ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

睡眠ディスオーダー

2009年03月30日 | Weblog
私は、決まった時間に床に就き決まった時間に起きる、いわゆる規則的な生活をしているほうなんですが・・。

その睡眠は快眠ではありません。若い時から物音にもけっこう敏感ですぐに目が覚めるタイプでした。でも、すぐにまた眠ることもできていました。しかし、最近時々、途中で目が覚めたらずっと寝付けずに朝、もうそろそろ起きなきゃいけない5時半くらいにやっとまた睡魔がおそってきます。

だいたい夜中の3時くらいに目が覚めて、そこから悶々としています。そうなると、いろんなことを考えてしまい、だんだん暗いことや緊張することなどを考えて、ますます眠れなくなります。夜、考え事をすると、ろくなことはない!と言いますが、本当です。朝の太陽を浴びて、なんてばかなことを考えていたのかしら?と自分で情けなくなることもあります。

毎日、快眠できるとそれだけでも気持ち良いし、体力もちがいますよね。なにが悪いのかな~。ちなみに、食欲はあり全般的に不健康ではないのですが・・・。

快眠術どなたか知りませんか?
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年度末に

2009年03月29日 | Weblog
3月もあと少しで終わります。日本は学校を中心に3月は終わりのときで、4月に向けて新たになるという体制です。

私の身の回りも、この3月にいろいろな事が決まり、4月からの変化に備えています。いわゆる年度末です。最近、なんだか身体も動かず部屋の中がすっきりしません。娘の引越し準備もあって、ものがいろいろ片付かないでいます。これでは、4月に新しい体制で心も新たにスタートできないかもしれません。

ずっと憧れている生活の一つに、雑誌にでてくるようなすっきりしたきれいな家で過ごすというのがあります。特別家が古いわけでもなく、雑誌のようにしようと思ったらできるはず。ひとえに、私ならびに家族の一人ひとりが片付け魔ではないからです。一日のほとんどを、家で過ごす私にとって気持ちの良い空間にしないと、だんだんストレスがたまるのは、わかっています。

これまでも、ホテルみたいな空間でくらしたいと思いながら、掃除も下手でなかなか続かなかったのですが、この年度末に決心して、4月から快適空間を目指そうと思っています。

ホテルな生活をすることによって、ピアノがちょっとでもアップするといいな・・・と思っています。緊張感、丁寧さ、几帳面・・・などがホテルな生活には、必要ですもの。

ホテルな生活なんて、言葉はないけど自分の中だけで、ホテルな生活!と言いながら、毎日きれいに過ごしたいと思います。
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生徒への思い

2009年03月25日 | レッスンメモ
ピアノのレッスンをしていると、いろいろな生徒さんや親御さんと出会います。それは、当たり前。  
しかし、同じ生徒が時期によっていろいろ変化することも学びました。

いろんな生徒がいるのですから、とても真面目に練習する生徒から、あまり、熱心に練習してこない生徒、練習しないけどレッスンだけはきちんと受ける子、練習してそうなのに、レッスンでお話を聞けない子・・・・・などなど。

特にお子さんの場合は、それが顕著で時々AちゃんにはAちゃんのペースでやるしかないと思い、いやもっとやれるはずだとやきもきしたり・・・こんなことは、ピアノの先生ならいつも直面していることだと思います。

でも、何年も通っている生徒の中に、バイオリズムというか、すごく頑張る時期とか、ピアノを好きそうにしている時期があったり、いやじゃなくても気持ちがトーンダウンしている時期とが、あると感じました。あまり、熱心じゃないとこちらもトーンダウンしそうになり、悲しくなる時もあるのですが、また、復活してくるモチベーションを相手に感じる時、けっしてあきらめてはいけないんだなと思います。

ずーっと、やる気を持ち続けている生徒もいますが、それはとても素晴らしくて、偉いことです。

私も、コンサートを年間通じてやっていますが、やはり一年365日全部をやる気でがんがん練習する、というわけにはいきませんものね。時々は落胆し、時々は休憩もし、そしてまたやる気を取り戻すという波はあります。

だから、子供であればなおさら、もっと変化していくし長い目でみなくてはいけないし、そのためには、やはりどんな時も生徒への思いを大切にしなくては・・と思いました。
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お祝い事

2009年03月23日 | Weblog
コンサートが終わってからの1週間、プライベートのお祝い事が続きました。親戚の結婚式、娘の合格祝いの会食、母の喜寿のお祝いなど・・・。行事続きでした。

