ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

年の瀬に

2006年12月31日 | Weblog
今年も、もうあと少しで終わり。
今年も、いろいろありましたが、無事に過ごせて本当によかったです。

今年は、CDリリースしました。これが、一番のビッグイヴェントかな?
たくさんのコンサートで、聴きに来て下さった方々との出会いがあり、本当に幸せな一年でした。

昨日は、我が家の庭で、餅つき大会をしました。友人とその家族で、総勢26人!!すごい人数でしたが、立派に餅つきできてみんなでおいしくいただきました。
今日は、かけこみで、大掃除をして何とか無事にやるべきことを終えた感があります。

来年は、今年以上に生徒とのレッスンに励み、また、コンサート活動では、バージョンアップした、磨きのかかった愛野由美子に変わりたいと思います。

今年一年、ブログを読んでくださり、また応援して頂きありがとうございました。皆様の来年が、幸多い一年でありますようお祈り申し上げます。
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印象に残るコンサート

2006年12月25日 | コンサート
自分が弾くコンサートも、聴くコンサートも、今年ぶんがすべて終わりました。
この秋から冬にかけては、よくコンサートを聴きに行きました。

ピアノ、室内楽、オーケストラ、合唱など、いろいろでかけましたが、石坂団十郎のチェロとピアノで共演、伴奏をしていた、ホセ・ガジャードのピアノが印象的でした。ふんわり包み込むようなピアノの音、柔らかな繊細なタッチ。耳から離れず、しばらくしても、ふっとあの音がよみがえって来ます。もうひとつは、NYフィルを指揮したロリン・マゼールの指揮の姿。もう、おじいさんなのですが、あの、きりっとした指揮ぶりがかっこいい!!

私も、来年はセンセーショナルなスタートをきりたいです。大変身して、超うまくピアノが弾けるとか・・・・。
いつも、夢みてるんですが、なかなか現実は厳しい。(当たり前ですが)
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フラメンコ

2006年12月19日 | Weblog
実は、今年の夏の終わり頃から、フラメンコのレッスンに通っています。

身体を鍛えるために、ジムに通っていたのですが、黙々とジムの中で、機械と戦いながらやるのは、あんまりおもしろくなく、だんだん足が遠のいていったのです。

そもそも、私の生活は、黙々と・・・が多すぎです。第一、ピアノの練習は当然黙々とピアノを弾きます。(頭の中では、いろいろしゃべってますが)趣味の、庭いじりも、家事も・・・。生徒とのレッスンは、黙々と・・ではありませんが・・・。

というわけで、頭もちょっと使いながら身体が鍛えられるダンスをしてみようかしら?と思ったのがきっかけだったのですが・・・。
通い始めて、すぐに心得違いをしていたと反省しました。先生はじめ、生徒のみなさんは、いかに美しくかっこよく、きちんと踊るかに一生懸命。私みたいに、まあ、身体を動かして気持ちよくなってそれで良しなんて、申し訳なくて、とてもいえなくなってしまいました。

しかし、先生や、クラスのみんながとてもいい方たちなので、こんな私でも(私は全くの初心者!!)なんとか楽しく続いています。

ピアノを弾いて、ステージをはるということは、けっこう体力がいります。だんだん年齢とともに、鍛えないとどんどん体力が衰えていきます。朝の愛犬との散歩だけでは、もうだめなんだと思っています。いろいろ、やりたいことはあるんですけど、朝の散歩、ストレッチ、週一回のフラメンコ、これは続けようとおもっています。

寒い冬だからこそ、身体を動かさなきゃ!(これは、ほとんど自分に言い聞かせていることですが・・・)
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願い事

2006年12月12日 | Weblog
「自分の願ってることを、口にだして言ったり、なにかに書いたりすると、希望がかなう」とある人が言いました。その後、なにかの本にも、そう書いてあって、(しかも、複数の本やインタヴュー記事など)これは、本当かもしれないと思っています。

私も、心に持ってる願い事があります。欲張りなので、たくさんあります。
ピアノがうまくなりたい。 私も家族も健康でいたい。 お掃除してくれる魔法の杖がほしい。(笑)おいしいものを食べたい。 みんなと仲良くしたい。 いつも、平和な世の中であってほしい。 ばりばり仕事やりたい。 災難にあわずにあたりまえの生活をしたい・・・・・。

ひどく、強欲ですね。こんなに書くとかえって、神様からそっぽをむかれるかも。
とりあえず、今年はひとつだけ、お願いすることにします。(もう、あと少しで今年は終わるんですよね)

みなさんは、何をお願いしますか?

街は、クリスマスの雰囲気でいっぱいです。
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ある日々のスケジュール帳

2006年12月07日 | Weblog
今年もあと20日あまりで、終わります。毎年毎年、あっという間ですね。

さて、私も皆様と同様、忙しく日々過ごしていますが、今週末は、今日から、けっこうハードです。

12月7日:今日中に、9日のクリスマスパーティーでの、ピアノの仕事に向けて曲を選定し練習して仕上げる。(なにせ、昨日依頼されたばかり!)夕方から、出張レッスン。帰宅は、夜10時。

