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老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

真摯な平和への思いを 過去への深甚の反省を 学びを

2013-06-27 09:52:52 | 沖縄
(1)沖縄慰霊の日 負担軽減は待ったなし 毎日新聞 社説 6/24 
『今から68年前、太平洋戦争末期の沖縄で一般住民を巻き込んだ地上戦が行われ、住民約9万人を含む約20万人が犠牲になった。本土決戦の時間稼ぎのための「捨て石」とされた戦いだった。その沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終わった日にあたる23日の「慰霊の日」、沖縄県主催の追悼式が、最後の激戦地となった糸満市摩文仁(まぶに)で今年も行われた。 
 仲井真弘多知事は平和宣言で普天間の県外移設、日米地位協定の抜本的な見直しを求めた。しかし政府は、普天間の沖縄県名護市辺野古への移設を推進し、地位協定は改定しない立場を貫く。安倍首相はあいさつで、政策面では沖縄振興と基地負担軽減への決意を語るにとどめた。 
 安倍政権の発足以降、中国の軍拡を背景に日米同盟強化を目指す政府と、沖縄の溝はさらに深まっているようにみえる。 
 沖縄戦で大田実・海軍中将が自決前に海軍次官に送った電文に「沖縄県民斯く戦えり。県民に対し、後世特別の御高配を賜らんことを」との有名な言葉がある。しかし、沖縄の人たちにとって、最近の動きは「御高配」どころか、全く逆のものに映っているのではないか。』  

★安倍コベ氏、自民党は、安倍コベ、裏切りが本分!? 今更、驚くべきことではない。最近どころか、戦後68年、終始だ!? 次から次へと…安倍コベ

(2)沖縄慰霊の日 犠牲強いた歴史顧みよ 北海道新聞 社説 6/23
『 日本が沖縄に犠牲を強いてきた歴史は、今に通じている。在日米軍施設の74%が集中し、米兵による事件、事故も絶えない。状況が改善されないまま、政府に対する沖縄の不満はかつてなく高まっている。  沖縄の歴史を顧み、負担軽減の道を真剣に考える日としたい。』

(3)慰霊の日 軍は住民守らず 「心の傷」 抜本調査を 琉球新報 社説 6/23
『「ありったけの地獄を集めた」と表現される過酷な戦場から針の穴をくぐるように生還した方々が戦後、肉体だけでなく心がひどくむしばまれ、その傷が癒やされることなく生きてきたことが、ようやく実証された。』 

(4)[慰霊の日] 平和を守る試練のとき 沖縄タイムス 社説 6/23
『戦後も沖縄は米軍の出撃基地として、朝鮮戦争からイラク戦争に至るまで戦争の影をひきずってきた。しかし現在の局面は、これまでと明らかに異なる。日本は戦争に向けた準備段階に入っている。そう唱えれば、杞憂(きゆう)だと一笑に付されるだろうか。 
 歴史には曲がり角がある。日中の海上での攻防が常態化する契機となった尖閣諸島の国有化も、その一つだろう。今後は、憲法改正や集団的自衛権の行使容認が時代の転換点になる可能性もある。
 他国の脅威ばかりが強調される中、戦争に備える動きを肯定するのが当然のようになっていないか。』

(5)平和の願い世代超えて きょう 「慰霊の日」 沖縄タイムス 6/23

(6)沖縄戦:慶良間諸島・阿嘉島 飢餓との戦いを証言 毎日新聞 6/22
『太平洋戦争で国内最大の地上戦があった沖縄は23日、戦闘終結を記念した「慰霊の日」を迎える。岡山県倉敷市の柴田収二さん(90)は、米軍が最初に上陸した慶良間(けらま)諸島の阿嘉(あか)島(沖縄県座間味村)で従軍していた。脳裏に浮かぶのは、厳しい飢えの中、食糧を盗んだとして兵士や朝鮮人労働者らが軍に処刑された忌まわしい記憶だ。「二度と戦争はしてはいけない」と平和の尊さを訴える。』

(7)[慰霊の日] 平和を守る試練のとき 沖縄タイムス 社説 6/23 

さて、若干62歳の私には、原体験もないし、上記事中にあるような、真摯な平和への思いを、過去への深甚からの深い反省も、恐らく成し得ないだろう。言わば、最後尾からの、駆け出し、過去追跡(目撃)者ということになろうか。それでも猶、先にも、現在にも、学び、生かしたい、反映しなければの思いは、持つ。不足ありありであっても。

