ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

小菊のように

2013年11月30日 | レッスンメモ
庭の池のほとりに咲く小菊が満開です。この小菊は私が植えたものではなく、ここに住み始めた時から同じ場所に咲いていました。おそらく前住んでいらした方が植えられたのでしょう。当時はもっとずっと背丈が高くて全体にワイルドな感じで生い茂っていました。伸び放題の茎の先の方にちょこんと菊の花があるのが不釣り合いに見えた程でした。それを夫が剪定して少しずつ整えて今のような姿になりました。こうしてすっかり見栄えが良くなって、庭の花が少ないこの時期に、庭を飾ってくれる貴重な花となっています。

最初の頃は「ちょっとなんだかなあ~」という感じの小菊たちでしたが、少しずつ目をかけて気持ちをかけて手をかけていくと、こんな風にかわいらしくなって私たちを楽しませてくれるようになりました。私たちの暮らしの中にもそれと同じようなことはたくさんあると思うのです。小菊自身は毎年変わらず季節の巡りに応じて自分のすることを着実に繰り返しているのでしょう。ただ、ただ、精一杯綺麗な花を咲かせようと努めているのだと思います。注目されずに放っておかれていた間も、本人としては決してさぼってはいなかったと思います。精一杯自分一人でできることを一生懸命やってたことだけは間違いありません。注目されてもされなくても真面目に生き続けた小菊。いつも色んな花や木々に、生き方を教えてもらいますが、私が感銘を受けるのは、こんな風に素朴で地味だけど強くてしっかり生きている花々です。私もそうありたいと思っています。

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願い事タイムカプセル

2013年11月29日 | レッスンメモ
発表会が終わり、教室は新たな一年をスタートしています。この時期、私の教室では恒例の願い事タイムカプセルを開ける時です。

毎年、一年に一度、生徒に自分のピアノに対する願いごとや目標などを一人づつ紙に書いてもらいます。具体的な目標から夢の夢みたいなものまで中身は何でもOK! とにかく自分で書いたその夢や目標に向かってまた新たにがんばってもらいたいのです。その大切な願いを書いた紙を一年間箱の中に入れて大事にとっておきます。そして発表会という一年の区切りが終わったあとに、教室でその箱を開けて生徒一人ひとりに返します。一年前に自分が書いた目標や願いをここで再び目の当たりにするのです。書いてある通りに願いが叶った生徒、あと一歩だった生徒、一つだけ叶わなかったけどあとは達成した生徒、結果は生徒によっていろいろですが、私と一緒に生徒自身が自分の一年を振り返るとても良い機会になります。

さて、去年の目標を再確認してよくできたところはほめてあげて反省するところは反省して、いよいよこれから先の一年について新しい目標を今年も書いてもらいました。私もこれらを読むと、「この生徒はこんなことを望んでいるのね」ということが分かるので、レッスンの方針と進め方が決めやすくなってきます。


こうやって自分で書くことによって、生徒自身、気持ちの整理やピアノへの向かい方の確認ができますし、自分の心に刻んで頑張れるようになります。実際、かなりの生徒がその目標を実現させているんです。そういうわけでとても大切なこの願ごとタイムカプセル、実は私自身も毎年、生徒と同じ時期に自分の分を書いて生徒の分と一緒に同じ箱に入れています。私にも夢があり、目標があるからです。私自身も毎年一回これを書くことによって、そして一年後にそれを見直すことによって、愛する生徒みんなと一緒にさらに成長していきたいと思っているのです。

夢見る夢子ちゃんでいいのです。いつか、夢は叶うもの。その夢を追いかけて生き生きとピアノに向かっていきましょう。

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音符カードの活用

2013年11月28日 | レッスンメモ
譜読みのスピードを上げるためには色んな方法がありますね。私も教室であれこれ試していますが、今月は特に音符カードを使って譜読みの訓練をしています。

