ち上げるべきである。

 今や日本の企業は輸出企業が肩で風切る時代ではない。グローバリズム経済の中では、輸出型製造業は世界を浮遊せざるを得ない運命にある。市場に接近し、労働力の安価を求め彷徨う運命体だ。どんな優遇策を講じようと、最終的には国外に出るべき産業だ。どうぞ、早い事出て行って下さいな。なくなりゃ、日本人の腹も決まる、国策の目標も判りやすくなる。オマエらがデカイ顔して居座るから、官僚も媚を売る。野田も媚を売るのだ。出て行け!経団連!

 枝野幸男は反小沢であるが、経産大臣として踏ん張っている方だろう。これだけの税金を投入、一私企業を矛盾した論理で救おうというのだから、国が経営権を一時でも持たない限り、国民に顔向けできない心情はあるようだ。「エダノミクスvsマエハラノミクス」と云う言葉があるが、枝野の立場は社会主義者らしい人間としての生き方を持ちこたえている。本当の原発事故時の忸怩たる己の対応への重荷も背負っているだろう。その点では、仙谷や菅の社会主義とは異なっている。まぁ個人的感想だがね。面白い記事がこれに関連してもう一つ。個人的には嫌いな知事だが、良い事を言っている(笑)

≪ 知事「自首するやついないのか」 東電を激しく批判
 埼玉県の上田清司知事は13日の記者会見で、4月から企業向け電気料金を値上げする東京電力について「これだけ満天下に迷惑をかけて誰ひとり警察のご厄介にもなっていない。自首するやつはいないのかと言いたい」と、激しく批判した。
 上田知事は例として「ガスタンクが爆発すれば御用になるし、デパートが火災になっても御用になる」と述べ、福島第1原発事故の刑事責任を取らないまま値上げを検討する東電への不満を爆発させた形だ。
 また「詳細を明らかにしないまま値上げの金額だけ決めるという乱暴な手続き。散々節電の協力を強いられてきた人に極めてむごい仕打ちだ」として、値上げを延期すべきだとの考えを示した。≫(共同通信)

■官房機密費まみれの時事通信?
 次が糞時事の記事だ。嗤ってしまうような時事通信・田崎史郎?の解説記事だ。時事は通信社だろう?あることない事、憶測捏造解説記事は求められていない。官房機密費の効果かもしれないね?週一のペースで、ルーチン記事を配信している。或る意味で、“野田勝政権”の危機感が滲んだ証左である。こんな糞記事書きたいなら、通信社辞めてフリーの政治解説者になったらどうだ。自由報道協会に入会したらどんなもんだい?小沢一郎に直に質問可能でっせ、田崎さんよ!(笑)オマケの怒り。

  ≪ 発信増やす小沢元代表=にじむ「危機感」
 民主党の小沢一郎元代表がテレビやインターネットの番組を通じた発信に積極的になってきた。消費増税反対を表明する機会を増やし、野田佳彦首相や党執行部への圧力を高める狙いとみられ る。メディアでの露出には元来消極的だが、「苦手」分野に手を出さざるを得ないところに、「危機感」(ベテラン議員)もにじむ。
 元代表は、一部報道機関の単独インタビューに応じて消費増税関連法案への反対を明言したのを手始めに、9日にインターネット番組に出演。10日にはBS11の番組収録に 臨み、「(増税は)筋道としておかしい」などと、首相非難を繰り返した。9日には元代表に近い広野允士氏が、消費増税に理解を求めるキャンペーンは推進できないとして党広報委員長を辞任。広野氏は自らの判断としているが、党内で元代表の意向が働いたのではないかと疑う向きは多い。
 首相は元代表ら党内の反発にもたじろがず、週内にも消費増税の大綱を閣議決定する見通し。「人前でしゃべるのは嫌い」と公言する元代表は従来、むしろメディアへの登場を控えることで威厳を保とうとしてきた。だが、こうした首相の対応に、なりふり構っていられなくなったようだ。
 「原点に戻って民主党がもう 一回しっかり(期待に)応えるべく頑張っていければ、また支持が戻ってくるのではないか」。元代表は13日、自らが主宰する政治塾で講演し、首相は増税が明記されていない2009年衆院選マニフェスト(政権公約)を堅持すべきだとの考えを重ねて強調した。
 元代表は自らの勉強会を足場に、グループ 拡大も目指す構えで、実際、野田グループのある若手は、勉強会への勧誘を周辺から受けたという。この若手は結局、参加を断ったが、小沢氏の心境を「野田内閣の支持率が下がり、ここが勝負どころと見ているのだろうが、元代表も苦しいのは間違いない」と指摘した。≫(時事通信)

■ 次期首相に相応しいNO1岡田克也〜〜〜。
 ≪ 首相にふさわしい政治家 岡田氏が初のトップ
  合同世論調査で今の首相にふさわしい政治家を聞いたところ、内閣改造で入閣した岡田克也副総理が10・4%となり、民主党政権発足以来、初めてトップについた。2位は前原誠司民主党政調会長(7・7%)、3位は枝野幸男経済産業相(6・5%)となった。
 岡田氏は年齢層別では男性の大半、女性の40歳代以上で最も支持を集めた。これまでは前原、枝野両氏や小沢一郎民主党元代表の後塵(こうじん)を拝すことが多かったが、副総理就任やメ ディアへの登場回数の増加が好感されたようだ。ただ、首相として「ふさわしい人はいない」との回答も31・5%と多く、岡田氏が「ポスト野田」の最有力候補者として定着するかどうかは定かではない。
 「首相にふさわしい人物」を支持政党別にクロス分析すると、民主党支持層の24・1%が岡田氏を支持した。一方、自民党支持層の17・4%が石破茂自民党前政調会長、公明党支持層の15・4%が前原氏を支持した。
 一方、自民党議員で支持率が前回より上昇したのは安倍晋三元首相(5・2%)のみ。石破氏(5・4%)や石原伸晃幹事長(2・7%)は前回より若干低下した。谷垣禎一総裁(1・0%)に変化はなかった。自民党が政権奪還を目指すには、野田首相と争う「選挙の顔」も必要だが、確固たる「顔」は見いだせていない。≫(産経新聞)

 この産経の世論調査には、バカバカしくてコメントは出来ない!





