ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

今年もおわり

2008年12月31日 | Weblog
今日は、大晦日。いろいろ毎年、変化に富んだ一年を送っている私ですが、今年は、特にいろいろありました。

でも、なんとか無事に終われそうで、よかったと思っています。抱えている問題は、来年も抱えていくことに変わりはないのですが、少しでも抱えていくものが軽くなればな・・・なんて淡い期待を抱いています。

仕事面では、たくさんの出会いがあり、拡がっていく感があって忙しかったですけど、充実感を味わうことができました。時として、誤解を受けたり、思いも寄らない事態になぜかぶつかったりして、辛い思いや悲しい思いをしたこともありますが、仕事をしていると、そういうことはつきものだと、自分に言い聞かせています。

皆様にも、大変お世話になり、辛いことよりもっといっぱい、やさしさやあたたかい言葉をいただきました。ありがとうございました。
今年は、夏に突然義弟が亡くなり、喪中につきお年賀は、失礼いたしますが、皆様の来年のご多幸をお祈りいたしております。
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恒例の餅つき大会

2008年12月29日 | Weblog
昨日は、我が家で餅つき大会をしました。毎年、仲間とその家族が我が家に大結集する日です。20人くらい集まり、ものすごい量のもち米をつきます。今年は、37キログラム。さすがに、最後の回は、青息吐息。男性軍は、つく係りと蒸す係りと火おこしの係り、女性軍はまるめたり片付けたり、夜の会食の準備したりです。夕方、寒くなる頃、全部つきあがり、まるめおわって、全員うちの中に入ります。

それから、第2弾。夜の部です。ここからは、私の腕の見せ所。前日の夜から準備しておいたものまで含め、料理を出していきます。みなさん、飲んで食べての楽しい会が、始まります。大勢のお客様なので、次々に料理をだしていきます。女性が少ない軍団ですが、毎年ご主人といっしょにきてくれて、なにかと手伝ってくれる友人が二人いて、助かります。最後に、私自慢の鳥のだしで作ったお雑煮を食べて、しめます。

「これをしないと、お正月がやってこないんだよ」と言ってくださるお客様に、気をよくして疲れも吹っ飛びます。楽しい一日でした。
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ピアラコンクール

2008年12月27日 | コンサート
昨日は、大分のピアラピアノコンクールでした。

毎年同じところを審査すると、その年によって充実してる年とそうでない年とがあります。今年のこの地区は、去年と比べると良かったとか。

今年の大分地区は、生徒さんのピアノの質が全体的に向上していました。お顔に見覚えのある、毎年受けている生徒さんのレベルもアップしていました。

コンクールが少し成長しているのを感じ、嬉しかったです。

昨日は、一日コンクールの審査をし、帰宅後7時から生徒のレッスン。夕食に9時前後にありつきましたが、昨晩は珍しく娘も息子もいて、久しぶりにそろって夕食をとりました。

今日は、今年の仕事納め。最後のレッスンをします。といっても、来年お正月の4日はもうコンサートなので、練習は納められませんが。
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ささやかな幸せ

2008年12月25日 | Weblog
今年のクリスマス・イヴは、家族がそれぞれ計画があり、揃いませんでした。

息子はデート、娘は相変わらず予備校で勉強、私は夜9時まで生徒のレッスン。という感じでしたが、とりあえず我が家のクリスマスのときに必ずする料理を一部しました。

夫と私の二人で9時過ぎてから、夕食をとりました。華やいだクリスマスではないけれど、音楽を流しながら暖かいストーブのある部屋で夕食を無事にとれることが、ありがたいです。結局、究極の幸せは、その暖かさ、充足感、安心感などでしょうか。

娘が遅くに帰ってきて、クリスマス用のミートローフを見て、「あ、そうかクリスマスだったね」と言っていました。彼女も頑張っているようです。
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クリスマスパーティー

2008年12月22日 | コンサート
昨日は、クリスマスパーティーで、チェロの方の伴奏をいたしました。

去年から開かれているこのイヴェントは、会場も美しく楽しい雰囲気でおしゃれ。タキシードを着た男性も多く、女性も素敵なパーティー用の洋服に身を包んでいらっしゃいました。

私も演奏のあとは、皆さんとそこでお食事。昨日のクリスマスディナーは、とてもおいしかったです。最後に、その会場から見える海のほうを向いて、「5・4・3・2・1」とカウントダウンして、全員で「メリークリスマス!」と言った瞬間、海の上に花火が上がり、とても素晴らしかったです。感動しながら帰りました。

厳しい昨今の社会にみんな立ち向かいながら、今宵だけは楽しくという思いでみんな花火に歓声をあげたのでした。
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クリスマスの飾り

2008年12月17日 | Weblog
今年は、気のせいか街に出てもきらびやかなクリスマスの飾りが、ゴージャスさを少し欠いている気がします。世界的に不景気で、私もそんな気になっているからでしょうか?