音符カードを使ってタイムを競って読ませるというのは定番ですが、今週私がやっているのは、カードをピアノの楽譜立てに並べてそれを読んでは弾いてみるという作業です。ドはドでもどこのド?、ヘ音記号とト音記号を交互に読んで行く練習です。カードだけを読むと結構速く読める子もピアノの鍵盤でその音を弾くとなると少し時間がかかるようです。楽譜を読むという作業とそれを鍵盤に移すという作業が切り離されているからです。楽譜をスラスラ読めるようになるだけではもちろん足らなくて、それを鍵盤に移してスラスラ弾けるようになるのが目的ですから、最終的には楽譜を速く正確に読んでそれをピアノに移す練習をしなければいけません。譜読みの訓練の最終段階のこの取り組み、大事だと思っています。

さらにもっと出来る子には、この音符の2度上、下、3度上、下とだんだん増やして脳を鍛えて音符と鍵盤を自由自在に頭の中で扱えるようになってもらいます。

こういう地道な基礎訓練を繰り返して、その上で、たくさんたくさん曲を弾けるようになって欲しいと思います。読譜力という基礎の力を早いうちからしっかり身につけておけば、新しい曲に向かうときにいわゆる「作業」に費やす時間を大幅に短縮できます。読譜に苦労して必要以上の時間をかけると、曲の解釈や表現方法など高度で楽しい練習に十分時間をかけることができにくくなってしまうのです。結果、音楽を楽しむところまで行きつかなかったり、弾ける曲が少なくなってしまいがちです。美しい音楽を紡ぎだすための、もっと楽しいレッスンに、もっとたくさんの時間をかけられるように、まずは、こんな訓練、あんな訓練というのが必要になるのですね。

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役者になって!

2013年11月27日 | レッスンメモ
楽譜を読んで、ピアノを弾く。ここでピアニストがやっていることは、舞台で演じる役者さんの姿に似ていると思います。役者さんは台本を読んでセリフを覚え、舞台で役を演じます。もちろんセリフはただ覚えればいいというものではありません。魂の入っていないセリフ、棒読みのようなセリフでは何も伝えることはできません。観客は白けてしまいます。ためしに半沢直樹のあの名セリフ「倍返しだ!」を堺雅人さんに負けないくらいの迫力で自分で言ってみるといいでしょう。この短い一言を、あのように発するのにどれほどのエネルギーがいるか、それがどれほど大変なことか、きっと理解できるはずです。台本を読んで、その役柄を作り込み、その役に入り込んで没頭する。そして、その台本の中の人物になり切って、その役を演じ切る。役者さんが日夜努力しているのはまさにここのところだと思います。

実はピアノを弾くのも同じなんですね。私たちは、楽譜を読んでその曲の場面設定、シチュエーションなどを自分なりに理解して感じとる。そしてその気持ちになり切ってそれを音で表現する。その場の空気も一緒につれていく迫力と、研ぎ澄まされた繊細さ、静けさや平穏な安心感、情熱や踊るような楽しさ、爆発、諦め、暗さ、悟りなどあらゆる感情や情景をセリフや舞台装置の代わりにピアノの音だけを使って、表現するのです。

ここで気をつけたいのはやっぱりセリフの棒読み、ではなくて楽譜の棒読みです。楽譜を読むこと自体簡単ではありませんから同情したくもなりますが、ここで時間と労力を取られ過ぎると、ただ、もう、暗譜で精一杯。間違えないように弾くということだけで精一杯になってしまって表現の豊かさにまで手が回らない演奏になってしまいます。とりあえず楽譜に沿って間違えないようには弾けるけれど、聴いていてちっとも魅力を感じない弾き方になってしまう。こういう状態を「楽譜の棒読み」と私は呼んでいます。

色んな子どもの生徒を見ていると、普段はおとなしいのにピアノで表現する時はものすごく「演じる」ことができる子と、とても真面目によく練習してくるのだけれど、どうも自分の殻を破れない、役者として演じきれないというタイプの子とがいるようです。でも、内なる声にもっと耳を傾けると、きっとその子は何かキラリとするものを持っていると思っています。

