ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

秋の風

2013年08月30日 | レッスンメモ
急に夏から秋へ、すっと音もなくワープしたような、この涼やかな風。猛烈に暑かったこの夏ももう終わったのでしょうか。太陽のギラギラに照りつけられて何か重いものを背負いながら走り回っていたような夏でした。

その荷物がス~っと外れて、開け放った窓から入って来る乾燥した朝の冷気が心地良いです。この秋の風を感じながら、これから腰を落ち着けてピアノに取り組もうと思っています。秋を感じるだけで、こんなに気持ちが変わるものなんですね。何だか深い安全な場所に自分が入ったような、そんな安堵感に包まれているような気がしています。

この季節になると、色々なことをじっくり深く考えるようになります。ピアノの事、音楽のこと、家族のこと、友人のこと、木々や草花のことそしてランちゃんやゲンちゃんのこと。私を取り巻くすべてのことにもう一度、静かに手を合わせ誠実な姿勢であることを自分に言い聞かせる。この感謝の気持ちからまたピアノに向き合えるような気がしています。

これからシューマンやラフマニノフ、バッハなどに取り組みます。若い頃からずっと飽きずに大好きで、何度も何度も出したり入れたりしている曲も含め新しい曲も拡げて行きたいと思います。そしてそのたびに新しい発見があって、益々好きになる。さて今回はどんな発見があるかしら、楽しみです

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フルート伴奏

2013年08月28日 | レッスンメモ
昨日はグループUNOのメンバーでフルート奏者の方と合わせ練習をしました。9月13日に行われる学校訪問コンサートへ向けての練習です。フルートの伴奏は久しぶりなのでワクワク。昨日あわせたのはバッハの曲を2曲でしたが、フルートの名曲だけあって簡単ではありません。お互い、「もう一度」を連発! もう少し練習して仕上げなければと気持ちを引き締めました。そうは言ってもやっぱり合わせるのは楽しいですね。うまくいけば一緒に喜ぶので喜びは倍増、うまくいかないときはお互い励まし合うので、苦痛は半減。昔の歌にもありましたね、「♪ ひとりじゃないってー、すてきなことねー ♪♪」

今回のアウトリーチ訪問先は大分大学附属小学校です。娘の送り迎えで何度も通った学校ですが、それももうずいぶん昔のことのように感じられます。時の経つのははやいものですね。私は伴奏以外にもソロ演奏、ピアノデュオもご披露する予定です。乞うご期待です!

伴奏合わせが終わった後は、かわいい生徒たちが次々とこの夏休み最後のレッスンに来てくれました。みんな「学校の宿題、おわったよ~っ」と、涼しい顔でピアノを弾いていました。学校の宿題をきちんとやる子はピアノもしっかり頑張ってくれます。教室では生徒それぞれに合わせて、結構厳しめの夏休みのピアノの目標を与えましたが、それを達成できた子もいて嬉しく思いました。

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大学の同窓会

2013年08月27日 | レッスンメモ
一昨日の日曜日、長崎で開催された武蔵野音大同窓会の全国総会に、友人と一緒に参加してきました。普段はこういうのにはご縁がないのですが、今回初めて参加してきました。総会が済んだ後に武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーゾ学科の現役学生によるコンサートがあって、これが素晴らしかったです。弦や管も良かったけど、特にピアノが良くて、それがとても嬉しかったです。頑張ってる後輩の姿を見て力をもらいました!

その後、懇親会に移って懐かしい同級生と再会したり、ほんとにお久しぶりに福井学長ともお会いできました。私は受験の時、福井先生に何度か見て頂きました。その頃からとても紳士的な先生でしたが、今もその点はちっとも変わりません。いくつになってもお元気なご様子で何よりでした。

同窓会の全国総会に出席したのは今回が初めてです。珍しいことに今回は場所が九州だからと、同じ大学卒業の友人と一緒に乗り込んだのでした。道中、ピアノのことや、そのほか色んなお話に夢中になって、いくら話しても話しが尽きないほどでした。同窓会翌日は二人でプチ長崎観光も。ほんとに楽しい旅となりました。おかげでモチベーションも上がりました。
 