国家の「罪と罰」
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小沢支持者の多くが橋下徹を毛嫌いする 山師のようで不快だろうが、共通項も多々ある

2012年02月13日 | 日記
原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―
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小沢支持者の多くが橋下徹を毛嫌いする 山師のようで不快だろうが、共通項も多々ある


 以下は、朝日新聞が行った橋下単独インタビューのすべてだ。ネットに載っていたので、その儘流用させて頂く。かっとせず、じっくり読んでおいて欲しいと思う。

 国民に対し、切り口は異なるが厳しさを求めている点で、案外一致している。小沢の「国民の生活が第一」の理念も、温情主義の民主主義とは言っていない。“自立と主張と責任ある国民”があってこそ、真っ当な政治家も生まれ、政治が責任を取れるのである。国民が自ら考えず、努力せず、全面委任したような顔をして、不利益があるとブー垂れる。これでは、真っ当な民主主義は成り立たない、と言っている。

 橋本徹の「大阪維新の会」が最新のブームで、世間の注目が集まるだけに、嫉妬羨望の心が強く働き、観察眼を曇らせては拙いと思う。だからといって、突然「大阪維新の会」が衆議院を牛耳れる政党になるというものでもない。特に特化して騒ぐものでもないが、彼の政治理念には、参考になる点は多々ある。事実は事実、抗い難い問題を捻じ曲げる政治は無理が起きる。駄目なものは駄目とし、最後の最後に救えば良い。小沢の理想系と対比すると現実系だが、物事を進める優先順位や濃淡に違いはあるが、とどのつまりは同じ結果をもたらす可能性もある。

 ただ、橋下は国政に関与したことはないわけで、未だ怖いもの知らずであったり、言葉に強い人物だという事だ。勿論、彼と友好関係にある、みんなの党や顧問と呼ばれる多くの有名人を見ると、アヤヤな曲者も多いな〜、と云う感想を持つが、だからと云って、何もかも破り捨てる排斥思考は、そもそも民主主義に馴染まない。空気の感覚で、排斥では、日本は一歩も進歩しないことになる。

 彼の政治行動をマスメディアが大きく扱うので、正体不明の白馬か黒馬の騎士の登場と云う違和感はタップリだが、吐き捨てる程酷い主張をしている訳ではない。自立した考えで自己主張し、大阪府知事から異例の大阪市長に転身した男だ。山師かもしれないが、蛮勇を持って自己実現の痕跡を残したのは事実だ。あまり、マスメディアが言う程の実力はないが、情報発信能力とリアリストな政治姿勢は、現在の既存政党政治家に真似の出来ない魅力を持ち合わせている。勿論、彼らはリアリストなのだから、現実に国政に参戦する時、乃至は国政に関与する時、現実路線に即した政治行動を取るだろう。その選択なしに、憲法改正までしなければならない、大阪都構想は実現しない。

 まぁここ半年は思い切り国家のありようを語るだろうが、その儘国政が変わるものでもない。問題はこの勢いを逆手にとって、呑み込めるほどの器量ある既存政党があるのかな?と云う事である。しかし、当面、味方につけておいて損な関係だとは言えないだろう。現時点で、日本の選択は「超親米」か「親米」なのだ。少なくとも、外交防衛上日米基軸は建前であり、これを一気に破壊するなど、小沢も一切言っていない。TPPも交渉できるならやれば良いと言っている。以前は脱原発だった橋下だったが、最近脱原発と云う発言を封印した感がある。これは結構危険な兆候だ。ここは充分に注視すべきだ。相当長いロングインタビューだが、頑張って読んでいただき、表現とか切り口は違うが、特に異様な事を言っているとは、筆者は思わない。それにしても、インタビューの随所に早稲田卒の「東大話法」が聞ける点、笑ってしまった。


≪〈橋下徹・大阪市長に聞く〉 選挙、ある種の白紙委任
気になって仕方がない政治家が久々に現れた。既存の「権威」やタブーに切り込み、そして人々に問いかける。リアルな肉体感覚を伴った言動が喝采を浴びる。一方、独断的な手法には怖さも感じずにはいられない。橋下徹さん、あなたはいま、何を考え、何を目指しているのですか?

