ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

赤松林太郎ピアノリサイタル in 大分市

2018年03月22日 | コンサート
昨夜は赤松林太郎先生のピアノリサイタルに出かけてきました。シューマンの「子供の情景」から始まったリサイタル。赤松先生の声からスタートして(文字通り歌いながら)最初の一音がホールに広がりました。私自身何回もステージにのせたことのある曲ですが、赤松先生の演奏は色んな所に素敵なアイディアが盛り込まれていて、私にとっては新しい発見がたくさんありました。第一部の最後はショパンのスケルツォ第1番。これが特に素晴らしかったです。私はこのスケルツォを弾くとき、もう一つ気持ちが馴染めないなあと感じることが多いのですが、赤松先生のスピード感と疾走感などがピッタリこの曲にマッチして、「あーこれなんだ!」と胸にストンと落ちました。感動の演奏でした。

第二部で弾いたシューマンの「パピヨン」もたくさんのアイデアが詰まっていて、興味深くて面白かったです。そして、シューベルト=リストの「セレナード」、なんて繊細で美しかったことでしょう!計算された演奏が光った作品だったと思います。

教室の生徒たちと一緒にでかけたリサイタル。本当に楽しむことができて良かったです




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明日はゆうあいコンサート

2013年05月22日 | コンサート
今日は晴天中の晴天です。日中は夏のような暑さになるそうです。そんな中、明日の「ゆうあいコンサート」に出演するため、高速に乗って出張します。このコンサートは今年でもう8回目になります。毎年この時期になるとこれが楽しみです。いつも皆さんに温かくお迎えいただいて嬉しいです。ほんとにピアニスト冥利に尽きますね。

前にも紹介しましたが、この会場の庭に面した方の壁は一面、大きな大きなガラス張り。そこから見える外の風景が見事なんです。そしてコンサートの始まる夕方から夜にかけて空の色が変化するのですが、時間と共に移りゆく光のグラデーションが素晴らしいのです。お客様から観ると、ちょうどその一大パネルを背景にして、その前で私がピアノを弾いているという位置関係になります。自然の光の変化を眺めながら生の音楽を聴くという、他では味わえない楽しみのあるコンサートです。

さて、私は雨女で有名なのですが、なんと、今日に続いて明日も晴天らしいです(やった!)。これは嬉しいですね。それでは安全運転に気をつけて、気分良く行ってまいります!

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スイッチ切り替え

2012年12月06日 | コンサート
昨日、我が家に帰りました。とても充実した想い出深い東京の6日間でした。

大事なセミナーの仕事が終わり、友人との再会、お仕事の打ち合わせ、ツィンメルマンのコンサート、娘とのデートなど、毎日動きまわりました。せっかく東京に来たんだからと頑張ったのですが、あまりにタイトで今回ご挨拶できなかった方も大勢いらっしゃいます。また次の機会によろしくお願いしますね。

さて、今日からスイッチを切り替えます。

来年3月1日の「愛野由美子ピアノリサイタル」へ向けて本格始動です。

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「愛野由美子ピアノリサイタル」

日時:2013年3月1日(金)、午後7時開演(午後6時半開場)
場所:iichiko 総合文化会館 音の泉ホール
料金:一般2000円、高校生以下1000円 (全席自由)
チケット取扱:トキハ会館プレイガイド、別府トキハ、平和楽器、ムジカシラサワ
演奏:愛野由美子
プログラム:
ベートーヴェン/ソナタ「月光」 Op. 27-2
ショパン/子守唄 Op. 57
ショパン/スケルツォ第二番 Op. 31
ドビュッシー/ベルガマスク組曲(全曲)
シューマン/謝肉祭(全曲)Op. 9
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今週の日曜日にはこのリサイタルのための「実行委員会」が開かれます。皆様のご協力に感謝し、期待を裏切らないように、一生懸命頑張ります。一人でも多くのお客様にお越しいただきたいと願っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