何から始めるべきかと定まらないところもあるが、先ずは、(6)などにある、食料・水・弾薬等々の物資補給、兵站の不十分さは、つとに有名ではないかと思う。遡れば、硫黄島での戦闘から、十分な兵站、補給はなく、結果、硫黄島を、玉砕に至らしめた。思えば、戦争の転機となったミッドウェー沖海戦(1942年4月)から、艦載機・搭乗員・燃料の不足、兵站・物量の不十分さ・不足は、顕著となり、当初から予見されていたこととは言え、彼我の物量・兵站の差が、顕になる。

最後の大決戦、沖縄戦での“住民保護の視点は決定的に欠落していた”「出血持久戦」(「帝国陸海軍作戦計画大綱」)によって、南下した非戦闘員が戦火に巻き込まれ、おびただしい人々が犠牲になった。日本兵による食料強奪、壕追い出し、壕内で泣く子の殺害、住民をスパイ視しての殺害が相次いだ。  

日本軍は住民から機密が漏れるのを防ぐため、住民が米軍に投降することを許さず軍と共に生き、軍と共に死ぬ「共生共死」の指導方針とは、なんとも、悲惨、惨劇…。オマケに、米軍の侵攻は、予想に反し、北から南へと展開された。忠良な臣民を道連れにした南進(南下)=唯、時間稼ぎのため??? 本土決戦の為???の、だが、軍への兵站もママナラナイのに、臣民への食料・水・必需品等、支給・手配する用意などは、あったろうか? なんとも悲惨な消耗品、捨石(沖縄含め)としてしまったのではなかったか。

旧日本政府の責任は重大であり、その末裔たる、戦後の自民党政権、就中、復古の安倍コベ政権は、旧日本政府乃至その“幕僚”軍人、側近を、悪くないと擁護するばかりで、責任を全う出来、逃げ、将来を切り開けるとでも、期待、確信するのだろうか?中国と対峙する時は、米軍・米政府を当てにする? そんなことが、戦略の枢要とでも? 単に、成り行きでなく??? それとも、太平洋戦争終結の講和会議、或いはその独立と引換にした日米安保条約締結以来、不可避だとでも心得えているのか?

また、(2)にある、『犠牲強いた歴史顧みよ』の呼び掛けには、戦争終結、講和会議で終わらせなかった沖縄への犠牲、現在の日本政府の責任をも含め、重いものがある。“外交は、政府の専権事項”などと嘯く、或いは木で鼻をくくる向きが、政府にはあるようだが、それは無理である。

日本の主権者は国民であり、全ての権力の源泉はその主権者にあることに思いを致せば、沖縄の主権者であれ、日本の主権者であれ、その思い、主張を反故にして良い筈もない。行政府、それは、単に三権の一に過ぎず、その上、その公務員には日本国憲法尊重と順守義務がある。

ところが、これを理解しない。しようとしない、というべきか。日本国憲法破棄、新憲法創設を党是として出発した、自民党政権の、日本国憲法のつまみ食い(その立場でのご都合主義の解釈、或いは、上命下達的、先例の積み重ね、議員の地位が既得権の如く振舞う等々)を、既成事実化させ、今では、平気で、己ガ為、復古や中世を取り入れようとしているかに見える。

しかし、反撃は今から!? 立ち上がれば、決して遅くはない。日本国憲法、民主主義、人権尊重の憲法保障ある限り。

 沖縄「慰霊の日」、68年後も癒されない傷跡 6/22
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%88%A6%E4%BA%89
 太平洋戦争 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6
 沖縄戦 - Wikipedia
 http://hb4.seikyou.ne.jp/home/okinawasennokioku/okinawasennosyougen/okinawasennosyougen.html
 沖縄戦体験の証言 更新2002年4月

「護憲+コラム」より
蔵龍隠士

『屈辱の日』を祝う安倍コベ式典を機に、思い、覚えること

2013-05-02 17:14:18 | 沖縄
沖縄戦で本土防衛のための「捨て石」となった沖縄は、4・28を境に再び「小の虫を殺して大の虫を助ける」ための政治的質草となった。講和条約で請求権放棄も強いられた。等々と受け止める沖縄人と、安倍晋三首相のように「主権回復の日」「わが国の完全な主権回復」の日と、割り切れる本土の一部の者との和解はもうない、或いは必要ないのであろうか。

