life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

なにこの試合。@名古屋 日本S第6戦

2010-11-07 00:03:37 | 【野球】ペナント日誌 2010
 見てて疲れました。結局ほぼほぼ6時間ですか。延長15回ってこんなに長かったんだっけか。っていうか何年ぶりだ? 15回まで試合見たの。
 球場にいたお客さんたちもさぞかし疲れたことと思います。一気に脱力して、一気に疲れが出ますよね、ああいう試合。

 初回はお互いそつのない攻撃で、でも両エース(現状、竜のエースが吉見なのかチェンなのかは、外野としては判断に迷うところですが)が初回からこれってどうなるの? って感じはあったんだけどそこはそれ、両者さすがに見事に立て直しました。チェン、大事なところでしっかり気合入れて投げてたし、立派に成瀬と渡り合いましたよ、多少分が悪いとか思っててすんませんでした。(笑)
 だがしかし、必勝を期したはずの浅尾投入が裏目に出てしまった竜。欲しいときに打った「4番」サブロー。それでも一気にマリさんの押せ押せとはならなくて、浅尾はなんとか責任とって9回も投げ切ったし、繋いだ聡文がよく凌ぎましたけど……って最後はボール荒れまくっててバテバテにも見えましたけどね。けどあのぴょんぴょん跳ねる感じの元気な投球は嫌いじゃないです。それと浅尾のcool beautyっぷり(笑)も、岩瀬に通じる感じがあっていいです。今日は結果を残せませんでしたが。

 話が逸れましたが、とにかく両チームとも投手は再三再四走者を出しながらも本当によくやったと思うのですよ。思うんだけど……とにかく、9回以降の竜の攻撃があまりにもグダグダすぎたので、これは私を痺れさせてくれるときの竜の野球ではない!(いや、と言っても別に竜ファンではないんですけど。)という、ほとんど憤りに近いイライラ感を募らせる一方でございました(笑)。
 とはいえ、グダグダだったのは竜だけじゃなくてマリさんもそうだったんだけど。なんだか見ていて、竜のグダグダぶりがマリさんにも伝染したんじゃないのかと思うくらいで(笑)。結局、バント失敗だけでいくつあったんだっけ? 9回の小池に始まり、西岡、荒木(!)、サブロー、岩崎。両チーム合わせて5つ。って多すぎだから!! おまけに走塁ミス(細谷)だの暴投(薮田)だの悪送球(井口)だのって……

 バント失敗に関してはいちばんきつかったのは荒木ですかね。小池や岩崎も「せっかく使ってもらったのに……」ってのがあるけど、でも荒木が失敗しちゃダメでしょ。荒木が失敗してるようでは、絶対に流れは竜には行かない。結果、竜はなんぼほど相手のエラーもらってるの? これでこの試合を勝てないようでは、どもならんのではないのか? って話で。
 だからなんかもう、点数だけ見ればいい試合かもしれないし、実際緊張感はありましたけど……いい緊張感じゃない。第4戦と同じですね。いや、竜にとっては第4戦より悪いかもしれない。まだ徳俵に足がかかったまんまで、そこから押し返してはいないので。

 あと竜を見てると打順がものすごい悩ましいなーと思いますね。上位はいいけど下位が。今日は谷繁を6番に上げたけど、そーすると7・8番(+投手)がどうしても弱くなっちゃう。特に谷繁はギリギリの状況になるとけっこう上手に選んでくるので、本当はその後ろの繋ぎをちゃんと任せられる打者が欲しいんだろうなと思うんですけど、英智にしても小池にしても今日はちょっと荷が重かった。そう考えると、敢えて谷繁8番でもいいんじゃねえかなーとも思ったりします。
 まあそれ以前に、ブランコがもうちょっと繋げれば……あるいは塁上をスイープできれば、ってとこですけど。なんつってもブランコと谷繁がなんとしても繋がらないんだよな、これが(笑)。

 それでも竜のよかったところを無理やり(笑)挙げるとすれば、まあなんつってもやっとこさ井端にヒットが出たことでしょうか。それもマルチ。右打ちも出たし。それから11回の土壇場での大島の守備。あと総じて投手はがんばっていたけれども、岩瀬の後ろでネルソンがあれだけ投げたのはやっぱり良かったですね。膠着状態、打たれたら終わりのところで投げていたわりに雰囲気が落ち着いてた。
 それと、敢えて言えば成瀬に2敗しなかったことですかね(笑)って、それを言えばマリさんもチェンに2敗しなかったんで、おあいこ。でも全体のリレーとしてはマリさんの方が余裕があったのかな。最後まで宏之取っておけたし。まあ、竜が最初に浅尾を出すのは当然のことだし、そこから計算が狂ったので、竜としては以降のリレーは仕方なかったんでしょうけど。

 そんな試合が終わった結果、「え、じゃあ第8戦がもしある場合ってどこでやるん? いつやるん?」とかいう疑問を抱いたのですが、それは明日マリさんが勝ったら別に必要のない話じゃん! と自分に突っ込んでみました。

 で結局、明日は俊ちゃんと……やっぱり吉見(か)でいくんですかねぇ。今日はベンチにいなかったしね。
 なんにしても、お願いだから本当に、もうちょっと竜らしいとこ見せてください。こんなもんじゃないでしょうに。マリさんには特段の不満がないだけに、余計もったいないシリーズになってる。おかげで私は判官びいき感満載になってる。(笑)