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ブルクミュラーセミナー in 東京、いよいよ明後日

2012年11月28日 | コンサート
いよいよ明日の朝、東京へ出かけます。あさって11月30日はブルクミュラーのセミナーです。たくさんの先生方のご協力をいただいて、実現の運びとなりました。5月に大分で開いたセミナーにさらに磨きをかけて、ブルクミュラーの魅力が少しでも伝わりやすいように一層工夫しました。

世の中にはブルクミュラーについてのたくさんの解説や記事があふれています。今回のセミナーではそれらを踏まえて私は私のやり方で、実際のレッスンでどんな言葉を使って説明し、どんな風にレッスンしているのかを、できるだけ具体的にお話し(+実演)したいと思っています。セミナーに参加してくださった皆様に、「おっ、それ良さそう」とか、「私も試してみよう」と思っていただけると嬉しいですし、「もっといい方法があるよ」と逆に教えてくだされば、なお嬉しいです。私も含めて参加者全員がブルクミュラーについての理解をもう一段深めることができたと思える、そんな会にしたいと思っています。

それでは皆様、当日お目にかかることを楽しみにしております。ずい分寒くなってきてるので風邪などひかないように気をつけてくださいね!

※なお、当日セミナーにご参加の方は「ブルクミュラー25の練習曲」の楽譜をお持ちください。

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オペラ「魔笛」

2012年11月24日 | コンサート
昨日は地元の声楽関係者が中心になって企画されたオペラ「魔笛」を観に行きました。素晴らしかったですねー! オペラが苦手で仕方なくついてきたという感じだった夫が、最後は驚くほど熱心に拍手して、「来て良かった。楽しかった」と言ったほどです。

「魔笛」はモーツァルトの短い生涯(35年)の最後の作品となった有名なオペラです。私がこれを初めて見たのはもう何十年も前、東京でのことでした。ニューヨークに住んでいるときもオペラにはよく出かけたのですが、残念なことにこの「魔笛」は観ていません。というわけでほんとに久しぶりの「魔笛」、それも「Made in Oita」と銘打った公演ですからとても楽しみにして出かけました。

この作品に限らずモーツァルトの作品はどんなに暗く重苦しいテーマでも、必ずどこかに底抜けの明るさがあります。今回の演出でも道化役のパパゲーノがアドリブ連発で会場の爆笑を誘っていました。ワインの代わりに地元の焼酎「いいちこ」を飲んだり、大分の方言をとりいれたり、極めつけは地元サッカーチーム、トリニータのJ1昇格を決める大事な試合結果を舞台から教えてくれたことでした。この日は大分県民の最大の関心事、サッカーのトリニータがJ1昇格を決める最終決戦の日とたまたま重なっていて、ほぼ同時刻に試合が行われていたのでした。そんな中、パパゲーノが舞台から「トリーニータがJ1に昇格したぞ!」と叫んで観客みんな大歓声をあげました。

夜の女王のコロラトゥーラの部分も良かったし、出演者それぞれの歌も素晴らしかったです。そしてやはり演出が面白かったと思いました。衣装や舞台効果も素敵でしたし、地元バレエ教室のちびっ子たちの愛らしい踊りも含めて、お客さまを楽しませる、ということをはっきり意識したサービス精神のある演出でした。

今回の上演は歌はドイツ語で日本語字幕付き、セリフは日本語ということでとても分かりやすかったです。たとえ予備知識もなく、初めてオペラを観た人だったとしても、たっぷり3時間見終わった後に、「ああ、楽しかった!」、「オペラって面白いんだ!」、という思いを抱いて会場を後にしたことは間違いないと思います。

まさにそんな予備知識ゼロの夫が家に帰って言いました。「いやー、あの女王様のさ、ほら、あれ何ていうの? すごい良かったよね、ハ、ハ、ハ、っていうやつ、何だっけ、コレステロールじゃなくて・・・」

コレステロールじゃありません!「コロラトゥーラ」です。ソプラノの超絶技巧が試される、とっても大事なとこなんです!