この問題は、単なるすれ違いやズレでは済まされない質的・量的消化不良、異物混入を含んでいるように思う。
そこのところを、「今日のトピックス Blog4/28: 『屈辱の日』を祝う安倍コベ式典 強行は、捨石or自虐or自己満足か!? 改めて戦後を問う日」から抜粋、論点、情報を拾ってみたい。

但し、この問題は、未だ未解決の問題であることを意識して、忘れずにいたい。サンフランシスコ講和条約により、国家の独立は、法的に成立したとはいえ、これと同日、引き換え的に密かに実行された旧・日米安保条約と日米行政協定(現在の日米地位協定)が、不平等条約として解消されることなく、現在も猶、厳然と存在し、沖縄を、その他の日本の地を占め、苦しめ続けているからである。

この事態に痛痒を感じない国民の代議員が居るとすれば、私としては驚きを禁じ得ない…他人の傷みを他人事にできない者ならば。しかし、いづれにもせよ、この消化不良、未解決の外交及び内政に亘る問題は、将来、解消、和解、止揚しなければならない。単に、わだかまり、感情の問題で、いづれは被害感情を忘れてくれようなどと、安易に押し切ったり、安易に期待してはならない。戦前乃至国民主権以前に戻るとするなら、強権的手法で長引くかもしれないが、それは、現在の主権者にとっては、主権者から転落(権利を失い)し、余りに不幸なことではなかろうか。

では、早速、拾って、挙げてみたい。見出し中心で、唐突感は否めないにしろ…ご容赦を。

☆「4・28政府式典に抗議する『屈辱の日』沖縄大会」(主催・同実行委員会)動画 琉球新報 4/28
○沖縄県民の心を踏みにじり、再び、沖縄切り捨てを行うものであり、到底許されるものではない。
☆自民党公約 破棄は民主主義の否定だ 琉球新報 社説 4/28
○沖縄戦で本土防衛のための「捨て石」となった沖縄は、4・28を境に再び「小の虫を殺して大の虫を助ける」ための政治的質草となった。
☆講和条約で請求権放棄 8省庁、極秘に確認 琉球新報 4/28
☆識者、独立を模索 沖国大シンポ、学会準備委に熱気 琉球新報 4/28
☆軍国化の道警戒 「100人委員会」 が結成総会 沖縄タイムス 4/28
☆[主権回復の日] 国民全てが祝える日か 南日本新聞 社説 4/27
☆主権回復の日 歴史学ぶ国民主権考えよう 宮崎日日新聞 社説 4/27 
○歴史学ぶ国民主権考えよう。
☆[「4・28」政府式典]沖縄の主権回復を問え 沖縄タイムス・社説 4/28
○「5・15」によって沖縄の主権はほんとうに回復されたといえるのかという疑問がわいてくる。沖縄戦終焉に当たり、大田実中将の『沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ』とのその後のご高配は、如何に実現された?のであろうか。沖縄に報いる前に、次から次へと負担や傷みを加重し続けてはいないか、気に懸かるのだが。どうだろう?

末尾に、4・28式典 ジョン・ダワー氏に聞く 沖縄タイムス 04/28 から、ジョン・ダワー博士の言を紹介する。

>戦争責任に領土問題、そして現在も沖縄に集中する米軍基地の過重負担は、「サンフランシスコ講和条約と旧日米安保条約に起因している」と指摘。講和条約で日米関係は良好になり、日本は繁栄したものの、中国と韓国との関係改善を後回しにしたため、現在の緊張状態につながっていると分析した。 沖縄の米軍基地の過重負担が解決されないのは、日本が米国に全面的に依存する「サンフランシスコ・システム」に組み込まれた結果、身動きが取れなくなったためとの持論を展開
>安倍晋三政権の閣僚らによる靖国参拝について、「保守派の指導者たちの中には、戦争責任に関する結論を持たず、日本の行為が他国の目にどう映るかについて自覚がない者もいる」と懸念を示した。

「護憲+コラム」より
蔵龍隠士

アベノレトリックスに要注意

2013-03-27 10:12:15 | 沖縄
先週安倍政権は沖縄県に対して、辺野古沿岸埋め立て申請を提出した。その際、嘉手納基地以南にある五カ所の米軍基地や施設の返還はあたかも米政府の確約が取れているかのような言い方(レトリック)をしていたように思う。その裏には五カ所の米軍施設が返還されれば、沖縄全体の負担は減る訳だから、何とか辺野古埋め立てを承認して貰いたいとの狙いがミエミエであった。ところが昨日(3/25)の報道を見ると日米の交渉はこれからのようである。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130325/k10013421861000.html

