名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

富士山に遭いに行きました。

2012-06-27 22:23:52 | Weblog
2012.6.27(水)
 いまから2か月ほど前、連れ合いが見つけてきた「この旅館なら行ってみよう」と声がかかったので、インターネットで予約しておいた富士山のすぐ麓まで昨日から今日にかけて出かけた。
 そこは、富士山の北側に位置する富士吉田の『富士山温泉ホテル鐘山苑』である。渓流を取りこんだ庭園内にホタルも鑑賞できるとあってこの時期を選んだ。梅雨時ながら両日とも全く雨の心配のない好天に恵まれた。
 午前10時過ぎに家を出て、湾岸豊明インターを入り、豊田JCTから東名高速に乗って一路富士ICを目指した。午後4時ごろにホテルへチェックインすること予定であったので富士ICから富士山の西よりの国道を走り途中、白糸の滝に寄った。大昔に行ったような記憶があるが、あらためて『白糸の滝』という呼び名が似つかわしくない思いにとらわれた。
 さらに、ホテルまでの途中にあった鳴沢村の氷穴洞窟にも立ち寄った。案内パンフによると、鳴沢氷穴は青木ヶ原樹海の東の入口に位置し、天然記念物の指定を受けている。いまから1130年以上前の貞観6(864)年、富士山の側火山・長尾山の噴火の際、溶岩流が流れてできた洞窟という。冬には洞窟内につららや氷柱できて1年中寒く、この時期でも内部は零度であった。
 ホテルまでの道のりを通じて富士山は残念ながら、時おり頭を雲の隙間から見せる程度であった。
 鐘山苑には午後4時半頃に到着したが、もう少し和風の佇まいを予想していたが、そうした部分を残しつつも現代的な大きなホテルがどっしりと構えていた。しかし、庭園は広大で敷地内を渓流も流れていて暗くなるとホタルが出るというのも自慢である。平日というのにホテル内は賑わっており、当日の宿泊客は300人という。 
 目玉のディナーはすこし気張ったことも合って、十分満足のいく懐石料理であった。
 今日(27日)の朝は屋上の野天風呂から見事な富士山の全景が間近に見えてここまで来た目的が果たせた。長湯にうだりながらも見飽きない富士の美しさであった。
 帰路はゆっくりとホテルを出て、森の中の水族館といわれる山梨県立富士湧水の里水族館を訪れ淡水魚の数々を鑑賞し、忍野八海では富士からの湧き水でできた八つの池を訪れたがその透明度にはただ感嘆するのみである。
 帰路は最近開通した新東名高速道路を利用したが、往復500キロを超えるドライブ旅行となった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