ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

教室の発表会

2008年08月29日 | コンサート
31日は、私のこよなく愛する生徒たちの発表会です。
小さなお子さんから、私よりも年上の方までとても幅広い年齢層の生徒たちです。レベルも、初心者からピアノの先生をやってる方まで様々です。

いよいよ迫ってきて、レッスンも大詰めです。本番の気持ちに近づくようお辞儀からやってもらうリハーサルや、小学生のミュージカルの合同練習やいろいろ教室では、発表会のための練習の音が一日中しています。

この頑張りを経て、発表会で演奏し、達成感を味わって欲しいと思っています。毎年1回の発表会。去年と比べてどのくらい伸びているかを振り返るチャンスでもあります。また、個人レッスンのため、まわりがわからなかったりしますが、他の方の演奏や姿勢に刺激を受けて、さらに向上してくださることを望んでいます。

そして、この会全体が楽しいものとなることも大切なことです。あと、少し。私も生徒の演奏に一喜一憂しながら、レッスンをしてきましたが、最後はみんなに「よかったね」と言えることを祈り、楽しみたいと思っています。

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レッスンメモ9 攻めの心

2008年08月27日 | レッスンメモ
オリンピックが終わり、選手も帰国しました。試合では、攻めの心を忘れないで欲しいという、解説者の言葉をよく耳にしました。守りに入ったらだめだと・・・。

それは、実はピアノの演奏にもいえることだと思っています。攻めると言うと語弊があるかもしれませんが、人を攻めるのではなく、曲に対して攻めの姿勢でいるということです。

一つの曲を仕上げるのに、我々はまず譜読みから始めてゆっくりしか弾けないところから、テンポをあげます。その間、フレーズの取り方、表現、弾きやすくするための運指法の研究、作曲家と作品の研究、弾けないところの部分練習などを経て、暗譜をして仕上げていきます。その作業が進行形の時は、その曲を攻めの姿勢で取り組んでいるのだと思います。でも、ひととおり暗譜もすんでから、守りに入るときがあるんです。もちろん、せっかく暗譜したものを忘れないための守りや確実なものにするための練習は守りとして、必要です。でも、それだけだと、どんどん曲が色あせてしまい最初に譜読みしたときの感動を忘れてしまいます。

毎日毎日、同じ曲を何十回と弾くと、ぼんやりしても一応弾けちゃいます。でも、それは、おもしろくない演奏になってしまいます。なにか、ひとつでも新しい発見、新しい感動、あるいはなにかいけないところがないか・・・など、耳を澄ましてきくことが攻めの弾き方になります。

こういう意味で、芸術もひいては人生も攻めの心が必要ですね。、
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健康第一

2008年08月25日 | Weblog
朝晩、とても心地よい風が窓から入り、乾燥した空気が身を包むと、癒された気持ちにさえなります。このまま、秋に突入するのは、難しいでしょうけど、確実に夏のピークは終わっています。

久しぶりに東京で再会した友人たちとのお話は、それぞれ楽しく、また、価値のあるお話でした。

いろいろお話しましたが、つくづく健康でいられることの有難さを痛感しています。私は、健康維持のためのなにか特別なことを、なにもやっていません。しいて言うと、週1度のフラメンコと、犬と一緒の散歩、ストレッチくらい。それも、この夏は、忙しさにかまけ、ストレッチも散歩も毎日はしていません。

という、気の使わなさなのに、過密スケジュールに耐えうる体力を今のところもっているようです。

最近、友人から感心されることは、元気でいるということ。よくもまあ、こんなに動いてこなして、パワーがあるわね!とあきれられています。私も、それしか、とりえがありませんから、じたばたと一日中していることが、頑張ること?と勘違いしながら、くらしています。

でも、このように、思うように動けることが、そう許されない方々もいるのです。これから、年齢が高くなれば、もっとそれは増えていきます。そして、いつも動いていた普通の動作が、ちょっとでも支障をきたすと、ものすごいストレスになることでしょう。

私も、人一倍バタバタしてる分、妨げられると気が狂う~・・と不安になります。親からもらった健康な身体に感謝します。健康でさえいれたら、少々の辛いことも自分さえ頑張ればなんとかなります。・・・なるはずです。・・・なると思います。

健康ばんざい!
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素晴らしいピアノとの出会い

2008年08月23日 | レッスンメモ
横浜でのコンサートの翌朝は、東京の友人の案内で2箇所、サロンコンサートの会場を見て回りました。そして、そこで出会ったベーゼンドルファーのピアノ。もう、すごく気に入りました。

試弾を勧めていただき、ショパン、バッハ、モーツァルトなどを少し弾きました。なんて美しい音色。そして弾きやすいタッチ。おまけに、ボディがおしゃれな木目の美しい、輝いた感じ。別のホールで弾いたベーゼンドルファーとは、同じものと思えないほど、弾きやすく伸びのある上品な音のするピアノでした。

こんなピアノに出会うと、嬉しくなり興奮してしまいます。途中から、調律師さんが出てきて、ピアノの蓋を全開してくれて「どうぞ」と言われ、またまた気分よく弾きました。このピアノ、バーンスタインのサインがピアノの中にありました。バーンスタインの触れたベーゼンドルファー!

以前、アルゲリッチのサインのあるスタインウェイでコンサートをしたことがあります。どちらも一流のピアノのなかでも、本当に一流のものでした。
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横浜でのコンサート終了

2008年08月22日 | レッスンメモ
20日は、横浜のリリスホールで演奏しました。
リレーコンサートでしたが、楽しい会でした。私も、楽しく気持ちよく演奏しました。

ここのホールの、スタンウェイのフルコンは、けっこう良い音がして気持ちよかったです。鍵盤が少し、じゃじゃ馬みたいに、すぐ元気に反応して、戻りが良すぎる感じでした。リハーサルの時間が短かったので、速いパッセージの時にボンボン戻ってきてキーがジャンプしているようで焦りましたが、なんとか無事におわりました。

演奏終了直後、椅子から立った瞬間に拍手がぱっとくるのは、嬉しいことです。どんなに弾いても、これでよいという満点はありませんが、反応の良い拍手が少しでもあると救われるものです。

聞いてくださったお客様、ありがとうございました。

このコンサートに出演した方々とは、全員初対面でしたが、皆さんいい方で楽しかったです。いつもは、楽屋で一人ポツンとしているのに、おしゃべりしたり、紹介しあったりと、楽しい楽屋でした。
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昨日の練習より

2008年08月19日 | レッスンメモ
ショパンのノクターントとスケルツォを朝一番でいきなり通してみる。
やはり、朝一番は、準備の指ならしもないまま、弾くと指がまわらない。

指のストレッチをして、ちょっと準備運動のためにスケールと、ピシュナをかじる。

もう一度、ショパンに戻って、弾きながら気になるところを部分練習しながらすすめていく。

横山幸雄氏とルービンシュタイン氏のショパンのCDを聞く。二人の演奏はまったく違うけど、それぞれにいい。

自分のショパンを録音し、聴いてみる。うーん、いまいちよくない。

ここから、弾いては録音して、聞く。という繰り返し。修正をしながら、何度もひく。

間に、生徒のレッスンが入りながら、弾いては聞くという作業を繰り返し。
うまく出来たり、できなかったり、一喜一憂しながら、夜まで続く。やっと、手ごたえがでてきました。よし!気持ちよく弾けた!と実感できて、家族に無理やりきかせる。

あー、さっきみたいにうまくいかない。少し、力んだか・・・・。これを、安定させなきゃいけません。

今日も、確実なもの、そして歌うショパンを目指して、練習です。

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オリンピック観戦

2008年08月18日 | Weblog
私は、オリンピック観戦が好きです。観戦といっても、テレビで見るのですけど。

今年の北京オリンピックも、開幕のエクシビジョンから素晴らしく、さすが世界の映画監督の最高峰の一人、チャン・イー・モウの創り出した芸術的な祭典に感動しました。

いろいろ、スポーツもありますが頑張ってるシーンってやはり、気持ちのよいものです。ずっと、見ていたいのですが・・・・。

あさってに控えた本番の練習もあるし、発表会を控えた生徒のレッスンはあるし、そうゆっくりは見てられません。しかし、気になる試合の行方・・・。生徒とレッスンしている時は、まだしも、自分の練習の時に、見たいのを我慢して練習を続けるのが、問題です。まるで、子供のように、「これこれのメニューが終わったら、15分見ていい」などと、自分で親と子供をやりながら、踏ん張っています。基本的には、仕事が全部終わって、夜9時くらいからご飯を食べながら、見ています。

数々のドラマがあるオリンピックですが、どの世界もいっしょだとつくづく感じます。努力を続け自分の身体や健康面をコントロールして、頭を使いその時々に対処しながら、本番を乗り切る。

私も、あさって最高の演奏ができるように選手を見習いたいと思います。
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出張から戻りました

2008年08月14日 | Weblog
先日、9日より出張してました。例のごとく、ぎゅっと日程を詰め込んでいくものだから、今回も強硬スケジュール。

9日夕方まで自宅でレッスンをして、その後車で、高速をとばしながら、佐賀入り。夜、着いてから現地でレッスンをしました。レッスンは好きなので、テンションは上がりっぱなし。

翌朝は、ラヴェルのあわせ。午後から、場所を変えてガーシュインのあわせ。夜は、講習会の講師を務め、終わった後ちょっと話したりしていたら、11時。
さすがに、その日の夜は、ぐっすり眠りました。

その他、プライベートな用で、初盆参りやいろいろなことをして帰ってきました。

お盆を境に少し朝は、風が熱風ではないような気がします。夏ももう少しです。あと一息、耐えていきましょうか。
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立秋

2008年08月07日 | Weblog
今日は、立秋だそうです。昨晩、天気予報のお兄さんがそういってるのを聞いて、「いよいよ、旧暦は温暖化には、合わないご時世になってきたね。こんなに暑くて秋は、感じられない」なんて、言っていたのですが・・・・

夜、蝉の音といっしょに、虫の音が聞こえ始めました。この夏初めてといっていいほど、今朝涼やかな空気を感じました。先日までは、朝6時でも、暑い!というくらいでしたけど・・・。朝起きて、窓を開けるとひんやりした空気が家の中に流れるというのが、心地良くて大好きな瞬間なんです。それが、この真夏はなかった。でも、今日それを少しだけ感じました。やはり、立秋なんですね。

寒い地方の人が春を待ち焦がれるように、暑い地方では、秋を切望するような文化もできてくるのでしょうか?今日は、実りの秋、柔らかな日差しの秋を想像しながら、過ごしたいものです。
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やるべき事柄

2008年08月06日 | Weblog
ここのところ、課題曲講習の研究と、連弾のための練習と、20日の本番のための曲の練習と、発表会の準備・・とやるべき事が山ほどあります。

先日から、発表会の準備のためプログラムを作成していました。あれこれ考えながら、パソコンにインプットしていると、おそろしく時間がかかります。ピアノの練習も、夕食関係の家事も終わってから夜な夜なやるものだから、2~3日かかりました。家族のものから「まだ終わってないの?」とあきれられながら、打っていました。家族の中で一番パソコンに弱く、機械に弱い私ですが、協力を得ながらなんとか完成にこぎつけました。

ピアノも毎日毎日、取り組んでいますが、まるで亀のごとく理想にほんのほんの少しずつだけ近づいています。小説家にも、一気に書き上げるタイプと遅筆なタイプといるそうですが、ピアニストにも、両方タイプがいるようです。私は、遅いほうだという認識を持っています。それなのに、突然頂いた話も、ありがたく受けてしまうので、焦ってパニック寸前までいってしまいます。

演奏も、ピアノを教えることも、自分の持っているものを思う存分放出するもの。まず、自分のもっているものが、豊富でなければいけないと思っています。そのためには、勉強を怠らずまた、努力を怠らず、最後にいい耳と考える力を持っていることが大切です。

雑事に追われると、ピアノ自体が雑になるので、こうやって気持ちを引き締めなければ・・と思っています。
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冷房が壊れました!!

2008年08月04日 | Weblog
この時期に、あり得ないことです。冷房が、ピアノの部屋で使えないなんて!

昨日は、午後1時半から、連弾のレッスン、それから子供たちのミュージカルの合同練習でした。午前中に法要があってでかけていて、午後帰って、ばたばたと昼食をとりレッスン室を冷やしておこうと思ったのが午後1時。何度やっても、すぐ消えてしまいます。ええっ!このぎりぎりの時間にクーラーが使えないと判明。

あたふたしているうちに、生徒が続々とやってきて・・・・。
結局、扇風機だけで、15人くらいびっしり入って、合同練習に突入!!

私のピアノの部屋は、かなり防音対策に力を入れています。窓はすべて2重ガラスのサッシを二つ重ねて設置しています。つまり合計4重ガラスということです。それでも少しは音漏れするピアノ部屋ではあるのですが、かなりの防音効果を発揮します。ということは、とりもなおさず、その分きっちり保温効果もあるというわけで、こんな日にクーラーなしで窓を閉め切ると、それはひどい暑さです。

居間や台所は、クーラーなしでも、ある程度までは我慢して生活していますが、ピアノの部屋は防音のため窓を締め切っているので、いつもクーラー全開です。それなのに、今日に限ってクーラーが使えないなんて・・・・

さすがに昨日は途中から窓を開けて練習しました。ご近所さんごめんなさい。しかし、子供たちはみんなえらかったです。一生懸命汗だくになりながら、大きな声で歌ってくれて本当にうれしかったです。保護者の方も、じっと見てるだけでも暑い感じでしたが、にこにこと見守ってくださり、恐縮しました。

途中、夫に協力を要請し(日曜でよかった)、アイスを買いに行ってもらい、休憩時間にみんなでアイスを食べ、また合同練習に励む・・・というたいへんな一日でした。
成功したら、これもいい思い出として、子供たちの心に残ることを祈っています。

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Speedo社の水着

2008年08月01日 | Weblog
北京オリンピックが、迫ってきました。今回、水泳の新記録を次々と生み出した魔法の水着として、Speedoの水着が有名になりました。その水着を自転車の選手が着て、これまたタイムをぐぐっと縮めたそうです。

きゅっと締めることによって、血液が早く戻ろうとするため筋肉が活発になるのだそうですが、本当ですか?きゅっと締め付けると、血が通わなくなるんじゃなかったでしたっけ?でも、難しい理由はおいといても、速くなるのは間違いなさそうです。

ならば、ピアノの指がしっかり速くまわるために、手首あたりにその魔法のSpeedoのものをまいたら、うまくいくかしら?
もうひとつ、欲しいものは、暗譜用ナビ。車のナビは発達してるけど、暗譜ナビが欲しいです。

な~んて、ばかなことばっかり言ってないで、練習しようっと!暑さでやられたかしら?
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