もしその交渉がこれからであるとすれば、埋め立て申請はその後にすべきで、明らかに手順が逆である。同時に、嘉手納基地以南の基地返還要求自体、これまで自民党が主張してきた米軍の「抑止力」維持の主張とも、辻褄が合わなくなって来るように思われる。かつて自民党は鳩山首相が「最低でも県外」と言っていた時に、抑止力が効かなくなるから、米海兵隊は県外では駄目だと理論づけて、鳩山首相に「県外」を断念させたことは記憶に新しい。

しからば今回仮に辺野古への移転条件として嘉手納基地以南の五カ所の米軍施設の沖縄県への返還交渉が成立した場合、自民党が声高に主張してきた米軍の「抑止力」はこれまでどおり保持されるのか。米軍の施設が沖縄県に返還されることは喜ばしいが、抑止力の観点から見た場合、自民党が鳩山政権に突きつけていた「抑止力論」と整合し、辻褄が合うのか、辺野古移転の口実のための詭弁でないことを、国民と沖縄県民に説明して貰いたいものである。

本当に辺野古が米海兵隊にとって戦略上抑止力に必要な場所であれば、米政府の方から嘉手納以南の基地や施設を返還する代わりに普天間基地機能を辺野古へ移転させて貰いたいと、日本政府に要請があってしかるべきではなかろうか。これも手順が逆なような気がしてならない。米軍が考えている実戦上の抑止力と自民党の机上の「抑止力」、また安倍政権の嘉手納以南の五カ所の米軍施設の返還要求と自民党がこれまで言ってきた米軍の「抑止力」の維持には、明らかな矛盾があるのではないだろうか。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔の美少年

政府の辺野古開発申請はどうなる

2013-03-23 09:38:54 | 沖縄
今日(3/22)、安倍内閣は沖縄県に対し普天間基地の辺野古への移転のための開発申請を提出したと報じられた。どうして急いだのか分からぬが、遅かれ早かれ米国との約束で提出せねばならないとすれば、安倍内閣の支持率が高い今と、来年1月の辺野古所在市の名護市長選挙で再度争点にならない内に、仲井間知事の判断を仰ごうとの狙いのようである。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130322/plc13032216540014-n1.htm

テレビニュースで仲井間沖縄県知事のインタビューを観ていたら、苦悩の表情を浮かべて、あくまで県外移設を要望されていた。知事も現名護市長も前回の首長選で辺野古移設反対を掲げ、それを選挙の争点にして当選しており、反対は当然であろう。また仲井間知事はこれまで単身アメリカに乗り込んで辺野古移設反対を訴えて居られる。

安倍内閣は今回の開発申請提出前に、辺野古漁協の了解(漁業補償)を得たとは言え、過去に自民党が辺野古沖の環境調査をしていた頃とは県民全体の辺野古への移設反対の意思はレベルが違う。民主主義国家として県民市民の意思を全く無視した暴挙である。世界の民主主義をリードするアメリカ政府も内心複雑な心境であろう。

再度県民の意思を安倍内閣と米国政府に伝えるにはどうしたらよいか。仲井間知事が政府の申請書を認可しなければそれで済むことであるが、いっそのこと沖縄県知事と名護市長がしかるべき早い時期に辞職して、再度辺野古移設反対を掲げて県知事選、市長選に立候補して、県民市民の意思を問うてみたらどうであろうか。辺野古移設賛成を掲げて立候補する候補がいるかどうか分からぬが、そうすれば安倍政権の移設申請に対する最新の民意を表すことになる。それに従い当選した知事が政府の開発申請の許認可を判断すれば、一番すっきりするのではなかろうか。

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☆追記(03/23 20:42):
辺野古埋め立て申請 稲嶺名護市長「強権的で県民を欺くやり方」と反対を表明したと報じられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130323-00000721-fnn-soci

