ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

驚きの花束贈呈

2009年02月28日 | Weblog
コンサートをすると、コンサートの最後に主催者さんからステージで花束贈呈という形で、頂くことがよくあります。

先日のコンサートでも、「花束贈呈がありますから」とあらかじめ言われていました。演奏終了後、「ここで、来賓の**銀行支店長~様より花束の贈呈です」と、アナウンスがあり、ステージのピアノの横に立っていたら、どうも見たことのあるお顔。近づくと、やはりそうです。な、なんと高校時代の同級生~君ではありませんか!驚きと喜びでいっぱいのまま、「お久しぶり!!」~~君「いやー、感動した。」「ほんと?ありがとう」と小声で言葉を交わしながら、花束を頂きました。

こんなこともあるんですね。~~君も立派な支店長となっていて、驚きでした。何年ぶりでしょう。その後、「終了したら、どっか飲みに行こう。何人か同級生がまだこの会に出席しているよ」と言うことになり、急遽ミニミニ同窓会の様相を呈したのです。本当に、何人か主催していただいた会社の関係者や、来賓として出席していた人など、同級生がいました。

コンサートの後、ささっと同級生がセットしてくれて街に繰り出しました。打ち上げみたいになって、たいへん楽しかったです。もちろん花束もしっかり我が家まで持ち帰りました。
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弦が切れました

2009年02月26日 | Weblog
昨日、ピアノを弾いていたら弦が切れました。ここ何年も切ったことがなかったのに・・・・。ピシンという強くていやな音と同時にピアノのその音がペンという壊れた音になります。ショパンを気分よく快調に弾いていたときに、突然切れてがっかりです。

早速調律師さんに連絡。3日前に来てもらったばかりだったので、気が引けるのですが、仕方ありません。

我が家には、スタインウェイとヤマハのピアノが1台ずつあります。いつもは、ほとんどスタインウェイの方で練習をしています。コンサート前に会場がヤマハのピアノとわかっている時は、1週間くらい前から、ヤマハで練習します。でも、圧倒的にスタインウェイで練習する時の方が多く、どうしても酷使してしまいます。遂に、ピアノが悲鳴をあげたのです。

その後、昨日の午後からは、ヤマハで練習しています。これも切れないか心配です。ピアノの弦は1本1本、かなりの張力で張ってあります。1本につき80キロとも言われ、それが切れると、かなり跳ね返りがあります。あの、金属の線がパツンと切れる瞬間は、けっこう怖いものです。それで、その日一日はそのパツンッという音が耳から離れません。

過去の経験からいうと、1本弦が切れると、そのあたりの弦が何本か次々に切れたり、また、張り替えるので音も狂いやすく、落ち着くのに、少し時間がかかります。3日前にとても気持ちよく鳴ったピアノでしたが・・・・。

大事に使いたいのですが、練習はたくさんしたいし・・・。頭の痛いところです。

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庭の様子

2009年02月24日 | Weblog
昨日、庭に出ると沈丁花の香りが庭いっぱいに拡がっていて、その香りに一瞬で包まれました。なんと気持ちのよいことでしょう。グリーンシャワーならぬ、沈丁花の香りシャワーを浴びて、気分が爽やかになりました。

ずっとピアノを弾いていると、その世界に入り込んで、ともすると鬱のようになるときがあります。昨日は庭の沈丁花の香りで癒されました。
この季節は、まだ家の窓は寒いから閉めているので、家の中で香りを楽しめません。しかし、庭だけに香りを漂わせているのはもったいないので、たくさん切花にして、ピアノの部屋とリビングに飾りました。

他にも、椿が真っ赤にたくさん花をつけていて、例年になく鮮やかな赤になっていました。そちらも少し切って、父の遺影に飾りました。椿は、花全体がぼとっと落ちて首が落ちるなどと言われて、それが切花にして飾る時ちょっと抵抗があるのですが、あまりに美しい赤だったので飾りました。

その後、ピアノを弾いていると、時折、沈丁花の香りがほのかにして、気分良くピアノが弾けました。

お花って本当にいいですね。これから、春に向けてお花の季節。楽しみです。
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こもって練習

2009年02月23日 | Weblog
昨日は久しぶりに朝から晩まで、一日じゅう、ピアノの練習のための時間を持ちました。いつも、小刻みになってしまう練習ですが、昨日はゆったりとした気持ちで、練習に取り組みました。

