ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

わくわく音楽塾終了

2009年07月31日 | レッスンメモ
この週は、毎朝「わくわく音楽塾」という講座をいたしました。

子どもたちは、毎朝元気に一日も休まずに出席してくれ、とても熱心に講座を受けてくれました。

いろんな名曲も覚え、一日一人の作曲家の勉強もし、指の訓練、楽譜の理論、リズムや音読みなどのゲーム、アンサンブル、初見のコツなど・・・書ききれないほどいろんなことをやりましたが、とても盛り上がり、「我先に」と言わんばかりに、手をあげて、どんどん発表してくれ、大いに盛り上がりました。

楽しい時間であり、充実していました。子どもたちは、きっと音楽のたくさんのことを身につけて、これからのピアノの勉強にも役立ててくれると思います。

名曲コーナーで、ベートーヴェンの運命を子どもたちはしらなかったのですが、一発で覚えました。やはり、インパクトありますよね。ジャジャジャジャーンですものね。

子供たちが、どんどん身につけていく様子を見ながら、私も本当に楽しかったで3す。
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夢のトリオ

2009年07月29日 | コンサート
昨晩、チョン・ミョン・フン(ピアノ)、樫本大進(ヴァイオリン)チョウ・チン(チェロ)の三人のトリオ演奏を聴きに行きました。

チョン・ミョン・フンは、私の大好きなピアニストですが、最近は指揮者としても有名で、めったにピアノを聞ける機会がなくなりました。それだけでも、今回のコンサートは貴重ですが、それに加えて、先日ベルリンフィルのコンマスに内定したばかりの樫本大進、ミュンヘン国際コンクール優勝のチョウ・チンと超ウルトラスターの共演。

樫本さんは、内定して、初の日本でのコンサートだったそうです。

それぞれにソリストとして、活躍しているこの3人がトリオを組むというすごい企画で、期待してでかけました。プログラムは、前半シューベルトピアノトリオ1番、後半ブラームスピアノトリオ1番でしたが、予想をはるかに超える、ものすごく素晴らしい演奏でした。1曲が、けっこう長い曲ですが、全然飽きさせない演奏で、音楽があふれ出し、流れていきます。小気味よいテンポで、どんどん先へ音楽が進み、あっという間に2時間が過ぎたかんじでした。

熱のある情感溢れる、素晴らしい音楽にまさに酔いしれて、本当に幸せで、贅沢な時間を過ごしました。
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わくわく音楽塾

2009年07月28日 | レッスンメモ
昨日から、わくわく音楽塾が始まりました。1週間毎朝、ピアノのレッスン以外の音楽やピアノに必要なことをいろんな角度から楽しくやっていく講座です。

昨日は初日でしたが、レベルを限定して集めた生徒さんだったこともあり、スムーズに楽しくできました。作曲家を一日一人ずつ紹介するコーナーもあり、熱心に聞いて、メモもとってくれました。アンサンブルのコーナーは、初見の訓練も含み、とても集中して頑張ってくれていました。盛り上がりましたよ。

少し英才教育の感じですが、どんどんついてきてくれて、こちらも楽しくなりました。また、うかうかしてられないという感じです。

昨日は、バッハ、今日はモーツァルトのお話。すでに、昨日生徒の方から、ショパンとドビュッシーのリクエストもあり、嬉しい悲鳴です。やる気の小学生にこちらがやる気をもらう形。いいですね。

昨日の午後は、秋に久し振りにやる日田のお蔵のコンサートの打ち合わせもしました。さあ、張り切っていきますよ。
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美味しいもの

2009年07月25日 | Weblog
もともと、私は美味しいものには、目がないタイプ。食いしん坊です。しかし、このところ、忙しいのもあったのか、いま一つしっかり」作って食べるということから遠ざかっていました。いつも、これでいいや、あれでいいと簡単なものをささっと食べる日々。あまり、食事にも興味がなくなって、食べてればいいですという感じでした。


