きょう、この記事の発端となったgraselandさんからご自宅にある中岡マークレビンソンの写真3点をご提供いただきました。さっそく昨日アップした記事に掲載させていただきました。ありがとうございました。お送りいただいた写真を拝見していると、graselandさんの「音楽」に対する熱い思いが伝わってきます。(2021.10.16.)
「心の風景というblogでたどりつきました。中岡マークレビンソン持っています。今週手放すつもりなので、連絡とっていただけますでしょうか?心の風景の管理人さんには、書き込みとメールをしましたが、blog更新されてないので、お願いします。何かありましたら、僕のblogにでも連絡いただければ幸いです。」
きょう夕刻、「中岡さんのマークレビンソン (https://graceland.exblog.jp/)」と題して、こんなコメントをいただきました。メールもいただき「僕も中岡さんにお世話になり、アンプは購入し、もう終活の為に今週売り払う予定でした」と。私にはアンプの良しあしはよくわかりませんが、大事にお使いになってこられた方であることは分かります。
このブログを長くご覧になっている方はご存知かもしれませんが、昔よく通っていた堂島地下のワルツ堂(のちにWALTY Classicalを開店するも健康上の理由で閉店)で働いていらっしゃった、関西のクラシックレコード店名物店員だった故中岡教夫さん。中岡さんを慕う方々はたくさんいらっしゃいます。私自身のワルツ堂への思いも含めて、時々記事にさせていただきました。
そんななか、20数年も前からワルツ堂閉店までアルバイトをされていたハタナカさんという方から「中岡さんが製造された手作りのアンプを御持ちの方を探しています」というコメントをいただきました。さっそくこのブログで紹介したところ、半年後あるいは1年後というスパンではありましたが、何人かの方々からご連絡をいただき、その都度ハタナカさんにお繋ぎをさせていただきました。
そして今回、中岡さん手作りの「マークレビンソン」をお持ちで、しかも終活のため近く手放すので連絡を取ってほしいとのご要望です。さっそくカナダで中古レコード店を経営されているハタナカさんにメールでお知らせしました。ハタナカさんからは「早速メール連絡させていただきます」とのご返信をいただきました。
「心の風景」という拙いブログを続けて16年、こういう形で人と人を繋ぐお役に立てることができたのは幸いでした。良い方向に進むことを願っています。(2021.10.15.)