ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

ゆうあいコンサート終了

2007年05月27日 | コンサート
5月24日は、佐賀県鹿島市にある「ゆうあいホール」でピアノリサイタル開いてきました。



ここでのコンサートは去年に続いて今年で2回目です。いつもながら、主催者、スタッフの方々がとても暖かくて、リハーサルの時から気持ちよく仕事させて頂きました。

メンデルスゾーン、ラフマニノフ、アルベニス、リストなどを弾きました。大好きな曲ばかりで、思いっきり感情を自由に表現しました。

こちらのホールは、バックの庭園が広々として美しく、ゆったりとした空間の中で弾くことができるので、とても自由に弾ける気がします。

夕方から、夜にかけての景色や空の色の変化のグラデーションは、見事です。写真を見て私もびっくりしました。こんなに美しい風景の中にとけて、ピアノを弾かせてもらってるなんて、幸せです。ホームページの写真館をごらんください。

視覚的にも美しい環境の中で開くコンサート、「生の音楽をゆったりと聞けて最高だ」と、お客様にもご好評をいただいています。今年は去年の2倍くらいのお客様だったそうです。

私も気持ちよく楽しんでピアノを弾かせていただきました。
あーコンサートって楽しい!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日傘

2007年05月22日 | Weblog
いいお天気が続き、とても気持ちがいいですね。通りは、日傘をさす人も増えてきました。

ここ3~4年、黒の日傘が流行しているようで、いまや黒ではない日傘だと肩身がせまいような気になるくらいです。

UVカットのためという、ふれこみでブレイクしたと思っていたのですが、先週の日経新聞には、黒の日傘が紫外線防止に必ずしも効果があるとは言えないということが書いてありました。

私は、日傘はどんなに黒が流行しようと、白や、淡い涼やかな色が好きです。やはり夏らしい、見た目に涼を感じる色がすっきりした気分になります。

水打ちしてある玄関に、絽の着物を着て涼やかな日傘をさして、たたずんでいる女性を見たからでしょうか?子供の頃の事ですが、一枚の絵のように私の中に残っていて、ずっとあこがれています。

今日、今年初めての日傘をさしました。もちろん、白のすかしの入った日傘です。格好は、絽の着物と、いきたいところですが、ジーンズでした。
う~ん。なかなか優雅には暮らせません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆうあいコンサート

2007年05月17日 | コンサート
来週は、ゆうあいヴィレッジ・コンサートです。
昨年、初めて呼んでいただき、今年もソロコンサートをすることになりました。

このコンサートは、去年、演奏活動をやめるべきかもと悩んでいた私を救ってくれたコンサートです。

あの頃の私は、以前のブログにも少し書いたのですが、自分の演奏が思うようにいかず、もう私はだめなんだと思いながら、すでに契約したコンサートだけは、全力でこなそうともがいていました。
そして、このゆうあいコンサートの時に、奇跡的に納得できる(自分の中で)演奏ができて、やはりコンサート活動をやめないことにしようと決心したのです。

コンサートでの演奏というのは、うまくいくかいかないかは、その時の調子や練習量や集中力の持っていき方によって大きくちがってきます。まるで、別人が弾いているような結果になる時もあります。そして、こんなはずじゃないのに・・・という演奏しか出来なかった時は、ものすごく落ち込みます。(これも、回を重ねるといちいち落ち込んでいられないのですが)そんなことが、続くと絶望してしまうのです。

なんとか、続けていけるのは、私のコンサートを再度聴きたいと言って下さる方や、何度もコンサートに呼んでくださる主催者の方や、聴きに来てくださるお客様がいらっしゃるからです。

今後の課題は、できるだけ安定した演奏ができるようになること。人間のやることで、本番一発勝負なので、まったく同じようにとは、いかなくても、最高に弾けた!!とまず、自分が感じられるような、気持ちのよいコンサートが、いつでもできるようにしたいものです。それが、お客様への満足にもつながると思います。主催者の方に「あの人今日は大丈夫かしら?」なんて心配させるコンサートでは、よくないに決まってますものね。

確実性、安定性を心がけて、納得のいく演奏ができるよう、頑張りたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あわせ

2007年05月13日 | コンサート
ここのところ、ソロのコンサートばかりでトリオ、デュオ、伴奏など、他の方々とあわせる演奏がありません。

NY時代には、トリオを組んでいましたが、日本に帰ってからは2年くらい前にピアノデュオや、バイオリンの伴奏をやって以来しばらくやっていません。

そろそろ、どなたかとあわせたい気持ちがむくむくと湧いてきました。私は、ソロを中心に活動していますが、あわせるのも大好き。ヴァイオリンや、チェロなどと息をあわせて、音楽をつくっていくおもしろさは格別です。

ピアノ弾きは、だいたい孤独な仕事ですが(一日中一人で練習という時間が多いし)トリオや、伴奏などで一緒に音楽することは、孤独感から解放されますし、なんといってもいっしょに作り上げていく楽しさがあります。時には、ぶつかったり、勉強になったりしながら、切磋琢磨していくのです。

しかし・・・・・。お相手がいないことには、どうにもなりません。
室内楽もやりたいし、伴奏もやりたいです。どうぞ、お見知りおきを!

もちろん、ソロ活動は大切な、私の核の部分です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芍薬の花

2007年05月07日 | Weblog
この写真の花、なんという花か、ご存知ですか?これは芍薬(しゃくやく)の花です。
私の大好きな花のひとつで、我が家に咲いた自慢の花です。



私の祖母が育てていた実家の庭の芍薬を株分けしてもらい、3年前に我が家に植えたものです。祖母は、私が高校生の時に亡くなっていますが、庭やお花が大好きな人でいろんな花木を楽しんでいました。実家の庭はいまでも四季折々、きれいな花が咲いています。我が家の庭にも、こうやって祖母が育てた芍薬の花が咲くと、なんだか昔のことが懐かしく思い出されて、最高の形見分けになっています。

こうやって、花や木は次の世代に受け継がれいくのですね。クラシックの曲もそうですね。昔の人が作曲した曲を次の世代、そして次の世代へと大事に引き継ぎをしていきたいものです。

余談ですが、祖母の名前が、愛野すみれ。ぴったりの名前でした。ちょっと出来すぎみたいですが、本当の事でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする