生徒が曲を弾き進めていく上で、どうしても弾けないところ、突っかかるところ、指がもつれるところが出てきたりします。これは生徒に限ったことではなくて、実は私だってあることです。例えば、モーツァルトの16分音符の連続、ショパンのバラードのクライマックス、バッハのフーガ、チャイコフスキーの一見なんでもないところなのになぜかつっかかるあそこ、などなど、思い出そうと思えばいくらでも出てくる・・・。
さあ、生徒がどうしても同じところでつっかかってしまって苦労しているとき、どうするか。そんなとき「愛野ピアノ教室」は「愛野体操教室」に変身します。同じところでつっかる原因は、まず頭の中がもつれていて、それが指のもつれにつながっているからです。そこでまず頭の中をきちんと整理することから始めます。生徒によって頭と指の動きのつながり方が違うし、指の強さ、器用さなども違うのでそうした一人ひとりの状態をよく観察した上で、「あ、これとこれがいけないな」とか「この指からこの指へ行くのが弱いな」と見極めをします。
そうしてここで見極めた問題点を克服するために、その子に合った練習メニューを作って、それをやらせます。指のもつれを解決したり、弱い指を鍛えたりするために、手や指の運動機能のレベルアップを目指した練習です。これをもうただひたすら繰り返し猛特訓してもらいます。これをやっている間は、音楽そのものを学ぶというよりはむしろ指の体操になってしまうわけです。というわけで、いつものように曲の練習をしていて、弾けないところが出てきたら、「さあー、愛野体操教室始めるよ~」と宣言して、私はトレーナーに変身するわけです。
もちろん音楽は体操ではありません。しかし、たくさんのピアノの鍵盤を操って自由自在に表現するための道具となる手や指の動きは、やはりこのような物理的肉体的な繰り返し訓練なしでは上手くいきません。私自身、子どもの頃からとても不器用でずっと思い通りにならない指と格闘してきたから、だからこそたくさんの練習法を学んだり自分で考え出したりして取り組んできました。その結果、こんな時にはこうするのが効果的というものをいくつかつかんできたと思っています。というわけで、今日もトレーナーを兼ねた先生になって、楽しくレッスンです!
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さあ、生徒がどうしても同じところでつっかかってしまって苦労しているとき、どうするか。そんなとき「愛野ピアノ教室」は「愛野体操教室」に変身します。同じところでつっかる原因は、まず頭の中がもつれていて、それが指のもつれにつながっているからです。そこでまず頭の中をきちんと整理することから始めます。生徒によって頭と指の動きのつながり方が違うし、指の強さ、器用さなども違うのでそうした一人ひとりの状態をよく観察した上で、「あ、これとこれがいけないな」とか「この指からこの指へ行くのが弱いな」と見極めをします。
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もちろん音楽は体操ではありません。しかし、たくさんのピアノの鍵盤を操って自由自在に表現するための道具となる手や指の動きは、やはりこのような物理的肉体的な繰り返し訓練なしでは上手くいきません。私自身、子どもの頃からとても不器用でずっと思い通りにならない指と格闘してきたから、だからこそたくさんの練習法を学んだり自分で考え出したりして取り組んできました。その結果、こんな時にはこうするのが効果的というものをいくつかつかんできたと思っています。というわけで、今日もトレーナーを兼ねた先生になって、楽しくレッスンです!
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