先日、ウェールズ弦楽四重奏団による、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会の第一夜を聴きに行きました。メンバーは崎谷直人、三原久遠、横溝耕一、富岡廉太郎という若手四人です。これまでに数々の賞を獲得し、クラシック倶楽部などテレビでもおなじみです。この日は美しい繊細な響きや、チェロの支えの分厚い響き、四人それぞれの掛け合いの面白さなど、たっぷり楽しませていただきました。この演奏会はこれから毎年一回5年がかりで全曲演奏するという企画だそうですから、これから先も楽しみです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/e6/92741380a5a8084cd36dcceba8d04444.jpg)
クァルテットやトリオなどのアンサンブルの演奏を聴くことはソロでピアノを弾く上でとても勉強になるので、教室の生徒達にも勧めています。そもそも、ソロでピアノを弾くということはピアニスト一人でオーケストラや室内楽をやっているようなものなのです。各声部の役割や、メロディラインの音色の決定、フレーズの歌い方、そして呼吸など、たとえば室内楽で四人が手分けしてやっているようなことをピアニストは一人でするわけですから学ぶことがたくさんあります。ただやみくもに各声部を頑張っても意味がないので、各声部をそれぞれどんな風に表現すればいいのか、どんなバランスが素敵かなどを理解しておかなければなりません。そのためには、今回のような弦楽四重奏曲や三重奏曲などの演奏を聴くのがとても勉強になります。ピアニストとしては、一人でやっていてもまるで四人いるかのように聞こえるような演奏が理想です。それが上手に出来たらどんなに素晴らしいでしょう!
色んな演奏会に出かけて生の演奏をもっともっとたくさん聴きたいと思っています。ピアノはもちろんですが、オーケストラ、オペラ、室内楽なども。演奏会が無理ならテレビの録画やCD、YouTubeなどの力を借りて、貪欲に聴きまくりたいです。素晴らしい演奏家や歌手たちがたくさんの音源を残してくれているので、今の時代の私達は幸せですね。
クリックしていただけると嬉しいです。励みになります。
にほんブログ村
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/e6/92741380a5a8084cd36dcceba8d04444.jpg)
クァルテットやトリオなどのアンサンブルの演奏を聴くことはソロでピアノを弾く上でとても勉強になるので、教室の生徒達にも勧めています。そもそも、ソロでピアノを弾くということはピアニスト一人でオーケストラや室内楽をやっているようなものなのです。各声部の役割や、メロディラインの音色の決定、フレーズの歌い方、そして呼吸など、たとえば室内楽で四人が手分けしてやっているようなことをピアニストは一人でするわけですから学ぶことがたくさんあります。ただやみくもに各声部を頑張っても意味がないので、各声部をそれぞれどんな風に表現すればいいのか、どんなバランスが素敵かなどを理解しておかなければなりません。そのためには、今回のような弦楽四重奏曲や三重奏曲などの演奏を聴くのがとても勉強になります。ピアニストとしては、一人でやっていてもまるで四人いるかのように聞こえるような演奏が理想です。それが上手に出来たらどんなに素晴らしいでしょう!
色んな演奏会に出かけて生の演奏をもっともっとたくさん聴きたいと思っています。ピアノはもちろんですが、オーケストラ、オペラ、室内楽なども。演奏会が無理ならテレビの録画やCD、YouTubeなどの力を借りて、貪欲に聴きまくりたいです。素晴らしい演奏家や歌手たちがたくさんの音源を残してくれているので、今の時代の私達は幸せですね。
クリックしていただけると嬉しいです。励みになります。
![にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室へ](http://classic.blogmura.com/pianoschool/img/pianoschool88_31.gif)