結婚式は、私のいとこの長男が花婿。私が、大学卒業して仕事をし始めた頃、彼はまだ4歳くらいで、ピアノを私に習っていました。3年くらい教えて、私は引越し、その後ずっと会う機会がありませんでした。いとこには、たまに会って写真など見せてもらっていましたが、4歳の彼から、いきなり立派な大人になってしかも花婿として、目の前に現れた時は感慨深いものがありました。

母の喜寿のお祝いは、姉弟3人夫婦とその子供たち、総勢14人が集まり楽しい晩餐の会をしました。母がバースデイケーキのろうそくを嬉しそうに吹き消しているのを見て、こちらも嬉しくなりました。父が早く亡くなった分、寂しいこともあっただろうけど、大病もせず元気でおしゃれで、気丈でいてくれることに、感謝しました。

久しぶりに親戚の方々と会えて、いろんな思い出話に花が咲き、やはり共通の環境や時代を生きてきて、その場を知っているもの同士の共有している感情や感覚ってほっとすると感じました。

お祝いですから、楽しくとても喜ばしく晴れやかな場です。昨晩、我が家に戻り、ふと気がつくとご馳走続きで、いささか身体が重くなってしまいました。今日から通常の生活。まずは、お掃除から始めて、娘の大学生活の荷物作り、午後から新しい曲の譜読みをし、夕方は生徒のレッスン・・ということで、怠け者になった身体を戻そうと思います。
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イリスコンサート終了

2009年03月17日 | コンサート
イリスコンサートが終わりました。今年もたくさんのお客様にお出で頂き、熱心に聴いていただきありがたく思っています。

今年は、私のコンサートには珍しく、最高のお天気で真っ青な空に明るい日差し、文句なしの晴天でした。

お客様もあたたかく、晴天の昼のコンサートで、皆様のお顔が見えました。心を込めてピアノを弾く、そしてそれを一生懸命聞いてくださるお客様。この関係がとても良い関係で、気持ちよくピアノを弾きました。今年は、ゲストをお迎えしての連弾もあり、楽しく演奏しました。住江氏との連弾は何回かあちこちでやっていますが、お互いのって弾けました。お客様も、楽しんでいただけたでしょうか?お客様に楽しんでいただくためのコンサートですから、そこのところが肝心です。

しかし、最近思うに、自分が楽しんでいなければ、お客様も楽しくないのかも・・・と思います。そして、お客様が喜んでくださっている空気を感じ、こちらも嬉しくなる・・という相乗効果とでもいいましょうか。その関係がうまくいったとき、コンサートは成功するのです。

春を感じる日で、九電さんが用意してくださるお花も見事でした。桜とランの花を中心に豪華なお花を添えていただきました。
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九電イリスコンサート

2009年03月14日 | コンサート
明日、3月15日は、九州電力イリス大分主催の「愛野由美子ピアノコンンサート」です。

「クラシックを身近に」という願いをこめて、楽曲の説明や私の思っていることなどをお話しながらのコンサートです。

クラシックを皆様に、より身近に感じて欲しくてこの活動をやっています。ピアノの曲は、言葉で直接語りかける歌と違い、ぱっと状況や感情が浮かばない時もあるかもしれません。しかし、言葉にならない感情や、状況をひとつひとつを限定せずに、自分の人生や思いと重ねられます。

そして、本当に素晴らしい音楽がたくさんあって、皆様にもぜひ知って欲しいのです。そしてクラシックをいつも気軽に聞いていて欲しい・・そう思っています。そのきっかけに、こんなコンサートがあればと思っています。

そのためにも、楽しかったり、感動があったり、和んだり・・・そんなコンサートを提供したいと思っています。

http://www.ctb.ne.jp/~yusato/information.htm

どうぞお誘いあわせの上、ぜひ、お越し下さい。よろしくお願いいたします。

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お別れシーズン

2009年03月10日 | Weblog
3月は、いろんな別れがあります。まず、社会人は移動、転勤によるお別れ。そして、子供たちは、卒業、入学でそれぞれの場所にいく。などです。

我が家の娘も、今年は希望の大学に合格し4月からこの家を出ます。今はその準備や手続きに追われていますが、いなくなると寂しいだろうなと思っています。

ピアノの生徒も、転勤のため引越します。

いろんな形でみんなが移動し、別れがあり出会いもあって世の中がまわっていくのでしょう。私も、10年前までは、よく引っ越したものです。その度にあたふたと荷物をまとめ、子供の学校関係、そして仕事関係といろいろ奔走しました。
どの土地でも友人に恵まれ、最後はお別れ会をしていただき、さよならしてきました。もちろん、今でもお友達です。

しかし、送られる方より、送るほうがいつも寂しいですね。送られる方は、雑用に追われ忙しくしているからかもしれません。私は、もう移動しませんから送ることが多くなります。

寂しいですが、新しい出会いにも期待したいですね。
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喜怒哀楽

2009年03月08日 | Weblog
人生いろいろ!波乱万丈!大波小波!