昨日の夜、家に帰ったら、もう風は秋の気配。この夏は、暑い、濃い、そして熱い夏だったと思い返しています。秋はじっくり腰を据えてピアノに向かいたいと思っています。そして教室の秋のメインイベントは11月の発表会。生徒の指導にも益々、力が入る秋です

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第三回チャレンジセミナー終了

2013年08月25日 | レッスンメモ
昨日、第3回音楽チャレンジセミナー、無事終了しました。ご参加頂いた皆様、またご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

ピアノの練習以外で、ピアノの上達に欠かせないことがたくさんあります。リトミック、ソルフェージュ、楽典、音楽史など。これらはとても大切なことですが、普段のピアノのレッスンではなかなか時間がとれないものです。こうした分野の勉強のためにまとまった時間をとって、みんなで一緒に学ぶ場を提供していこうというのがこのチャレンジセミナーです。

講師を務めるグループ・アイのメンバーは、それぞれ色々な得意分野を持っていて、それぞれの先生が自分の専門や経験をもとにいろんな工夫をしてこられた方たちばかりです。同じソルフェージュでもいろんなアプローチがあるんですね。私など思いつかなかったようなアイディア、ぐっと子どもをひきつけるコツ、こちらから、あちらから、押したり引いたり、子どもを導く方法は本当に様々ですね。その切りくちというかアイディアを生徒たちに体験してもらうのがとてもいいのです。それは子どもたちの表情を見ていれば分かります。みんなほんとに熱心に楽しみながら学んでくれました。

もちろん私たちメンバーの先生たちも、他のメンバーの指導ぶりを見ることがものすごく勉強になります。「このアイディアいただき~」と、早速今後の自分の教室のレッスンに還元できることがたくさんありました。

昨夜はセミナーが終わった後、反省会と打ち上げをしました。そこでも、生徒に対するレッスンの工夫や悩みの話しは尽きません。なんて熱心なメンバーたちでしょう!仲間として誇りを感じた夜でした。みんなお疲れ様でした。来年もまたやりましょう!

さて、今日は朝から大雨です。その理由は何でしょう? ピンポン、その通りです。雨女の私がお出かけするからです。今日は大学の同窓会に出席するためにこれから長崎に向けて出発です。そう、♪長崎は今日も雨だった♪ というわけです(歳がばれる)。これ、6月に審査員のお仕事で長崎出張したときにも使ったフレーズだなあ・・・。というわけで、今回の長崎行きで夏のイヴェントはすべて終わり。ホッとしています。9月からはまた色々目白押し。がんばりましょ!

      

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チャレンジセミナー第一日

2013年08月24日 | レッスンメモ
昨日は、チャレンジセミナーの一日目でした。リトミックを中心にリズム、拍、音程などを学ぶAコースとBコースを後藤ひとみ先生、そして楽典の基礎、ソルフェージュ、音楽史などを学ぶCコースを私が担当してやりました。

AコースBコースの生徒たちは全員、はだしになってもらいます。

そして、走る、走る!

さ、お母さんもご一緒に

見てください、子どもたちの笑顔。後藤先生のパワーあふれる指導に引き込まれて、みんな夢中で楽しんでました。拍を感じる事をこんなに楽しく、遊び感覚で学ぶことができるんだ、と私もすごく勉強になりました。

Cコースになるとちょっと雰囲気が変わります。少しお勉強風ですが、生徒さん達が積極的に応えてくれて楽しくやれました。こういうのは先生からの一方通行ではなく、キャッチボール的に授業が進むと面白いですね。その点、昨日は上手く行ったと思います。


さあ、チャレンジセミナー二日目の今日は、Aコースを佐藤智美先生、Bコースを佐藤由美子先生、そして、Cコースは私、愛野が担当します。今日も頑張りますよ~

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成功の陰には、失敗が2倍

2013年08月23日 | レッスンメモ
昨日、大リーグ選手のイチローが、4000本安打を達成しましたね。記録達成後のインタビューをテレビで観ていたら、イチローがこう言っていました。

「一つ誇れることがあるとすれば、成功した数の倍以上の失敗をしながら、そのストレスと向き合ってここまで来れたことです」

この言葉、私の胸に深く入りました。イチローの場合4000本の安打に対して約8000本の失敗があるという計算になるそうです。この言葉に、大きな納得と安堵と勇気を感じました。

