私はピアノ指導の仕事が大好きです。
一人ひとり個性の違う生徒に対して、どうやってピアノをうまくなってもらおうかと色んな作戦を立てるのが面白いです。どうすればもっともっとピアノ好きになってもらえるか知恵をしぼるのもやりがいがあります。そして、その作戦がうまくいって、その子が急に伸びたり、ようやく課題をクリアできたりすると、すごくうれしくなります(私がです!)。作戦がうまくいって生徒がうまくなって、生徒はもちろん親御さんも喜んでくれて、そのくせ一番うれしいのはもしかすると私じゃないかと思ったりします。だから毎回、教室に入ってくる生徒の顔を見るたびに、ワクワクした気持ちでレッスンをしています。そうすると、ますますパワーが出てくるんですね。時には張り切りすぎて、生徒の方がタジタジするくらい。「せ、せんせい、ここらへんで・・・」と言わんばかりに目をぱちくりさせてる時もあったりします。そんな時はさすがに「あら、張り切りすぎたかしら?」と言ったりもしますけど、まあ、たいてい皆さんもう慣れてるみたいで笑いながらついてきてくれるので、基本的にはその姿勢をつらぬいています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/42/f7888568556679313cf77c5b721af752.jpg)
楽しさってつられるときがありますよね。ピアノのレッスンというのは何も1から10まで楽しいことばっかりというわけではもちろんないので、時にはゲーム感覚で冗談交じりに、時には大げさなジェスチャーを加えながら、笑いをとる! それも一生懸命笑いをとる、これ、大事だと思っています。私が楽しそうにしているとそれにつられて生徒も楽しくなるということが、やっぱりありますから。私は不機嫌なのに、生徒は楽しそうということは、まずありません。まず先生である私が教えることを楽しまなくちゃですね。自分の方から、ちょっと楽しく教えるように意識して工夫する。それがうまくいくとその子の心を動かすことができます。心が動くと一生懸命ピアノに向かってくれるようになる。そうするとうまく弾けてピアノが好きになる。だからレッスンは極力楽しい方向で!というのが私のモットーです。さあ、今日もワクワクした気持ちで生徒さんを待ちます。
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