ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

今年も終わり。

2010年12月31日 | レッスンメモ
いよいよあと数時間で新年です・・・。

今年は、音の泉ホールやエイブルホールでのリサイタルを始め、いろんなコンサートに多くの方に来て頂き、本当に感謝しています。教室の生徒さんも増えて、たくさんの方々と出会えたことを嬉しく思っています。

そして、このブログを読んで下さった読者の皆様、ありがとうございました。来年も頑張りたいと思います。

それでは、皆さまのご多幸をお祈りいたします。また来年もよろしくお願いいたします。

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風雨の餅つき大会

2010年12月31日 | レッスンメモ
昨日、無事餅つき終了しました。幸いにも天気予報は少し外れて、暴風雪ではありませんでしたが、時折雨模様の中、たまに冷たい突風が吹くというお天気でした。

庭に雨対策のタ―プを張って、寒い中を男性軍は餅つき開始。つきあがったお餅を丸める女性軍は、いつもは庭にテーブルを出して臼の横でやるのですが、昨日は家の中でやりました。こちらは暖かい中でしたので、男性軍には申し訳なかったですね。それでも午後になったら、雨もやんで、なんとか25キロのもち米をつき終わりました。

一日スキーをした後のときみたいに、餅つきというのはつき上がった後が楽しいんですよね。寒い寒い外から、暖かい家の中で宴会開始。みんな呑むわ、食べるわで、我が家はちょっとした料理屋さんに変身します。おしゃれな料理はできないけど、心をこめて作った手料理オンパレードにして、最後の締めは、私特製の鶏がらスープのお雑煮です。

今年も一人一人にいろんなことがあったことと思いますが、ここで笑って食べて、全部チャラにしよう!って、みんな気概を持って楽しんでいました。なんか、何も言わず気持ちの通じる仲間と楽しい一晩過ごせるのは、幸せですね。私も、ぜ~んぶ嫌な事はチャラにして、昨日一晩で吹き飛ばしました。

さて、これから昨晩のお片づけと文字通り一年分の大掃除をいたします。それでは皆さま、良いお年を!!

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仕事納め

2010年12月30日 | レッスンメモ
昨日は、教室の今年最後のレッスンでした。最後の生徒のレッスンが終わった後、しばらくぼんやりとピアノの部屋で感慨にふけっていました。


今年もこの教室で、いろんな曲が流れ、いろんなやりとりがあって、いろんなドラマが展開されました。たくさんの生徒さんが雨の日も、暑すぎる夏も、寒い日も、忙しい日もよく通ってくれました。
これからしばらく教室は年末年始のお休みです。

今年も無事に教室が終了したことに感謝し、ここに通って来てくれたすべての生徒さんたちに感謝しています。また、来年もいっしょにがんばりましょうね!

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暴風雪

2010年12月29日 | グルメ
ここ九州では、今日はいまのところ晴天。九州にしては、寒い日ですが、まあこれが冬というものでしょう。

我が家は、親しい友人を招いて毎年年末に餅つき大会をすることにしています。餅つきのあと、みんなで夜まで呑みかつ食べて、最後は、私の自慢の鶏がらスープの雑煮で締めることとなっています。友人が、「この餅つき大会が終わらないと、正月がこないんだよな」なんて言ってくれる年末の一大イベントなのです。毎年そうとう力を入れて張り切ってやっています。そしていよいよ明日がその餅つき大会の日なんです!

しかし、しか~し、明日の天気予報は、「暴風雪」なんでございます

「暴風雪」⇒ 「風速が毎秒20メートルを超える風を交えた猛吹雪。ブリザード」

なんですか、これ。ここは九州ですよ。しかも山間部じゃないんですよ。「海沿いの平野部」で温暖なところなんです! ここでこんなの今まで見たことも聞いたこともありません!!

ずっと、楽しみにしているのです。今年は、何を料理して何を用意するとか、入念に計画してきたのです。中止したくないのです。今まで一度だけ、ちょっと小雪の舞う餅つきの年がありました。あとは、毎年、いいお天気に恵まれてきたのです。なのに、「暴風雪」って、そんな呼び名の天気予報なんて知りません!

