ショパンが残した4曲のバラードの最後の作品が、作品52バラード4番です。1842年から翌年にかけて作られた作品で、ロスチャイルド男爵夫人に献呈されています。
これを聞きながら、朝を過ごしています。アシュケナージの演奏によるCDです。最近では、指揮者として活躍しているアシュケナージの方が、目立っていますが、昔から私は、ピアニスト、アシュケナージが大好きです。
指揮者としての名声も確立したアシュケナージですが、1999年にリリースされたショスタコーヴィチの「24のプレリュードとフーガ」を始め、指揮者として名をなした後にリリースされたピアニスト、アシュケナージのピアノ演奏を、私はとても愛しています。
今聴いているバラードも若い時のではなく、その頃にリリースされたものです。声高にものをいうのではなく、聴き手の心に深く染み入る演奏で、彼の温かさが私たちの心の渇きをいやしてくれるような、そんな演奏です。
すべてのフレーズが丁寧に歌われ、そして、そっと寄り添うようにして語られます。ショパンの晩年にさしかかった作品であり、ショパン自身が陰影のある人生感を感じながら作ったものだと思うので、その陰影感、達観したものの感じ方など、演奏と作風がぴったりで心が落ち着きます。
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