ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

鬼のかく乱?

2012年02月28日 | Weblog
私は、身体が強いのが長所です。風邪くらいはひく時もありますが、それもたまにです。この年齢になると日常生活に支障が無くても健康診断で何かしら数値に異常がでてくるということがあるらしいのですが、私はいつも何にもありません。

しかし昨日は、一日身体の調子が悪くて伏せっていました。風邪でもないしとにかく頭痛と倦怠感で、一日中、ベッドの中にいました。そして、こんなに寝てるのに?と本人も驚くほど眠れて身体が溶けますというくらい、よく眠りました。

今日は、眠りから覚めて少しずつ元気を取り戻しつつあります。

いつもは、「身体だけは強いのよ」と豪語している私ですが、こんなこともあるんですね。これこそ「鬼のかく乱」でしょうか?

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よいところを探す

2012年02月25日 | レッスンメモ
モーツァルト、この作曲家の作品はあまりにも身近であり、あまりにも遠い。かつて私も感じた事があるように、わが教室にもそう感じている生徒が一人と言わず何人かいるようです。

ピアノやクラシックに関心をもっていなくても、モーツァルトの曲を耳にしたことがないという人はほとんどいないと思います、ましてピアノを習っていれば最低でもその小曲のうちいくつかは必ず練習します。

私も小さい時からモーツァルトを練習してきました。初めてソナタを弾いたのもモーツァルトのものでした。でも、ある時期モーツァルトは、どんなに練習してもなんだかちっとも魅力的ではないと感じ、だんだん練習しなくなった時期があります。ロマン派以降の素敵なハーモニーに魅了されてモーツァルトが物足りなく感じる時・・・。

生徒がもしそんな状態になった時は、どうしたらいいのか?

そこで、若い頃の自分の経験を振り返ってこう思ったのです。しっくりこない曲、しっくりこない作曲家の音楽に出遭ったら、その作曲家の音楽のどこがいいか、どこが素晴らしいと感じるかを意識して探る、そしてその良いところを見つけたらその良さをもっともっと引き出すという視点からの練習が出来る。そうすると、その曲としっくりいって、表現、演奏などに少し光が見いだせるということだと思いました。

「この曲の好きなところをいくつか挙げてみて」「この作曲家のすごいところは?」「どこをこの作曲家は大事にしていると思う?」「その部分をこの曲の中で、一つだけ言うとしたら?」などなど。

何もモーツァルトに限ったことではないと思います。その曲のいいところを探してその良さを聴く人に分るように表現しようとしているうちに、その曲が素晴らしいものだと感じるようになって、生徒の演奏も生き生きしてくるものだと思います。

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譜読みの嵐

2012年02月24日 | レッスンメモ
どっと譜読みが押し寄せてくる時期があります。そんなことの無いようにと前もって計画を立てて出来るだけ余裕をもって譜読みしておこうとはしているのですが、自分の計画が変わったり、急にお話を頂いたりして(これは嬉しいことですが)想定外の分量がいちどきに押し寄せてくることがあります。

今は譜読みしなければならない曲がたくさんある時期です。新しい曲は新しい出会いでもあり、ワクワク感も伴いますが、複雑な部分があるとどうしても青息吐息という感じになります。一度やっている曲も、ほとんど何年振りかで引っ張り出すと、初めて見る曲のようでおぼつかないです。そういうのも含めて譜読み三昧。

焦らずコツコツやっていくつもりです。それにしても、いつ仕上がるのかな~、という感じです。。。この過程を楽しんでいけるようになるといいですよね。楽譜の奥にかくれているもの、これを探検みたいにして探していくんです。それを見つけた時は、思わず「見つけた!」って声が出てくるほど嬉しくなります。さて、それでは宝探しの探検開始!

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夢をもって整理整頓!