世界のイチローがこう言っているんです。私など、ほんのいくつかのささやかな成功を勝ち取るために、どれだけたくさんの失敗を経験してきたことか。だけどそれも当然。大事なことはそのストレスと向き合って乗り越えることなんだ、と改めて思いました。何かを真剣にやっていけば行くほど、うまくいかなかったときのストレスは大きくなるものです。イチローはまた、こういう意味のことも言っていました。

「上手く行った時のことではなくて、上手く行かなかったときのことばかり覚えている」

真剣勝負を繰り返すイチローの最大の武器は、3回に2回は失敗するというストレスを、自らコントロールする技術を身につけていることなのかもしれません。

先日PTNAのコンペが終わったばかりですが、みんな、ここまで来るには、たくさんの失敗や悔しい思いを重ねたこともあるでしょう。プレイヤーというのは、みんな一緒なんですね。野球選手でもピアニストでも、大人でも子どもでも。

イチローの言葉がすごく励みになりました。私にも乗り越えて行くことがたくさんあります。その際にぶつかるストレスから逃げることなく、きちんと向き合って行こうと思います。何だかまた頑張れる気がしてきました。

さて、今日から二日間チャレンジセミナー!これは、楽しくやりますよ~!

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コンペ研究

2013年08月21日 | レッスンメモ
昨日は朝から夕方までコンペの会場をはしごしながら、ずっと演奏を聴いていました。次から次へとステージに現れる出演者の熱意と集中力にあふれた演奏を聴いていると、こちらも引き込まれて集中して聴いてしまいます。あんまり集中して聴いたので昨晩は疲れてしまって早めから熟睡しました。

コンペは、その課題曲にずっと力を注ぎ練習に練習を重ねて本番を迎えるものです。自分自身はもちろん家族や先生など周囲の人たちの思いもなにもかもぎゅっとつまった演奏は、やはり普通のコンサートとは緊張感と集中力が違います。この独特な雰囲気の中、素晴らしい演奏かできて、みんな本当に偉い!と思いました。

今日も一日、コンペ会場に足を運びます。会場がいくつかに分散しているので移動が大変。こんなに暑い中を歩きまわるなんて田舎ではちょっとないことです。クーラー効かせた車ですいすい移動できるのは田舎住まいの特権ですね。

今日で丸三日間続いた私の「コンペ研究東京旅行」はおしまい。明日は大分に帰ります。今回じっくり腰を落ち着けて学んだことをこれから教室で活かしていきます。生徒の皆さん、楽しみに待っていてください!

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東京初日

2013年08月20日 | レッスンメモ
昨日から東京に来ています。久しぶりにこちらのピアノの先生がたとお会いして、楽しい時間を過ごしました。ちょうど皆さんの連弾グループ、「アラモード」の合わせ練習の日だったので、会場にお邪魔して見学させていただきました。いいですよねえ。気心の知れた仲間との連弾。聴いていて本当にこちらまで楽しくなってきました。

そのあと皆で一緒にランチ。みんなとピティナのコンペや、お仕事のことなど、色んな話に花を咲かせました。
午後からはコンペを聴きにいきました。みんなやっぱりすごいですね。素晴らしい演奏や素晴らしい音にたくさん出会って、とても満たされました。でも、ふと、我に返って、むむ、うちの生徒たち、もっともっと鍛えなきゃ! と決意を新たにしたのでした。今日もコンペ楽しみに聴きに行ってきます


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怒涛のレッスン日

2013年08月19日 | レッスンメモ
昨日はこれまで最高の怒涛のレッスン日でした。朝から晩まで、きっちり休みなく次々と生徒たちがやってきて、ずっと教えていました。集中力が続くかな?と心配だったのですが、いざ実際にやってみると、途中からどんどんハイになってきて、益々調子が出て来て、逆に集中度増したかも?と自画自賛(笑)して終わりました。もちろん、もう昔ほどの体力はないのでこういうのを毎日続けるとういうわけには行きませんが、まだまだ頑張れるとちょっと自信がつきました。