Der Holle Rache kocht in meinem Herzen.avi

「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え(Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen)」
ディアナ・ダムラウさんの迫力ある演技とコロラトゥーラをお楽しみください。

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ゲルギエフとマツーエフ

2012年11月09日 | コンサート
昨日は、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団とピアノのマツーエフのコンサートに出かけました。ゲルギエフもマツーエフも大分に来てくれること自体驚きだったので、本当に楽しみにしていました。



曲目は、リャードフのキキモラ、ラフマニノフのピアノコンツェルト第三番、そして、後半にショスタコーヴィッチの交響曲第11番。

最初から、重厚なオーケストラの響きが期待を裏切らずワクワクしながら聴き入りました。ゲルギエフは思ったより小柄な印象でした。もっとも周りのロシア人がみんな大きいというせいかかもしれません。

キキモラは短い曲なので、その後すぐにラフコン3に。ここで大きな身体のマツーエフ(身長195㎝!)が登場。さあ、どんなふうにラフマニノフの3番を披露してくれるか興味津津です。

最初静かにス~っと入る出だしがきれい。ワンフレーズの中でこんなに歌って音を変化させているんだ!と感心しました。曲が進むにつれて、マツーエフのテクニックのすごさに驚愕そして感嘆!! 何、この手? 魔法の手みたい。指の動きがあまりにも速くて文字通り目にもとまらないくらいでした(席はかなり前の方で手元がよく見える場所だったのですが)。しかもダイヤの小粒をちりばめたような、美しくて繊細なピアニッシモと、たくさんの音郡がものすごい大音量で勢いよく押し寄せてくるフォルテシモ。超絶技巧で軽やかにそして大胆に鍵盤をあやつりながら、ピアノの表情を自由自在に変化させていく、そんな強烈な印象でした。

後半のショスタコービッチはこれぞオーケストラという重厚な大音量を聴くことができて、生演奏ならではの醍醐味を味わいました。しかし、曲自体がとても暗い曲なので、それに影響されて何だか帰りの車の中で暗い気持ちになって帰ってきました。これも考えものですよね~(笑)。

今週はマツーエフとペーター・レーゼルという二人の対照的なピアニストの生演奏を聴くことができて楽しかったです。この二人、どんなふうに対照的かというと、マツーエフはロシアの若者らしく豪快で奔放な思い切りのよい演奏。ペーター・レーゼルは円熟したドイツ人らしく生真面目で芸術的な美しい演奏でした。でもやっぱり若者っていいな。これから先もどんどん変化していくだろうから。20年後のマツーエフの演奏も是非聴いてみたいです。

昨日は東京ではダン・タイソンや、ラドゥ・ルプーのピアノリサイタルもあったようですね。まさに、芸術の秋。

さて、今日は自分の本番。お客様に満足していただけるように、一生懸命頑張ってきます

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ペーター・レーゼルと紀尾井シンフォニエッタ東京

2012年11月06日 | コンサート
昨日は、「紀尾井シンフォニエッタ東京」の大分公演を聴きに行きました。前半はハイドンの時計。後半はペーター・レーゼルのピアノでブラームスのピアノ協奏曲第2番でした。

このブラームスの協奏曲、生で聴くのは初めてでした。普段のコンサートではあまり登場しないピアノ協奏曲のひとつではないでしょうか? 素晴らしいオーケストラとピアノが同化して、美しく明るい響き、落ち着いた叙情的な雰囲気、どこまでも広がりを持つ雄大な流れ、そして平和な朝を迎えているような情景を創りだしていたように思います。

表面的には穏やかな曲ですが、ピアノ弾きの立場から見ればこれは難曲です。和音が分厚くて、しかも広がりを持っています。それに加えて早い跳躍や小難しいリズムが絡んでいて、本当に難しそう。この曲、私は弾いたことはありませんし、楽譜を見たこともありません。あくまで聴いたことがあるだけなのですが、聴くだけでチャレンジする勇気が出ない曲です。

リストやショパンのように、ド派手にピアノの左右を動き回ったり、ヴィルトゥオーゾをひけらかすような作品ではないのですが、この曲は地味に難しいという気がします。何気なく聴いているとそんなに難しそうには聴こえないかもしれません。私の夫なら「え、これそんなに難しいの? 君、弾けるんじゃないの?」なんて(何も知らずに)簡単に言いそうです。