このところ、いろいろ考え事が多く、複雑な思いも感じていましたので、ちょっと原点に戻ろうと思い、一日ピアノを弾いていました。純粋に音楽だけに励んでいたいという思いは、現実には可能ではないのでしょうけど、昨日一日は、そうしていました。

ずっと、雨も降っていてこもってピアノを練習するには良い環境でした。いろんな思いを断ち切って、弾いていくと見えてくるものもあります。私は、なにを大切にしながらピアノを弾いているのかとか、どうしたいのかとか・・・。
ピアノに対する自分の気持ちと対峙する時間が持てました。

先日、日本フィルのコンサートを聞きに行きましたが指揮者の小林研一郎氏が「100年に一度とも言われている、不況のときにこうやってコンサートにお運び頂き、ありがとうございます。」と挨拶されました。
昨今の厳しい世の中の現状に、クラシックで音楽活動をしていくのは、難しいことがたくさんありますが、私の姿勢に共感してくださる方々と繋がりを持てれば、幸いだと思っております。


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コンクールの受賞

2009年02月20日 | レッスンメモ
先日、ピアラ・ピアノコンクールの九州A地区大会がありました。

コンクールで演奏する時は、その日の体調や気持ちの持ち方で、演奏がその都度変わってきます。どこかの大会ではとてもうまくいったのに、別の日には思うように弾けないということもあります。だから、同じ曲を弾いても、受かったり落ちたりします。初めての会場、初めて弾くピアノなど、いつもと違うことがたくさんあり、緊張もします。

でも、そうやって何回も落ちたり受かったり、一喜一憂しながら決して諦めずにチャレンジすることが大切だと思います。

今回の九州大会では、私の生徒の一人が1位に選ばれて、全国大会に出場することになりました。でも、これまで彼女は、いつも1位をとっていたわけではなかったのです。時には挫折感も味わいながら、けっしてあきらめずに、今回も果敢に挑戦してくれました。ここに至るまでには、本当にたくさんのチャレンジと努力があったのです。

何回か、思うような結果がでないとがっかりするし、自信もなくなるし、本人の気持ちもだんだんトーンダウンしがちです。今回も、ちらしは置いておいたにしても、こちらから、コンクール出場に誘うことを躊躇していました。だけど、「先生、これ受けたい」と彼女の方から言ってくれて、そこから始まったのでした。決して、諦めず逃げない姿勢を、生徒が教えてくれたのです。

今回の1位入賞は、音楽の神様からの贈り物ですね。

それを忘れずに、また全国大会を目指し頑張ってほしいものです。
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コンサートから帰りました

2009年02月18日 | レッスンメモ
昨晩は、私のピアノのコンサートでした。ある会のメモリアルパーティーのイベントとして、パーティーの前にコンサートを企画されたのでした。

200人以上のお客様がいらしている会場で、ステージのピアノのまわりに、ものすごい量のお花が飾ってありました。まるでお花畑の真ん中でピアノを演奏しているような感じでした。

ショパンのワルツ、ドビュッシーの月の光、レクォーナのスペイン組曲、メンデルスゾーンの小品などを弾きました。レクォーナのスペイン組曲は、だんだん自分のものになってきた感があり、思う存分自由に弾けて、気持ちよかったです。

皆様とても熱心に聴いてくださり、ピアニッシモの小さな静かな音の時も水を打ったように静かで、曲の静けさを演奏する側と聴く側が共感できた思いで、とても満足でした。

スタッフの方々がとてもあたたかくて熱心に応援してくださいました。私のCDを少し持っていったのですが、5分で完売したそうで、嬉しいかぎりでした。感謝の気持ちを忘れず、励んでいきたいと思います。
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お掃除

2009年02月12日 | Weblog
私の苦手科目の一つは、お掃除。いつもいつも、気になってはいるものの、なんだかきれいになりません。本当は、すっきり整理整頓されて、物が出ていなくて、床とガラス窓がぴかぴかのおうちが好きです。一本すっと背筋が伸びるような凛とした、良い意味での緊張感のある雰囲気のお部屋。そんな家にしたいのです。家族は、私がそんなに気にならない性格と思っているようですが、本当は気になっています。

しかし、しかし・・・お掃除のための時間と労力は、後回しになってしまいます。現実は、ちっとも凛としていません。何回も反省し、これがピアノの演奏にもつながって、緻密さにかけているのだと思うのに、なかなかできません。