しかし、今週久々に、外食ランチが重なったり、友人の手料理を頂いたりして美味しいものにありついたせいか、またぐぐっと、美味しいものに興味が湧いてきました。というか、食事という時間を大切にしたくなってきました。おいしいものをきちんと作って、料理に合わせた器に盛り、お気に入りの音楽を流し、テーブルを素敵にして、楽しい会話をしながらご飯を頂く。これって、至福の時ですよね。
この雰囲気も大切です。

時間もお金もないと、だんだん気持ちに余裕がなくて、そんなことができなくなりますが、そんなときこそお野菜だけでもちゃんと素敵にして食事時を整えると、気持ちが潤うのかもしれません。

ちょっと、忘れかけていた大切なことを、たまにはして元気になろうかな。

食べることは、生きる基本中の基本ですものね。
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素晴らしい曲たち

2009年07月24日 | 素敵な曲
最近、レパートリーを増やすべく、新しい曲を多数譜読みしていますが、その中で特にベートーヴェンのソナタとショパンにはまっています。

ショパンは、最近ほとんどのコンサートでプログラムに入れているので、絶えず何かは、弾いているのですが、それでもまだ勉強してない曲ややりなおさなければいけない曲がたくさんあります。

ベートーヴェンは、最近あまり弾いていなくて、たまに月光を弾くくらい。そろそろ後期のソナタにとりかからねばと思い、始めました。久しぶりに弾くベートーヴェンは、深く、厚く、整然としていて、そして美しい。深い悲しみを心の底に持ちつつ、肝を据えてきちんと生きていくという感じと、それでも、はかない一生だという気持ちがまざっているようなそんな印象を持ちながら、弾いています。

この1週間は、友人とランチしたり、打ち合わせしたりと人と会って話すことも多い週ですが、私も友人たちもいろんな人生があり、いろんな対処の仕方があるのだと、つくづく思っています。

作曲家にもいろんな生き方や感じ方があり、また弾き手の人生観なども投影されて重なりながら、曲が音として発生し流れ出します。
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ダイヤモンドリング

2009年07月23日 | Weblog
昨日の皆既日食、皆さんご覧になりましたか?私は、部分日食を我が家の庭からちらっと見て、あとはテレビの映像を見ました。

ダイヤモンドリングの瞬間が一番美しいと思いました。コロナの映像を見ている時に、赤い炎みたいなものが小さく見えました。とても小さかったのに地球の~百倍というのを聞いて、私たちは、本当に極々小さな世界で生きているのだと思いました。と、同時に太陽が自力でずっと燃えているという不思議さ。
その太陽の恩恵にあずかり、地球とその上に暮らす我々は、存在しているのだと思いました。

しかし、現実は小さな目に見える、考えの及ぶ範囲で生きている私。暗く沈みそうな時に、太陽のように、自力でエネルギーを作ることができないでいます。本当にちっぽけなことなのでしょうけど、大きなこととなって私を覆いかぶせています。

ダイヤモンドリングの美しさを見て、それを忘れないようにしようと思いました。

太陽の偉大さを改めて感じています。現実の夏の太陽が容赦なく照りつけて、まいってはいるのですが・・・・・。
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一週間のご無沙汰でした

2009年07月21日 | Weblog
パソコンが壊れて、何度電源を入れても、立ち上がらずついに力尽きてしまいました。いまだ、新しいパソコンも持たず、息子のパソコンを借りて、なんとか書いています。

先週は、課題曲講習会も終わり、これから夏の間8月までは、コンサートの本番はなく、通常の生徒のレッスンのみになりました。

それで、最近ずっと新しい曲ばかりやっています。好きな曲、やりたい曲やらなければいけない曲と、たくさんあるのですが、迫ってくる本番のための練習というより、だいぶ先の本番のための曲なので、気分的に楽です。だからかもしれませんが、譜読みも楽しく、新鮮な気持ちで曲に向かっています。

あっという間に一日が過ぎ、まだ弾いていたい感があります。ほかにしなければならない仕事もあるのですが・・・。
純粋にピアノに没頭したいと切に思ってしまう今日この頃です。
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お寺のコンサート終了

