名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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認知症患者、2060年に645万人に達する

2024-05-08 16:59:56 | Weblog
2024,50年に5.8(水)
 今日の中日新聞(夕刊)によると、政府は8日、認知症の人が全国で645万人に上るとの推計を公表した。これは、65歳以上の高齢者の17.7%(5.6人に1人)となる。さらに、認知症の手前の状態に当たる軽度認知障害(MC1)の人は632万人に達する。認知症の人は、25年の471万人(高齢者の12.9%)から170万人以上増加する。長寿化が進んで認知症の人の割合が高まり、介護サービス充実や予防・治療体制の強化が急務となる。
 推計の公表は15年1月以来。MCIの推計は初めてである。政府は今回の推計を踏まえ、今年1月施行の認知症基本法に基づき、施策の基本計画を今秋に閣議決定する。一人暮らしの高齢者が増加することも見据えの、超高齢化社会に対応した施策を打ち出せるかどうかが焦点となる。
 15年に公表した前回の推計では、認知症の人は25年に675万人、60年に850万人としており、今回の推計では、いずれも人数が減少した。喫煙や食事といった生活習慣の改善が進んだことが考えられるとしている。
 研究班は今回の推計を政府の認知症施策推進関係者会議に示した。
 推計によると、認知症の人は30年に523万人、高齢者がほぼピークとなる40年に584万人となり、25年と比べて100万人以上増える。その後も50年に586万人と増加傾向が続く。
 MCIの人は25年に564万人と試算。40年に612万人、50年に631万人、60年に632万人となる。
 高齢者に占める認知症の人の割合「有病率」は25年に12.9%と推計し、60年に17.7%へと上昇する。MCIの有病率は、25年に15.4%、60年に17.4%となる。

 こうした情報を見ると、認知症に近い筆者にとって身震いする思いである。80歳も半ばを過ぎるとこうした状況は誰でも感ぜざるを得ない。認知症と診断されると、運転免許証は返上しなければならない。もう、一人歩きも許されなくなるであろう。こうなると、あの世がぐっと近づいたと言えるのかもしれない。さびしい限りである。

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1 コメント

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Unknown (みんなのねがい)
2024-05-08 19:25:52
家族が、認知症になり、家族会を、立ち上げ35年、今自分の認知症が、大層、きになります。
35年間月1で、通信を書き続けて、次回を、1ヶ月間違えて書いて指摘してもらい、セーフ。
怖い、怖い!

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