そういうタイプの生徒さんには、「もっと役者になろうよ!」と声をかけます。恥ずかしがらないで、カラを脱ぎ捨てて、役柄になりきって、その内なる声を表現するんです。あくまで演じるのですから、これにはある程度強い意思と冷静な計算も必要です。

こうして自分の演技で聴衆の心を揺さぶることができれば、その境地を知ったら、これは気持ちの良いものです。最初の一歩がなかなか踏み出せないのだけど、カラを破って、ぐいと、役柄になり切って、自分の中から思い切り表現することをやってみて欲しいと思っています。

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新しい耳

2013年11月26日 | レッスンメモ
師走に向けて色んなスケジュールが詰まっています。これからしなければならないこと、やりたいことがパンパンに詰まっているのできちんと整理して、いよいよ再スタートを切り、行動開始しました。昨日の朝は片付けの後ピアノの練習、午前の大人の生徒さん、午後は楽器店さんと来年のセミナーの打ち合わせ。その後夜までレッスン。まさにピアノな一日でした。

実は今回の旅行で一つ、ピアノの音について新たな発見がありました。旅行中は一度もピアノを触らず、クラシックの音楽を聴くこともありません。もちろんホテルの中を流れるBGMは耳に入りますが、ちゃんと聴いていません。それよりも何よりも、ただビーチのさざ波の音だけが耳に残っています。そうして一週間のブランクを経て、いつものようにピアノの音を出してみると、耳がびっくりした感じで震えました。こんなに大きな音でこの部屋に響いてたっけ、と驚いてしまったのでした。耳がすごく敏感になっているんですね。「あ、この感覚大事にしたい!」と思いました。一日中せまい部屋でグランドピアノを鳴らして耳をピアノ漬けにしていると、耳の感覚がそれに慣れてしまって、さすがに鈍ってくるのでしょうね。聴こえ方が違う、強くそう感じました。そう言えば、日頃あまり練習しないことを自慢にしているピアニストの知人が、「僕はたくさん弾くと耳が痛くなるんだよ」と言ってたことを思い出しました。

別に今までよりも強く弾いたわけではありません。むしろ指の感触は一週間もさぼったせいか、全然生ぬるい状態でした。指はほんとに鈍るので、こちらの方はこれからまたせっせと練習を重ねて一日も早く元に戻さなければいけません。一方、耳の方はこの新鮮な感覚のままでいたい! この矛盾した要求のせめぎ合い。そう言えば完璧主義者で有名なピアニスト、ミケランジェリは自宅の練習用ピアノに細工をほどこして、わざわざ大きな音が出ないようにして練習していたと何かの本で読んだことがあります。ピアノを物理的に細工する勇気はないので、私は部屋の吸音対策で工夫してるつもりですが、やっぱり耳は大事にしたいと改めて実感しました。自分のピアノも生徒さんのピアノも、研ぎ澄まされた耳でリードしていきたいと思います。

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ハワイの海は青かった

2013年11月25日 | レッスンメモ
1週間のご無沙汰でした。皆様お元気でいらっしゃいますか? ハワイでの休暇を満喫して昨日帰ってきました。ハワイの海は、写真やパンフレットで見るより、もっと青くて美しかった!ホテルのベランダからダイヤモンドヘッドとワイキキビーチに広がる青い海を見ながら、頭の中をからっぽにしました。
  
なにしろネットもメールも電話もすべてオフの完全な情報断絶生活でしたから、日課のブログ更新もおやすみ。ブログを始めてから、かれこれ7年くらいになると思いますが、最初の頃は別にして1週間も更新しないのは多分初めてではないかな。

母、私、娘という女三代の珍道中でしたけれど、食べ物も美味しかったし、親孝行もできたし、娘も喜んでくれたし、もちろん私もすっかり命の洗濯ができました。あれやこれやたくさんの想いを抱きながら帰国して日本に帰ってきたら、すべて全クリして再スタートする時のような気持ちになり、ギュイ~ンとエネルギーがみなぎってきました。だから、オフというのは、たまには必要なんだと改めて実感しました(要するに味をしめたということ!)。