■競争に勝たないと生活維持できない。とことん努力を
 ――まず、政治家として実現したい「日本社会」の姿を聞きたい。あくまでも経済成長を追いかけるのか、身の丈に合った暮らしがいいのか。どちらですか。
 「今の日本人の生活レベルは世界でみたら、五つ星ホテル級のラグジュア リー(贅沢〈ぜいたく〉)なものです。蛇口をひねればきれいな水が出る。教育も医療もレベルは高い。失業保険、年金もあり、最後は生活保護がある。これを 享受するには、すごくコストがかかる。維持するかどうか最初に決めないといけない。今以上の日本を無理に目指す必要はありませんが、僕は少なくとも今のレベルを維持したいんです」
 ――どうやって?
 「東アジア、東南アジアの若者は日本の若者と同じような教育レベル、労働力になってきました。そのような状況で、日本人がラグジュアリーな生活を享受しようとするなら『国民総努力』が必要です。競争で勝たないと無理です」  
 ――競争、ですか。
 「今の日本のレベルを維持したいなら競争です。僕は次世代の子どもたちに少なくとも今のレベルの日本を引き継ぎたい。今のレベルに不満のある人は多いでしょうが、世界から見るとものすごく贅沢な国です」  「労働集約型の製造業が海外に出ていくのは止められない。海外で稼いだお金を日本に戻す仕組みを考え、国内ではサービス業などの付加価値を高める環境をつくり、民間でお金が回る税制にする。円高で生まれた輸入業のもうけを、輸出業に回す『デリバティブ』のような仕組みを考えるのも国の知恵だと思う」  「僕が一番重視しているのは、行政サービスをユーザーの選択にさらすことです。医療も教育も介護もニーズに合っているものは付加価値が高い。行政が一方的に供給するものはあまり価値がない」
 ――そのニーズを判断するのは誰ですか。
 「ユーザーです。僕は選択をすごく重視しています。ユーザーが選択しないものは(行政が)基本的にやっちゃいけないんですね。今の行政はユーザーの選択に関係なく、とにかくお金を突っ込んで供給する」
 ―― 国民みんながありとあらゆることで「選択」や「競争」を迫られるのは、けっこう大変ですね。
 「国民の覚悟が必要です。その号令をかけるのが政治だと思います」  「付加価値の創出は、努力がすべてだと僕は思っています。とことん能力を発揮してもらう。そこには規制はかぶせない。いったんは格差が生じるかもしれません。でも、所得の再分配もしっかりやります。また、格差を世代間で固定させないため、最高の教育をタダで子どもたちに受けさせる。最低限の保障をすることは国の役目です。僕のやり方は事後調整型の格差是正です」  「社会保障では『人生一生使い切り 型モデル』を考えています。ある程度資産ができた人は、老後の生活をまずそれでやってもらう。資産のある人には掛け捨て型の年金もありかなと。究極の所得の再分配です」
 ――70歳や80歳になっても、努力しなければならないのですか。
 「何歳で努力から解放されるかは制 度設計次第で、役人にはじいてもらわないと具体的には言えません。常識的には60歳あたりでしょう」
 ――ちょっと逃げてません?
  「それは役人が担当する領域です」
 ――橋下さんは強い人ですが、世の中は強い人ばかではない。そういう人にはどう言葉をかけますか。
 「では、日本の生活のレベルを落としますか、東南アジアレベルにしますか、と。今の日本を維持しようと思えば、そりゃ努力をしないといけないですよ」
 ――橋下さんは、「決定できる政治」を唱えています。リーダーの独善になりませんか。
 「議論はし尽くすけれども、最後は決定しなければならない。多様な価値観を認めれば認めるほど決定する仕組みが必要になる。それが『決定できる民主主義』です。有権者が 選んだ人間に決定権を与える。それが選挙だと思います」  「弁護士は委任契約書に書いてあることだけしかやってはいけないけれど、政治家はそうじゃない。すべてをマニフェストに掲げて有権者に提起するのは無理です。あんなに政策を具体的に並べて政治家の裁量の範囲を狭くしたら、政治なんかできないですよ。選挙では国民に大きな方向性を示して訴える。ある種の白紙委任なんですよ」
 ――大阪維新の会が国政で既存政党と連携することはありますか。
 「国政の動きに僕がとやかくいうことではないと思います。大阪市長の範疇(はんちゅう)外ですから」
  ――維新の会を応援しているのは橋下さんに期待する人たちです。
 「わかってほしいのは、永田町や霞が関だけで複雑多様化した日本全体を動かすなんて無理だということです。だからまずはその仕組みを変える。どんなに首相を代えようが、新しい政策を出そうが、明治以来続いてきた社会システム や統治機構、すなわち体制を変えない限り、政策は絶対に実現できません」  「本当に世を変えるには、政治家が課題にどんどん突っ込まないとだめ。僕も大阪府でとことん、やりました。でも、今の国の統治機構は大きすぎる。野田首相が八ツ場(やんば)ダム、普天間移設、原発、震災復興、消費税、社会保障にTPPもやるなんて絶対無理です。仕事があまりに多い。だから、国がやることと地方がやることをきっちり分け、それぞれを機能させる。国の仕事を絞り込み地方に自立してもらう。従来の体制を変えることが政治家の仕事です」
 ――何年くらいかかりますか。
  「最終的には道州という形で、日本が八つから九つの地域で自立していくというモデルがゴールだと思いますが、5年、10年かかるんじゃないですか」