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔の美少年

沖縄全戦没者追悼式をみて

2012-06-23 16:36:13 | 沖縄
米軍礼賛者(オスプレイ配置積極派)である本土政治家の追悼メッセージはしらじらしくきこえた。
それより「サトウキビ畑」(森山良子)の歌がよい。

http://www.youtube.com/watch?v=tyB9z2C98tM

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔の美少年
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仰る通りですね。終戦間際の沖縄でのあの悲惨。同胞という垣根を遥かに越え、この世に生を受け 地獄絵ともいえるあの映像を眺めいる一地球人として 断固「No more!」です。「勝者は裁かれず」という 戦争そのものについて回る理不尽!。掃討作戦に加わった側の論理は永遠不滅。「勝者側に立つ」を夢見て増備・訓練に励む思想・一団との決別。これこそが「日本国憲法」が目指すものなのに。

復帰40年の式典で鏡割り(!)の能天気。あの場面での慶祝気分は、駐日米国大使だけでしょう。
「少なくても県外、出来れば国外などといった人は、ここに来て謝るべし」という現職や、6度目の平和宣言というのに心に響くものゼロの空疎さ。

森山良子のステージを見る機会は、多分無いのでしょうが、あの歌を歌い終わった後の彼女を見てみたい。歌いながら彼女の心の中を流れるもの何でしょう。それを問わず語りするのは 去っていく彼女の後姿。それでこの歌唱は完結するように思う。

いい歌を作り それを、良く歌う。暫し黙祷。

「護憲*BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
百山

本土復帰から40年、沖縄の現状と課題

2012-05-28 21:34:53 | 沖縄
今年5月15日に本土復帰40年を迎えた沖縄。その沖縄の現状と課題を知ろうと、5月25日、命どう宝ネットワークの太田武二さんのお話をうかがう「学習会」をしました。

今から60年前、サンフランシスコ条約と日米安保条約によって、日本は琉球諸島を米軍政下に売り渡すことと引き換えに自らの独立を回復、復帰後も今に至るまで米軍基地を沖縄に押し付けてそ知らぬ顔をしてきた日本の人々。太田さんは、そんな日本(ヤマトゥンチュ)に対する沖縄(ウチナーンチュ)の怨念について具体的な話をしてくれました。

実際、1945年から2011年までの沖縄に於ける「米軍による事故・犯罪 略年表」(「フクギの雫」実行委員会作成)を見ると、事件・事故が恒常的に起きていて、米軍基地がなければ起き得なかった犠牲の異常な多さに圧倒されます。

そして、沖縄の人々を怒らせているのは数の多さだけではありません。ヴェトナム戦争時、沖縄で枯葉剤が実験的に散布されていたという疑惑。1959年6月に起きた宮の森小学校へのジェット機墜事件の真相。この事故でパイロットは海上に向かっていた機体をわざわざ旋回させて陸上に向かい、結果として17名の死者と200人以上の負傷者を出したとのことです。

更に、事故が多発しているオスプレイの普天間基地配備計画や、今年4月の「2プラス2」において対中戦略の強化を話し合う中で「ミサイル3発で沖縄の海兵隊はすべてやられる」としたアメリカ側の発言など、沖縄住民の生命に無頓着な日米政府の防衛戦略があります。

こうした具体的な事件・事故、日米政府の言動を通して、沖縄を「捨石」と捉えている日米政府と、それを支える日本国民=「ヤマトゥンチュ」のあり方を、沖縄の人達は沖縄差別と感じ取っているのです。

しかし実際には、国政に携わる人達の「人命や人権の軽視」、「国家繁栄のための犠牲の是認」、「札びらによる説得への妄信」は、沖縄にだけ向けられているわけではありません。福島原発事故により明らかになった原子力施設設置の在り様は、米軍基地の沖縄への押し付けと同じ構造であることを、今私たちは知っています。

太田さんは、本土復帰から40年の今、日本全体の状況はますます悪くなり、日本人の意識から沖縄はますます遠のいていると指摘します。しかし、そんな絶望の中にあってなお、沖縄住民の「NO」の意思表示の継続の中で、多くの素晴らしい出会いがあり、そこに希望を感じるとも言います。

沖縄の人達は「非暴力直接行動」と「独立運動」を掲げて今も着実な歩みを続けています。そして、現在日本全国に起きている「脱原発」に代表される様々な直接民主主義的行動や、地方自治体による中央政府に対する異議申し立ては、魁となったこうした沖縄の人達のゆるぎない行動によって牽引されていると見ることができます。

私たちにとって、直接沖縄に出向いて米軍基地撤去に向けた行動を共にすることは難しいかもしれません。しかし、住民の命や人権をないがしろにする「権力」との対峙という意味において、沖縄の人達の闘いと心を一にして、沖縄の行方をこれからも見つめていきたいと思います。

