ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

ひき湯

2011年02月14日 | レッスンメモ
皆さんは、「ひき湯」という言葉をご存知ですか?私は、ここ温泉の地、別府に引っ越してくるまで、この言葉、知りませんでした。

ひき湯というのは、温泉の出る処から温泉を分けてもらうことなんですね。遠くにある泉源から文字通りパイプを引っ張ってきて、自分の家のお風呂につなげるのです。泉源の持ち主と契約して月額いくらというように毎月支払うことになります。我が家の契約には、お湯の出る時間などが決まっていますが、一日中自由に使える契約のところも多いようです。

一方、夫の実家では、ひき湯ではなくて、自宅敷地内に泉源があるので、24時間365日、自宅のお風呂で温泉が楽しめます。私が結婚する時に初めて実家にご挨拶に行った時、いきなり「遠いところから疲れたでしょう。お風呂先に入ったら?」と言われて仰天したことがあります。泊まる予定ではないし、第一昼間だもの。「え!?」と驚いたのですが、まあ、一日中お湯が出ていてお掃除の時以外はお湯が湯船にはってある状態なので、みんな気軽にチャプンとお風呂に浸かる、これが別府流のようなのです。私は、お風呂というのは、夜に入るものと思って育ってきたので、これには大いに驚きました。

それから、15年後に別府に住むことになろうとは思いもしませんでしたが、我が家もひき湯で温泉を使って暮らしています。ところがそのひき湯が、ここのところ調子悪くてお湯が出なかったり、出る時間が短かくなったりなど、問題が多いのです。こんなに寒いと、お風呂が一番なのに・・・。近くの温泉に入りにいくか、温熱機で暖めたお湯を(温泉じゃない、水道の水)ためて入るかしかありません。近くの温泉もいいけど、毎日となると、やはり自宅で入りたくなります。温泉になれてしまうと、水道水のお風呂は肌にちくちくするし、どうも湯冷めしやすい感じがするので、やっぱり温泉が恋しいです。夫に言わせると、温泉というのは生き物だから、なかなか思い通りには出ないもの、などと妙に達観してるんですけど、一日もはやく元通りに出るようになって欲しいです。

ここのところ全国的に冷え込んでます。皆さん、あったかいお風呂に入って風邪ひかないように注意しましょうね。

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