私の仕事と新型コロナウィルス対策

新型コロナウィルスとの戦い、長引きそうですね。仕事や普段の暮らしに色んな影響が出ていますが、皆さんはいかがお過ごしですか？　私の場合これまでにどんな変化があったかというと、短大が休校になったため非常勤講師のお仕事が当面の間お休みになりました。コンクール審査員のお仕事もコンクール自体が中止になったのでキャンセルに。演奏を予定していた5月のコンサートも主催者の方から中止の連絡をいただきました。教室主催のホール練習やホール弾き合い会なども全部自主的に中止にしましたので、現在、家の外に出かけるお仕事が全部なくなった状態です。つまり私の場合、必然的に「外出しないで家にいよう（Stay home）作戦」、絶賛実践中というわけです。

一方、私の本来の仕事場である自宅の教室では、スケール・アルペジオ検定会、ソルフェージュクラス、教室弾き合い会など、皆で集まる企画をすべて中止にして、三密の「密集」を避け、一対一のピアノレッスンだけを通常通り実施しています。もちろん、徹底的な消毒と換気を心がけています。特に「密閉」を避けるため、部屋の窓とドアをすべて（三方向）開放したまま、エアコンと空気清浄機をフル稼働させてレッスンしています。外部への音漏れを気にするピアノ教室としては本来あり得ないことですが、今のところ家の外からも中からも苦情は届いておりません。ご近所様と家人に感謝です　

そして最近始めたのが「オンラインレッスン」です。これこそ究極のコロナ対策、というか、そこにとどまらず、これから先もずっと一定の役割を果たすことになりそうな便利なツールです。今回のコロナ騒動をきっかけに、世の中はオンライン授業、テレワーク、オンライン診療などオンライン〇〇が一気に広がりつつあります。この流れはコロナ後も続くかもしれません。そこで私の教室では、生徒さんや保護者の皆さんの都合と希望に応じて、レッスンを今まで通り対面で行うか、あるいはオンラインで行うか、どちらでもその都度選んでいただけるようにしました。これまでに何回か実際にオンラインレッスンやってみましたが、意外と「イケル」という感じですね！

そんなわけで、私は毎日家に閉じこもって、レッスン、食事、断捨離そして庭いじりという生活パターンに適応しつつあります。しかし、これだけではやはり運動不足になってしまう。そこで、天気の良い日は家の近所をウォーキングです。ちょっと歩けばこんなに景色がいいんです。田舎暮らしのありがたさを実感しますね。もちろんほとんど人とすれ違うこともありません。今年の桜はとてもとてもきれいでした。それでは皆さんもお元気で、一緒に乗り切っていきましょうね！



消毒グッズ勢ぞろい

まずは自分でしっかり感染予防。あとはアマビエさんにお願い！

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音楽の力

新型コロナウィルスが全世界で猛威をふるっています。これから先の不安がぬぐえません。私はこういう時はなるべくものごとを単純にして考えるように努めています。自分にできることとできないことをキチンと区別して、自分でどうにもできないことは人様と神様にお任せいたします。

今日、4月1日はPTNAピアノコンペティションの申し込み開始の日です。私や私の生徒たちにとって、とても大切なイベントの一つです。甲子園やオリンピック、それに様々なコンサートやイベントが中止や延期に追い込まれている中、果たしてPTNAの今年のコンペは実施できるのか！？　それは私には分かりません。その点については人様と神様にお任せいたしましょう。私にできることは教室の生徒たちに精一杯、いつも通り、ピアノの魅力を伝え続けることです。そのために必要なコロナ対策は全部やります

コロナのせいで外出禁止令が出ているイタリアのある町で、アパートの住人がバルコニーで歌を歌い、楽器を奏でて、人々に心の安らぎを与えている動画を観ました。音楽の力を改めて確認しました。音楽は、芸術は、こんなときにこそ、人間が人間らしくあるために、その力を無限大に発揮します。私はその力を信じています。


深紅のバラ？

いえいえ実は庭に咲いたツバキの花でした！