時々、思い立って頑張ってやってみるのですが、しばらくするとまた気持ちが緩んできます。お掃除は、心の中のお掃除にも役立つと、本気で思っています。だって、清めると言う言葉は、いろんな教えにでてきますし、なにかの修行などでも、必ずお掃除をさせたりするでしょう。身を正して天命を待つとか、なにかで訓練する時も、お掃除です。

昨日はお風呂を磨いたり、カビ対策をやったりしました。我が家のお風呂はタイルで、ちょっと油断すると目地が黒くなってきます。けっこう、ゴシゴシこすって磨かなければなりません。体力がいります。

このところ、少し体重が増加した私としては、お掃除をして少し、シェイプアップせねばなりません。お掃除ってダイエットになりますよね。
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昨日の練習内容

2009年02月11日 | レッスンメモ
まず、いきなり暗譜でベルガマスク組曲を弾く。今日の調子を計ったところで久しぶりに、ピシュナの、指の訓練のための教則本をひろげる。全然鍵盤がつかめず、指のストレッチをやってなかったことに気がつく。指の間を一つずつストレッチして、ピシュナ再開。ストレッチをやると、全く違います。久々にピシュナを練習して、指のトレーニングに励みました。

次に、来週のコンサートのための曲、ショパンやレクォーナ、ドビュッシーなどをずーっと練習。部分練習や、通して弾いたり、片手をやったりします。

ちょっと、休憩して、チャイコフスキー四季の中から、2~3曲譜読みをしました。その後、遊びでベートーヴェンの皇帝をあちこち弾いて、やっぱりこの曲は、素晴らしいと再確認。また、オーケストラと共演したい、という熱がめらめらと湧いてきました・・・・。

遊んだ後は、もう一度コンサートの曲の練習。

最近、小春日和が続き、外の空気が気持ちよいですね。しばらく、サボっていた散歩ですが、昨日ちょっと歩いてやはり歩くのは、いいと実感しました。篭って練習する職業なので、外にずっといられないのですが、ほんの少しでも外気を吸って、
英気を養おうと思います。身体を動かすと、元気がでてきます。
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思い出話

2009年02月10日 | Weblog
先日、法事で家族、親戚が集まりました。遠いところから、久しぶりに叔父、叔母やいとこ達と会うことができて、懐かしかったです。

今回の法事は、お食事の時、故人の生前の写真などをスライドで見る時間が設けてあり、昔の写真を懐かしく見て、その頃の子供の時の話に花が咲きました。

こんな時じゃないと、なかなか全員集まったりしないもので、またお会いしましょうなどと言いながら、月日はどんどん過ぎていくものです。しかし、以前と違うことは、70代の方々が若くてお元気なこと。60代なんてまだまだ。いとこや叔母も、それぞれに頑張っていて、これから論文を書くとか、ヨガの先生になったりとか、いろいろチャレンジすると人生変わっていくものだなと思いました。

法事って、一族のリユニオンをさせてくれる、いい行事なのかもしれません。共通の知り合いをもち、共通の思い出や経験を持っているもの同士の、なんとなく通じる連帯感みたいなものに、心強いものを感じました。
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春は、すぐそこ

2009年02月07日 | レッスンメモ
昨日、今日と暖かいです。何といっても、日差しがもう春のそれ。光がぱーっと明るくなって光度が増しています。ちゃんと2月になると、光のひかりぐあいとでもいいましょうか、違ってきます。

気持ちのよい朝です。こんな時は庭にでて、荒れた庭の整理をして枯れ草を取り除いたりしたいところですが、なかなかできません。いつも、かまってあげない庭なのに、木々たちは、けなげに生きています。梅のつぼみも随分膨らんできました。沈丁花もたくさんのつぼみをつけて、今にもにおいたちそうです。

こんな植物を見ていると、勇気がでます。どんなに寒くても光とともに、目覚めてつぼみや芽をだし、そして成長する。

私は、このつぼみや芽が地中からひょっこり顔をだしているのを見るのが大好きです。花を見るのと同じくらい、好きです。新しい赤ちゃんの誕生をみるようで、文字通り、みずみずしいです。

私も、みずみずしいドビュッシーを弾けるよう、練習に入ります。
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マンマ・ミーア