2009年07月12日 | コンサート
いや~!実に楽しかったです。お寺でのコンサート。

昨晩、正福寺さんでピアノコンサートさせて頂きました。年に1度の七夕コンサートによんで頂いたのです。お寺のコンサートは初めてで、どんなになるのか私も未知数のまま、行きました。

その日は、例によって朝は雨で、午後も降ったりやんだりのぐずつきよう。「お客様ってどのくらいみえるのかしら?」と不安になっていましたが、6時前にはピタッと雨もやみ、いざ開演となる時は、超満員のお客様。椅子に座れない方は、そのまま畳に座って、広いお堂がいっぱいになっていました。

それだけでも、ぐぐっとやる気が出て、ピアノに向いました。「クラシックを身近に」をテーマに活動している旨ご説明しながら、幕開け。クイズやショパンの説明など、昨晩はトークがなぜか冴えました。(アハハ、自画自賛?)

お客様の反応がとてもよく、<これが一体となるってことです。>という見本みたいに皆さん、くいついて下さり、本当に気持ちよくコンサートを進めることが出来ました。笑いあり、大きなうなづきあり、クイズには手を上げてくださり、本当に嬉しかったです。こうなると、私もノリノリになれ、最後は情熱的に弾けたと思っています。

コンサート後の、持っていったCDは完売で、このコンサートを気に入ってくださったことの証のようで、幸せでした。また、住職さんを初め、皆様にとても良くして頂き、感激でした。

ローカルのNHKでも、紹介されたようで「見たよ」と何人からかメールいただきました。(私は見ることができていないのですが)
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明日はコンサート

2009年07月10日 | Weblog
明日は、お寺でコンサートです。今日から出発します。ピアノを移動してのコンサートですので、位置を確認したり音がどのくらい届くのか確認したりします。
リハーサルを今日と明日にやれるのは、有難いことです。

昨日、練習していて自分の表現したいことができた感がありました。明日、本番でそれができるかどうかは、わかりませんが、昨日の練習は満足のできるデキでした。

最近、ピアノの中で自分の気持ちを解放できる瞬間が生まれていて、それがとても心地よく、また充実感を感じたりします。

厳しい現実があっても、ピアノに救われていることに感謝しています。
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まったなし!

2009年07月09日 | Weblog
人間、みんな波乱万丈の人生だと思うのですが・・・。私も、かなりスリリングな人生を過ごしています。

そ、そんな馬鹿な・・・・。ということばかりが、自分の身近で起きて、それに対処し続けているような気になっています。もちろん、私も身近な誰かを引っ張りまわしているかもしれません。人はそうやって影響を受けたり、与えたりして生きているのですから。

しかし、待ったなしの状況に追い込まれ、どうしたらいいかわからずに、またこの状況を受け入れられない自分と戦っています。いつも、そうやって、受け入れるのに時間がかかり、自分をてなづけて、やっとの思いで無理やり納得させて、歩いてきました。今回もそうしなければならないのか・・・。でも、その時間がないような・・・。

なんのことだか、わからないことをぐたぐたと愚痴りました。

こんな時も、ピアノに向っています。こんな時だからこそ、かもしれません。本来、表現者は、崖っぷちの人生の中から、自分の何かを搾り出して、表現するものでもあります。そんなチャンスを神が与えてくれていると言うふうに、捉えるべきでしょうか。
まだ、そこまで、おりこうさんになれないでいます。
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眠り病?

2009年07月08日 | Weblog
ここ何日か、眠い日が続いています。夜は早めに寝ているのに、朝は朝でなかなか起きれず、いつもより遅く起きてしまうのです。なのに、午後昼食の後に、ピアノを練習していても、眠くなります。

どうしたんでしょうね。まあ、日頃眠れないと嘆いている私だから、いいんですが、一日ぐっすり寝たらだいたい、次の日からはそんなに眠れないのですが、連続で3日間くらい長時間、しかもぐっすり眠れています。今朝も疲れが取れた感があって、気持ちよいです。いつも、こうだといいのですが。

しかし、身体が停滞してるのかもしれません。夏の疲れ?ん?まだ夏は始まってないでしょう!梅雨真っ只中ですから・・・。ショックなことがあって、身体が萎えてる?えっ!?普通は、ショックなことがあると眠れないのですよね。