■ 僕は市長ですもん 国政には行かない 賞味期限切れるし
 ――橋下さん自身は国政には?
 「僕は国会議員にはなりません。公募で集めた維新塾のメンバーに期待しています」  
 ――なぜ?
 「だって僕は市長ですもん」
 ―― でもそれは4年間ですよね。
 「もうそれで賞味期限切れですよ。自分でわかってます。自分の賞味期限切れすらわからない人物は、政治家をやったらだめですよ」
 ――かつて「大阪府知事になるのは2万%ない」と言いながら、出馬しましたね。
 「いやあ、結局 この話(国政)になっちゃう。僕は近くの人にはまったく支持されない。分かっているんです。維新の会に100人の議員がいますが、議員からの人望と信頼は 松井一郎大阪府知事の役割です」
 ――既存政党が「橋下さんや維新の会の主張を丸のみする。一緒にやろう」と言ったらどうしますか。
  「道州制も大阪都構想も、僕が主張しているのは、日本の統治機構、政治や行政のシステム全体を変えようという話です。これまで出来なかった既存政党の人たち、既得権益の代表者たちにできますかね。本当にやろうとしたら、今の体制でよい人たちと大バトルになりますよ」
 ――橋下さんが、みな が嫌がることをあえていう理由は何ですか。
 「政治家をずっとやろうと思っていないからです。維新の会のメンバーにも、1期4年を合言葉 にしよう、と。次の選挙を考えたら、有権者に嫌なことは言えないですよ。今の日本の状況で、国民に好かれることなんか何も言えません」
  ――既存政党と丸ごと組むのは。
 「まだわからないですよ。でも、制度を変えようとなると、今までの仕組みでやってきた国会議員のみなさんは耐えられるかなあ……」
 ――そのエネルギーはどこから?
 「朝日新聞があるからですよ。負けないようにって。はっ はっはっ。いろんな人が意見言って、そのたびに『くそっ』って。それがまた、エネルギーになるじゃないですか」
 ――メディアから厳しく 批判されますね。なぜだと思いますか。
 「メディアは批判することが仕事だからじゃないですか。メディアが権力に同調しちゃったら存在意義がないでしょう。こっちも燃えない。『くそっ』と思うから、僕も一生懸命勉強するんです」
 ――明治以来の制度を壊すという人が、なぜ 「維新」とか「船中八策」など明治を作ったものの名前をつけているんですか。
 「まったく思慮はありません。そこは批判してください」  

 ◇ 〈国政〉
 ――権力をとれば統治機構の改革ができる。そのために党として国政進出を考えているのですね。
  「僕がやらなくても、そういうことを目指すメンバーに国政に出てもらいたいんです。自民党や民主党がうまくいかなかったのは、統治機構の変革を言わなかったからです。やっと民主党が地方分権と言ったけど、これを本気でやろうと思ったら大バトルです。最近、やっぱりシステムの問題なんじゃないかという論調が出てきましたけど、それを変えるメンバーを送り込みたいんですよ」
 ――国政では野党で批判するのもありだし、権力の一角に入るやり方もありますが、どちらですか。
 「ここで国政の話したってしょうがないんです。だって捕らぬタヌキの皮算用じゃないですか。僕ら何をやるか まだ示していない。どういう方向に向かうんですか、というところを作っているところでして」
 ――大阪維新の会はまだまだ未熟だと。
  「そうです。そうです」
 ――橋下さんは、国政に関与する覚悟はあるのですか。
 「いまのこの立場でできるところはやりますよ。でも、我々はいまはレベルゼロのところです。国政においてのレベルとしてはね。だから、今からですよ」
 ――今後、選挙に向けて いろんなビジョンを出していこうと考えているのですか。
 「どの部分を変えれば全体が変わるのか、急所を見つけ出すのが政治家だと思います。たとえば、国直轄事業の負担金廃止は蟻(あり)の一穴になると思ったんです」  「国と地方が金も出し合ってもたれ合いで、どっちが責任と権限をもっているのかわからない。そこで国と地方を分離し、権限と責任を明確化しようとしたんです」  「そして、国がお金を集めて地 方に渡す仕組みを断たないといけない。地方交付税制度の廃止です。これは全国の自治体と大バトルになる。総務省も大抵抗する。地方交付税を廃止して、地方は地方で自分たちで税金を集める。もちろん、地方の格差是正の制度をきっちり作ります」
 ――他党の政治家、議員を受け入れることはあるんですか。
 「方向性が一致するか、ですね。地方交付税廃止や道州制を本気でやってくれるかどうかですね」
 ――既存政 党と丸ごと組むということは。
 「まだわからないです。所得収支で黒字を目指していきましょうということになれば、輸出業に応援を受けている議員はなんて言うかわかんないですし。地方交付税廃止って言った瞬間に、それに反対する地方の国会議員がいっぱい出てくると思います」  
 ◇ 〈経済政策〉
 ――朝日新聞は1月に「エダノミクスvsマエハラノミクス」という連載をしました。経済成長にこだわらない枝野幸男経済産業相と、あくまでも成長を追う前原誠司・民主党政調会長の経済政策を対比し、日本の将来像を考える企画です。橋下さんはグローバルな 経済変化のなかで、日本の暮らしを維持するために政治にはどういう役割があると思いますか。
 「今の大きな世界の流れを人工的に変えるなんて無理です。大きな流れを読んで、それにあわせて策を講じていくのが、本来の政治だと思っています。いまの円高を日本だけが力を入れて抑えるというわけにはいかないし、労働集約型の製造業の拠点が海外へどんどん移るのも、賃金コストが安いところを求めていくという自然な流れです」  「そのなかで、円高になった場合でも耐えられる策はないか。ソブリンファンドじゃないけれど、円高で生まれた輸入業のもうけを輸出業に回してあげる『ソブリン デリバティブ』のような仕組みを考えるのも国の知恵だと思う。円高になれば損をするところもあるけれども、得をするところもある。個別、個別にみて、調整をかけるなんてのは民間では無理だ」
 ――橋下さんは「競争」が必要と言いますが、政治は「競争」を野放しにしておいていいのですか。
  「経済活動は自由が基本です。競争はまず徹底的に自由にやってもらいます。でも、もうかったところから、もうかっていないところに所得を移転するのは政府の役割だと思います。為替の変動という、当事者にとってはどうしようもないような事情が発生したときには、利益の再配分のような措置を政府がやらなくてはいけません」  「海外にどんどん労働集約型の製造業が移転することはあえて止めなくてもいいと思うんです。製造業が移転すれば、現地でどんどん販売する。貿易収支の黒字が減ってきても、その分、海外投資から生み出される収益は増えていく。もう日本国内でモノを作って海外に売っていくということだけではなく、現地で売って、そこで十分もうけてもらう。海外で稼いだお金をどう日本にバックしてもらうのかという仕組みも考えるべきです」
 