リストやショパンはピアノとピアニストのことを本当に良く分かっていて、できるだけ効率的に(簡単に)ヴィルトォーゾ的な効果を出すにはどうしたらいいかということを知り尽くして曲を作っているように思います。だから聴く方からすればいかにも難しそうでも弾く方からすれば意外にスラスラ弾けるように書いてあるということがたまにあります。それに比べてこの曲はあまりピアニストの技量のことを配慮しないでひたすら表現したい音を盛り込んだという感じがします。この曲の初演はブラームス自身がピアノを演奏したそうですから、彼のピアノの実力もすごいものだったのでしょう。

その難しい曲をドイツのピアニスト、ペーター・レーゼルが本当にきらきらと美しい音色で届けてくれました。1945年生まれということですから、もう67歳にもなるのですが、素晴らしかった! とても背が高くて大きな身体で、繊細なピアニッシモからしっかり充実したフォルテシモまで、こちらの身体に染み渡るような音でした。本物のドイツ音楽を聴いたという充実感があって嬉しかったです。アンコールも何もかもが素晴らしく、本当にいい音楽を聴いたという気がしました。

今週は、偶然にも、このブラームスのピアノ協奏曲2番と、もう一つの難曲であるラフマニノフの協奏曲3番を聴きます。クラシック・ピアノ界では有名な難曲二つを素晴らしいピアニストの演奏で聴ける幸せで贅沢な週です。

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グループUNO 定期演奏会

2012年11月04日 | コンサート
さて、11月9日金曜日は、私もメンバーのひとりとして「グループUNO」の第41回定期演奏会に出演します。春からあたためてきた2台ピアノのデュオ演奏です。曲はミヨーのスカラムーシュとラヴェルのボレロ。どちらも有名な曲なのできっと皆さんに楽しんでいただけると思います。1台ピアノの連弾はしょっちゅうですけど、2台ピアノのデュオでコンサートに出演するのは実は初めてなんです。だから今回のコンサートはすごく楽しみ。いよいよ本番間近になってきたので、今週はお相手の佐藤さんと一緒にスカラムーシュとボレロ三昧の日々になりそうです。

今回の定期演奏会はソプラノ独唱やマリンバ、フルート、ピアノソロの演奏など盛りだくさんです。きっと楽しいコンサートになると思います。どうぞ皆さんお誘い合わせの上、是非私たちのコンサートを聴きにいらしてください


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グループUNO 第41回定期演奏会 「翼にのせて」

2012年11月9日(金)、18:30開場、19:00開演

iichiko 音の泉ホール

一般2000円、高校生以下1000円

問い合わせ:097(545)8587 菊池

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教え子との共演

2012年11月01日 | コンサート
この前の日曜日、佐賀県でミニコンサートに出演しました。あるイベントの中の企画の一つでそれにお招き頂いたのでした。私はピアノのソロ演奏とデュオ演奏、そしてピアニカの伴奏などをしました。



今回デュオ演奏の相方を務めてくださったのは、かつて、私が若い頃にピアノを教えていた教え子です。今では立派なピアノの先生として大活躍しています。何しろ、私が音大を卒業して実家に帰り、一番最初の頃の生徒さんですから感慨もひとしおです。初めて家にやってきた当時の彼女は音大を目指す中学生でした。その後、私は結婚して地元を遠く離れてしまったため、受験の最後までは見れなくてそのまま違う先生に受け継いで頂きました。

その後彼女と再び出会ったのは今から10数年前のこと。実家のある鹿島市に新しいホールが完成して、そのこけら落としのコンサートに出演した時に再会したのです。彼女も音大を卒業して家庭とピアノのお仕事の両方にバリバリ元気に取り組んでいました。その姿を見て、私はとても嬉しくなりました。それ以来、先生と生徒という関係ではなくて、同じ道を目指す仕事仲間、、同志、友人として親しく連絡を取り合っています。

そんな彼女とこうやって同じ舞台に立てたことは本当に感慨深いものでした。彼女のあの頃の姿が目に浮かびます。教え子が成長して、同じ舞台に立てるということは、なんて幸せなことでしょう!