なんでもありというのが、人生ですが・・・。この春も喜びと悲しみが交互にやってきました。だいたい、そのサイクルは、半年とか、何年とかのサイクルでやってきていいものなのに・・・。最近、特に早いスピードで移り変わります。

喜びもありました。本当に嬉しいことでした。そして、別のことでショックなこともありました。

現実として受け入れがたいような事実が、突然ドカンと目の前にやってきて、それを自分の中で受け入れるまで、葛藤があり眠れなかったり胃が痛くなったりするものです。そして、最終的には受け入れて、現実を生きていく覚悟をするまで、精神的に乗り越えるまでたいへんなエネルギーが、要ります。

人それぞれに、いろんな試練や不幸や、喜びがあるのでしょうけど、私も話せば長くなるという話をたくさん持っています。

それが、最近派手に人生に動いていて、喜びも悲しみもどんどんやってきています。ちょっと、もう少し穏やかにしたいくらいです。

精神的に処理できないくらいいっぱいになると、頭の中がすーっと営業停止になって、あんまり深く考えなくなります。

でも、そんな時は無心になれる時でもあります。今、無心にピアノが弾けるような気がしています。ピアノの音に包まれて、カプセルの中にいるような錯覚です。ピアノの音に救われています。
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リハーサル

2009年03月06日 | Weblog
昨日は、15日にある大分イリスコンサート(九州電力大分提供)のリハーサルでした。毎年、よんで頂きここ何年か3月に定着?しています。

イリスコンサートのリハーサルは、こうやって、別の日にたっぷり時間をとってくださいます。ほぼ一日中使用を許可されるので、朝から入って、夕方まで弾いていました。もちろん、当日もリハありです。私は雨女で本番はけっこう雨の日が多いのですが、昨日もお天気までリハーサルにつきあってくれて、雨でした。

ピアノは、久しぶりに使ったものと思え、最初ちょっと固い印象。午前中、響かないと思いながら、だんだんピアノに慣らしていきます。と同時にピアノの方も、目がさめてきます。午後に入り、少しずつピアノが鳴るようになり、夕方やっとグランドの箱が鳴り始めました。弾いた後に響く、後鳴りまであと一歩。ピアノも生き物だという意識を持ってやっています。

さあ、15日は楽しみです。皆様、雨かもしれませんが、どうぞいらしてください。ご満足頂ける様、頑張ります。
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すべてに通じること

2009年03月03日 | レッスンメモ
今日は、桃の節句。おひな祭りの日です。義母の誕生日でもあります。こんな素敵な日に彼女は生まれたのです。

義母は、私が嫁ぐ前からある事を毎朝実践しています。もう~十年になるのでしょうか?ずっと続いています。お仕事もまだ現役でずっとやっています。

私もピアノをずっと続けながら、どうも、いろいろな世界はあるけど大切なことや、真実は同じなのだと思います。熱心な姿勢は、その人の専門分野のみならず、熱心でしょうし、真面目な人はほかのことも真面目だったりします。

どの世界でも大切なことは、同じ、あるいは似ているのだと思います。具体的にいうと、(フラメンコをかじった程度で言うのもなんですが)、フラメンコで学んでいるリズムや姿勢などかなりピアノと共通で学べます。私は、踊る時体重移動が下手ですが、これがピアノでもいえることでリズムのノリに関係してきます。また、ピアノとは別の視点で、「ああ、私はここが弱点なんだ」と分かったりします。

そして、いろいろ学んでいることの中に、共通の真実がちりばめられているように思います。生徒さんを教えながら、こちらも学べます。植物を育てながらも学べます。

お腹の底から、誠実に力を一気に世の中に向って(吹く、吐く、訴える、行動する)、といった言葉の代わりに、私の場合は、ピアノを弾く。これが、真実の一つかもしれません。お腹の底からというところがポイントかな?

義母にもそんな姿勢がうかがえます。
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