「護憲+コラム」より
笹井明子

「沖縄県民が怒る相手は」

2012-05-27 17:44:44 | 沖縄
おっと、見逃す所でした。東京新聞5月25日の朝刊、「発言」という投書欄に「沖縄県民が怒る相手は」という見出しで掲載されていた沖縄在住の女性の投書です。最近こんなまともな意見は聞いたことがないのでそのままスルーする所でした。

沖縄復帰四十周年記念式典に出席した鳩山由紀夫元首相に対して、同席したした野中広務元官房長長官が「沖縄県民に泥を塗ったような人が壇上に上がっているいることは腸が煮えくり返る思いだ」と発言したことに対して、この女性は「私達は確かに普天間基地の移転先を『最低でも県外』とした公約が反故にされたことに対して、心底怒ったし今も変わりません」と述べています。

しかし「鳩山氏に泥を塗られたと思っている分けではありません。1㌫足らずの県土に74㌫の基地が集中している異常性が誰の目にも明らかになったのは鳩山氏のおかげ」、「残念なのは立派な信念を実現するだけの政治力量が鳩山氏に欠けていた事であり、沖縄県民を引き合いに出してさも沖縄県民の見方面するのはやめて欲しい」と訴えています。「普天間基地の沖縄移転を今なお進めようとしているのは、官僚、政治エリート達であり、野中氏も当然その1人」なのだと。

野中広務という人はかつては自民党政権中枢にいて、当然沖縄の基地問題にも関わって来たはずでです。野中氏が、「鳩山前首相のやり方があまりにも稚拙だった」と苦言を言いたい気持ちも分かりますが、自分達の政権を維持しアメリカとの関係を調整するために、沖縄の人達を
足蹴にして、その靴の汚れを気にするような政党にいた人が言える事でしょうか?

今は本当は野党、与党の垣根を越えて沖縄の人達のために何が出来るのか?日本の国内で74㌫もの基地を押しつけられて来た人達に何をしたらいいのか。それは、1人の政治家だけでなく本当は私達一人一人が心の何処かで何時も考えていなければいけない宿題なのだろうと思います。

それにしても、この女性凄いですね。理路整然とした、きちんとした意見。最近ワイドショー的な変な発言しか見聞きしていないので、一服の清涼剤になりました。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ

日米の辺野古移転堅持の理由

2012-02-10 10:11:31 | 沖縄
日米両政府は今回海兵隊の一部を先行して海外に移転しても、普天間の辺野古移転は堅持すると発表している。その背景にはオバマ、野田政権のそれなりの事情があるのだろう。オバマ大統領は今年11月に大統領選挙を控え、いま辺野古移転を放棄すれば産軍共同体や右派勢力及び軍需工場の労働者の支持を失いかねない。イランへの経済制裁強行、イスラエルのイラン攻撃の噂を強く非難しない声明等も、大統領選挙を意識してのものであろう。

一方野田首相も、普天間の辺野古移転を強く主張してきただけに、いま辺野古移転を反故にすれば通常国会を乗り切れるどころか、内閣は吹き飛び兼ねない。かといって今の状態では日米両政府とも辺野古への移転は沖縄県民の反対で実現はできない。結局今回の海兵隊の移動発表も米国主導でなされただけに、辺野古移転中止の決定は次期大統領誕生後の来年ということになりそうである。

また野田首相も自民党谷垣総裁も辺野古への移転を主張しつづけるのであれば、次の衆議院選挙選で沖縄に行って「我が党は普天間を辺野古へ移転させます」と街頭演説できるのであろうか。これをやろうものなら「民意を理解できない愚党」のレッテルを貼られ、両党とも沖縄だけでなく全国の選挙区での敗北は必至であろう。そして選挙後にはじめて沖縄の民意には勝てなかったことを悟るのであろう。

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔の美少年

仲井真知事訪米して、「孤軍奮闘」

2011-09-23 02:02:31 | 沖縄
訪米した野田首相、玄葉外務大臣に同期して、仲井真沖縄県知事も訪米し、米国の有力外交、国防議員であるレビン軍事委員長(民主)、マケイン筆頭委員(共和)、ウェッブ外交委員会東アジア太平洋小委員長(民主)とそれぞれ面談し、普天間基地の辺野古移転は現実的でないことを説明した、と報じられている。
http://www.asahi.com/politics/update/0921/TKY201109210102.html