(もちろん記念のツーショット写真があるのですけど、彼女がどうしてもブログにはアップしないでくださいと言うので割愛します。残念!)


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ゲルギエフとマツーエフ

2012年09月10日 | コンサート
今年も色んなコンサートに出かけましたが、これから年末にかけて楽しみにしているコンサートもたくさんあります。その一つが、ワレリー・ゲルギエフ率いるマリインスキー歌劇管弦楽団とデニス・マツーエフの共演です。この二人の共演によるラフマニノフのピアノ協奏曲第三番は現在おそらく世界最高の演奏だといわれています。マツーエフ自身がインタビューに答えて語った言葉をご紹介します。

「ゲルギエフと私のコンビによるこの作品の演奏は、“これぞラフマニノフの3番”とよく言われます。私自身にとっても、名刺代わりのような作品です。とても大きな爆発力を秘めている。そして、ピアニストの心理的、技術的、肉体的な状態があらわになる。初めて聴くピアニストの演奏でも、この作品の冒頭1分間の主題を聴いただけで、その人の音楽性を量ることができる。絶対に弾けるという自信がなくては取り組んではいけない作品だと思います。日本でラフマニノフの3番をゲルギエフと演奏するのは、今回が初めてとなります。このコンビでの演奏は、太鼓判を押しておすすめしますよ!」インタビュー記事

ほんとに素晴らしい意気込みですね。自信に満ち溢れた言葉です。ここまで言われると聴いてみたくなるじゃありませんか。ラフマニノフの3番って、ほんっとにピアニスト泣かせというか、ものすごく難しい曲なんです。私は楽譜を見ただけで諦めました。この曲を「名刺代わりに」弾けちゃうというのは、もう、それだけですごい! と思ってしまいます。

このマツーエフさん、なんと身長が192cmもあるとても大柄な方なのだそうです。きっと手も大きくてラフマニノフの難曲を楽々弾きこなすのに役だってるのかなと思ったりします。こちらのブログ記事を読むと性格も明るくて愉快な人のようで、ぐっと親近感が湧いてきますね。

大分県でのコンサートは、11月8日(木)、iichiko総合文化センター、グランシアタで行われます。楽しみです。


ゲルギエフ


マツーエフ

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チャレンジセミナー終了

2012年08月31日 | コンサート
三日間のチャレンジセミナー、終了しました。どのコースもそれぞれに面白い内容で出来たと思います。参加してくださった生徒の皆さまも一生懸命チャレンジしてくださり、こちらも手ごたえのあるものでした。


初見演奏、楽典、リズム打ち、新曲視唱や聴音そして、音楽史など盛りだくさんの内容に良くついてきてくれました。



リズムカルタ取りで盛り上がってるAコース




それぞれの先生の得意分野を生かし、どのコースで充実した内容だったと思っています。このセミナーを受けたお子様が今後のピアノの上達に役にたつことを確信しております。

グループアイのメンバーもお仕事を終えた安堵と年々バージョンアップする内容に達成感も感じた日でした。

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チャレンジセミナー始まりました

2012年08月29日 | コンサート
昨日、チャレンジセミナーの一日目が始まりました。

かわいいちびっ子(4歳から7歳まで)たちの集まるAコースでは、拍の理解、赤ずきんちゃんゲームや、2度3度など音程の理解、リズムクリニックなど、色々な趣向を凝らしてセミナーをしました。ちょっとむずかしいかな?と思うようなことも、みんなで身体を動かしながら、声を出し合って楽しくやっているうちに、すぐに理解してくれて上手にできるようにまりました。

みなさんすごい!こんなに小さくてもここまでやれるんだというのを実感します。私たち(グループアイの先生5人)も子供たちに負けずに元気を出して頑張りました。あんまり夢中になって教えていたので、ちびっ子さんたちのかわいい姿を写真に撮るのを頼むことを忘れてしまって残念。 今度は忘れないようにします!