 ◇ 〈雇用〉
 ――グローバル経済、人口減少社会の中で雇用をどうするのですか。
 「労働集約型の製造 業はどんどん海外に出て行き、就業人口が減っているんです。それはもうしょうがないんです。中間層の雇用を確保するためには、サービス業が展開できるようにしないといけない。やっぱりカジノとか。労働集約型の工場で吸収されていたものにかわるものを考えようと思えば、もうサービス業に転換していかないといけません」
 ――これまでの対策はどうだったのですか。
 「医療も介護も教育も『増税して雇用を生み出せ』というような 号令の下に、とにかくそこにお金を入れればいいと思われがちですけど、それはダメだと思うんですよね」  「経済対策の中でも失敗したなと 思ったのは、緊急雇用対策の基金事業。とにかく地方に金をばらまく。地方は草むしりの仕事とかやみくもにやった。それは本当に雇用なのでしょうか。医療も 教育も介護もニーズに合っているものは付加価値が高い。付加価値の創出は努力がすべてです」  「中国やベトナムと競争をしながら、今の雇用を維持できているというのは、付加価値を生み出す努力をしている人たちが頑張ってくれているからです。雇用がどんどん減る状態でもいいんですか。中・低所得者の雇用の場を維持しようと思えば、やっぱりみんなで努力せざるを得ないと思います」  

 ◇ 〈社会保障〉
  ――現在の社会保障制度をどう見ていますか。
 「いろいろほころびがあるかもしれないけれども、医療は最高クラス。不十分かもしれません が、年金もあり、最終的には生活保護で救ってくれる国です。日本の今の暮らしを維持するためにはものすごく金がかかる」
 ――社会保障を 「コスト」と見ますか。「需要」と見ますか。
 「それは両方ですよ。付加価値を生み出さないならコストに、生み出していくなら需要になります。一番重視しているのは、行政サービスをユーザーの選択にさらすこと。ニーズに合っていれば付加価値が高くなります」
 ――そのニーズは、だれが判断するのですか。
 「ユーザーです。(一定の研修を受けた者が自宅で子どもを預かる)『保育ママ』制度を認可保育所はすごく嫌がります。サービス合戦になるからです。行政の側は『待機児童が発生したときだけ』と限定したがります。そうではなく、できる限りのオプション(選択肢)をそろえて、いくらでも保育ママを選べるようにすべきです」  「自分が8時間働いて生み出す付加価値のためにお金を払ってもいいと思えば、その保育を使うでしょう。税金がバンバン投入されると、ニーズによる選択がされず、コストになっていくと思うんです」  

 ◇ 〈年 金〉
 ――システムを変えると言っていますが、年金はどうするのですか。
 「今は賦課方式の中でつぎはぎだらけです。給付を抑えるのか、負担をどれだけ増やすのかわかりませんけど、『もつわけない』とみんながわかっています。国民年金も厚生年金も共済年金も一元化したうえで保険料『掛け捨て』方式に。金額や何年間にわたり給付されるかは、役人に制度設計してもらわないといけません。民主党の『7万円』の最低保障年金制度だって、役人にしか作れません」  「老後は自分がつくった資産で暮らしてもらうわけです。僕の政策は『一生涯使い切り型』モデル。『稼いだお金はあの世に持っていけないので、思い切り使い切ってください』と。使ってもらうことによって選択が生まれ、そこに付加価値が生じると思ってます」
  ――橋下さんの考えは浸透すると思いますか
 「掛け捨ては、高齢者から『アホ、ボケ、カス』と言われるでしょう。ゼロ金利でも金をため込んで使わない状態になっていますから、資産課税も必要。『ためていたら税金かけますよ。だから使って』ということです」 (聞き手 政治部 次長・鮫島浩 編集委員・刀祢館正明)    
  ◇  はしもと・とおる 69年東京生まれ。早大卒。茶髪にジーンズの異 色弁護士としてテレビ出演し人気を集める。08年、当時全国最年少の38歳で大阪府知事に就任。「大阪都構想」を掲げ、10年に「大阪維新の会」を立ち上 げる。11年、任期途中で知事を辞職し、大阪市長選に初当選。次の衆院選をにらみ、3月に「維新政治塾」を開設する。≫(朝日新聞)





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野田の“冷温停止状態”収束宣言風前のともし火か 福1原発2号機、79.1度に上昇

2012年02月12日 | 日記



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野田の“冷温停止状態”収束宣言風前のともし火か 福1原発2号機、79.1度に上昇 


*福島第一原発の原子炉圧力容器底部の温度計のひとつが、ここ1週間ほどアップダウンと挙動不審な計測温度を示していたが、ついに冷温停止状態とは言い難い80度(温度計誤差20度)に限りなく近づいてきた。温度計の故障もあり得るが、原子炉圧力容器内に残存する溶解した核燃料の欠片の一つに充分冷やすだけの水が掛かっていない可能性も出てきた。