2012年02月22日 | Weblog
昨日のブログに書いた整理整頓の本に面白い事が書いてあったので、それをシェアします。その本では家の中の整理整頓の前に、まず脳の中を整理し、活性化することが大事だというのです。

それは、自分の夢を設定すること。何でもいいから、夢を持つこと。そして、その夢に向かっていれば、努力とか根性とかいう感覚ではなくて、ワクワクしてきて自然にその方向に身体や気持ちが動いていくものだというのです。

これ、ピアノの練習にも当てはまりますね。譜読みがつまらなくなって、頑張らないと譜読みが出来ない。面倒くさい譜読みなんか、やりたくない。そんな時、努力や根性で面白くもない譜読みをするんだ・・・というのではやっぱり長続きしません。そうではなくてショパンのあの美しい曲に憧れて、あの曲が弾けるようになりたいと心から願ったら、そのための練習もワクワク楽しく、進んでやっていける。それと同じですね。

整理整頓するのも、自分の家をこうしたい、こんな生活スタイルで、そしてこんな人になりたいと心から願うことで、それなら、ここをこうしようという風に動いていって、自然と整理が出来て行くものだと書いてありました。その夢はかけ離れていればいるほどエネルギーが要るので、自然に力が湧いて出て来るようになるというような事も書いてありました。

「そんな素敵な事、あり得ない」と思うくらい大きな夢(まさに夢みたいなこと)をもつことが大事なんだそうです。そしてその夢を強く思い続けること。そこのマインドセットをきちんとしておくと、おのずと家や部屋が綺麗になるという、それこそ夢みたいな整理整頓の本でした!!

さあ、現実からかけ離れた素敵な夢を持って、目の前の練習や整理整頓にとりかかるぞ!

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失くし物

2012年02月21日 | Weblog
最近、立て続けに失くし物をしています。大切なものからちょっとしたものまで・・・。多分、失くすと言っても家の中から持ち出していないので、どこかに眠っているはずなんです。

最近失くした物の一つに、あるお店から送られてきたリサイクルキャンペーンの葉書があって、その葉書と古着を一緒に持っていくと品物と交換できるというものでした。よし持っていくぞと準備していたのに、イザ出かける時になると、どうしてもその葉書がみつかりません。どこかにしまいこんでしまって分らなくなってしまったのです。それでも古着を持ってお店に出かけて事情を説明して何とか交換していただけました。悔しいのはその後。その日帰宅して引き出しを整理していたら、出てきました。その葉書が。

「♪♪ さがし物はなんですか~ ♪♪」という、あの井上揚水さんの歌声が聴こえてきました。

これは、かなり危険信号。私の生活や精神が良くない方向にいってるのでは?とちょっと危機感を覚え、もっとちゃんと整理整頓しようと思いました。年に2~3回そう決意しては、またいつの間にか同じパターンの繰り返し。特に最近自分で片付けたのに、それをどこに置いたか覚えてないとか、これは大事な物と思いながら、ちょうどピンポンと鳴って玄関にでたら、そのまま忘れるとか・・・。

これはよくないと真剣に思っています。断捨離の本は、たくさんあってそれに向けて色々やってはみたものの、あまりうまくいきませんでした。なので、今度はまた別の本を買ってきました。今度の本は、「整理整頓しなきゃいけない」ではなくて、「整理整頓したくなる」ように考えを変えるというものです。まだ、3分の2までしか読めていませんが、これは、整理整頓にやる気がでてきそうです。少しずつ頭の中も家の中も、整理して行こうと思います。特に頭の中の整理が大切ですね。もう色々あり過ぎてこんがらがってしまいまそう!

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春はもうすぐ

2012年02月20日 | レッスンメモ
昨日ちょっとお出かけの用事があって、お友達との待ち合わせまで時間があったので文房具コーナーをのぞいてみました。そこで発見したのがこれ。


春の訪れを感じさせる桜の模様のレターセット。

考えてみればこのネットの時代、手書きの手紙やカードなど、どんどんすたれて行く一方のようです。私自身、このブログに加えてMixi、Skype、Facebook、Twitterと次々に新しいネットサービスを利用していますが、友人との連絡や楽譜のやりとりまで、ネットで簡単にできることは、とてもスピーディーで便利だと思います。しっかり恩恵に預かっています。でも一方で手紙や手書きのカードなどのやりとりも大切にしたいと思っています。

季節や用途に合わせた図柄の便せん、切手、カードなどを選ぶのは楽しいものですし、逆にそのような手紙やカードをいただくと、その人の行き届いた心づかいが感じられて、書かれた言葉以上の気持ちが伝わってくるように思います。

すごく寒い毎日が続いています。春を先取りしたこの桜の便せんで、誰にお便りしようかな!