ああ、どうしよう。家の中でつく訳にはいかないし、吹雪の中で餅つきなんて可哀そう(つくのは殿方)。今日、判断せねばならないのです。どうしてかっていうと、もち米は一日前から水に浸しておかなければならないからです。買い出しだって20人分くらいあるので、もし中止になったら夫婦二人で食べられるもんじゃありません。

皆さんなら、どう判断されますか? 私の頭は、思考が止まってしまっています。

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ちらし

2010年12月28日 | レッスンメモ
来年使うチラシのことで担当の方とあれこれ連絡を取っています。自分のコンサートのチラシと、秋に結成したピアノ・デュオ、「ロイーヴ」の宣伝用の二種類のチラシです。

いつも、チラシを作るときには担当の方に写真とプロフィールとその時のプログラムをお知らせするだけで、あとは全部お任せすることにしています。デザインやキャッチコピー、色使いなど、全部お任せです。もともと私は絵が下手で、小中学校の図画工作や美術はものすごく不得意でした。ついでにお裁縫も不得意。要するに、デザインや工作関係はものすごく不器用なのです。

ということで、自分では全然できないくせに、出来あがったものの確認や校正を頼まれると、ちょっとここをこうして欲しいとかああして欲しいとか欲求が生まれてきて、色々変更をお願いしてしまいます。しかも後から間違いに気がついたり、うっかりして忘れていた事項などが見つかり、それも変更をお願いしなくてはいけなくなって、ご迷惑のかけ通しです。それでも、担当の方々は、嫌な顔ひとつせずに、にこやかに対応して下さるので、いつも感謝しています。今回も、歳の瀬にも関わらず、何度もやり変えて頂いています。有難いことです。

先日、来年の希望ややりたいことや欲しいことを書こうといったのですが、私の場合、反省もかかなきゃな~と思っています。とにかく、この不注意、おっちょこちょいを直す必要があります。これって、ピアノ演奏にそのまんまでるんです。ピアノの演奏というのは、本当に恐ろしいくらい、その人の人柄というか全人格が透けて見えるものなんですよね。おっちょこちょいの人はどうしても演奏がおっちょこちょいになってしまうのです。来年はもっともっと早めの準備を心がけて、落ち着いて、自信を持って本番に臨みたいと思います。

ということで、とにかく、チラシ担当の皆様には感謝しております!!


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サンタクロースに会った男の子

2010年12月25日 | レッスンメモ


昨日の朝のことです。

ビルの一階ロビーの広いスペースでは、クリスマスのイベントが開催される予定なのでしょう、セットの設営の真っ最中でした。ここのビルは、吹き抜けになっているので、上の階からもロビーの様子が一望できます。私が、エスカレーターで2階から降り始めた時に、1階のロビーにサンタクロースの格好をした3人が目に入りました。そして、そばにいた親子に、サンタの一人が「ホホホーイ」と言いながら、握手をしているのが見えました。

その後、3人のサンタは、エスカレーターに乗って昇って来ました。サンタクロースの衣装に身をまとい、大きな白い袋を肩にかついで、つけひげをつけた3人です。きっとアルバイトの学生さんかなにかで、今日一日サンタさんの役をやるのでしょう。私は、その3人とエスカレーターの昇りと下りの通過点のところですれ違いました。一階のロビーを見ると、先ほどサンタさんに握手してもらった3歳くらいの小さな男の子が、口をぽか~んと開けたまま、目をまん丸にして、ずっとその三人組のサンタクロースさんたちの後ろ姿を見つめていました。そばにいるお母さんがその子に向かって「ありがとうは?」なんて声をかけているのですが、何も耳に入らないようすで、ただひたすら、かなり長い間ずっとサンタさん達のことを目で追っていたのでした。

男の子は、本物のサンタクロースに会ったことに驚いて、嬉しくて、感激して、いつまでも見送っていたのです。そんな坊やの姿が愛らしくて、私も嬉しくなって、つい微笑んでしまいました。そのとき、お母さんと目があいました。お母さんも私も、お互い、間違いなく同じ思いを共有した者同志という感じで、軽く会釈してにっこり挨拶しました。

早朝の寒い中、歩いて出かけてきた私でしたが、なんだか、とてもあたたかな気持ちになって、寒さを感じなくなったのでした!