我が家は、子供がいるといっても半分大人で、それぞれ忙しくしているし、なんだか私もクリスマスの飾りに気合が入りません。

でも、あの飾りは本当はきれいで、大好きなのです。以前アメリカに住んでいる頃、ニューヨークのクリスマスの飾りつけが大好きでした。それぞれの家にそれぞれのセンスで、クリスマスの飾りつけがしてあり、夜はイルミネーションが白い雪に映えて、おとぎの国にいったようでした。時々、豪邸が並ぶ通りを夜車で通って、見学ドライヴを家族でやったりしました。クリスマスツリーが、通りから見える窓際のところにわざわざ置いて、ライトアップされている家も多く、大きな家の大きな窓から、美しいツリーが輝いていました。

クリスマスシーズンは、ニューヨークはとても寒く、外を歩くと冷凍庫の中を歩いているようでしたが、そんな寒い時に暖かい家でクリスマスツリーの飾りつけを子供とすることがとても幸せでした。

ふと、アメリカ時代が懐かしくなりました。
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母親デイ

2008年12月16日 | Weblog
昨日は、午前中チェロの方とあわせ練習をしました。お互い、少しずつのみ込めて探りの状態を脱してきました。来週に向けて、「良い感じね」という感触です。

午後は、どっぷり母親しました。三者面談(先生と保護者と生徒)の日でしたので、学校に行きました。娘の大学受験の方針を確認し、その後、娘の授業をが終わるのを待って、娘と街へ出ました。

受験が終わるまでは、昨日しか時間がとれないという娘の買い物につきあいました。寒さ対策のものや、受験のため一人でホテルにいる時の、足りない衣類などを買い足しました。

夜は、そろそろ願書を書くというので、それにもつきあいすっかり夜中。今朝は眠かったです。

でも、たまには娘にもそんな時間をとってあげることができて、良かったと思っていたら、さっそく娘の甘えが始まり、「今朝は由美子号で行きたい」と言い出し、駅まで車で送りました。いくつになっても子供は子供ですね。
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電車の出張

2008年12月15日 | Weblog
昨日は、福岡市でコンクールの審査をしました。会場までは電車で行きました。朝6時半に出発して、この時間に毎朝家を出る娘の思いが少し分かった気がしました。

東京以外のほとんどの仕事の移動手段は車です。特に、コンサートの時の移動は衣装や楽譜や靴などけっこうな荷物になるので、どうしても車で移動する方が多くなります。車の運転自体は、さほど苦ではないのですけれど、あんまり遠かったりちょっと分かりにくいところだと苦労しますね。

昨日、電車の旅もたまにはいいなと思いました。まず、移動の時間にゆっくりできるということです。車を運転していると、高速道路も使うし、やはり事故を起こさないため、ある程度緊張した状態ですし、ましていわんや、眠ったりはできません。それが、電車だと眠れますし、ぼーっとできます。なんだか頭も身体も緩めてリラックスできました。

日頃、ばたばたしている私にとってこの時間は貴重でした。ゆっくりした後、考え事もゆったりした気分でできますし、そういう気分のときは悪い考えはうかばないものです。

行きの電車で少し眠ったのに、また、帰りの電車でも気持ちよくなって眠ってしまいました。。。

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今年の漢字

2008年12月13日 | Weblog
毎年、その年の世相を一字で表す「今年の漢字」が発表されました。京都の清水寺で発表されたその字は、「変」。

いろんな解釈があるのでしょうけど、まず、変な一年だったと思います。今まで、普通と思っていた社会のからくりや価値観が、大きく揺らぎました。アメリカのトップの証券会社が破綻したのには、びっくりしました。それでは、おさまらず今は、年の瀬を迎える頃に、アメリカの自動車メーカーのトップ3が瀕死の状態です。そうなると、日本はもっと死にそうになるようで、連日、新聞やニュースでは、不景気の深刻さが語られています。

そんな馬鹿な!と言う話は、気候にも社会にもたくさん見られました。神様が、もうこの状態はだめだからと、壊しにかかっているのでしょうか?

ならば、良い方向に変えなければ!ということで、来年はチェンジの年という希望を込めて「変」という字になったとか・・・。このチェンジの年は、自ら変えようという意志の人も、あるいはそんなに変えようと強く思ってない人も、巻き込んで
変わらざるを得ない年になるのかも・・と思っています。

それを、チャンスととらえて前を向くしかありませんね。
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現実と夢の狭間で

2008年12月10日 | Weblog
人は、こうありたいと思い描くものと、それとは多少異なる現実とを同時に見ながら生きています。

こうありたいと願う世界は、とめどなく広がり、特に欲張りの私は、かなり現実とはかけ離れたものを渇望したりしてしまいます。しかし、現実を見ないわけにもいかなくて、普段は忘れようとしていたり、みないようにしていても、なにかのきっかけで、現実に直面すると、まるで初めて見たような感覚で落ち込みます。(本当は知ってるくせに)

そんな時、そんなに求めなくてもいいんじゃない?という自分と、でも、どうしてもこうありたいという自分と葛藤して、自分をもてあまします。

仏教では、煩悩を捨てることを教えるらしいのですが、程遠いです。あれもこれも夢がひろがり、実現できないでもがいています。もう少し、賢くなってギャップを埋めなきゃいけないのですけど・・・・。