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生徒さん募集してます

2012年02月19日 | レッスンメモ
2月も終盤に差し掛かりました。今年は寒い冬ですがもう春は目の前。春は変化、成長の時ですね。入学、進学、就職、転勤など色んな節目の時期です。

この時期をきっかけに、新たな挑戦を始めようと心に誓っている人や、お子様に習い事を始めさせようと考えている人も大勢いらっしゃると思います。そんな中、ピアノを習いたいと思ってる方や、新たに先生を探してる方もいらっしゃるでしょう。

この教室で、去年も生徒さんとの素晴らしい出会いがたくさんありました。この出会いが大切だと思っています。また、色んな出会いは、私とその生徒さんだけの関係に留まりません。弾きあい会や、様々な教室のイベントを通じて生徒さん同士の交流もできます。この出会いが広ければ広いほど、生徒さん同士刺激しあい、また、励まし合って、教室の皆さん全体のレベルがアップしていきます。

只今、若干名の生徒さんを募集しています。専門的に勉強する方から、初心者の方、子供から大人まで、幅広く対応していますので、是非お気軽にお問い合わせください。

音楽というのは心を豊かにしてくれる素晴らしいもの。これを一人でも多くの皆さんと分かち合いたいものです。また幸せな出会いを願い、お待ちしています。

ご興味のある方はこちらをご覧になって下さいね。愛野由美子ピアノ教室

今日は宣伝でした!!


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日はまた昇る

2012年02月18日 | Weblog
「日はまた昇る」この有名なフレーズ、皆さんどこかで聞いたり読んだりしていますよね。私はこの言葉大好きです。人を励ます時に、あるいは、自分自身を励ます時に、使います。もうどうしようもなくなった時に、それでも希望を捨てないために、よく使います。

でも、この言葉の効力はいろいろ。その時々の精神状態によって、「そうだ」と同意出来る時と、「そんなこと、脳天気な人が言ってる」と逆に幸せな人とのギャップを感じる時と・・・。素直にこの言葉が認められない時と。

でも、客観的事実としてどんなに悲惨な事があっても、毎日地球は回転し、お日様は昇ってきます。あの津波の次の日も。

そして、毎日毎日が過ぎていくのです。お日様は、黙々と朝になれば昇り夜に沈み、何も言わずにそれを続けています。いつか、この淡々とした繰り返しの中に喜びがあり、幸せがあることを感じる事が出来る日もあると信じましょう。「日はまた昇る」のですから。

希望だけは捨てないで、生きているとこれが何年も変わらぬ長い繰り返しだとしても、希望があれば、それで生きていけると信じています。

昨夜からの雪がすっかりやんで白くなった庭や家の屋根に、明るい朝日が降り注いでいる景色をながめて、静かな落ち着いた中に清々しい気持ちで一杯です。「日はまた昇る」、この言葉を、今日は、素直に噛みしめています。


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憧れの曲

2012年02月17日 | レッスンメモ
時々、「先生、私この曲がいつか弾きたいんです。」と生徒に言われる時があります。小さな子供の生徒から大人まで。その時の生徒の目はきらきらしていて、その曲への思いが伝わってきます。

「先生、私には難しいかもしれませんが、○○という曲に挑戦したいのですが・・・」という大人の生徒さん。「先生、私、5年生くらいになったら○○という曲が弾けるかなあ?弾きたいです。」「先生、私、次はこれを弾きたい!」こんな風に希望を言ってくれることがあります。

「じゃ、それ弾いてみる?」「じゃ、それ発表会の曲にしよう。」「それ弾けるように、頑張ろうね。」こう答えると、生徒の顔は、ますます生き生きと輝きます。

私にも小さな時に憧れの曲があって、それを先生に頂いた時は本当に嬉しかったです。レッスンから飛ぶように帰宅して楽譜を拡げ、早速譜読みして一生懸命練習した覚えがあります。

CDやコンサートで好きになった曲、映画やテレビでかかっていた曲、そしてお友達が上手に弾いていた曲、曲との出会いは、いろんな形があるでしょう。その出会いの中で、「この曲大好きだと思う感性」、これが大事です。ああ、この曲本当に素敵!と感じられる感性。それがあれば、それさえあれば、もう音楽の世界の扉はあなたの目の前で大きく開け放たれているんです。そこから一歩一歩、歩みを進めて行きましょう。「大好きな曲を絶対弾けるようになりたい」、その思いがあれば、どんな時でもピアノと向き合っていけます。

