急に冷え込んできました。こんな寒い日は、温泉がいいと先日ブログにかいたばかりですが、今回は温泉に入る時に気をつけなければならないことについて書きます。
ちょっと前の話ですが、別府八湯の一つで、家の近くにある
柴石温泉に行きました。ここは市営の共同温泉で、大浴場には「あつ湯」と「ぬる湯」の二つがあります。それに「露天風呂」と「蒸し湯」がついて、料金は210円! これこそ別府ならではの最高のぜいたく、と思いながら、いつものように、ぬる湯に入り、仕上げにあつ湯にはいりました。近くに住んでる割には、そんなに利用しないので、「せっかく来たんだからしっかり入っておこう」とケチ根性がでて、あつ湯に長めに入りました。かなり頑張って子供みたいに「1,2,3,4、・・・」なんて数えたりしました。
そして、もう限界というくらい温まってから、脱衣場に行き自分のカゴの中からバスタオルをとった頃から、目がチカチカしてきて、まわりの人の話す声や浴場でお湯を使う音などがどんどん遠くになっていきました。
そして、夢を見ました。
と、思ったのですが、ふと気がつくと、私は床にばったり倒れていて、周りをたくさんの人が取り囲んで私の顔を見ています。私が気がついたので、口ぐちに「だいじょうぶ?」「今、係の人がくるよ」「お水持ってくるから」とか大騒ぎです。
私「えっ?!私、倒れたんですか?」
A「そうよ。大丈夫? あなた、別府のお風呂は初めて?」
B「どこから来たの?旅行で来たの?」
C「お風呂はね、出たり入ったりして、身体を冷ましながら入らんと。あんまり長く浸かってたら、のぼせるけん、気をつけんと」
見ず知らずのおばさん達に、とてもご心配頂き、すごくやさしく介抱して頂きました。「ご飯はちゃんとたべてきた?」とまで心配されました。おかげで大事には至りませんでしたけど、これが生まれて初めて体験した「湯あたり」です。
温泉に長く入り過ぎて気分が悪くなることを「湯あたり」というんですね。
やっと落ち着いて正気になって、私なんにも着てない、ということに気がつきました。もちろん、脱衣場だからみんなそうなんですけど、これこそ、一生の不覚と反省しております。皆さんも温泉に入る時は「湯あたり」に、くれぐれもご注意ください。
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