さて、今日はチャレンジセミナーの二日目です。小学校高学年から中学生のクラスなので内容もさらに高度に充実したものになります。

夏の終わりにソルフェージュ力をアップして、秋からのピアノのレヴェルアップにつなげてもらいたいと思います。

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日吉原ふるさとコンサート終了

2012年08月26日 | コンサート
昨日の日吉原ふるさとコンサート、無事終了しました。とても楽しかったです。共演したお二人とも楽しく演奏できました。大勢のお客様からあたたかい拍手を頂きうれしくなりました。ありがとうございました。

2年前にもこちらで演奏させていただきましたが、スタッフの方々は、いつも心のこもった対応でとても感謝しています。お昼には、なんと手作りカレーがでました。おいしかったです!!

共演したフルートの林フミヨさんとピアノの佐藤由美子さんです






演奏者同士、楽屋でおしゃべりしたり待ってる時間も楽しいですね。その和やかな気分をそのまま、ステージに持っていけた感がありました。

暑い夏もあと少し。8月の演奏はこれで終わり。来週は、チャレンジセミナーが待っています。あと少し夏の最後の仕事にチャレンジします。


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日吉原ふるさとコンサート

2012年08月24日 | コンサート
今朝はやく、開け放った窓から涼しい風が入ってきて、ふと秋を感じました。もう夏も終わろうとしているんですね。日中はまだまだ暑いですが、確かに秋が近いのだと実感しました。この夏は心配された計画停電もなく、本当に良かったと思います。

明日は、大分市の坂ノ市公民館で行われる、「日吉原ふるさとコンサート」に出演します。公民館の主催で毎年行われているイベントで、私は一昨年に続いて二度目の出演です。大人も子供もみんなで色んな音楽を楽しもうという和気あいあいとした音楽会です。今回私が演奏するのはピアノのデュオでグリーグのペールギュントと人気アニメのルパン三世のテーマ、そしてフルート伴奏でアルルの女、七つの子などです。

「日吉原ふるさとコンサート」
日時: 2012年8月25日(土)、14:00~
場所: 大分市 坂ノ市公民館
主催・問い合わせ: 坂の市公民館

最近、ソロだけでなくデュオや伴奏のお仕事もあり楽しいです。実は来月もまた違うお相手とデュオのお仕事が入っています。それぞれお相手が違っているので、特徴も合わせ方も違っていて、そこがとても面白いです。デュオは相手との会話や表現の共有、そして新しい発見など、自分一人の演奏では得られないいろいろな面白さがあって本当に勉強になります。

明日も楽しく演奏してきたいと思います。

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ヴォーカルコンサート

2012年08月17日 | コンサート
明日は、声楽の知人が出演する舞台でピアノの伴奏をいたします。「EN」という声楽家のグループの方々による声楽のコンサートです。

第11回「チャリティ・ヴォーカル・コンサート」
日時:8月18日(土)午後2時開演
場所:日本福音ルーテル大分教会(大分市大手町)

私は音大の頃から声楽科(仲間内では「歌科」って呼んでました)の友人の伴奏をよく頼まれていたので、歌の伴奏は結構好きです。歌の伴奏をするときにいつも心がけているのは、私も一緒になって歌うこと。まさか声楽の方の横で私が声を出すわけではありませんが、私も一緒に歌ってる気分になるということ。そうすると、ブレスも一緒のところでしなければなりませんし、音を伸ばしたり縮めたりして音楽を揺らすところの一体化など、色々勉強になります。合わせものが大好きな私。歌に限らず他の楽器の伴奏でも同じことが言えます。まさに「息があう」ということですね。

日頃、ピアノで生徒に「歌って、もっと歌って」と指導している私ですが、身体が楽器そのものの声楽の方は、まさに歌を直接歌っていらっしゃる(変な言い方ですが)ので、表現や発声(発音)など勉強になります。あんなふうに声を出して歌うことは私には出来ないけど、伴奏しながらその気分になって、楽しんできたいと思います。


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