生徒たちの憧れの曲を聴くのが楽しみにレッスンを続けます。

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休符の意味

2012年02月16日 | レッスンメモ
楽譜には、休符がたくさんついています。この休符には、作曲家が「ここは音がない状態で」という意味で休符をつけています。

ピアノという楽器は、「音を発する」時に一番神経を使います。次々に新しい音を手や指を素早く動かしながら音を出して行かなければならないのです。そういう音を出す場所の指示が普通の音符だとすると、音を出さない、「音を失くす」という指示が休符です。音を出すことにばかり気を取られると、この作業に神経がいきにくくなります。

例えば4分の4の曲で左手に附点4分音符の伴奏がついていて、右手のメロディを一生懸命歌いながら弾いている時。一度左手を弾いたらもう安心して、その小節には音がないので、まだ左の音が鳴っているのに、気持ちはお休みモード。手はキーを押したままずっと気持ちではお休みしているという状態。そうなると左手が何拍伸びているとか、どこでお休みかという事が意識の外になります。そうやって左手の音を良く聴かないでいることがよくあります。その結果、右手との音の重なり、ハーモニーなどが、作曲家の意図とは違ってきたりするものです。

曲の終わりの長さもそうです。大抵はⅠ度のコードで終わるその音の長さは、曲全体の長さ、その音自体の長さ、休符、そしてフェルマータの有無などで色々考えるところです。

昨日、ある生徒にソナチネをレッスンしていると、その休符を最初全然、気にせずに弾いていました。ちょっと説明したらすぐできることです。何しろキーから指をあげればいいんですから!このちょっとしたことを気配りできるだけで、曲の感じが違ってきます。この指導をした後、ほんとにグッとよくなりました。やはり偉大な作曲家たちは、ちゃんと考え抜いて音の長さを指定しているということは間違いないですね。

ピアノのキーにいったん指を鎮めてしまうと、それでお休みになるような感覚にとらわれ易いのです。休符が現れたら、またピアノから手を離すという「作業」をしなければならないということをもっと意識しましょう。ピアノはキーが沈んでいる間、ずっと鳴り続け働いているわけです。休符が現れたら「お休み」ではなく「始動」という感覚を身につけなければいけません。「もういいよ」とピアノを弾く人が指をキーから上げてその合図をしないと、ピアノはずっと働き続けます(弦が鳴り続けます)。ピアノは、音を出すことばかりではなく、押したキーをどこで離すかという音を失くすところにもきちんと注意を払って行くことが大切ですね。

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日フィル・小川典子

2012年02月15日 | コンサート
昨晩は、日フィルのコンサートに出かけました。今回はピアニストの小川典子さんをソリストに迎えての公演。昨夜の公演はプログラムが素敵でした。スメタナの交響詩「モルダウ」、ベートヴェンのピアノ協奏曲5番「皇帝」そして、休憩を挟んでドヴォルザークの交響曲第8番!  あり得ないくらい私にとっては嬉しいプログラム。全部ものすごくお気に入りの名曲ばかりだったからです。

学校の音楽の時間のCD鑑賞に出てくるような名曲ばかりです。私は昔から名曲と名のつく曲は、その名の通り素晴らしいからそうなったのだと確信しているので、名曲シリーズ大好きです。

小川典子さん。私の大好きなピアニストの一人。10年くらい前に彼女のドビュッシーのCDを初めて聴いた時からのファンです。彼女のドビュッシーは本当に素晴らしくて、繊細かつ大胆な弾きぶりに魅了されていました。その後、他の曲の演奏をCDで聴いたり、評論家のコメントを読んだりして、かなりのビルトゥオーゾでもあるということを知り、今回のベートーヴェンでは彼女のそういう一面についても期待していました。彼女の演奏を生で聴くのは初めてだったので、始まる前からワクワクドキドキ。真っ赤なドレスに身をまとった彼女がステージに現れた時は思わず夢中で拍手してしまいました。

ベートーヴェンの弾き始め、最初から私たちの方向にストレートに突き刺さるような強烈さを持って音が真っ直ぐ飛び込んできました。「この音で弾く!」という強い意志をここまではっきり現わして演奏するなんて、スゴイ。彼女の演奏スタイルは、音だけでなく、フレーズの閉じ方、始め方、音の配分などなど、全てにかっちりした音楽が感じられました。整理整頓された楽譜の解釈とゆるぎないテクニック(まさにビルトゥオーゾ)それに明確な意思を持っての演奏でした。本当に素晴らしかったです。