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てことば

2010年12月23日 | レッスンメモ
二年に一回、名古屋で開かれる国際的なデザイン関係のコンペティション、「第7回国際コンペティション 名古屋デザインDO! 2010」で、なんと、私の友人のお嬢さん、吉田由梨さんの作品が、最高賞のグランプリを獲得しました!! その作品名は「てことば」。彼女自身の解説によると、「手話(てことば)を使い、言葉が生まれる瞬間を追体験」してみたいと思って取り組んだ作品だそうです。

音楽の世界でもそうですが、このコンペティションも、若い、新しい才能を発掘するために大々的に行われているものだと思います。それに挑戦して、見事に栄冠を射止めたなんて素晴らしいじゃありませんか!! どんな作品かは、こちらからご覧になって下さい(ただし、本物は動画(映像作品)らしいのですが、ここでは残念ながら静止画像でしか見ることができません)。

吉田由梨さんのお母さんとはアメリカで暮らしていた時に知り合って、それ以来家族ぐるみでお付き合いさせていただいてます。ご両親とも特に美術関係にご縁があるわけでもなく、小さな子供のころからどうしたわけか、そちら方面に素晴らしい才能を発揮するお嬢さんの姿に、感心するやら、ハラハラ、ドキドキするやら、ただ、ひたすら、ずっと見守り続けていらっしゃいました。それがこんな素晴らしい賞をいただいて、母娘二人で出かけた授賞式で思わず涙したそうです(お母さんの方が)。私も彼女を赤ちゃんの時から知っていて、小さな時は、抱っこしたりうちの子とよく遊んだりしていたので、その彼女の受賞は、わが子のように嬉しく思っています。彼女が、少女になりレディになって、私のコンサートに現れた時、久しぶりに見た大人の彼女を見て「このお洋服のセンスの良さは、すごい!なんだか、雰囲気が素敵でオーラがある」」と思いましたが、こんなに素晴らしい才能の持ち主だったんですね。


吉田由梨、株式会社たき工房 デザイナー、日本大学芸術学部デザイン学科コミュニケーションデザイン卒

由梨さん、本当におめでとう! 

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サンタさんへ

2010年12月23日 | レッスンメモ
もうすぐ、良い子の家にサンタさんがやってきますね。我が家には、もう小さい子供はいないけど、頑張った大人にもサンタさんがご褒美持ってやってきてほしい。なんて、いい歳してメルヘンチックな事を言っていると、笑われるでしょうか?



今年は、私にとって、とても大きなイベント、大切な想い出深いリサイタルが成功できたこと、これがもう大きな大きな贈り物でありました。来年に向けて、やりたいことがいろいろでてきた最近。また、サンタさんにお願いして、来年一年かけてじわじわっとでいいから、実現できればいいなと思っています。

夢は、なにかに書いたり言ったりする方が、叶うとよくいいますよね。私も、来年一年の希望を書こうと思います。いつか、ご紹介した勝間和代さんの本によると、長期の希望を書いたら、その目標に従って、短期の目標を掲げると、もっと具体的になって、実現できるらしいのです。私もそれをやってみようと思います。頭で考えてるだけでなく、紙に書くと残るし反芻できますものね。七夕じゃないけど、紙に書いてサンタさんにお願いしようかしら?

実は、もう、サンタさんにひとつ、明日、贈り物をしてもらう予定が決まっていました。娘が、明日、久しぶりに帰ってくるのです。大きなプレゼントです。楽しみです。サンタさん、ありがとう。これ以上、ピアノのことまでお願いするのは、欲張りかしら?

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曲が押し寄せてくる~!

2010年12月22日 | レッスンメモ
風邪の熱から解放されて、またピアノに向かっています。一日半、ベッドにいましたので、その分の練習計画がまた狂ってしまいました。

年末は、いろんな計画や行事があり、みっちり弾けるのはその風邪で寝込んだ日と、あと数日だけだったのに、その貴重な一日を棒にふってしまいました。しかも、その日の夜は久しぶりに仲の良いご夫婦と夕食を一緒にする約束をしていて楽しみにしていたのに、それもあきらめなければなりませんでした。来年になると、明けて早々1月4日から本番が入ります。そのためにも、それからその次のコンサートのためにも、今月中に、ある程度のメドがついていないといけないのです。そうでないと、またまた、いつものように出遅れて、ぎりぎりの仕上がりになってしまいそう。もう、そういうことには絶対にしないんだと心に誓ったのに、焦るなあ!

