名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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2014年出生数最少

2015-06-07 08:00:47 | Weblog
2015.6.7(日)
 女性一人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率が2014年では、1.42となり9年ぶりに低下したと厚労省の人口動態統計で分かった。
 2005年の1.26以来緩やかに上称していたが、14年は前年を0.01ポイント下回った。また、生まれた子供の数も1,003,532人(前年より26,284人減)で過去最少となった。
 一方、亡くなった人の数は1,273,020人(前年より4,584人増加)で戦後最多となり、死亡数から出生数を引いた人口の自然減も269,488人で過去最高となった。出生数が死亡数を上回ったのは沖縄(5,013人)、愛知(2,793人)、滋賀(463人)の三県だけだった。
 合計特殊出生率の都道府県別では、沖縄が1、86で最も多く、次いで宮崎1.69、島根・長崎1.66と続く。最も低かったのは東京の1.15、次いで京都1.24、北海道・奈良1.27となっている。
 また結婚したカップルの数は、643,740組でこれも前年に引き続き戦後最少となった。
 出生数が減り、結婚数も減っていけば人口減少は避けられない。50年後、100年後の日本の人口は劇的に減少することが既に予想されている。
 それにもかかわらず日本は依然として経済成長を目指している。最近の株価の上昇などをみて、バブルの再来だなどと喜んでいる向きがあるが、とんでもないことだ。
 イギリス旅行で感じたが、真夜中まで開いているコンビニなどどこにもなかった。24時間・365日電気をつけっぱなしにしている自動販売機も見つからなかったし、高級ホテルといえどもウオッシャー便器はなかった。
 アメリカナイズされた日本は無駄に全くむとんちゃくで、贅沢に慣れきってしまった。こんなことがいつまでも続いていいのだろうか。いつか破綻する。

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