こんな怒涛のレッスン日になったのには理由があります。今週は今日から三日間東京へ出かけるのです。こうなるともうレッスンの振り替えで、大変なことになってしまいます。スケジュール表とにらめっこしながら、生徒の都合を確認して、あちらをこちらへ、こちらをあちらへ、何とかやりくりして調整しています。それでもときどき、こんがらがってしまって、勘違いが生じたりします。

もう時間なのに来ないわね、忘れてるのかしら、と思って電話すると、「先生、○曜日に変更って、こないだおっしゃいました」、「あらー、そうだったわね、ごめんなさい!」とか、逆に、のんびり一息ついている時に、「ピンポン!」とチャイムが鳴って大慌てで飛び出すとか(ただし、生徒の前ではいつも通りに優雅に対応するので、本当は忘れていたということは絶対にばれてないと思います)

お盆も終わって夏休みもいよいよ終盤。熱心にピアノに取り組む生徒たちそれぞれには、この夏休みにたくさんのドラマがありました。それはもちろんこれからもまだまだ続くのですけど。みんなそれぞれ本当によく頑張ってくれたと思っています。ピアノの課題だけではなくて「夏休みの宿題全部終わったぁー!」と元気に報告してくれる生徒もいます。ピアノに勉強にファイト!

怒涛の一日を終えて、一人ひとりの生徒たちの顔を思い浮かべながら、このピアノの部屋の中で、この生徒たちと一緒に、たくさんの物語を紡いでいるんだなあと感慨にふけってしまいました。

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音楽の仲間

2013年08月18日 | レッスンメモ
昨日は大分市の教会で声楽のチャリティ・コンサートがありました。ソプラノ歌手の上田雅美先生のもとで声楽を学んでいる大人の生徒さんたちによるチャリティコンサートです。私も知人のソプラノさんの伴奏者として参加してきました。出演者の皆さんはそれぞれ老若男女バラエティに富んでいますが、皆さん例外なくパワフルで楽しい方々ばかりでした。それに衣装がまた素敵なんですよね。私たちもコンサートのときは色々と工夫しますけど、声楽家の皆さんには負けます。とにかく皆さんゴージャスで素敵! 

出演者の皆さんは年齢も経歴も様々ですけど、上田先生のパワーを受け継いで、しかも真面目に熱心に勉強しているということがとてもよく伝わってくるパフォーマンスでした。こんな集まりどこかにもあったわ、とふと思いを巡らすと・・・、はい、まるで私のところの大人の生徒さんの集まりみたいなんです! みんな「音楽が好き」というただその一点で繋がって、日頃からお互いに和気あいあいとした雰囲気の中で励まし合って、本番に挑戦するのです。

若い方はもちろん人生経験豊富な年配の方まで、ほんの初心者からバリバリ本格派の方まで、メンバーは幅広く、多様ですけど心は一つ。歌が大好き!またはピアノが大好き!その原点があって繋がり、喜びや苦しみを共有し、共感していく仲間たち。こういうのって、本当にいいですね。

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第3回音楽チャレンジセミナー

2013年08月17日 | レッスンメモ
いよいよ来週の23日(金)と24日(土)は、「第3回音楽チャレンジセミナー」です。グループ・アイのメンバーが力を合わせて、子どもたちのために開催するソルフェージュ、リトミック、音楽史などの授業です。夏の恒例になってきたこのチャレンジセミナー。講師陣も益々充実してきて、今年もアイディア満載の楽しいセミナーにいたします。

日頃のピアノのレッスンでは奏法の指導が中心になって、ソルフェージュや音楽史など、理論や教養に関する部分まで手が回りにくいものです。「音楽チャレンジセミナー」はそうした分野を中心にグループレッスンの手法でみんなと一緒に楽しく学ぶセミナーです。ピアノレッスンは普段はマンツーマンで行います。ほかのお友達と一緒に学ぶ機会はあまりありません。それだけに、こうしたセミナーを通じてみんなと一緒に学ぶという事を体験すると、これまで以上に「ヤル気」が出てくるという効果もあります。

というわけで、どうぞ皆さんお気軽にご参加ください。詳しくはこちらをどうぞ。(チラシはこちら)

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ワイン&ごちそう会

2013年08月16日 | レッスンメモ
毎年お盆とお正月は恒例のワイン会です。今回は私たち夫婦がお相手夫婦宅にお招きいただいて、プロもびっくりの腕を持つ御主人のお手製料理をいただきました。というわけで今回はワイン&ごちそう会。

唐津の赤うに、今が旬です。

御主人愛用の包丁。わざわざ鋼(ハガネ)の材質まで指定して作ってもらった特注品なんだそうです。柄はモチロン黒檀!