*おそらく、原子炉圧力容器内の残存核燃料が少なければ少ないほど、緊急のリスクは回避できるのだが、2号機内の核燃料が充分に溶融せず、半端に残されている事態もあるだけに、予断を許さないようだ。

*仮に残存核燃料の再臨界が起きたとしても、重大な放射能放出が起きるリスクは少ないが、掛けている水が沸騰するリスクがあり、他の残存燃料への影響も懸念される。おそらくホウ酸の注入とかで、様子を見るしかないのだろうが、野田佳彦の冷温停止状態宣言の根拠が崩れることであり、政権基盤が崩壊しかけているだけに、ダメージは計り知れない。


≪ 福島第1原発:2号機の温度、79.1度に上昇
 東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部にある温度計の一つが、同日正午現在で79.1度に達したと発表した。昨年12月の 「冷温停止状態」宣言後で最高値。温度計の誤差を考慮し、80度を超えると「冷温停止状態」の条件を満たさなくなる。東電は温度計の故障もあり得るとする 一方、原子炉への注水量を増やす。
 2号機圧力容器下部の温度は2月に入り上昇傾向で、6日午前7時には73.3度に達した。そのため7日に原子炉への注水量を毎時3立方メートル増 の同13.5立方メートルとし、一時は約64度まで下がった。しかし再び上昇傾向を示し、11日午後9時には73.3度まで上昇。さらに注水量を毎時1立 方メートル増やし同14.6立方メートルにしたが、効果がないため、12日午後にもさらに毎時約3立方メートル増やす予定。
 同じ高さにある別の二つの温度計はいずれも35度前後を示し低下傾向。東電は上昇傾向を示す温度計が故障している可能性もあるとして調査を続けて いる。
 東電は冷温停止状態の定義の一つが「圧力容器底部が100度以下」であることから、温度計の誤差を最大20度と見積もって、80度を超えれば地元 自治体に通報すると保安規定で定めている。今回の温度上昇を受け東電は「この温度計の値だけで冷温停止状態でなくなったと判断はせず、他の温度計の値など も見ながら状況を判断したい」としている。【岡田英】≫(毎日新聞)



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空気から読む、我が国のターニングポイント 日本の行く末を決する大善裁判長の決断

2012年02月12日 | 日記
田中角栄の遺言―官僚栄えて国滅ぶ
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空気から読む、我が国のターニングポイント 日本の行く末を決する大善裁判長の決断


 日本を取巻く世界の情勢や趨勢・潮流。そして、日本が独自の抱える多くの課題を列挙するつもりはない。拙コラムの読者であれば、漠としたものであっても、何となく把握している前提で語ってみる。

 今や政局前夜の様相を迎えているのに、何を呑気なことを言い出すのだと云う違和感を持つ方も多いだろうが、政局前夜と云うモノが、熱病のような副作用を持つことを、自らの肝に銘じる為と云う事である。自制し、冷静な観察眼を失わないための、クールダウンの一つだ。筆者は小沢一郎を支持するが、小沢一郎ただ一人の政治で、日本を完璧に正しい方向に導けると信じるほど敬虔な信者でもない。やはり理想的理念と現実的対処法は、常に何処かであい矛盾する事象が起きる事を許容するポジショニングで思考しようと思っている。

 「国民の生活が第一」の政治理念にしても、如何なる国民を持って“国民”を指し示しているか、抽象的なひと言で済まされない問題がある。米倉も勝栄二郎も国民だからである。(笑)おそらく、既得権益構造と縁のない、多くの人々と云う事だろう。ところが、これが結構悩ましい問題を抱えている。国地方の公務員(警官、自衛隊、消防、教師等々も含む)、財界は国民とは言わないが、それを構成する社員は国民である。ゼネコンに連なる多くの土建建設業に従事する労働者も、選択に関係なく既得権益集団の中で生計を立てている。このように考えていくと、“国民”と云う括りの曖昧さが見えてくる。

 「オキュパイ・ウォール街」ではないが、1%と99%との対立といっても、99%の中の半数は、1%の富裕層の事業によって生計を立てている。資本と労働の関係において、既得権益構造と関わりのない国民と云うのは、意外に少なくなる場合もある。筆者のように、国家利権から遠ざかった生き方をしていても、一定の範囲で企業とつき合う以上、権益構造からの益を得ていないわけではない。つまり、“風が吹けば桶屋が儲かる”の如く、回り回って利権構造のオコボレを享受している可能性は捨てきれない。

 “国民”と云う言葉で簡単に政治の方向性の多義な面を簡単に語ったが、野田佳彦が大好きな“国益”と云う言葉等でも、同様の曖昧さと多義があると云う事である。プロパガンダ的意図を持たない限り、政治の理念や政策の方向性と云うもの、その曖昧さを常に包含している。マクロ経済の理論にせよ、一国の経済政策、金融政策にせよ、プラスマイナスの効果を差し引きしてみると、案外同じような結果に至る事もある。

 このように考え出すと、禅問答のように際限がなくなる。政治理念にせよ、政策にせよ、それは一長一短であり、表裏一体な場合も多いと云う事だ。それなら、政治なんて誰がやっても同じではないか、と云う事になるのだが、共産党や公明党に全面的に政治を任せようと云う国民は少数だろう。此処に、思想や宗教に強く影響される政治への懸念が生まれる。これがきっと有権者が空気のように感じている「妥当性」なのだろう。理屈で説明がつかない空気なのだが、厳然と日本国民には存在するようだ。