現実を受け入れることから、始めなければならないようです。

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チェロとのあわせ

2008年12月09日 | Weblog
昨日の午後はチェリストの方とあわせました。

初めてあわせる日は、半分の期待と半分の不安とが入り混じっているのですが、楽しくあわせることができ、ほっとしています。

チェロの音は大好きで、何年もあわせたいと思っていた楽器です。アメリカにいる頃、トリオを組んでよく毎週のようにあわせていました。帰国してチェロの伴奏は、一度もなく久しぶりでした。

クリスマスソングではないのですが、クリスマスコンサートにいいような心があったまる、かわいい曲ばかりです。弾いてても楽しくなります。

夜は、先日ピアノの連弾で共演した方と打ち上げ。楽しく飲んで過ごしました。
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ゲルハルト・オピッツ

2008年12月06日 | コンサート
昨晩は、ゲルハルト・オピッツのピアノリサイタルに行きました。プログラムが、すごくてベートーヴェンのソナタを4つ。それも、「悲愴」「月光」「テンペスト」「熱情」というすごいソナタばかり。こんな名曲をずらりと並べてもらうだけでも、楽しみ。

全曲、とてもとても良かったです。きちんと熟読された楽譜が、頭のなかに整理されていて、なおかつ充実した音が鳴っていて、そして美しい。どれもこれも素晴らしかったです。正統なベートーヴェンの弾き方で、お手本になるような分かりやすい、しかも心に響く演奏でした。丁寧な弾き方で、彼の真面目な真摯な姿勢が伝わりました。

オピッツは、ドイツの正統派を代表する演奏家で、ベートーヴェン弾きで有名だった巨匠ウィルヘルム・ケンプの生徒です。ケンプの遺志によりケンプの後継者としてその音楽的伝統を引き継いでいるそうです。

久しぶりにピアノに感動して、帰りの車の中では音楽を消したままオピッツの音を、耳に残し、心に残して帰りました。

あー、本当に本当によかったです。これしか言葉がでません。
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ゆったりと

2008年12月05日 | Weblog
昨日は、生徒のレッスンがなくて全部自分の時間に使いました。

病み上がりということもあり、身体をいたわりながらゆったりと過ごしました。ほとんど、チェロの伴奏の譜読みと来年のプログラムに少し新曲を加えるための譜読みをしました。その間、家の中を片付けたりしました。同じ片付けでも、時間に追われてやるのとは、大違い。こうも安堵感がちがうものなのか・・と思いました。

いつもは、何時までにAをすませ、何時までにBをすませて、とやっているので、いつも時間に追われてる感があるのですが、昨日は何時までに、というのをゆるめたのです。

こんな日がなくちゃいけませんね。昨日はゆったりと過ごせることが、とてもありがたかったです。

しかし、今日の午前中はフラメンコのお稽古、午後は家に戻ってすぐ生徒のレッスン。夜は、もう一度大分まで出かけて、ゲルハルト・オピッツのピアノリサイタルを聴きに行きます。どうやら、またもとの生活パターンに戻ってしまったようです。
でも、今夜のプログラムはベートーヴェンの4大ソナタ。とても楽しみです。
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泣きっ面に蜂

2008年12月03日 | Weblog
二日前の夜に、料理をしてる途中で、冷蔵庫のドアに顔面をいやというほど打ちました。相変わらずのドジで、自分に嫌気がさしていた矢先、次の日に風邪をひき、38度6分という熱をだし、臥せっていました。ようやく今朝から平常にもどりつつあります。

情けない私です。だいたいいやな事は重なるもので、ただの風邪なのに、前日の顔面強打がきいて、今回の風邪はかなりがっかりしました。体力だけが自慢だったのに、全く自慢にならず、悔しいです。

11月は毎週忙しくて、最後の2日間、ゆっくりバレエや、お能を観て楽しんだと思ったら、すぐにこれでした。きっと気の緩みからですね。12月に突入しました。今週末あたりから全国的に冷えるらしいです。私も、もう一度気を引き締めて、とりかからなければと思います。皆様も、お風邪など召されませんように!
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ボリショイバレエの白鳥

2008年12月01日 | コンサート
先日、ボリショイバレエを観にいきました。演目は、バレエの代表作の「白鳥」。

第1幕の第1場、宮廷の場面が豪華絢爛。どの衣装もそれぞれ素晴らしく、色が美しい。ベージュが基調かな?という印象でしたが、落ち着いたベージュに鮮やかなオレンジや、重厚な茶や黒など、センスよくゴージャスにまとめられていました。

オデット姫や王子を務めた主役陣も素敵な踊りでしたが、私が感動したのは、ロットバルトと道化の役をした二人。特に、道化の人の踊りはきれのある技術がひかり、ものすごいと思いました。途中で、キャスティング表を見ていたら、なんと一人だけ日本人がいます。そして、な、なんと私が感動して観ている道化の人ではありませんか!思わず、嬉しくなってしまいました。ロットバルトを演じた人も演技力があって迫力でした。

やはり、バレエの王道「白鳥」は、音楽も良くて何回観てもいいですね。秋の最後に素晴らしいプレゼントを頂きました。
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