とにかく、譜読みと暗譜と両方やる曲が私にしては多すぎます。しかし、引き受けたのも私だし、オファーが来るのを喜んだのも私。責任とるっきゃありません。

ここから、年末までどのくらい巻き返しがきくか。もう、パソコンしないで、ピアノの部屋にいきますね。では、今日はこのくらいで。皆様ごきげんよう、また明日。

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ショパンの名刺

2010年12月21日 | クラシック豆知識
皆さん、ショパンの名刺を見たことありますか? 先日、ポーランドから日本に帰っていらした河合優子先生が、ショパンの名刺を見せてくれました。ポーランドでショパンの資料の展示会があって、そこに本物のショパンの名刺が出展されていたそうです。先生はそのレプリカを手に入れて、見せて下さったのです。


写真では分りにくいですが、サイズは普段我々が目にする名刺と変わりありません。それなのに、なんと、この真ん中に書かれている名前の小さいこと!! 一体、どういう理由でこんなに小さくしてあるのでしょう。右下に住所が書かれていますが、そちらの字の方が大きいんです。

河合先生はこれを見てとても不思議に思って、資料館の方にその理由を尋ねてみたそうです。すると、ショパンは控えめだったからじゃないか?と笑って答えたというのですけど、果たしてそんな単純なことでしょうか? 私も河合先生も、それはちょっと違うんじゃないかと思ってます。もしかして、気難しい人だったのかしら? とか、なにか皮肉っているのでは? とか、いろいろな憶測をしてしまいます。

晩年のショパンは、胸の病も悪化し、気分もすぐれず、病のストレスからかわかりませんが、極度に神経質だったらしいのです。恋人のジョルジュ・サンドも、たいへんに手をやいていたようです。ショパンとサンドが別れるころに書かれた、ジョルジュ・サンドの小説には、神経質で意地悪をすることに心を燃やしている芸術家と、それに苦しめられる女性とが描かれているそうです。実話と同じではないにせよ、なにか暗示させるものがあります。

昨日、私は風邪で熱を出してベッドで一日中寝ていました。病気になると心までふさがれるような気がします。私の場合は、単なる風邪(インフルエンザではありません)ですから、一日で元気を取り戻しますが、ショパンのように、完治することのない、胸の病を抱えることが、どんなにストレスのたまる、辛いことなのか、想像するだけで暗くなってしまいます。この不思議な名刺、ショパンの名刺を見て、こんな名刺を作って実際に使っていたショパンの胸中に、思いを馳せるのでした。


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コンクール審査

2010年12月19日 | レッスンメモ
昨日は、今年最後のコンクールの審査のお仕事の日でした。朝、6時50分出発で、福岡県まで車を飛ばしました。久しぶりの朝の早出でした。高速のインターで、他の審査員の先生たちと待ち合わせをして会場に向かいました。この会場での審査は、私は、3年目。だんだん、コンクールを受ける方々の腕が上がっているような感触を持ち、嬉しくなりました。

帰りの道は、相変わらず美しい大分自動車道の景色を堪能しながら帰りました。九重から湯布院、別府へと続く山なみの景色が素晴らしかったです。四季折々、本当に幻想的な景色で楽しませてくれます。今年もよくこの道、仕事で使いました。一年間、事故もなく無事でよかったです。だんだん、年の瀬がちかづいているのを実感しました。

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仲間の大切さ

2010年12月18日 | レッスンメモ
ピアノは、基本的には個人プレーなので、自分との戦いを余儀なくされます。一人でピアノに向かっていると、モチベーションをずっと高く持ち続けることが難しくなる時があります。私の教室の生徒たちは、秋に新たな目標を掲げて、それに向かって練習内容を決めて実行しています。しかし、ちらほら、それを実行できない週が出てきた生徒もいます。当たり前です。人間ですからやる気がある時もない時もあります。

そのやる気が出ない時に、どうやって軌道修正して、最初のモチベーションをずっと維持できるか、これが難しいのですが、そこには、いくつかの鍵があると思っています。その一つは、仲間や家族で、励ましあったり、刺激しあったりすることです。子供の場合だと、ご家族の方のちょっとした感想や、背中を後押しするささやかな一言(きつい一言ではなくて)があるだけで、驚くほど変わる時があります。

もちろん私も同じです。一年三百六十五日、毎日モチベーションを高くもって、集中して練習できるかというと、そんなことはありません。力の入らない日も勿論あるのです。そんなとき、分かり合える、励まし合える仲間や友人がいると本当に有難いですよね。

昨日、フラメンコのレッスンにいきました。教室のみんなに会うと口々に「腰、大丈夫?」と声をかけてもらいました。みんなブログを見て心配して声をかけてくれたのでした。こんな暖かい言葉が、とても嬉しかったです。腰はもうすっかり大丈夫。こんな仲間の励ましや、いたわりの言葉が、どんなに力になることか。みんなありがとう! フラメンコも頑張らなきゃ! 仲間の大切さを改めて思います。


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ピアノの部屋にこもる

2010年12月17日 | レッスンメモ
昨日は全国的にとても寒かったようですね。私の住んでいる九州も寒かったですよ。お昼前には、なんと我が家の庭に初雪が降ってきました!!