 ある人が日本人の社会に存在する“空気”は日本の言語に由来するのではないか、と言っていたが、結構当たっているかもしれない。筆者のコラムを英文に訳すと、3倍近い文字数が必要になる。漢字一文字と云う行事があるが、漢文の意味するところ、用法一つで幾通りにも解釈出来たり、一つの漢字、四つの漢字で、長文を省略する妙技が日本語には存在する。挙句に、漢字、平仮名、カタカナを駆使する事で、縦横無尽の言語空間を産む訳だから、まさに特異の世界である。日本が世界の中で特異存在になりがちな面には、この“空気”の存在を無視は出来ないだろう。

 またまた横路に逸れたが、政治には「妥当性」が必要と云う事だ。筆者は、この妥当性に、「公正性」、「公平性」、そして最後に国民が持つ“空気”と調和する「正義」が必要なのだろうと思考する。小沢一郎にまつわるバッシングをどのように解釈するかも、やはり最後は国民の持つ“空気”と調和する公正公平、「正義」に合致するかどうかが決め手になるのだと思う。各政策でプラスかマイナスかは、結果的に大きく違わないものである。なにせ、同じパイの中で、一部要素を何処に移動するかの話であり、実は大同小異な事かもしれない。他人が儲かるか自分が儲かるかだ。(笑)実は日本人は、この比較優劣感情に弱いのだが、別の項で語ることにする。

 直近の政治に近づいて、この政治課題を考えると、小沢一郎裁判の有罪無罪は、真実云々は別にして、「最後は国民の持つ”空気”と調和する公正公平、「正義」に合致するかどうかが決め手」に大きく影響する事になるだろう。マスメディアがどれ程騒ぎたてようが、無罪の判決を得るかどうかは、小沢一郎が内閣総理大臣として、次期リーダーの為に、革命的行政官僚制度の改革を成し遂げられるかどうかの瀬戸際である。仮に、有罪の判決が出た場合は、裏方に徹するだろうが、情勢は厳しいものになる。

 それでも、筆者は個人的に小沢一郎の政治理念を支持しているので構わないが、日本がドラスティックに変貌する事はなくなるだろう。民主自民が連立を組もうと、みんなの党が連立に加わろうと、維新の会が躍進しようと、千路に乱れる政治が続くだけで、完璧な米国の属領となり、国民の富も4,50年ですべてを消失させることになるのだろう。これは、もう“運”としか言いようがない。そういう意味で、今度の小沢の裁判の行方は、日本の将来の行方を占う意味でも、意味深いものになる。

  野田政権が何をしようとしても、もう興味を抱かない。彼らがやっている事は、霞が関官僚がやっている事と同義であり、責任の所在さえ皆無の政権に、公正も公平も正義の欠片も見つける事は出来ない。武士の情けすら知らない、恥知らずの弱い者いじめに徹する自民党等と云う政党にも、公正も公平も正義の欠片もないし、挙句に日本人の恥の文化さえ見失っている。このような自民党が何十年も政権を握っていたにも拘らず、よく国民は成長したものだ。政治的無知と無教養だが、勤勉だったのだろう。





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“小沢VS野田”の最終戦争なんてもう古い 政局は野田辞任後を見据えている

2012年02月11日 | 日記
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“小沢VS野田”の最終戦争なんてもう古い 政局は野田辞任後を見据えている 


 小沢一郎が猛然と動き出した。マスメディアは極力、小沢一郎の言動をシカトするポジションを維持したいところだが、横目で“チラミ”する程度の通信社的報道をせざるを得ない状況になってきた。テレビでは通し番組が出来ないキー局は排除され、昨夜はBS11に出演したようである。10日からは13日にかけての「小沢一郎政治塾」では13日に講演、殆ど連チャンで露出を高め始めた小沢一郎に、民主党執行部は打つ手を失っている。外野のようなポジションの、仙谷、前原がぐずってみても、詮無い状況になってきた。

 「社会保障と税の一体改革」の中身が、単なる消費増税法案である正体がバレバレになり、社会保障の中身は希望的観測案か福祉の切り下げ案である事が明確になり、万事窮した状態だ。岡田の国会答弁も、まともに野党の質問に答えられなくなっている。産経、ZAKZAKが“焦りをもろに出している小沢一郎”と云う論調で、小沢の行動をなんとか矮小化しようと努めているが、他マスメディアは概ねシカトと云うか、息をひそめている。なんとかBS11を報じた朝日新聞も、一番気になる橋下勢力と小沢の距離感を気にしている様子が垣間見える。


≪ 次期衆院選後「小党分立でごちゃごちゃ」 小沢氏が指摘
 民主党の小沢一郎元代表は10日、BS11の番組収録で、大阪市の橋下徹市長が注目を集めていることについて「既成政党や政権交代を果たした民主党への期待はずれ、不信感。橋下さんに期待せざるを得ない気持ちの表れじゃないか」と指摘した。
 そのうえで次期衆院選について「(どの党も)過半数を制するだけの支持を得られるかどうか分からない。(選挙後は)小党分立でごちゃごちゃの形になっちゃう。民主党が原点の気持ちを取り戻して、もう一度挑戦してもらいたい」と語った。≫( 朝日新聞)