2009年02月06日 | Weblog
久しぶりに映画を見ました。本番も近いのですが、ぜひ見たいとおもっていた映画で、思いきって観てきました。

タイトルは、今絶好調の売れ行きの「マンマ・ミーア」。もともと、ミュージカルを見るのは大好きで、ずっと気になっていました。

いやー!行ってよかったです。もう、最高に楽しい映画でした。懐かしいアバ(ABBA)の曲など往年の名曲がふんだんに使われていて、私たちの世代にはそれだけでも楽しめるし、もうそろそろ中年も後半?と思われる女優さんたちの、見事な踊りっぷりに唖然としました。とにかく、あのパワーがすごい!それに、これまでの映画では恋物語で悩める女性を演じてきたメリル・ストリープのはっちゃけた演技に、「さすが、女優」と脱帽しました。

ものすごく、勢いのあるテンポのいい映画でした。元気やらパワーをもらって、帰ってきました。練習時間を割いても行った甲斐がありました。帰ってちょっと調べていたら、なんと彼女たち、御歳60歳前後!完全に参りました。もう、弱音はけないなあ~。す、すごすぎです。
元気だしてがんばるっきゃないと心底、思える映画でした。
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ホールでの練習

2009年02月03日 | レッスンメモ
昨日は、別府市のビーコンプラザにあるフィルハーモニア・ホールで、フルコンのスタインウェイを弾いてきました。今日では全国各地の公的施設に立派な音楽ホールがあって、そこにスタインウェイが鎮座しているというのが、当たり前のようになっています。それらがどれくらい有意義に使われているかというと、各地で色々事情が異なるようです。

ビーコンプラザでは、新たな試みとして、30分1000円というお値段で、フィルハーモニア・ホール(最大1400人収容可能)の大きな舞台で、所蔵のスタインウェイ(フルコンサートグランドピアノ、D-274)を弾かせてくれるという企画を始めたのです。私は早速これに申し込んで、弾いてきました。

大きなホールで、練習するのはとても気持ちがよいものです。一時間、ドビュッシー、レクォーナ、ショパン、ムソルグスキー、メンデルスゾーンなど弾いてみました。客席は一人もいなくて完全なリハーサルの状態です。かなり残響がありました。自分の録音機を客席の中央や後部におきながら、響きを確かめました。自宅のスタインウェイで弾くのとはまた全然違い、フルコンの場合、自分のそばでなってる音がそのまま届いているのではなく、大きな反響版のおかげでどうもバイブレーションがかかったり、きらめきを加えながら、少し時間差があった後、音が発生する感覚です。ですから、二重に聞いているような感覚になりながら音を奏でていきます。(これは私だけが勝手に感じていることですが)それになれてくると、二重でなくなり、いっしょになって音が膨らみます。響きがピアノの向こう側から聞こえる感じです。これが、気持ちよいです。やっぱり、フルコンはいいですね。

帰って、録音を聞いて愕然としました。なんと、気持ち良いと思っていた音は、元気がありすぎ、曲によっては、はしたない感じでした。自分の弱点も発見でき、今日から修正にかかります。ホールで事前にチェックできると本当にありがたいですよね(本番でなくてよかった)。良い経験ができて、この企画に感謝です。また、やってもらいたいなと思いました。
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お茶会兼弾き合い会

2009年02月02日 | レッスンメモ
昨日は、私の教室の大人の生徒さんばかりの弾き合い会でした。前日の弾き合い会とは、全く違う会ですが、偶然に連日となりました。

私の生徒の大人の生徒さんばかりが、我が家に集まり勉強している曲を弾き合い、ケーキやお茶などをお出しして、おしゃべりをする会です。それぞれ、マンツーマンのレッスンなので、日頃同じ門下でも知らない同士だったりするので、せっかくなら時々集まって、お互いに刺激し合って、ピアノに励んで欲しいことと、もう一つは、出会いの場となって、ピアノの話題も含めいろいろなお話をして交流するきっかけになればとの思いもあって、定期的にやっています。

昨日は午前10時始まりでした。皆さん、いつもの我が家のレッスンと同じピアノなのですが、ちょっと人がいると緊張して弾きます。私も同様です。人が聞いているかいないかで、こうも違うものなのです。

しっかり緊張した後に、ほっとしてお茶会に入ると、楽しいおしゃべりに花が咲きます。また、やりますので、今回ご都合の悪かった方も次回いらしてください。
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