さてまた今日からピアノの日常が始まります。私にとって一番大切なピアノの日常。これがあるからこそ、たまのオフが楽しくなるのです。それでは皆様、今年も残り後わずか、風邪などひかぬよう、一緒に頑張りましょう

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今日から1週間のお休み

2013年11月19日 | レッスンメモ
今日の夜の飛行機でハワイに出発します。楽しみです。実はハワイは初めて。この歳で初めてのハワイ旅行というと驚かれます。皆さんほんとによく行かれていてこちらも驚くほど。ところでハワイはニューヨークと比べるとずい分近いと思っていたら、なんと意外にもかなり遠いじゃないですか。帰りの飛行時間は9時間と聞いて愕然としました。世界地図に騙されました。地球は丸いのね(泣)

こんなにまとまった完全なオフは久しぶりです。その間ずっとピアノから離れるわけです。お休みの日も家にいるとピアノの練習したりして、結局、お休みだったっけ?という状態になりがちなので、「ピアノから物理的に離れないと、君は休めないね」と夫が言います。さて、一週間ピアノから離れるとどうなるか、自分でもちょっとドキドキします。

というわけでしばらくの間、ネットもスマホも通じない生活になります。ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご容赦ください。帰ってきたらまた猛烈にがんばります。では、いってきま~す。


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本番に臨む

2013年11月17日 | レッスンメモ
先日、演奏のご依頼を頂きました。演奏の依頼を頂くことは、本当に嬉しいことです。自分を求めてくださる方がいるという実感がもてるのはこういうとき。私にとってかけがえのない大きな勇気となります。

ずっとピアノをやっていて、これで良しという事のないピアノをやっていて、演奏会の後はいつも自問自答しています。「これで良かったのか?」「お客様に満足していただけただろうか?」と。特に思い通りに行かなかったコンサートの後は激しく落ち込んだりします。でもこうしてまた「ピアノを弾いて欲しい」という依頼がくると、単純なもので、「わ、嬉しいい!」となり「頑張るぞ!!」となります。典型的な「今泣いてたカラスがもう笑ってる」状態です。

ピアノ自体はずっと弾き続けるつもりですが、こうやってお仕事で人前でピアノを弾くということは、やはり皆様が決めること。自分の意思だけでできることではありませんからなおさらやり甲斐があります。どんな演奏会でもお客様との出会いは一期一会と心得てやっています。その一期一会の機会にどんな演奏を提供できるか、毎回、心血を注いで取り組んでいます。もう一度原点に立ち戻り、そして、自分の力を冷静に考えて、十分余裕を持って準備をしようと思っています。

人は誰でも人生の中で色んな機会に色んな舞台に立って本番に臨むことがあるでしょう。それは演奏の舞台に限りません。大切な顧客の前で行う大事なプレゼンも本番の舞台です。大学受験の模試はリハーサル、試験当日は本番の舞台です。自ら求めて挑戦する舞台もあれば、人から求められて登る舞台もあります。もちろん結果はいつも思い通りに行くとはかぎりません。でも、こうした本番の舞台を数多く経験すればするほど、不屈の精神と謙虚な心が身についていきます。

その人にとっての「本番」の数だけ人は大きく成長するものだと思っています。そのチャンスを頂いたことに感謝しています。

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ますこしょうこ先生のセミナー、大分開催決定

2013年11月16日 | レッスンメモ
「85人の生徒を抱える『ますこピアノ教室』。その秘密は、"生徒が楽しんで長く続ける"こと」

埼玉県草加市で「ますこピアノ教室」を主宰し、「生徒がやめない! ピアノ教室 」の著者でもある益子祥子先生が大分にやってきます。益子先生はブログや著書、そして全国各地での講演・セミナーなどを通じてご自身の長年のピアノ教師経験から得た様々なノウハウを惜しみなく発信し続けています。私の大切な友人の一人でもある益子先生が福岡でセミナーを開かれるとお聞きして、大分でも是非やって欲しいとお願いしところ、快諾していただきました。早速、大分市の平和楽器様とグループ・アイの共催でセミナーを開くことにいたしました。