 毎日新聞などは、発信手段が卑怯だ、質問を受けつけない手法だけで露出している、と三宝会らしい苛立ちをみせているのが大変面白い。無役の一兵卒、まして刑事被告人で党員資格停止の身の小沢一郎が、記者会見は僭越過ぎるだろう。(笑)記者クラブ所属の立派な大メディア記者様にご足労願うのは、失礼と云うものである。毎日の姿勢は、仙谷、岡田同様の自縄自縛の発言であり、明らかに矛盾している事が判らないようである。

 マスメディアは専ら「石原新党」と橋下徹の連携の有無に焦点を向けさせようとしているのだが、既に「石原新党」は腰砕けになっている。つまり、立ち上がれない新党と云う事である。朝日などが最も怖れているのが、小沢と橋下の連携である。筆者の知る限り、橋下徹が最も重要視する「既得権益打破、中央から地方」で最も頼りになるのが小沢一郎である事は自明だ。脱原発指向、TPP指向も特に小沢は否定的ではない。教育改革においても、縄文の心を呼び覚ます意味で、改革が必要な点では一致している。勿論、増税など意味なしも一致している。

 民主党も自民党も、怖れているのは小沢一郎と橋下徹の連携だ。両者のナショナリズムの質が違うかどうか、未だ定かではない。少なくとも、核開発ありきの石原慎太郎では、極右的ナショナリズムに偏り過ぎる。橋下の本心は別にして、彼が弁護士である点を、注視すべきだ。べらぼうな要求を出すが、手打ちの結着点は意外にハードルが低くなるのが、弁護士達の性癖である。大風呂敷を拡げる割に、リアリストでもある。

 それに、あまり調子に乗って国政に前のめりになる姿勢を抑制する言動もみられ、一気呵成にと云うものでもない。冷静に考えれば、まだ国会議員を抱えていない地域政党に過ぎないわけで、老人党と徒党を組んで得るべき利益はゼロどころかマイナスの危険すらある。弁護士はその辺のリアリズムは長けているので、まず心配はない。マスメディア、特に朝日、毎日にしてみれば、最も困る組み合わせ“小沢・橋下”の機運が盛り上がらないようするのが、行政官僚からの命令に近いのだろう。

 おそらく、政局は早ければ3月に起きる按配だし、橋下らの準備が整う可能性は極めて低い。精々、みんなの党を推薦するとか、その辺でお茶を濁し、様子見に出ると考えるのが妥当だ。衆議院任期満了まで総選挙が延びれば、自前候補もあるのだろう。いずれにせよ、既存政党とは組まないと云う表現は、みんなの党も既存政党なのだから、渡辺もドッキリしているに違いない。

 筆者は野田佳彦が党内を纏めきれず、法案提出を諦め辞任するか、又は社会保障の枠組みを鍛え直し、増税の是非が必要かどうか、再度検討すると、小沢一郎との休戦に持ち込めれば最良の出来と考えている。個人的には、修飾男の言辞は見るも聞くも不快なので、辞任して欲しいが、小沢一郎も気のいい所があるので、一件落着とさせる不安感は残る。一番面白く見物なのが、野田が臆せず衆議院に増税法案を出す暴挙に出る姿だ。政治野次馬としては、もっとも面白い展開だ。民主も自民も崩壊する。不況時における閉塞性ナショナリズムの台頭は、常に社会そのものの崩壊を希求する。限られた不幸層が全員不幸層になる事で、安堵感を持つのが、最近の若い世代にあるナショナリズムの萌芽である。
 このような、閉塞性ナショナリズムは大変危険なわけで、社会秩序全体をアンチテーゼするわけだから、民主主義そのものの根底まで覆るわけで、小沢の望むものではないが、小党分立と云うゴチャゴチャが現出する可能性も秘めた政局もあり得るのだろう。まぁ、どのような連立政権が出来るとしても、極右がコアはあり得ないので、徴兵制・核武装には至らない。最後に、時事が伝える、橋下の衆議院選向けのマニュフェスト情報を参考までに掲載しておく。

≪ TPPへ参加を=衆院選向け公約に−橋下氏
 地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は10日、次期衆院選などに向けて策定するマニフェスト(政権公約)で、環太平洋連携協定(TPP)への参加を打ち出す考えを明らかにした。市役所内で記者団に「経済マーケットについては、国境を意識しないというのが基本方針だ」と語った。
 また、 教育改革をめぐっては「教育委員会制度を抜本的に改めるという方向性を出す」と表明。具体的には首長に教育行政の権限を持たせる新制度を設け、現行の教育委員会制度と新制度のいずれかを各自治体が選択できるようにすべきだとした。 
 このほか、政権公約で掲げる方針として(1)道州制の導入(2) 地方交付税制度の廃止(3)公務員制度改革(4)年金制度の「積み立て」方式への移行(5)日米同盟を基軸とした外交・防衛−などを挙げた。≫(時事通信)

 3000人近い維新塾応募者があったと云う事で、相当力が入っている。すべてが順調に行って、衆議院で仮に100人当選させたとしても、未だ先は長い。参議院への対応も必要だ。1年半後だが、次の3年後まで待たないと、政権与党になることは、殆ど不可能。流石に、そこまで熱にうなされたようなブームが続くことは稀だ。みんなの党が古臭く思えているのは、筆者だけではないだろう。戦略的には、最終的に150人規模の議員集団勢力と連携しない限り、大阪都構想も、絵に描いた餅になる。橋下がそれ程浮かれモノとは思わない。彼は、何処まで行ってもリアリストな筈だ。既存政党とは組まないが、新たな政党を連立的に創ってと云う話なら、筋は通る。




私たちは、原発を止めるには日本を変えなければならないと思っています。
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