大友直人さんの指揮による日フィルの演奏も手堅くまとめてあってとても心地よいオケでした。う~ん、行って良かった。楽しかったし勉強になったし、本当に満足な夜となりました。

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大人の弾き合い会

2012年02月14日 | レッスンメモ
日曜日に今年最初の大人の生徒さんの弾き合い会をしました。

回を重ねるごとに皆さん上達してこられています。発表会からはまだ遠いこの時期ですが、それぞれに一つの曲をまとめているところが嬉しいです。曲もかなり難しいものに挑戦して、すごいです。

みんなで勉強した後は楽しいお茶会。今回は今年この大人の生徒さん達と行く初めての演奏会ツアーの話し合い。皆さんと旅行の計画をするまでになり、本当に楽しい会になってきました。私は幸せな先生だと、皆さんに感謝の思いでいっぱいです。


それにしても、お仕事のお忙しい中、本当に皆さん、練習の時間をとって努力されてるなあと思い、私も力をもらいました。

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パンダ(熊猫)

2012年02月12日 | レッスンメモ
土曜日の夜、8時半頃最後のレッスンを終えると、ささっと夕飯の準備をして、ゆっくりタイムがやっとやってきます。その時間、テレビをつけながらご飯を頂きます。土曜は、我が家の定番は「世界ふしぎ発見」です。この番組、夫婦でほぼ毎週観ています。黒柳さん、坂東さんの博識ぶりにはいつも本当に驚かされます。草野さんのいつも変わらぬ紳士的な司会ぶりも素敵です。

さて昨夜の番組のテーマは「パンダ」。改めてパンダのことを色々と知ることができて面白かったです。そこで今更ながら気がついたことがあります。パンダって中国語で「熊猫」って書きますよね。これ、熊みたいな猫という意味ではないでしょうから、猫みたいな熊という意味だと思います。



じゃあ、これのどこが猫に似ているのかというと



うん、これだ!

昔々、パンダを初めて森の中で見つけた人はきっと、うちのランちゃんみたいな白黒はちわれの猫を飼っていて、それでその猫に似ているということで「熊猫」と名付けたのに違いありません。三毛猫とかキジトラだと全然似てないもの。

ということでうちの猫の模様はパンダの名前の元となった由緒正しい模様だと私は思うのです(番組でそう言ってたわけではありません)(笑)中国四千年の歴史と世界中の動物園で人気ナンバーワンのパンダ、それにうちの猫が何か関係があるかと思うと・・・。いや、親ばか過ぎました。失礼しました。今日は、この辺で。ごきげんよう。

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ビタミンカラー

2012年02月11日 | Weblog
昨日、フラメンコに行ってきました。久しぶりに汗を流すと気持ちがいいですね。フラメンコの練習着は、私のも含めて皆さん大体オールブラックか、ブラックにちょっとだけ色を足したものが多いのですが、その中で一人だけ、綺麗な明るいビタミンカラーの練習着を着ている友人がいました。

黒っぽい練習着の中で明るい色を見たせいか、なんだかぱーっと明るい気分。冬の私のワードローブは、こげ茶やグレー、黒などが多くて気持ちも重たくなりがちです。

食べものにもビタミンがいるように、気分にもビタミンが要ります。もう春は近づいているはず。そろそろ春に向けて明るいビタミンカラーを装って、気持ちアップしていきますか!

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新しい発見

2012年02月10日 | レッスンメモ
ずっと曲を弾いていると、もうこれ以上考えられない、どうしたらいいか行き詰る、何を練習すればいいかなどの壁にあたる事があります。

そんな時は自分の演奏や音をできるだけ客観的に聴くという努力をしているつもりですが、やはり客観的立場で聴いてくれる専門家の意見はありがたいです。

「あ、そうだ!」「ここは、そんな解釈」「あ、これ、こんな風に弾くと素敵」昨日もそんな発見がいくつもありました。新しい発見をすると(教えて頂くと)、これまでの曲が生き生きと自分の中で生まれ変わる感じがします。

こうやって、曲を練っていくとおもしろいですね。レッスンで色づいた曲をもう少し練習してみようと思います。

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