12月8日:午前中外出、午後2時から、ず~っと夜9時過ぎまで、自宅で生徒のレッスン。

12月9日:午前中、自宅で生徒のレッスン。午後も、3時までレッスン。
自分の練習後、夜、会場に行き、本番。

12月10日:コンクール審査のため、11時に会場へと出発。・・・

という中をぬって、なんとか洗濯物と家族の食事の用意をして、庭の花木に気を配り(少しだけですが)犬と猫の世話もし(最低限ですが)子供のお弁当をつくり(簡単ですが)先日宣言した、自分の練習も少しでもやって(これは本気)・・・

なんてやってると、年賀状、大掃除、クリスマスカード、お世話になった方や、子供たちへの、プレゼントなどのお買い物・・・etc.
これは、いつやるんでしょうね~。(これらをすぐ、後回しにしてしまいます)という状態に陥ります。

パンクしそうなくらい抱えながら、でも、そんな忙しく仕事するのがやっぱり好きな私です。ようし!やるぞー!と立ち向かう元気がわいてくるのです。ピアノの仕事、つくづく好きです。
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私の最近のピアノ練習

2006年12月04日 | Weblog
急に寒くなりました。今朝の冷え込みは、なかなかのもので朝7時すぎに愛犬と散歩しましたが、なかなか身体が温まらず、普段より長く歩きました。

ピアノを弾く時も、ウォームアップに時間がかかる季節です。身体は硬くて、指はかじかんでいるので思うように指が動きません。やっと、ほぐれる頃にはいったん練習を中断しなければならない時間になったりします。
これでは、練習がはかどらないので、スタートを早めて練習時間を増やすしかないのですが・・・。

12月。いろいろやるべきことがたくさんあって、なかなか練習が計画通りにはいきません。こんな時は、宣言しちゃうとひっこみがつかなくなって、ちょっとがんばれるかな?と思い皆様に、私の練習状況と、計画を宣言してみます。

今、携わっている曲は、リストのメフィストワルツ、ベートーヴェンの熱情ソナタ、メンデルスゾーン、プロコフィエフ、アルベニスの小品を数曲。でも、今一番大切にしているのは、基本練習。スケール、アルペジオなどといっしょにピシュナをはじめ、テクニックや指を鍛える練習法。

最近、コンクールや、若手のコンサートなどを聞くと、ほとんどみんな、テクニックがすごくて、なんでも楽譜どおりには、弾けて当たり前みたいになってきています。では、その中でなにが違うか・・・・。私は、音そのものだと思います。表現力もいります。でも、音自体に魅力がないと、光らないのです。

そのためには、どれだけ基本が大切かということを、痛感しています。弾けばひくほど、あるいは、この歳になってやっと少し音楽がわかるようになって、音の質の大切さをつくづく思うのです。

でも、いい音で弾きたくても、手が指をコントロールできないとうまくいきません。そこで、もう一度、原点に戻って基本をしっかりやると決めました。今度は子供の頃より、もっとよく音を聴き、吟味しながら、基本練習をするつもりです。

だから、基本を中心に、今月中に、最低3曲仕上げ、あと、来週楽譜が手に入る、ラフマニノフと、コルサコフの譜読みをします。

わ~!宣言してしまいました。(クク苦しい・・・)
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私の生徒たち

2006年12月01日 | レッスンメモ
私のピアノ教室にやってくる生徒は、とてもさまざまです。まず、年齢は4歳から60代まで幅広く、ピアノのレヴェルは、初めての方から、コンクールで入賞する方、音大を卒業してピアノの先生をやっている方まで、ものすごい幅です。

その生徒の、目的に応じて、レッスンの内容やメニューも変わります。それぞれの生徒に応じた対応をしたいと思っているので、生徒の年齢やレヴェルが違うほど、こちらも、気持ちを切り替えて、頭も切り替えて、なにが、その生徒に一番適切かを、常に意識していなければなりません。

私が話した内容の理解ができているかどうかの判断も注意深く行い、それによってレッスンの内容を決め、深めていきます。

性格もあります。熱心な方、まじめな方、波のある方、子供にいたっては、お話の聞ける子と、すぐ集中できなくなる子、我慢できなくなる子・・・など。

大人の方は皆さん忙しくて、時間の割り振りが大変です。毎週来れる方や10日に一度の方、2週間に一度・・・とさまざまですが、それぞれやりくりして頑張って、ピアノに向ってくれているというのが、私としてはとても嬉しく、それぞれのペースでいいから、続けることが大切だと思っています。

と、いろいろですが、みんなどこか一つか二つ、あるいはもっと、いいものを持っています。たとえ、全然熱心に練習しない子供の生徒でさえ、曲を弾く時ちょっとした物語や、絵が思い浮かべるようなことを添えてあげると、目がきらきらしてきたり、冗談をまじえたりすると、のってくれます。

もちろん、まじめな生徒とは、作曲家の人生も踏まえたお話もできるし、それと重ねながら、音そのものの研究もいっしょにやれるし、レッスンの内容は、どんどん広がり、尽きることがありません。

そして、レッスンが終わったあとすごく気持ちよくなるんです。私って、根っから生徒とレッスンするのが好きなんだなとつくづく思います。
いろんなレヴェルがあるけど、生徒が一歩ずつでも、前進しているのをみるのがすごく楽しいのです。

そして、子供とも大人とも、年齢をこえて、音楽を通じて、心がいきかう瞬間があります。目と目があってにっこりしてくれる子供や、人生のお話までいっしょにする大人の方や・・・。

この心の交流があれば、一緒に音楽を勉強していけます。
本当に、愛すべき私の生徒たちです。
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