ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

夏休みは、ピアノ!

2018年07月30日 | レッスンメモ
夏休みが始まって、すでに1週間が経ちました。最近の夏の暑さは異常ですね。「夏は日焼けしてお外で元気に遊びましょう」という時代は終わりました。夏こそ家に閉じこもって、エアコン効かせてピアノ三昧です。

学校があるときはいつも忙しくて、ピアノの練習時間を確保するのに苦労している生徒たちも、夏休みは絶好のチャンス。涼しいお部屋でピアノを一生懸命弾いてほしいと思います。夏から秋にかけてはコンクールシーズンでもあります。この夏をどう過ごすかで、その子の伸びが大きく違ってきます。張り切って、たっぷりある時間を有効に使ってほしいです。たっぷり時間があると、練習の中で、ピアノで遊ぶ時間も作れます。普段はどうしてもしなきゃいけないことを優先にして、それで時間切れとなったりしますが、夏休みなら、この曲弾きたかったとか、あの曲を〇〇ちゃんと連弾したいなど、色々ほかにやりたかったこともできるようになります。

ピアノは楽しいもの。練習して練習して弾けるようになって、楽しむもの。これを体感できるようになるには時間がかかります。その時間をたっぷり使えるのが夏休み。だから夏休みこそ、ぐんと勢いをつけて成長するチャンスです。明るい夏空に向けて勢いよく伸びる、この百日紅の花のように、皆さん、さあ、元気よく伸び伸びと成長していきましょう!



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懐かしのLPレコード

2018年07月07日 | レッスンメモ
先日、夫が実家の物置部屋を整理していて、私たちが昔あつめていたLPレコードがぎっしり詰まった段ボール箱を発見、持って帰ってきてくれました。レコードプレーヤーも当時のものがそのまま出てきたのですが、何しろ1970年代のプレーヤーなので、鳴るかどうか半信半疑でした。ところがその後数週間かけて、レコード針をネットで注文したり、あちこちいじったり、元々飽きっぽい性格の夫にしてはかなり粘り強く取り組んで、なんと、ついに音が出るようになりました! 

レコードは私が学生の頃に買い集めた超なつかしいクラシックの名盤の数々と、新婚当時に夫が無理して大人買いしたCBSソニーのクラシック音楽全集モノです。もう完全に記憶から消えていたので、どんなのがあるか一枚づつチェックしていくと、ああ、コレ、なつかしいー!、こんなのがうちにあったんだー!、と感激です。中にはほんとにものすごく興味深い録音があったりして、これから一つ一つ聴いていくのが楽しみです。

思い返せばあれはまだ私達の新婚時代、ある日突然、夫が「これすごいぞ」と言ってCDコンポが我が家にやってきました。それ以来、私たちはレコードとは完全に縁が切れた生活を送ることになります。当時のレコードとプレーヤーはとっくに処分したものと思っていたので、ここでまた出会うとは驚きでした。

そんなわけで思いがけないプレゼントをいただいたような気分で、少しづつ聴き始めている懐かしのLPレコードたちの中から、少しご紹介。

バックハウスのベートーヴェン! 今となってはこれはお宝です。しかし、やはりいつ聴いてもバックハウスは味がありますね。

ポリーニです。若い!イケメン!音大生だったころの私の、あこがれのピアニスト・・・

ストラヴィンスキー自身の指揮による「火の鳥」と「ペトルーシュカ」です。これはすごい録音です。音が前に出る、迫力がある、これぞ「ロシア!」っていう感じでグイっと引き込まれました。

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ひたむきな姿勢

2018年07月05日 | レッスンメモ
私は、ひたむきな姿勢というものに心を打たれます。スポーツでも勉強でも音楽でも、その人がひたむきにやっている姿というのは、神々しく輝いて見えます。凛とした張り詰めた空気が漂っているように感じます。コンペに臨むピアノの生徒さんたちの中にも、そんなひたむきな姿を見せてくれる小さなピアニストたちがいます。教室の生徒かどうかに関係なく、コンペに出場している生徒さんたちの演奏を聴いていて、そのひたむきな姿勢に感動するときがたくさんあります。ひたすら自分の音を求めて、大きなピアノと対峙している姿。これは年令には関係ありません。小さな子供であっても、すでにそのひたむきな、凛とした空気感を出している出演者がいます。そして感謝のこもった音。音楽への感謝。ピアノができることへの感謝。サポートしてくれている両親への感謝。ピアノへの愛。。。そんなことが入り混じって、それが音に出るのでしょう。片手間でやって、とりあえず格好だけはつけましたというのでは、なかなか出せない音。付け焼き刃ではない音。

ひたむきな努力、ピアノに向かうひたむきな姿勢、これがなくては、目指す音がつくれないのでは?とつくづく感じています。


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