日時:2014年、2月14日(金)、10時15分~12時15分
場所:iichiko 総合文化センター、スペースBリハーサル室
受講料:前売り券3000円、当日券3500円
お問い合わせ・申し込み:平和楽器、097-537-8648、グループ・アイ(代表 愛野由美子 aino.piano.project@gmail.com)

内容は、来月発売される『レッスンノートについて』と『生徒や保護者とのコミュニケーションを取りながらの教室発展』について(仮称)です。益子先生としては「『バレンタインセミナー』なので、みなさんの気持ちがホッコリするようなセミナーにしたいと思っています」とのことです(益子先生による紹介ブログ)

当日、セミナーの終わった後に、セミナー参加者を対象にしたランチ会も予定しています。場所や昼食代はまだ未定ですが、ご希望の方はセミナーの申し込みと合わせてお申込みください。

私はご縁があってここ数年来益子先生とは大変親しくさせていただいています。益子先生の最大の魅力はそのお人柄。彼女がどんなに頑張り屋さんでみんなに気を配り、そして気さくで、暖かいハートの持ち主かということを、皆さんにも是非、直接見て会ってお話しして、感じて欲しいと思っています。一人でも多くのピアノの先生方にご参加いただけますよう、心から願っております。

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レッスン室にあるカードの活用

2013年11月15日 | レッスンメモ
私のピアノのレッスン室には、テーブルの上に楽語のカードと指のエクササイズのための数字の並んだカードが置いてあります。レッスンの前後にそれを見て、覚えきれない時は書き写して帰り、お家でもエクササイズはやって来る事になっています。生徒の皆さん、「え?そうだったっけ?」なんて言わないで下さいよ。

しかし、最近どうもそのカードに手が触れない、目もふれない?となっている気がしています。大きなカードなんですけど・・・。

この工夫がどれだけ活かされているか、というのが非常に気になってきました。どうもいつの間にか、だんだんみんな気持ちが薄れていって何だかちゃんとやってなさそうな気配がするのです。私はレッスンをしているので、そちらの生徒の方に集中しています。後ろを振り返って順番待ちやお迎え待ちをしている生徒の様子をしっかり確認できるわけもありません。でも何となく気配でわかるのですよね。狙い通りカードで勉強してたり、レッスンを食い入るように見つめている生徒もいれば、退屈そうにぶらぶらしたり!

というわけで折角用意しているこれらのカードを使ったお勉強を、生徒任せにするだけではなく、ちゃんと一緒にやってみることにしました。再度やり方もちゃんと教えてきちんと効果のあるものにしたいし。

大体ピアノのレッスンというのは時間が限られているのにやるべきことが多過ぎて、いつも時間との戦いの連続です。あれもしたいこれもしたい、こんなことも言いたいやらせたい、1曲完成させるだけでも時間が足りない。なので、レッスンで私が直接指導することと、生徒が自分で出来そうな事を分けて、自分で出来そうなことは本人に任せるということが大切だと思っています。でも任せっぱなしはやっぱり駄目ですね。時には目を光らせて責任を持って軌道修正しておこうと思います。レッスン前後の待ち時間を有効に過ごす習慣づくり、大切ですね。

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次は基礎レッスン

2013年11月13日 | レッスンメモ
発表会が終わって最初のレッスンにやってきた生徒たち。感想を聞いてみると、それぞれの生徒が教室のほかの生徒の演奏にとても興味を持ったことが分かりました。特に自分と近い年頃の生徒や、少し年上のお兄さんお姉さんたちの弾いた曲に憧れの気持ちを持った生徒が多かったようです。もうすでに次の曲は渡してあるのですが、それに加えて「発表会で○○さんの弾いていた○○も弾きたい!」と申し出てくれる生徒もいます。これがいいんですね。「この曲弾きたい!」という気持ち、この欲求があるとピアノは楽しくなるのです。自分の大好きな、自分の弾きたい曲を、納得のいくように上手に弾けるようになるために練習する。こういう気持ちで練習に取り組んで行くと驚くほどの成果が現れます。

