ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

第15回 スケール・アルペジオ検定試験

2018年08月28日 | レッスンメモ
PTNAのコンペが終わると、早速やらなきゃいけないことがたくさんあります。昨日は教室で「第15回スケール・アルペジオ検定会」を開きました。前回は4月でしたから、ずいぶん間が空いてしまいました。コンクールシーズン真っ盛りのときは週末もほとんどつぶれるし、スケール・アルペジオ検定会や、ソルフェージュクラスなどの時間が全然とれません。課題曲以外の曲を弾く時間が足りなくなるのも大問題だし・・・。なので、コンクールが一段落すると、「あぁ、やっぱり基礎が足りない。それにもっと、あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」という反省、反省、反省の嵐! さあ、スケール・アルペジオををみっちりやりましょう。

この教室でスケール・アルペジオ検定試験をやり始めてから、7年がたちました。これまでに最上位の「1級」を獲得した生徒の数は9名です。1級を取った生徒はこの試験を卒業したということで、次回からは参加しなくなります。一方で新しく入ってくる生徒たちもいるので、卒業していく生徒たちと少しずつ入れ替わっていくわけです。今回は何だか特に世代交代してきたなあと感慨深いものがありました。お姉さんたちの高速スケールを目の当たりにして目をパチクリさせてるおチビちゃんたち。もうあと何年かすると、今度は自分がおチビちゃんたちをびっくりさせる番です。教室の中でこうしてバトンを受け渡して行けるのがとてもいいですね。

何はともあれ、もう一つの狙いはみんなが仲良くなること。生徒たちも、そして保護者の皆様も。みんな楽しくおやつして、遊んで、ピアノ弾いておしゃべりして。今回、保護者の皆さんから、今後の教室運営について色々ご協力を申し出てくださって、とても嬉しかったです。素晴らしい生徒たちとそれをしっかりサポートしてくださる保護者の皆様に恵まれて、心から感謝しています。

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PTNA2018 全国決勝大会を終えて

2018年08月24日 | レッスンメモ
ピティナピアノコンペティションの全国決勝大会に合わせて、5泊6日で東京に出張してきました。昨夜の帰りの飛行機はちょうど台風20号の上陸とタイミングが重なって、ものすごく心配でしたが、何の問題もなくほぼ定刻通りに帰ってこれました。羽田から大分まで、まさに台風の真上を飛び越して帰ってきました!

コンペの方は、教室から出場した生徒たちは残念ながら賞をもらえませんでしたが、全国決勝大会ならではの体験を通じて、本人たち、そしてご家族の皆さん、それぞれに思いを新たにしてくれたと信じています。それにしても全国決勝大会に行くまでの本人の努力と保護者の皆様のサポートには本当に頭が下がります。舞台では、みんな一人ひとり、それぞれが輝いていました。この夏、大きく成長できたと思います。さあ、一息入れて、また新たな一歩を踏み出しましょう。

全体的にみて、ピティナは今年も更にレベルアップしたような気がします。素晴らしい演奏にたくさん出会えて、本当に楽しかったです。ハッと惹きつけられる音、ふくよかにまとめられらたフレーズなど、聴いていて飽きることがありませんでした。これらを糧にして、私もまた、さらに指導力をアップするべく、もっともっと勉強しなければと、誓いました。

帰りの日は、私も半日リフレッシュ。歌舞伎鑑賞に合わせて歌舞伎ワンピース


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2018年ピティナ本選を終えて

2018年08月12日 | レッスンメモ
今年もPTNAピアノコンペティションの本選が終わりました。教室からはソロ11名、連弾4組の生徒たちが予選を突破して、本選に挑戦しました。もちろん結果はそれぞれです。嬉しかったり、悔しかったり、それぞれの結果をそれぞれが受けとめて、次のステップをまた一歩踏み出してほしいと思います。今回、全国決勝大会への出場を決めたのはソロ1名、連弾1組の生徒たちでした。夏休み最後の本番演奏を東京の晴れ舞台でご披露できる喜びを胸にいだいて、思いっきり演奏してきてほしいと思っています。

それにしてもみんな本当によく頑張りました。偉いと思います。あなたたちがどれほど熱心に真剣に取り組んできたか、家族と先生はずっと見てきました。みんなそれぞれにギュッと詰まった中身の濃い夏を経験しましたね。そのことが次の成長への良い準備になります。毎年、たくさんの思いを乗せて生徒たちがコンペに挑戦してきました。たくさんのドラマがあり、笑いがあり、涙があるのがコンペです。私はこうしたコンペへの挑戦を通じて生徒たちが、精神的にも技術的にも、ピアノへの姿勢も含めて、大きく成長する姿を見てきました。一番大切なのは、コンペの後にどんな対応をして、どんなふうに変わっていくかです。特に注意すべきは思い通りの結果がでなかった場合です。がっかりするし、こんなに頑張ったのに駄目なのかとモチベーションがガックリ下がったり。それをどう乗り越えていくかが次の進化につながると思っています。こういう場面でいちばん大切なのは親御さんの温かいサポートです。しっかりサポートしてあげてくださいね。本人以上に落ち込んだり短気を起こしたりしないよう気をつけて。「何事も経験だわよ、またがんばろう、応援するから!」とだけ言ってくだされば良いと思います。あとは本人が、やるかやらないか、自分で決めるでしょう。

正直言って、私も「え?どうして?」と思う結果は、全然ないわけではないのです。そういうときこそ、自分自身への反省と、次なる進化へつなげるときだと、思い直すようにしています。そんなこんなのPTNAのコンペ。あと一週間、決勝大会へ向けて、もうひと頑張りです!


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