仲井真氏は菊池寛の短編小説、『恩讐の彼方に』の題材になった「青の洞門」の主人公の心境ではなかろうか。(諸国遍歴の旅の途中ここに立ち寄った禅海和尚は、断崖絶壁に鎖のみで結ばれた難所で通行人が命を落とすのを見て、ここにトンネルを掘り安全な道を作ろうと、托鉢勧進によって掘削の資金を集め、石工たちを雇って「ノミと槌だけで30年かけて掘り抜いた」といわれている。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E3%81%AE%E6%B4%9E%E9%96%80

それにしても、民主党は09年の衆議院選で普天間基地の県外移転を公約し、平成19年に自民党政権が米政府と2+2協議で共同発表した「同盟の変革:日米の安全保障及び防衛協力の進展」を棚上げしようとして、沖縄県の全議席を獲得したのではなかったのか。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/2plus2_07_gai.html

しかし鳩山首相も政権に就いて、改めてこの日米共同声明を読み、最大の同盟国である米国の重みをひしひしと感じ、自民党政権と米政府が交わした2+2協議を追認せざるを得なかったのであろう。またそれが鳩山首相の限界でもあった。

その後の名護市長選、沖縄県議会選、沖縄県知事選では、辺野古への移転反対を掲げた候補者が勝利し、県民の県外移転の意思が明確に示されたのは皮肉であった。歴史に「たら、れば」の仮定は通用しないが、仮に一連の選挙結果が09年衆議院選挙前で、それを受けて民主党が「最低でも県外」を掲げて政権を取っていれば、鳩山首相も各地方選の民意を背にして米国に日米2+2協議声明を棚上げすることができたのではないかと思う。

それでも鳩山代表が「最低でも県外を」掲げ政権に就き、それが現実のものとなりかけたことが県民の心に火を付け、以後の各選挙結果に結びついたことは間違いない。その結果、一期目は自民党の推薦を得て知事となり普天間の辺野古移転を容認していた仲井真知事までもが二期目では県民の意思に抗しきれず、辺野古移転反対に転向して再選され、現在訪米して孤軍奮闘しているのである。

結果として鳩山前首相の意思が仲井真知事にツイストして引き継がれた形は皮肉であるが、それでも結果オーライ、そうならないより益しである。それにしても「最低でも県外」の言い出しっぺの民主党政権が沖縄県民の民意を叶えられないのは残念である。

それにしても仲井真知事が訪米して外交、国防の有力議員によく面談できたものである。直接交渉してアポイントしたのではあるまい、また首相と外務大臣の訪米予定と重なるのに、一方で外務省が独断でお膳立てしたとも思えない。おそらく有力民主党議員が仲井真知事の意向を汲んで外務省を動かしアポイントさせたのではないかと考えられる。この民主党議員の行為に一縷の望みを託し、いつの日か仲井真知事の行動が日米交渉の俎上に挙がる日が来ることを願いたいものである。

「護憲+BBS]「新聞記事などの紹介」より
厚顔の美少年

反民主的な北澤防衛大臣(普天間代替基地)

2011-06-14 16:31:39 | 沖縄
13日に北澤防衛大臣は仲井真沖縄県知事を訪問して、普天間基地の代替基地として、従来通り辺野古にV字形滑走路を建設する方式を政府の最終方針とする旨伝え、21日に米国を訪問しこの最終案で合意するとことも伝えたと報じられている。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110613-OYT1T00333.htm

一方米国上院のレビン軍事委員長やウェブ外交委員、7月1日に就任予定のパネッタ次期国防長官は、昨年の一連の沖縄県議会選挙、名護市長選挙、県知事選挙で辺野古移転反対派が勝利した現実を見据えて、辺野古移転は現実的ではないと見直しを示唆し始めたとも報じられている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110610/amr11061001310001-n1.htm

北澤防衛大臣は沖縄県民が各沖縄県の選挙で示した民意を理解せず、民主主義も全く分かっていないようである。これに比べ、米国政府高官の沖縄県民の民意への対応はすばらしい。さすがに民主主義を重んじる国である。防衛大臣には「民主」党の党名を汚すなと言いたい。これでは次の衆議院選で民主党議員は沖縄県で全滅であろう。

また、菅首相が間もなく辞任すれば、各大臣も同じ運命にある。一方米国防長官も変わるのであれば、今急いで米国を訪問せずとも、新長官が就任してからでも遅くはない。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔の美少年