名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

11月10日の出来事

2009-11-11 07:40:09 | Weblog
2009.11.11
 今朝の新聞は昨日(11月10日)の出来事がトップを飾っている。
 国民的俳優といわれた森繁久弥さんが死去したニュースである。11月10日午前8時16分、老衰のため東京都内の病院で亡くなった。享年96歳。ここ数年テレビでの露出がなかったが、96歳の高齢とは気づかなかった。
 森繁さんといえば、映画「夫婦善哉」、喜劇「社長」シリーズ、あるいはミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」が思い出されるが、筆者にとってはNHKラジオの「日曜名作座」が懐かしい。あの哀調を帯びたテーマ音楽の後、森繁さんの渋い声が聞こえてくると、いつも1週間の終わりを感じながら聞き入ったものである。
 森繁さんは1991年秋に、伝統芸能分野以外では初めて文化勲章を受けた。ほかに菊池寛賞、勲二等瑞宝章も受章した。

 2007年3月に千葉県市川市で起きた英国人英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22)の殺人・死体遺棄事件で、全国に指名手配されていた市橋達也容疑者(30)が10日夜、大阪府警によって逮捕された。事件発生から2年7ヶ月がたっていた。
 11月9日付の当ブログで逮捕は時間の問題であろうと予測していたが、僅か1日で現実となった。
 市橋容疑者が逮捕されたことについて、殺害されたリンゼイさんの家族は英国中部のブランドン村の自宅前で、「逮捕は素晴らしい知らせだが、二年半前に私たちが感じた痛みが和らぐわけではない」「休みなく容疑者を追い続けた警察、多くの励ましをくれた日本の皆さんに本当に感謝したい」「容疑者には最高刑を望む」と語ったという。

 11月9日夜(日本時間10日未明)東西分断の象徴だったベルリンの壁が崩壊してから20年、ベルリンで『自由の祭典』が開かれ、各国首脳らが出席して盛大に祝ったという。
 筆者はまだ東西ベルリンに分断されていた1981年にベルリンを訪れたことがある。東ベルリンから西ベルリンに入るのに、バスの中でパスポート・ビザのチェックを受けた記憶がある。
 今年の7月には、28年ぶりに同じブランデンブルグ門の前に立った。あの時と変わらない姿と思えた。また壁は記念碑的に残されていた。いまや東西ドイツは20年の歳月を経て完全に融合しているように思われた。実際はどうなのであろうか。

 沖縄県読谷村で起きたひき逃げと見られる男性の死亡事件で、沖縄県警は10日、車の修理を持ち込んだ米陸軍兵を自動車運転過失致死と道交法違反の疑いで、家宅捜査したと報じられた。
 これに関し、在沖縄米陸軍のウッタード司令官は10日、陸軍兵を米軍施設内で身柄を拘束したことを明らかにした。
 死亡した男性は同村の外間政和さん(66)で、7日夕べに道沿いの雑木林で頭から血を流して死亡しているのが見つかったという。
 こうした米兵による事故や事件は後を絶たないが、基地存在の弊害の一つの現れである。普天間基地の国外移設はもう待ったなしである。県内も他県への移設もありえない。

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