ピアノのレッスンには大きく分けて「ある曲を仕上げるためのレッスン」と、「基礎作りのためのレッスン」とがあります。もちろんどちらも大切ですが、まず身につけて欲しいのは基礎作りです。基礎練習というのは日頃曲の仕上げに追われているとつい、おろそかになりがちです。でも、これをしっかりやっておけば、将来色んな曲に出会った時に楽に対応できるようになるので、実はとても効率的な練習なのです。発表会が終わってひと段落した今、あらためて基礎の基礎をしっかり身につける時期です。

そういうわけで昨日は小学生の生徒に指のエクササイズや読譜訓練など、身体と頭を使う基礎レッスンをしました。遊びながら、ゲーム感覚でやる基礎の基礎は、意外に大事です。小学生低学年までに是非やっておきたいこと。そして、来月はスケール・アルペジオ検定大会です。これに加えて生徒自身の申し出による大好きな憧れの新しい曲を、ワクワクしながら練習する。こうなるともうピアノに夢中、という方程式が生まれるのではないでしょうか? ほかにもこんなこともあんなこともたくさんやりたいと思っているので、いくら時間があっても足りないというのがレッスンです。なので年間のうち、どの時期にどの程度基礎レッスンをやるか、計画的にメリハリをつけてやることにしています。

昨日お会いしたお母様が「娘が学校から帰ってきて、手を洗ったら一目散にピアノの方に行って、ずっと新しい曲弾いてました」とおっしゃってました。嬉しいですね~。ほんとにこういうお話を聞くと嬉しいです。新しい曲に出会い、好きになって、ますますみんなピアノが好きになりますように!と願ってます。

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やっと一息

2013年11月12日 | レッスンメモ
昨日は温泉で有名な別府市の中でも有数の温泉スポット、鉄輪(かんなわ)で、藤原亜津子先生のセミナーに参加してきました。藤原先生といえばバスティンメソードの大家としてとても有名な先生です。セミナーでは長年のご経験によって培われたノウハウをたくさん教えていただきました。色々なアイディアやアプローチの仕方を具体的な例をあげながらお話ししてくださったので、とても分かりやすくて本当にいいお勉強になりました。

セミナー終了後は午後から久しぶりのオフ。発表会、コンクール、セミナーと続いたので、やっと一息ついたところです。昨晩は美味しい和食のお店でゆっくり過ごして元気の再チャージ

さて、今日はもう少しゆっくりしたら午後からまた元気に頑張ります。ハチャトゥリアンの譜読みも!!

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弾き続けること

2013年11月11日 | レッスンメモ
発表会が無事に終わってほっとしています。
そして、つくづく思うんです。
私はピアノが大好き。教えるのも、弾くのも・・・

大好きなホールでのリハーサル中

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発表会、無事終了しました!

2013年11月10日 | レッスンメモ
無事発表会終了いたしました。みんな、よく頑張りました。大人の生徒も子供の生徒も、みんなみんな素晴らしかったです。私はあまりに感動して最後のあいさつの時、思わず涙が出て、うまく話せませんでした。まさかごあいさつでトチるなんて! やはり本番は最後まで油断できません。でもね、本当に、本当に、心から実感しました。こんなに素敵な生徒たちに囲まれて、私は幸せ者です

みんな、また一緒に頑張ろうね。

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今日は発表会

2013年11月09日 | レッスンメモ
いよいよ今日は発表会。みんながこれまでやってきたことを十分発揮できますように
ステージを思う存分楽しんで、ホールの音を追っかけて欲しいと思います。

iichiko総合文化センター、音の泉ホール
大人の部、 午前10時半開演
子どもの部 午後1時開演

最後は笑顔で終わりたいと思います。とても楽しみです。では行ってきます!

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