そんな日に、ピアノの部屋をあったかくして、一日中その部屋にいられるって幸せです。昨日は、そんな日でした。前日のレッスンを受けて、つかんだあのタッチのおさらいを頭に入れながら、一日中ピアノの部屋にこもりました。生徒のレッスンをしているか、練習をしているかでした。最近いろいろバタバタしていて、集中して時間がとりにくかったのですが、昨日は午前9時から午後9時まで、しっかり冬籠りならぬ、ピアノの部屋籠りをいたしました。


一足早い、サンタさんからの贈り物、素敵なお花を頂いて、部屋の中は美しい花と音楽で暖かい穏やかな一日でした。生徒も部屋に入るなり「わあ、お花きれい!春みたい」と言っていました。こんな日に感謝をしながら、またピアノを頑張ろうと思いました。


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河合優子先生のレッスン終了

2010年12月16日 | レッスンメモ
昨日は、河合先生のレッスンを受けました。ショパンの小曲2曲と、リストのテクニカル・スタディーズを元に、指使いなど、メカニックについてのレッスンを受けました。

今年始めに、愛知県の先生のご実家まで駆けつけて、メカニックについての「目から鱗」のレッスンを受けて以来、ずっと考え練習を積んできました。リストの「テクニカル・スタディーズ」の楽譜も、そのとき紹介していただいて、あとで通販で購入したものです。それでも、また忘れかけているものもあったり、確信がもてないものもあったりしました。そして、ついに昨日のレッスンで光が見えてきました。私が「あ、分った!」と思ったのと先生が「そうそう!それよ!」と言われるのが同時でした。先生は、「由美子さん、変わったわ。私、感動してます。」と言って下さいました。このタッチの感覚を忘れないようにしようと思います。

レッスンを受けた後、いったん帰って生徒を教え、河合先生のレッスンのおさらいをして、夜は先生との夕食会にでかけました。また、ここで本番前の過ごし方や、ペダルにまつわる色んな工夫のお話しなど、たくさん面白いお話しをうかがいました。夕食も美味しかったし、貴重なお話が聞けて本当に充実した一日でした。

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贅沢なコンサート

2010年12月15日 | コンサート
昨日は、あるお宅で行われたホームコンサートに出かけました。

これが、素晴らしいホームコンサートだったのです。日本を代表するショパンの専門家、ポーランド在住の河合優子先生をお招きしてのホームコンサートでした。聴き手の数は30人くらい(それ以上は物理的に入りきれない)で、河合先生を取り囲むようにして、至近距離で聴かせていただきました。優雅なトークつきの、まさにショパンの時代のサロンコンサートってこんな感じだったかしら? と思わせるような素敵な会でした。

先生の演奏は、奥ゆかしい語り口で、しかも強い意志を持って、私たちに語りかけてきます。その音は、一音でも心に届かない音はなく、本当にスキのない演奏でした。先生の独特のタッチから奏でられる音の数々、音色、音の流れ、揺れ、響き・・・。それらを、本当に目の前で見て、聴いて、心から感動しました。

プログラムも意欲的なものでポロネーズを1番から6番までと、マズルカ数曲。このマズルカが本当にしびれます。河合ワールドにきゅーっと引き寄せられるのです。そして、プログラムが終わってからのアンコールにも全く手を抜かず、最後は、ピアノ協奏曲1番の2楽章をオケバージョン・ピアノ演奏付きで、締めくくられました。なんて、パワフルな(あんなに細身なのに)、そして誠実な演奏家なんでしょうか!

河合先生がこんな少人数を対象にしたホームコンサートを引き受けて下さるなんて、驚きでした。この日をとても楽しみにしていました。私はホームコンサートは弾く側は何回もやりましたが、聴く側になったのは初めてです。これって、ものすごくいいものですね。本当に、こんなに近くで聴けて贅沢な贅沢なコンサートでした。

さて、今日は、河合先生のレッスンを受けに行きます。これも楽しみです。久々のレッスン、張り切って行ってきます!

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