ふっくらやさしい仕上がりのアナゴ蒸し

赤ワインにはビーフシチュー。ソースが最高でした。

きんきの煮物。肝を添えて。

京都は鍵善良房のくずきりにインスパイアされて作ってみたというお手製のくずきり。涼しい!

まだまだほかにもあったのですが、食べ物はとりあえずこの辺で。続いてワインです。
  
ワインに関しては例によって詳しいことは分かりません。いくら名前や説明を聞いてもすぐ忘れてしまいます。でも美味しくいただければそれだけで幸せですよね。こうして今回もお昼過ぎから深夜まで、食べて飲んでゆっくりくつろいで、とても楽しかったです。さて、来年のお正月はいつものように我が家でやるんだけど、お料理どうしよう。ここのご主人みたいなお料理ちょっと無理! うう、どうしよう、プレッシャーだわ

というわけで、フルチャージした私。お盆もあけ、また頑張ろうと本気で思っています。

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猫と鰹節

2013年08月13日 | レッスンメモ
さあ、いよいよ今日から私も夏休みです。いくつになっても夏休みは嬉しいものです。毎日、信じられないくらいの暑さが続く中、罰あたりにも朝から晩までエアコン全開のピアノ部屋で働きづめです。特に原発事故以来、エアコンの使い方にはずい分気を使うようになってましたが、ついに我が家も太陽光発電を導入したので、今年の夏はあまり遠慮しないで、使っています。これまでのところ太陽光発電、なかなか調子いいです!

昨夜はご飯も炊かずによく冷えたビールとおつまみで、「明日から三日間のお休み!」とゆっくり時間をかけてリフレッシュしました。そうは言っても(いつものように)猫のらんちゃんが食卓の上をいろいろと物色するので、それを警戒しながらお箸を進めるということになります。我が家では食事中、決して油断はできないのです。で、昨夜はほんとうにゆっくり落ち着いて食事をしたかったのに、それがかないませんでした。食卓に鰹節があったからです。これがあるとランちゃんはもう、大変なのです。狂ったように欲しがるのです。大騒ぎになって落ち着いて食事できなくなってしまうのです。もちろん、それが分かっているから私たちもランちゃんに見つからないようにこっそり慎重に鰹節を取り扱うのですが、どうしても絶対ばれてしまいます。

ランちゃんの凄いところは鰹節の袋を開けた後に、その臭いで鰹節に気付くというのではなくて、「鰹節が要るねえ」、「鰹節取ってこようか」という、この会話に反応して、もうその時点で、目がランランと輝いて、大きな声を出して騒ぎ始めるというところです。「えっ、なに? 鰹節! うわっ、私も、私も!!」と、まさにこんな感じで、こちらが台所に向かおうと立ち上がると、食卓から飛び降りてきてついてくるのです。その間、本当にしつこい要求鳴きの連続です。この子、私たちが鰹節の話をしていて、私が鰹節を取りに行こうとしているということを絶対に、間違いなく分かっているのです。ほんとに日本語がわかるんじゃないかしら?と本気で思ってしまいます。

というわけでうちのランちゃんはまちがいなくいくつかの人間の言葉を理解しています。「鰹節」以外では自分の名前「ラン」も分かっています。その証拠に呼べば振り向きます。眠くて疲れているときは顔をこちらに向けないことがありますが、それでも耳だけクリっとこちらに向けて反応します。あと、鰹節と同じくらいに興奮する大好物が「うなぎ」です。これは一年にそう何度もお目にかかれるものではないのですが、あれだけ大好きなのだから、きっと鰹節と同じように言葉にも反応するのではないかと私はにらんでいます。来年の土用の丑の日に、「今日はうなぎよ!」とランちゃんに話しかけてみて、どんな反応をするか試してみようと思っています。

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コンサート会場のサイズ

2013年08月12日 | レッスンメモ
昨日は、若い力あふれる渡邊智道さんの演奏会に行きました。渡邊さんは大分出身で東京芸大ピアノ科の3年生。夏休みで帰省中に開かれた演奏会です。プログラムはバッハの平均律第1巻の22番 、ベートヴェンのソナタ「熱情」、リストの「ダンテを読んで」、ショパンのバラード4番と、若者らしい意欲的なプログラムでした。

美しい音色から始まったバッハ。心が洗わるようなバッハにうっとりしました。熱情ソナタ、ダンテを読んでなど大曲を熱演し、若い力を感じました。音選びに心を配っていることがこちらまで伝わる演奏でした。真摯に勉強している姿が手に取るようにわかり、心地良く、全体を通して素晴らしいと思いました。

昨日のコンサートの会場は、200人位のこじんまりとした会場でした。久しぶりにこじんまりとした会場で聴いてみて、改めてこのくらいの大きさの会場で聴くのはいいなと思っています。ものすごい大曲を熱演していましたが、決してうるさいと感じることはなくて、ピアニストの呼吸も伝わり、ピアニストの思いも身近に感じました。

私は、結構後ろの方で聴きましたが、ピアニストを目の当たりにしながら音楽をきいていると、何だか自分のために弾いてくれている感覚になるんですね。弾いている側は、どう感じていたのでしょうか?時々、私も、このくらいの大きさの会場、あるいはもっと小さな会場でのコンサートをします。最前列のお客様がぐっと近いと、お客様の反応が手に取るように分かるのは嬉しいですが、手元もなにもかも見え見えで、ちょっぴり辛いと思うこともあります。

ところが、聴く側にまわってみると、すごく贅沢な空間でした。音が直接こちらに届く感じですが、渡邊さんの音が心地良かったので音が突き刺さることもなく、いい音楽をゆったりと、かまえずに、楽しめました。

本来、クラシックコンサートはサロンから発展したのですから、当たり前ですが、改めてこのサイズのホールでのコンサートを色々聴きに行きたくなりました。

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歌のレッスン

2013年08月10日 | レッスンメモ
今日は、歌の伴奏合わせ。来週本番を迎える歌のステージのためのレッスンにお伴します。声楽のレッスンに伴奏者としてついていくと、これが結構勉強になるんですね。学生の時から歌のレッスンにお付き合いするたびにそう思ってきました。

とにかく私たちピアノ弾きは自分で弾くときもレッスンで生徒に教えるときも、いかに歌うか、ということをいつも念頭に置いてピアノに向かっています。二言目にはすぐに、「もっと歌って!」、という言葉が口をついて出てくるほどです。

というわけで声楽科の皆さんの歌のレッスンを拝見すると、これが私たちの参考にならないわけがありません。声楽というのはピアノと違って、一つの旋律を極め尽くして歌うものです。多声部を同時に扱うピアノに比べて構造はシンプルですが、その中身は驚くほど奥が深いものです。ピアノの場合は多声部をいつも同時に演奏しているので、一つの旋律の極め方という意味では、どうしてもそこまで深くなりにくい。でも、もっと歌うようにピアノを弾いて、というときは、複数の声部の中から、1つだけを取り出して、そこをもっと情感豊かに、と注文しているわけです。

つまり、複数の声部による複雑な構成にとらわれて、一つひとつの声部の磨き方、極め方が、声楽科の方に比べるとまだまだ足りないのだ、ということに気が付かされるのです。声楽の方たちの、一音に対するこだわりはものすごいです。発音、言葉の意味、発声そのもの、これらをまさに一音づつチェックしていきます。決して妥協しません。当たり前といえば当たり前ですが、私たちピアノ科の人間はどうしても全体を追いかけるのに必死になって、こうした極め方がおろそかになってしまいがちです。

ピアノ曲と声楽ではそもそも音符の数が違うので、こうした一音づつの作業をやっていると、ピアノの場合は気が遠くなるくらい長い時間が必要になります。でも、歌のレッスンについて行っていつも思うのは、やはり、その作業をやらなければいけない! ということです。「歌うように弾く」ためには、「歌のレッスンのように、一音づつをきわめつくす練習をする」ことが必要だと思います。

今日も楽しみに行ってまいります

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