ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

PTNAピアノステップ in 東京都調布市

2018年09月30日 | レッスンメモ
昨日(9月29日)は東京の調布地区、グローリアステーションのステップにアドバイザーの一人として、お伺いしました。ご参加の皆さんがそれぞれ丁寧に音を紡ぎ、音楽を大切にして演奏されているのが印象的でした。そんな演奏に一日中ひたりながら、一生懸命審査させていただきました。



今回ご一緒させていただいたアドバイザーは、角野美智子先生と秋葉芳美先生。仕事の終わった後は、和気あいあい、楽しいひとときを過ごしました。猫ちゃんやワンチャンの話、発表会、ピアノ指導の話など、いろいろ盛り上がって、実りある出会いでした。

永井祐子先生はじめグローリアステーションの皆様に、とてもあたたかいお気遣いをいただき、本当に感謝しています。

しかし、しかーし、こんなふうに実りがあって楽しいだけですまないのが私の人生。今日(9月30日)は台風24号の真っ只中。予約していた今朝の帰りの飛行機は、昨夜すでに欠航が決まるという手際の良さ。でも私くらいの雨女、嵐女になると、これくらいではへこたれません。さてどうしたものかとあれこれ試案した末、思い切って飛行機はあきらめて、朝一の新幹線で一路九州まで陸路をたどることにしました。そしたらこれが大正解! 東京から小倉経由、別府まで、ずっと定刻通りでスムーズに無事帰宅できました。JRの皆さんのおかげで夕方からのレッスンも予定通りおこなうことができました。 感謝です! 

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ハーイック・カザジャン ヴァイオリン・リサイタル

2018年09月21日 | レッスンメモ
10月28日の日曜日、アルメニア出身で主にロシアで活躍する気鋭のバイオリニスト、ハーイック・カザジャンのヴァイオリン・リサイタルが、別府のビーコンプラザで開かれます。共演は私の敬愛するピアニスト、本多昌子さんです。また、ハーモニアスさん主催の演奏会ではおなじみの、若手演奏者によるオープニング演奏は、今回、私の教室の生徒で高校2年生の村上鈴花さんがつとめさせていただくことになりました。とても光栄なことだと嬉しく思っています。


「ハーイック・カザジャン ヴァイオリン・リサイタル」
日時:2018年10月28日(日)、開場13:30 開演14:00
場所:別府ビーコンプラザ、国際会議室
演奏:ハーイック・カザジャン(vn)、本多昌子(pf)
チケット:一般1000円、学生500円
オープニング演奏:村上鈴花(pf 日田高校2年生)
主催:ハーモニアス別府

皆さまお誘いあわせの上、是非お越しくださいませ!

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ソルフェージュクラス

2018年09月14日 | レッスンメモ
先日のブログに書いた通り、読譜力を身につけることはとても大切なこと。そして読譜力を鍛えるにはソルフェージュのお勉強が欠かせません。そこで久しぶりにソルフェージュクラスを再開しました。新しく入ってきた小さな生徒たちもいるし、はやくやらなきゃと、ずっと気になっていたのでした。私の教室ではソルフェージュのお勉強は普段のレッスンとは別に、私が時間が取れる日にソルフェージュクラスを開いて、希望者が参加するというかたちで、実施しています。ピアノのレッスンはマンツーマンでやりますが、ソルフェージュのお勉強は、みんなで一緒にワイワイ楽しくやった方が刺激的でしかも効果的です。同じ教室に通っていてもいつもはレッスン日が違っていて、あまり会うことのない生徒さんや親御さんたちが互いに仲良くなれるチャンスでもあります。

教室のソルフェージュクラスはレベルに応じてAとBの二つのクラスに分かれています。それぞれのクラスで、音読み、音あて、音書き、リズム打ち、拍の感じ方、和音、音程、初見、などなど、やるべきことはいくらでもあります。少しでも効率良く、順序だててプログラムを作ろうとすると、これがまた結構大変! 

ソルフェージュの力がつくと譜読みが楽になるし、音感も鍛えられます。それはつまりピアノ演奏の練習が格段に効率的になる、ということです。例えば、1か月先に本番を迎えるということが決まっている場合、譜読みに1週間かかる子と、2週間かかる子とでは、演奏の練習に使うことのできる時間が違ってきます。また、正確な譜読みが出来ていないのにむやみに練習してしまうと、間違った弾き方を覚えてしまって、かえって逆効果です。なるべく早く正確な譜読みができるようになるためには、ソルフェージュのお勉強は欠かせません。なるべく小さなうちから楽譜や音感、リズム感などが身に付くように、もっともっと楽しく学べる工夫をしていきたいと思っています。

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譜読みの力

2018年09月03日 | レッスンメモ
記録的な暑さだった今年の夏も、ようやく終わったようです。9月に入ると同時に、朝晩の風が秋の気配を運んできてくれるようになりました。秋を感じると心が改まり、なんだか色んなことに、もっと落ち着いて取り組みたいという気分になります。

夏のコンペシーズンが終わって、ふと感じることは、やっぱり読譜力って大事だなあということです。もっともっと生徒の読譜力の強化に取り組まなければいけないと思っています。小さいうちに自分で譜読みをする習慣をつけておかないと、結局後で苦労します。

お子さんが小さな頃はお母さんが横についていちいちドレミを先に言いながら練習させているケースがあります。そうすると早く弾けるようになるし、いいことのようにみえます。ところがあんまりそれを続けていると、その子が指示待ちをするようになり、音符を自分で読もうとしなくなります。つまり「そこそこ弾けるけど譜読みが苦手な子」になってしまいます。とりあえず早く弾けるようにして先にすすませたいというお母さんの熱心さの現れだと思いますが、そこをぐっと我慢して、子供が自分で楽譜を読む力、これを育てるということを意識しながら、サポートするようにしてください。
「プレインヴェンション」

だんだん曲が複雑なものになってくると、耳コピやお母さんが横でドレミを言い続けるという方法では追いつかなくなってくるのです。ピアノを弾くことが楽しくてこれまでやってきたのに、弾く手前で(譜読みの段階で)苦労して時間がかかりすぎてしまって、思うように弾けず面白くなくなるという結果に陥ります。

譜読みはコツコツと努力して数をこなして慣れていくのが一番です。複雑な曲になればなるほど、私だってスイスイ読めなくて苦労はしますが、その譜読みの大変さを乗り越える耐性みたいなものを、なるべく早い時期から培っていかなければなりません。譜読みとはそういうもの、ということを知ることが大切です。でも譜読みは苦しいことばかりではありません。新しいメロディやハーモニーに出会う楽しさもあり嬉しい驚きもあります。いずれきっと譜読み自体を楽しめるようになるはずです。

今月からは導入期の生徒たちを中心に楽典やソルフェージュを面白く楽しく工夫して、レッスンの時間中に取り入れていきます。本来のピアノのレッスン時間がその分少なくなってしまいますが、ここはやはり大切なことなので、しっかりやろうと思っています。また、夏のコンペが終わり、数か月ぶりに通常のレッスンとは別にソルフェージュクラスも再開します。私も頑張ろうと思います。

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