しかし、生きていかねばならないということで、身体がなにか危険を察知し、たくさん寝せているのでしょうか?
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CDを聴いて

2009年07月05日 | 素敵な曲
今、ドヴォ8を聞きながら書いています。私は、ドヴォルザークが大好きで、特に有名な交響曲の8番、9番(新世界)は胸がドキュンと射抜かれた状態になります。これを聴いて、ピアノ曲もたくさん残して欲しかったと思います。ないことはないのですが、やはり、オーケストラで作曲しちゃうと、どうしてもそちらにいってしまう気持ちもわかります。

ピアノ弾きをやっていますが、オーケストラを聴くのは大好きで、生まれ変わったら指揮者になりたいぐらいの気持ちです。

今日は、家族でこの曲は誰の何かをあてっこしました。たいしてたくさんあるわけではない我が家のCDの中から、磨り減るほど聴いているものばかりですが、わりと答えられない。

そんなものですね。私も、ソラで全部階名が言えるけど、曲の名前がいえないものがあります。ましていわんや、家族は、ただ、私がかけているものを耳にしている時のほうが多いわけで、知らないけどなっていた状態、聞いたことあるという状態です。

それでも、その効果はあり、娘も息子もけっこう耳はいいのです。私は、コンサートでいくつミスしたか、彼らにきちんと指摘されますし、音色の違いなど見極めというか、聞き耳がすごいです。相変わらず、これは何という曲というのは言えないまま、ソラで歌っていますが。
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ピアノの楽しさを伝えたい

2009年07月04日 | レッスンメモ
ピアノという楽器は、音を出す最終的な行為は、指で鍵盤を押す?ことです。そして、そこから出てくる音にものすごく違いがでてきます。

これは、ピアノ自体の音も関係してきますが、~さんの音というものがあります。先日、クライバーン国際コンクールで、優勝した辻井さんの音は、とてもきらびやかで美しい音・・・という具合にそれぞれがだす音にその人の音があります。

音の一音だけをいろんな弾きかたをして、音色の違いを感じさせることも大切だと、最近特に感じています。

ピアノ曲は、一つの旋律ではなく、多声で複雑で音符の数も多いため、それをそのまま押すだけでも一苦労です。楽譜を見る作業は、指揮者の次に多いのではないでしょうか。これだから、タイプライター的にピアノを弾くことになり、音楽の美しさや楽しさを感じることが、できなくなります。

特に、発展途上の子供の生徒さんには、この傾向が強くなるようです。先に進みたい、あるいは、私も先に進ませたいという欲求もあり、つい大切なことを後回しにする時がありますが、それが重なると、音楽の楽しさを忘れ、譜読みにばかりとらわれて、面白くなくなるようです。

そんな時は、時々工夫をしなければなりませんね。この工夫がそれぞれの生徒さんによって、うまく効く時とそうでない時と、個性によって違います。最近、そのことでたくさん、考えていますが、いつも試行錯誤ですね。

そして、音色のことまでとなると、なかなか進めないのですが、時には、深く、時にはさっさと進む、このバランスが大切かな?と思っています。

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お寺でのコンサート

2009年07月02日 | コンサート
7月に入りました。昨日は豪雨だったのですが、今朝は清々しく晴れています。

今月は、11日にお寺でコンサートをします。お寺でするのは、今回が初めてです。イベント会場、お蔵、レストラン、ホームパーティーのお部屋、大ホール、小ホールと、いろんな場所でコンサートをしていますが、お寺は初めて。

先日、下見に行きお堂とピアノの位置などを頭に入れてきました。お堂にクーラーではないわけですし、夏だから全部開け放たれての、開放的な空間で、弾くことになります。野外コンサートではないのですが、音響的には、それをイメージしながらの音作りをしなければなりません。

野外コンサートは、かの有名な指揮者の小澤征爾さんが、アメリカのタングルウッドで野外コンサートをやっていましたね。夏のある夜、そんな開放的なコンサートもいいのかもと、楽しみにしています。
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